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参章・昇りし太陽編
3-27 84 夏希視点 作戦日当日
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「…よし全員揃ったな。」
「約束の時間の30分前に全員集まるのも面白いねー」
「…みんな緊張してるんだよ。…仕方無いだろ?」
「そんな緊張することある?皆、消えた人が復活してるところ見たいの?」
蒼小学園の最終学年の4人が喋っている。
「その位に世話話は終わりにして、行くよ。」
香露音は皆に呼びかけた。
「はいよ~」
全員が外の世界への扉に入る。
(今回はきっと大丈夫。…絶対に…大丈夫…)
初めての外の世界でも、2回目でも、生きている感覚が無かった。
今回は生きる事ができる事を祈るばかりだ。
「さあ…皆で別れるわよ。」
五三三で別れる。
「健闘を祈るわ。」
大地の涙はそう言い、行動を開始した。
気配察知が上手い2人がいるのでモンスターに関してはあまり不安は無い。
「………智花…」
「そうだね、鶴。敵が3時の方向に…3体いる…!」
「恐らく中型……!」
「オッケー!」
言葉通り、3体の中型モンスターが現れた。
「黒の一閃(小)…!」
「朧月(中)!」
まず鶴ちゃんと智花ちゃんが一体撃破する。
「雷球(小)。」
「聖なる光(中)…!」
更に光ちゃんと奏恵ちゃんが撃破した。
夏希は既に精神掌握をかけていた。
目視する前から精神掌握が出来るように、この日まで練習していた。
「……悪夢殺し(中)…!」
噛み付こうと開いた口に剣を突き刺す。
「これで討伐完了だね。」
片方は音は無いが、香露音達なので問題無く倒しているのだろう。
問題の片方は度々爆発音が聞こえる。怖い。
心配になったので橋本君達に精神感応を使う。
「…大丈夫…?」
『あ?ああ………ああ…』
橋本君は物凄く歯切れが悪い。
「多分、俺等のせいだ。…ちょっと、久しぶりに大型モンスターに遭遇してはしゃぎ過ぎた…」
はしゃぐ意味が分からない。
天使と悪魔は野蛮なのか?
「悪い、如月さん。…鬼塚と若木の馬鹿が、形振り構わずやってて…俺じゃ、歯止めが効かねえんだ。…馬鹿だから。」
「…………わ、分かった…………頑張って…」
『橋本!?誰が馬鹿だっ…』
煩そうだったので、精神感応を切る。
「…行こうか、皆。」
「…はい……」
再び出発するが、探しても全く見つからない。
当たり前と言えば当たり前だが、あの建物は本当にあるのかと思ってしまう。
そういえば、緋色は見た事もないのに何故知っていたのだろうか。
大地の涙は知っているのは分かる。
あの人は見た事があり、入った事もある。
だけど、緋色は見た事がなかったのにも関わらず知っていたし、その存在を信じていた。
近くに居る夏希や香露音は確信してはいなかった。
何故存在してないものを信じるのか。
少なくとも、緋色は非化学的な何かを信じない人だ。
幽霊も神もその他の実体のない何かも。
何故あの建物を信じるのか。その疑問は最初の世界から拭えていない。
歩いて一時間ほど経っていたが全く変わらない。
「…あー…あー…そっち見つかってない?」
緋色の声だ。よく緋色は途切れ途切れになるので注意深く聞く必要がある。
「見つかってないよ。」
「…だよね……ん?あぁ。おっけ。」
少し、空白があったが、何も無いように話を続ける。
『よし…私も見つかってないんだよね…』
(…絶対にモンスターと戦闘してたでしょ…)
『橋本と鬼塚と若木さんのチームは、大型モンスターに出くわせばすぐ爆発音。…ホント楽しそうで何より。何が楽しいんだか。』
「…うん…そうだね…」
