異世界は夢

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最近色んな人と関わりすぎて、ぼっち脱却では？とか思っちゃってる田中雅美です。
「誰か」と「何か」したっていう記憶が滅茶苦茶あって、生きてることは最大の暇つぶしだと思います。
なので戦っていきましょう。

「あら不思議。」

棒から花びらが舞う。
私の居場所を見失った魔族の攻撃をギリギリ躱す。

「こんな短時間で絆を獲得したのね！」

魔法で作られたであろう魔族の斧を剣で全力で弾く。
斧は宙に浮いた。

「…！？」
「トドメだ！」

魔族は嘲笑った。

「惜しかったわね。」

魔族の背後からサソリの針のようなものが、私の首を刺す。

「お前もな。起きろ。」

その私の姿は煙となって消える。

「魂の干渉は私だけじゃなく、お前もだった…って事さ。」

銃弾を6発一気に撃ち込む。
幻を見せる魔族が、タダの人間の幻の魔法にやられるとは皮肉が過ぎる。

「ああ゛…！！！アハッ…！」

ずっと笑ってるの怖いんだけど。
すると、急に恐ろしい顔に変わった。
塔に景色が戻る。

「リー…ダー…」

私の姿が魔族のリーダーに見えてるのか。

「私が私の魔器にやられるなんて無様ね…」

涙を流した魔族にトドメを刺した。