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第二十六話 私は貴方に…
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「で…何?重大発表って。」
たかはしゆき。私の一番の友達だ。
「私、高橋由紀は……とうとう…あのイケメンに…告ります!!」
「え?今?まだしてなかったの?」
「してる訳ねーだろ。」
ゆきアの一件で好きな人を取られたくないという気持ちが浮き彫りになったというのもあるけど、どちらかというと、その時のユキさんの笑顔にハートを完全にやられている。
「恋する乙女は準備期間が長いの!」
「はいはい。」
たかはしゆきに呆れられ、由紀は頬を膨らませた。
「するもん!だからいいもん!」
「で?どうするの?」
「さあ?」
「そういうとこじゃない?第二十六話になっても告ってすらないって…」
「まあ、何とかします…」
次の日。
「いっけなぁい★遅刻遅刻~★…もう用事無いけど。」
馬鹿なことをしているとyukiさんに会った。
「こんにちは。」
「あ、どうも。色々助かりました。」
「そう?まあ、そうだろうね。ゆきアって子、急にシフト変わって俺と被ってね。ユキの知り合いだって言ったら、顔真っ青だったよ。」
yukiさんは笑う。この人も良い性格をしている。
「そういえば、ユキにいつ告るんだい?」
由紀は吹き出した。
つづく
たかはしゆき。私の一番の友達だ。
「私、高橋由紀は……とうとう…あのイケメンに…告ります!!」
「え?今?まだしてなかったの?」
「してる訳ねーだろ。」
ゆきアの一件で好きな人を取られたくないという気持ちが浮き彫りになったというのもあるけど、どちらかというと、その時のユキさんの笑顔にハートを完全にやられている。
「恋する乙女は準備期間が長いの!」
「はいはい。」
たかはしゆきに呆れられ、由紀は頬を膨らませた。
「するもん!だからいいもん!」
「で?どうするの?」
「さあ?」
「そういうとこじゃない?第二十六話になっても告ってすらないって…」
「まあ、何とかします…」
次の日。
「いっけなぁい★遅刻遅刻~★…もう用事無いけど。」
馬鹿なことをしているとyukiさんに会った。
「こんにちは。」
「あ、どうも。色々助かりました。」
「そう?まあ、そうだろうね。ゆきアって子、急にシフト変わって俺と被ってね。ユキの知り合いだって言ったら、顔真っ青だったよ。」
yukiさんは笑う。この人も良い性格をしている。
「そういえば、ユキにいつ告るんだい?」
由紀は吹き出した。
つづく
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