『……………今の所は、誰もピンチにはなっていないわ。建物が見つからなくても、怪我しなければ良いのよ~』
大地の涙も話に加勢する。…この人、思ったより普通な気がする。
「…そうですね。」
『…俺等…というよりかほぼ俺が明らかにピンチなんだが。主にこの2人のせいで。』
「うん…橋本………頑張れ…一番まともなんだから。…まぁ、うん…頑張れ…」
「樫妻…諦める様に言うの止めてくれ?」
「だって諦めてるもん。」
橋本君は悲しい程の溜息を吐いた。
『安心しろって橋本。…俺等は強いからさ。』
『はは…ああ。そうだな。強いよ。…本当に強いよ。…違うんだよ、そういう事じゃないんだよ…』
そろそろ橋本君が可哀想になってくる。
取り敢えず雑談は終えて歩いていると、智花ちゃんが叫んだ。
「夏希先輩!!!」
「モンスター!?」
「はい…!大型です…皆、気を付けて…!」
「了解!」
雄叫びと地響きで大型だと確信できる。
「…嘘でしょ…!?」
精神掌握をしようとしても跳ね返される。
大型モンスターは雄叫びと共に火を吹いた。
「水球(大)…!」
一瞬で蒸発して、一気に熱風だけが5人を襲う。
「光、ナイス!」
「………そうだけど相性的に、普通相殺されないし、相殺するつもりじゃ無かったんだけど…」
「…攻撃が…滅茶苦茶の高温ぽい………」
「…皆、下がって!」
夏希はモンスターの動きに気付き、後輩達に呼びかける。
火の衝撃波が襲いかかる。
「…熱…い…!」
皮膚がヒリヒリと焼ける様に痛い。能力で守ったつもりだが唐傘は溶けている。
「ケホ…ケホ…!気道が火傷した…………!」
「鶴!大丈夫…!?」
「うん…これ位は平気。」
辺りが焼け野原になる前に倒さないと、モンスターにやられる前に夏希達が一酸化炭素中毒でやられそうだ
すると、大地の涙から連絡が来た。
『…もしもし、大丈夫かしら?…大丈夫ではないわよね、応援は必要かしら?』
夏希は少し考えて言う。
「…お願いします。」
『…私が行きます。3分以内で行くからそれまで耐えてね。』
「分かりました…!」
モンスターは雄叫びを上げて夏希に突進する。
「縮地(小)…!」
避けたが、攻撃ができない。
(精神掌握が効かないと、悪夢殺しが出来ない…!…だったら、今の私には大型モンスターには殆どダメージを与える手段が無い…!いや、少しでも牽制しないと…!!)
夏希を目掛けて火を吹く。
「鎌鼬(小)!」
相殺しきれない。
「水球(中)!」
「聖なる光(中)!」
光ちゃんと奏恵ちゃんが完全に相殺する。
「ありがとう!」
更に智花ちゃんと、鶴ちゃんが攻撃を仕掛ける。
「…合わせてね。…黒の一閃(中)!」
「分かってるよ!月面斬り(中)!」
僅かながらダメージを与える事ができた。
モンスターは更に暴れ始める。衝撃波で木々が斬り倒される。
「唐傘(小)…!」
光ちゃんと奏恵ちゃんが同時にガードアップを夏希達全員に付与したがそれでも、モンスターに押されてしまう。
「っ…!…………強い…!」
「……うぅ…」
「光!?」
見ると足を怪我をしている。
まずは奏恵ちゃんによる治療が優先だが、モンスターは明らかに光ちゃんを睨んでいる。
そしてモンスターは吠えて、突進する。
「光ちゃん!」
「…黒の一閃(大)!!!」
「月影(大)!」
二人が咄嗟に光ちゃんを守る。
奏恵ちゃんは光ちゃんを急いで治療する。
すると、大型モンスターは姿を変形させた。
「は?何あれ!?」
「まるで…………火産霊…」
紫の炎が華のように舞う。
「私の水球じゃあ…最大火力でも無理…!」
「……テ…キツ…………ル!」
何を言っているか分からないが、憎悪だけは強く感じた。
ゆっくり見渡して、夏希で動きを止める。
「…………アア…!」
モンスターは炎の剣を振り回す。
(駄目だ…!防げない…!)
