異世界は夢

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そろそろ、ネタ切れ自己紹介も終盤を迎えてきました。田中雅美でーす。
そういえば何故、魔族を倒したいのか。
魔族のせいで人が死んだから？世界を救うため？
そんな勇者みたいな理由より、ただただ、現実世界の私の眠りが浅くて可哀想なので安眠させたいんです。
はい、という事で着きました。魔族しかいない場所。

「あー武者震いがするぜ。」

歩いていると、魔族の気配がした。

「田中雅美…来たか。リーダーがお前を待っている。ついて来い。」

拒否権は無いでしょうし、行きますよ。
10分くらい歩かされ、辿り着いたのはクソ大きめの城。
金持ちかよ（ツッコむ所そこじゃない）。

「一応、客間に案内しろって言われたんで。」

クッソ意味分からん。
まあ、最後のセーブ的な？
よし、休憩するか。


「雅美ちゃん、来月の試合行く？」
「一応その予定。」
「そっか。頑張ろうな。」
「うん、勿論よ。」

あ、そっか。
次の大会も頑張らなあかんやん。
弱音は吐けんな。


「…一瞬現実世界に戻ってたな。」

行くって言ったし、こりゃ死ねんな。
私は部屋を出て、奴の部屋に向かった。

「ここまで来れたか。田中雅美。」
「来てやったよ。」