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2章 猫の半獣人
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「そうこなくっちゃにゃ!ミーは戦うのが大好きにゃ!雷撃の紋章を手に入れて、ミーは全ての同胞の遺跡をぶっ壊してやるにゃ!」
「いや、滅茶苦茶迷惑だろそれ!」
「今の時代は多様性にゃ!」
「多様性って言葉を押し付けるな!」
「どう言っても、勝った方が全てにゃ。」
マオは詠唱を始める。
「エウル!どうにかならないか!?」
「あ、無理かも。マオの魔法は古代魔法だから何するかもわからないから防ぎようがないかな!」
「嘘だろ!?」
「蟄、迢ャ繧堤㏍繧?○縲ら?轤趣シ」
「何言ってんだ!?」
激しい炎が二人を襲う。
「エレスト!マオの攻撃をできるだけ減らして!」
「はあ!?」
エレストは、エウルが何か案があると察した。
「雷撃の紋章だけで何ができるんだよ…!」
エレストはマオに刃を向けた。
「にゃはは、人間がミーに勝てるかにゃ?」
「剣技は習ってるんだ……これでもな。」
「実践に役に立たなきゃ……」
「嗚呼、意味ねえなぁ!」
マオは一太刀を軽々と避けたように見えた。
が、エレストの剣はいつの間にかマオの髪を切っていた。
エウルはその剣技を知っていた。
「貴族しか知らない筈…なのにどうしてあなたが知っているの?いや、そもそも……それは机上の空論で、使える人は貴族でもいない…」
その剣技は、消えた剣技。教える人がいなくなってしまった剣技。
そして、マスターするのに十年くらい時間がかかるほど難しい。
「覚えとけ!このエネディート剣術を!」
この剣術の特徴は剣を振り切らないことにある。
ずっと、剣で舞っているように攻撃していく。
攻撃の合間が無く、避けた直後に攻撃がいつの間にか来ているように見える。
「蜆ェ縺励&繧呈ョコ縺幢シ∝㍾邨」
天井から氷柱が降ってくる。
「命令す。『命令』!」
氷柱を岩の壁が防ぐ。
「エウル!?魔法が分かるのか!?」
「まだ分からない!ただ、出された魔法を見てそれに合わせて事前に作っておいた魔法陣を起動させてるだけ!!」
「面倒なことをしてくれるにゃ!」
「マオの魔法の方が面倒よ!」
マオは舌打ちをして、エウルを睨みつける。
「先にエウルをぶっ潰してやるにゃ!」
「させるかよ!」
エレストの剣を避けずに、腕で無理やり受け止める。
「こうすれば、避ける必要は無いにゃ。」
マオはニヤリと笑った。
その狂気に、エレストは冷や汗を浮かべた。
「後でぶっ飛ばしてあげるニャ!!!」
片方の手で、エレストの頬をぶん殴った。
「エレスト!!!」
エレストは数メートル程吹き飛んでいった。
「ハハ、ヒットしたにゃ!…じゃあ、次はお前にゃ!!!」
エウルの元へ走っていく。
「…待て………!マオ…!」
「…命令す。『命令』!!」
様々な攻撃の魔導が起動する。
「辟。縺ォ蟶ー縺帙?り劒辟。」
唱えた瞬間、エウルの攻撃が簡単に消えてしまった。
「え?」
「この一撃で死なないでくれにゃ!!!」
エウルは杖で自分を防ぐが、マオはそこを避けエウルの鳩尾に強撃を放った。
「かはっ……!!」
エウルは壁に激突しどうなったか分からない。
「マオ……!いい加減にしろ!!!!!!!」
エレストは怒りが頂点に達した。