すると、静かな声が聞こえた。
「…『お止めなさい』。」
その言葉と共にモンスターは動きを止める。
「…まさか貴方達が目視出来る位の距離まで行かないと洗脳出来ないなんて…少し危なかったわ。」
(私は…精神掌握さえも出来なかったのに…大地の涙は…洗脳を…)
一瞬の事だった。
「…『同族殺しなんてしてる暇があったら…さっさと舌を噛み切って死になさい。』」
モンスターはうめき声を上げ、舌を噛み切った。
「あら?…人間の様に楽に死ねないのね。…どうしたの?さっさと自害しなさい。」
洗脳をしても、自害をさせる事が一番難しい。
少しでも理性や自我が残っていれば、自ら死ぬことを選ばないからだ。
それを軽々とやってのけた。
恐ろしい。
これが二つ名の実力か。
「約束の時間の30分前に全員集まるのも面白いねー」
「…みんな緊張してるんだよ。…仕方無いだろ?」
「そんな緊張することある?皆、消えた人が復活してるところ見たいの?」
蒼小学園の最終学年の4人が喋っている。
「その位に世話話は終わりにして、行くよ。」
香露音は皆に呼びかけた。
「はいよ~」
全員が外の世界への扉に入る。
(今回はきっと大丈夫。…絶対に…大丈夫…)
初めての外の世界でも、2回目でも、生きている感覚が無かった。
今回は生きる事ができる事を祈るばかりだ。
「さあ…皆で別れるわよ。」
五三三で別れる。
「健闘を祈るわ。」
大地の涙はそう言い、行動を開始した。
気配察知が上手い2人がいるのでモンスターに関してはあまり不安は無い。
「………智花…」
「そうだね、鶴。敵が3時の方向に…3体いる…!」
「恐らく中型……!」
「オッケー!」
言葉通り、3体の中型モンスターが現れた。
「黒の一閃(小)…!」
「朧月(中)!」
まず鶴ちゃんと智花ちゃんが一体撃破する。
「雷球(小)。」
「聖なる光(中)…!」
更に光ちゃんと奏恵ちゃんが撃破した。
夏希は既に精神掌握をかけていた。
目視する前から精神掌握が出来るように、この日まで練習していた。
「……悪夢殺し(中)…!」
噛み付こうと開いた口に剣を突き刺す。
「これで討伐完了だね。」
片方は音は無いが、香露音達なので問題無く倒しているのだろう。
問題の片方は度々爆発音が聞こえる。怖い。
心配になったので橋本君達に精神感応を使う。
「…大丈夫…?」
『あ?ああ………ああ…』
橋本君は物凄く歯切れが悪い。
「多分、俺等のせいだ。…ちょっと、久しぶりに大型モンスターに遭遇してはしゃぎ過ぎた…」
はしゃぐ意味が分からない。
天使と悪魔は野蛮なのか?
「悪い、如月さん。…鬼塚と若木の馬鹿が、形振り構わずやってて…俺じゃ、歯止めが効かねえんだ。…馬鹿だから。」
「…………わ、分かった…………頑張って…」
『橋本!?誰が馬鹿だっ…』
煩そうだったので、精神感応を切る。
「…行こうか、皆。」
「…はい……」
再び出発するが、探しても全く見つからない。
当たり前と言えば当たり前だが、あの建物は本当にあるのかと思ってしまう。
そういえば、緋色は見た事もないのに何故知っていたのだろうか。
大地の涙は知っているのは分かる。
あの人は見た事があり、入った事もある。
だけど、緋色は見た事がなかったのにも関わらず知っていたし、その存在を信じていた。
近くに居る夏希や香露音は確信してはいなかった。
何故存在してないものを信じるのか。
少なくとも、緋色は非化学的な何かを信じない人だ。
幽霊も神もその他の実体のない何かも。
何故あの建物を信じるのか。その疑問は最初の世界から拭えていない。
歩いて一時間ほど経っていたが全く変わらない。
「…あー…あー…そっち見つかってない?」
緋色の声だ。よく緋色は途切れ途切れになるので注意深く聞く必要がある。
「見つかってないよ。」
「…だよね……ん?あぁ。おっけ。」
少し、空白があったが、何も無いように話を続ける。
『よし…私も見つかってないんだよね…』
(…絶対にモンスターと戦闘してたでしょ…)
『橋本と鬼塚と若木さんのチームは、大型モンスターに出くわせばすぐ爆発音。…ホント楽しそうで何より。何が楽しいんだか。』
「…うん…そうだね…」
『……………今の所は、誰もピンチにはなっていないわ。建物が見つからなくても、怪我しなければ良いのよ~』
大地の涙も話に加勢する。…この人、思ったより普通な気がする。
「…そうですね。」
『…俺等…というよりかほぼ俺が明らかにピンチなんだが。主にこの2人のせいで。』