「俺らはお前と戦うために此処に来た訳じゃあ無え!!!!!!!!!」
エレストはその瞬間意識が消えた。
「!!!」
エレストは意識を取り戻した。
「いや違う!此処は何だ!」
「君の魂の世界だよ。」
エレストの目の前に現れたのは仮面の男だった。
「じゃあ何でお前がいる。」
「神だからだよ。」
「…神だって?」
「雷撃の力を君に授けた、神自身だ。」
エレストはさらに質問を問う。
「俺は何でここにいる?」
「紋章が暴走してるからだよ。」
「してる!?今、既に、か!?」
「ああ。雷撃の紋章は他の紋章よりも暴走しやすいから、よくあることだよ。」
紋章、魔法、魔導は暴走する。
紋章は暴走すれば無差別に攻撃をする。
ということは、エウルにも攻撃してしまうかもしれないということだ。
「何のフォローにもなんねえよ!俺を現実に帰らせろ。」
「…なぜ君の意見を聞入れなくちゃいけないんだ?」
エレストは啖呵を切らした。
「はあ!?クソ、めんどくせえ奴かよ。俺の体なんだから、意識ごと俺のものだ。俺の考えてもいないことを俺の体で行うのは不愉快だ。お前が神でも、俺の魂の中に出しゃばっているうちは俺よりか偉くねえよ。分かったか?」
神は笑った。
「良いね、雷撃の紋章を使う者はこうでないと、つまらない。」
神は承諾する。
「精々、君の力で暴走を止めて見せろ、エレスト!そうすれば、君に新しい力も使えるようになる。」
「上等だ!」
「やっとか…!」
自分が目を覚めた瞬間、エレストはそう言った。
「ここまで出鱈目な力は初めてにゃ…!」
マオを見るとヘトヘトになっている。
「え…?」
エレストの体が勝手に動いた。
(クソ!起きただけでは駄目なのかよ!雷撃の紋章!俺にさっさと身体の権限を寄越せ!!)
今放ったのは雷撃だろうか。
「この……!」
(…俺が今まで出した雷撃と比べ物にならないんだが…!?)
尚更早く暴走を止めなくてはならない。
そこでふと、エウルの事を思い出した。
「あ…お前は……エウルを……」
「ニャ…?」
初めてマオの冷静な恐怖を見た。
本能がエレストを恐れているとでも言うのだろうか。
「…同じ痛みを…味わってみるか?」
マオの返事を聞く前に、鳩尾を全力で殴った。
壁に激突する。
「どうせ頑丈なんだから、どうせ治癒魔法使えるんだから…生きてるんだろ?マオ!」
壁の瓦礫を取るようにふらつきながらマオは立った。
「俺達は頑丈じゃない。治癒魔法も使えない。お前は何度でも立ち上がれても、俺達はそれが出来ない。」
怒りが更に紋章を強くする。
「…とっとと返せ。俺に、全てを。」
怒りで無理矢理暴走を抑える。
エレストの左腕が破裂したような痛みを感じる。
自身の雷で至るところが出血した。
しかし、それが雷撃の紋章の暴走の終わりを告げていた。
「暴走した時でさえ、ミーに勝てないのに…元に戻ったら、猶更勝てにゃいんじゃないのか?」
「どうだろうな。」
エレストはマオに高速で向かう。
「俺は元々足が速いぜ。」
「その足を止めるだけにゃ!螟ァ蝨ー縺九i縺ョ螟ゥ鄂ー繧貞女縺代h縲ょイゥ讒」
地面が槍に変形し、エレストを攻撃する。
「轟け…!『天空雷音』…!」
空間いっぱいに鳴り響いた雷が大地を貫く。
「お前が魔法が使えるからって俺たちを舐めてるんじゃないのか!?」
エレストの剣はマオのお腹を刺した。
「ぐぅ…!」
「だが、残念だな。勝つのは俺たちだ。俺たちの紋章は諦めろ。」
「そんなことは…」
マオの目の色が急に変わる。