「うん…橋本………頑張れ…一番まともなんだから。…まぁ、うん…頑張れ…」
「樫妻…諦める様に言うの止めてくれ?」
「だって諦めてるもん。」
橋本君は悲しい程の溜息を吐いた。
『安心しろって橋本。…俺等は強いからさ。』
『はは…ああ。そうだな。強いよ。…本当に強いよ。…違うんだよ、そういう事じゃないんだよ…』
そろそろ橋本君が可哀想になってくる。
取り敢えず雑談は終えて歩いていると、智花ちゃんが叫んだ。
「夏希先輩!!!」
「モンスター!?」
「はい…!大型です…皆、気を付けて…!」
「了解!」
雄叫びと地響きで大型だと確信できる。
「…嘘でしょ…!?」
精神掌握をしようとしても跳ね返される。
大型モンスターは雄叫びと共に火を吹いた。
「水球(大)…!」
一瞬で蒸発して、一気に熱風だけが5人を襲う。
「光、ナイス!」
「………そうだけど相性的に、普通相殺されないし、相殺するつもりじゃ無かったんだけど…」
「…攻撃が…滅茶苦茶の高温ぽい………」
「…皆、下がって!」
夏希はモンスターの動きに気付き、後輩達に呼びかける。
火の衝撃波が襲いかかる。
「…熱…い…!」
皮膚がヒリヒリと焼ける様に痛い。能力で守ったつもりだが唐傘は溶けている。
「ケホ…ケホ…!気道が火傷した…………!」
「鶴!大丈夫…!?」
「うん…これ位は平気。」
辺りが焼け野原になる前に倒さないと、モンスターにやられる前に夏希達が一酸化炭素中毒でやられそうだ
すると、大地の涙から連絡が来た。
『…もしもし、大丈夫かしら?…大丈夫ではないわよね、応援は必要かしら?』
夏希は少し考えて言う。
「…お願いします。」
『…私が行きます。3分以内で行くからそれまで耐えてね。』
「分かりました…!」
モンスターは雄叫びを上げて夏希に突進する。
「縮地(小)…!」
避けたが、攻撃ができない。
(精神掌握が効かないと、悪夢殺しが出来ない…!…だったら、今の私には大型モンスターには殆どダメージを与える手段が無い…!いや、少しでも牽制しないと…!!)
夏希を目掛けて火を吹く。
「鎌鼬(小)!」
相殺しきれない。
「水球(中)!」
「聖なる光(中)!」
光ちゃんと奏恵ちゃんが完全に相殺する。
「ありがとう!」
更に智花ちゃんと、鶴ちゃんが攻撃を仕掛ける。
「…合わせてね。…黒の一閃(中)!」
「分かってるよ!月面斬り(中)!」
僅かながらダメージを与える事ができた。
モンスターは更に暴れ始める。衝撃波で木々が斬り倒される。
「唐傘(小)…!」
光ちゃんと奏恵ちゃんが同時にガードアップを夏希達全員に付与したがそれでも、モンスターに押されてしまう。
「っ…!…………強い…!」
「……うぅ…」
「光!?」
見ると足を怪我をしている。
まずは奏恵ちゃんによる治療が優先だが、モンスターは明らかに光ちゃんを睨んでいる。
そしてモンスターは吠えて、突進する。
「光ちゃん!」
「…黒の一閃(大)!!!」
「月影(大)!」
二人が咄嗟に光ちゃんを守る。
奏恵ちゃんは光ちゃんを急いで治療する。
すると、大型モンスターは姿を変形させた。
「は?何あれ!?」
「まるで…………火産霊…」
紫の炎が華のように舞う。
「私の水球じゃあ…最大火力でも無理…!」
「……テ…キツ…………ル!」
何を言っているか分からないが、憎悪だけは強く感じた。
ゆっくり見渡して、夏希で動きを止める。
「…………アア…!」
モンスターは炎の剣を振り回す。
(駄目だ…!防げない…!)
すると、静かな声が聞こえた。
「…『お止めなさい』。」
その言葉と共にモンスターは動きを止める。
「…まさか貴方達が目視出来る位の距離まで行かないと洗脳出来ないなんて…少し危なかったわ。」
(私は…精神掌握さえも出来なかったのに…大地の涙は…洗脳を…)
一瞬の事だった。
「…『同族殺しなんてしてる暇があったら…さっさと舌を噛み切って死になさい。』」
モンスターはうめき声を上げ、舌を噛み切った。
「あら?…人間の様に楽に死ねないのね。…どうしたの?さっさと自害しなさい。」
洗脳をしても、自害をさせる事が一番難しい。
少しでも理性や自我が残っていれば、自ら死ぬことを選ばないからだ。
それを軽々とやってのけた。
恐ろしい。
これが二つ名の実力か。
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