「大分痛かったよ…マオ。」
エレストとマオの真下に巨大な魔法陣が光り始める。
「一体何を……!」
マオはエウルに向かって呪文を即座に唱えた。
「辟。縺ォ蟶ー縺帙?り劒辟。」
しかし、何も起きない。
「…え?」
何度も唱える。
しかし、何度も唱えても何も起きない。
「…知ってるかしら。逆算魔法って。」
「………当たり前ニャ…!呪文を逆側から唱えてぶつける事で無効化する…魔法…………」
マオはエウルに対し怯えているように見えた。
「……まさか…」
「私は、それが言語なら、耳コピできる。時間はかかるけど、逆再生で発言することもできる。」
「…古代魔法の言語は……普通なら聞き取れない…筈なのに…!!」
「貴方がさっきから言ってたのは、魔法の無効化をする魔法。逆算魔法じゃないみたいだけど…お陰で逆算魔法を使える。」
魔法陣が完全に出来上がる。
エレストはマオの腹から剣を抜き、後退する。
「何故…動けない……」
「そりゃあ、エネディート剣術は殺す為の剣術じゃねーもん。相手を無効化したり、ただの見世物だったりが主だからな。傷が塞がっただけじゃ、動けねえぜ。」
「さあ、諦めてね。吸い取れ。『吸収』。」
「…や、やめて…」
マオから大量の魔力が放出される。
「…こんな魔法陣がでかいものなのか?その…『吸収』ってやつ。」
「ううん。本来の20倍を魔力を吸い取るように改造してる。だから時間かかったの。」
二人はマオに背を向けて歩き始める。
「じゃあ、言語の話は本当なのか?」
「勿論。驚異のリスニング力を私は持ってるのよ。」
「…やばいな。…それは天才だ…じゃあ、吸い取られた魔力はどこにいくんだ?」
「……どこかに放出されるよ。まあ、自然に魔力はもどってくるでしょ。」
「そうなるのか。…はあ。こんだけボロボロになって何も無いのかよ…無駄足だ。」
「まあ、私達がとても強い事だけは分かったから良いじゃない。」
「…要らねえよ、そんな情報。」
二人はこの村から姿を現す事はもう無い。
「いや、滅茶苦茶迷惑だろそれ!」
「今の時代は多様性にゃ!」
「多様性って言葉を押し付けるな!」
「どう言っても、勝った方が全てにゃ。」
マオは詠唱を始める。
「エウル!どうにかならないか!?」
「あ、無理かも。マオの魔法は古代魔法だから何するかもわからないから防ぎようがないかな!」
「嘘だろ!?」
「蟄、迢ャ繧堤㏍繧?○縲ら?轤趣シ」
「何言ってんだ!?」
激しい炎が二人を襲う。
「エレスト!マオの攻撃をできるだけ減らして!」
「はあ!?」
エレストは、エウルが何か案があると察した。
「雷撃の紋章だけで何ができるんだよ…!」
エレストはマオに刃を向けた。
「にゃはは、人間がミーに勝てるかにゃ?」
「剣技は習ってるんだ……これでもな。」
「実践に役に立たなきゃ……」
「嗚呼、意味ねえなぁ!」
マオは一太刀を軽々と避けたように見えた。
が、エレストの剣はいつの間にかマオの髪を切っていた。
エウルはその剣技を知っていた。
「貴族しか知らない筈…なのにどうしてあなたが知っているの?いや、そもそも……それは机上の空論で、使える人は貴族でもいない…」
その剣技は、消えた剣技。教える人がいなくなってしまった剣技。
そして、マスターするのに十年くらい時間がかかるほど難しい。
「覚えとけ!このエネディート剣術を!」
この剣術の特徴は剣を振り切らないことにある。
ずっと、剣で舞っているように攻撃していく。
攻撃の合間が無く、避けた直後に攻撃がいつの間にか来ているように見える。
「蜆ェ縺励&繧呈ョコ縺幢シ∝㍾邨」
天井から氷柱が降ってくる。
「命令す。『命令』!」
氷柱を岩の壁が防ぐ。
「エウル!?魔法が分かるのか!?」
「まだ分からない!ただ、出された魔法を見てそれに合わせて事前に作っておいた魔法陣を起動させてるだけ!!」
「面倒なことをしてくれるにゃ!」
「マオの魔法の方が面倒よ!」
マオは舌打ちをして、エウルを睨みつける。
「先にエウルをぶっ潰してやるにゃ!」
「させるかよ!」
エレストの剣を避けずに、腕で無理やり受け止める。
「こうすれば、避ける必要は無いにゃ。」
マオはニヤリと笑った。
その狂気に、エレストは冷や汗を浮かべた。
「後でぶっ飛ばしてあげるニャ!!!」
片方の手で、エレストの頬をぶん殴った。
「エレスト!!!」
エレストは数メートル程吹き飛んでいった。
「ハハ、ヒットしたにゃ!…じゃあ、次はお前にゃ!!!」
エウルの元へ走っていく。
「…待て………!マオ…!」
「…命令す。『命令』!!」
様々な攻撃の魔導が起動する。
「辟。縺ォ蟶ー縺帙?り劒辟。」
唱えた瞬間、エウルの攻撃が簡単に消えてしまった。
「え?」
「この一撃で死なないでくれにゃ!!!」
エウルは杖で自分を防ぐが、マオはそこを避けエウルの鳩尾に強撃を放った。
「かはっ……!!」
エウルは壁に激突しどうなったか分からない。
「マオ……!いい加減にしろ!!!!!!!」
エレストは怒りが頂点に達した。
「俺らはお前と戦うために此処に来た訳じゃあ無え!!!!!!!!!」
エレストはその瞬間意識が消えた。
「!!!」
エレストは意識を取り戻した。
「いや違う!此処は何だ!」
「君の魂の世界だよ。」
エレストの目の前に現れたのは仮面の男だった。
「じゃあ何でお前がいる。」
「神だからだよ。」
「…神だって?」
「雷撃の力を君に授けた、神自身だ。」
エレストはさらに質問を問う。
「俺は何でここにいる?」
「紋章が暴走してるからだよ。」
「してる!?今、既に、か!?」
「ああ。雷撃の紋章は他の紋章よりも暴走しやすいから、よくあることだよ。」
紋章、魔法、魔導は暴走する。
紋章は暴走すれば無差別に攻撃をする。
ということは、エウルにも攻撃してしまうかもしれないということだ。
「何のフォローにもなんねえよ!俺を現実に帰らせろ。」
「…なぜ君の意見を聞入れなくちゃいけないんだ?」
エレストは啖呵を切らした。
「はあ!?クソ、めんどくせえ奴かよ。俺の体なんだから、意識ごと俺のものだ。俺の考えてもいないことを俺の体で行うのは不愉快だ。お前が神でも、俺の魂の中に出しゃばっているうちは俺よりか偉くねえよ。分かったか?」
神は笑った。
「良いね、雷撃の紋章を使う者はこうでないと、つまらない。」
神は承諾する。
「精々、君の力で暴走を止めて見せろ、エレスト!そうすれば、君に新しい力も使えるようになる。」
「上等だ!」
「やっとか…!」
自分が目を覚めた瞬間、エレストはそう言った。
「ここまで出鱈目な力は初めてにゃ…!」
マオを見るとヘトヘトになっている。
「え…?」
エレストの体が勝手に動いた。
(クソ!起きただけでは駄目なのかよ!雷撃の紋章!俺にさっさと身体の権限を寄越せ!!)
今放ったのは雷撃だろうか。
「この……!」
(…俺が今まで出した雷撃と比べ物にならないんだが…!?)
尚更早く暴走を止めなくてはならない。
そこでふと、エウルの事を思い出した。
「あ…お前は……エウルを……」
「ニャ…?」
初めてマオの冷静な恐怖を見た。
本能がエレストを恐れているとでも言うのだろうか。
「…同じ痛みを…味わってみるか?」
マオの返事を聞く前に、鳩尾を全力で殴った。
壁に激突する。
「どうせ頑丈なんだから、どうせ治癒魔法使えるんだから…生きてるんだろ?マオ!」
壁の瓦礫を取るようにふらつきながらマオは立った。
「俺達は頑丈じゃない。治癒魔法も使えない。お前は何度でも立ち上がれても、俺達はそれが出来ない。」
怒りが更に紋章を強くする。
「…とっとと返せ。俺に、全てを。」
怒りで無理矢理暴走を抑える。
エレストの左腕が破裂したような痛みを感じる。
自身の雷で至るところが出血した。
しかし、それが雷撃の紋章の暴走の終わりを告げていた。
「暴走した時でさえ、ミーに勝てないのに…元に戻ったら、猶更勝てにゃいんじゃないのか?」
「どうだろうな。」
エレストはマオに高速で向かう。
「俺は元々足が速いぜ。」
「その足を止めるだけにゃ!螟ァ蝨ー縺九i縺ョ螟ゥ鄂ー繧貞女縺代h縲ょイゥ讒」
地面が槍に変形し、エレストを攻撃する。
「轟け…!『天空雷音』…!」
空間いっぱいに鳴り響いた雷が大地を貫く。
「お前が魔法が使えるからって俺たちを舐めてるんじゃないのか!?」
エレストの剣はマオのお腹を刺した。
「ぐぅ…!」
「だが、残念だな。勝つのは俺たちだ。俺たちの紋章は諦めろ。」
「そんなことは…」
マオの目の色が急に変わる。
「大分痛かったよ…マオ。」
エレストとマオの真下に巨大な魔法陣が光り始める。
「一体何を……!」
マオはエウルに向かって呪文を即座に唱えた。
「辟。縺ォ蟶ー縺帙?り劒辟。」
しかし、何も起きない。
「…え?」
何度も唱える。
しかし、何度も唱えても何も起きない。
「…知ってるかしら。逆算魔法って。」
「………当たり前ニャ…!呪文を逆側から唱えてぶつける事で無効化する…魔法…………」
マオはエウルに対し怯えているように見えた。
「……まさか…」
「私は、それが言語なら、耳コピできる。時間はかかるけど、逆再生で発言することもできる。」
「…古代魔法の言語は……普通なら聞き取れない…筈なのに…!!」
「貴方がさっきから言ってたのは、魔法の無効化をする魔法。逆算魔法じゃないみたいだけど…お陰で逆算魔法を使える。」
魔法陣が完全に出来上がる。
エレストはマオの腹から剣を抜き、後退する。
「何故…動けない……」
「そりゃあ、エネディート剣術は殺す為の剣術じゃねーもん。相手を無効化したり、ただの見世物だったりが主だからな。傷が塞がっただけじゃ、動けねえぜ。」
「さあ、諦めてね。吸い取れ。『吸収』。」
「…や、やめて…」
マオから大量の魔力が放出される。
「…こんな魔法陣がでかいものなのか?その…『吸収』ってやつ。」
「ううん。本来の20倍を魔力を吸い取るように改造してる。だから時間かかったの。」
二人はマオに背を向けて歩き始める。
「じゃあ、言語の話は本当なのか?」
「勿論。驚異のリスニング力を私は持ってるのよ。」
「…やばいな。…それは天才だ…じゃあ、吸い取られた魔力はどこにいくんだ?」
「……どこかに放出されるよ。まあ、自然に魔力はもどってくるでしょ。」
「そうなるのか。…はあ。こんだけボロボロになって何も無いのかよ…無駄足だ。」
「まあ、私達がとても強い事だけは分かったから良いじゃない。」
「…要らねえよ、そんな情報。」
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