7 / 15
はじめての“おしおき”
しおりを挟む
…これは“あの日”がくる前。
母がまだ優しかった頃の話である。
その頃、わたしは“この家の子”になったばかりで、右も左も分からない状況だった。
そんな中、“優しい”母と姉が、わたしと父を温かく迎えてくれたおかげで、少しずつ、不安が消えていったことを覚えている。
なにも母は、はじめからこんなに“厳しい”性格だったわけではない。
…むしろ、あの頃のわたしには“優しいお母さん”という印象だった。
・
数日ほど、この家の子として生活するうち、この家には“ルール”があることを、母から教わった。
それは、『悪いことをしたらお仕置きを受ける』というものである。
…そして、そのルールは、今後、わたしにも適用されるらしい。
わたしは、この家に来る前は、父と二人暮らしをしていて、その父からは一度もお仕置きされたことがなかった。
だから、その“ルール”を聞いてしまったとき、わたしの中に、また不安な気持ちが芽生えてくるのを感じた。
・
この家に引っ越してきてから、そろそろ1週間が経過する。
その間に、“お姉ちゃん”は、粗相をしてしまい、何度か、母からお仕置きを受ける様子を目撃した。
そのお仕置きというのも、いわゆる“お尻ペンペン”で、お尻が真っ赤になるまで、平手のペンペンをされている様子だった。
姉の様子を目撃するたび、わたしは無理矢理“いい子”を演じて、少しでもお仕置きを免れようと必死だった。
…きっと、その日常でストレスが溜まり、“はじめての時”が訪れるきっかけとなったのだと思う。
・
平日の朝。
ようやく見慣れてきた天井が、わたしに1日の始まりを告げた。
学校に遅れないよう、眠たい目をこすりながら身体を起こそうとすると、下半身に異変が起きていることに気づいた。
…恐る恐る、掛け布団をめくると、わたしは一瞬で凍りつくような感覚を覚える。
「う……うそ…。」
目線の先には、少し生暖かい液体が、絞れるほど、パジャマと布団を汚している有様を確認した。
それと同時に、顔をしかめるほどの“特有の臭い”が、部屋中に広がっていくのがわかる。
「……と、とにかく、言わなきゃ………でも…。」
わたしの頭の中には、大泣きでお仕置きを受ける姉の表情と、真っ赤なお尻が、“走馬灯”のように溢れ出してくる。
『か、隠しちゃえば、…バレないかも。』
そんな考えが頭に浮かぶが、すぐ首を振って否定した。
この部屋に充満する臭いで、どうせ、すぐにバレてしまう。
何より“嘘をついた”時のお仕置きは、より一層厳しいものになると、姉の様子を見て学んでいたからだ。
「…グスッ。」
涙目になりながら、“覚悟”を決める。
そして、濡れたせいで重みが増したパジャマを抑えながら、母がいるリビングに向かった。
・
「まい、帰ってきたらお仕置きをするから、今日は早く帰ってきなさい。」
普段は優しい母が、声のトーンを落とし、わたしにそう命じた。
「お、お母さん…。ごめんなさい…。」
「“おはなし”は、お膝の上でたっぷり聞くわ。…とりあえず、ご飯の前にシャワーを浴びて、学校に遅れないようにしなさい。」
「…はい。」
言われた通りにシャワーを浴び、食卓の席に座る。
…だが、今日、お仕置きされることを考えると、中々、食欲が湧かずにいた。
「まい…。大丈夫?」
隣でご飯を食べていたお姉ちゃんが、心配そうにわたしを見つめてくる。
「お姉ちゃん…。怖いよぉ…。」
わたしは、今にも泣きそうな声で、姉に助けを求めた。
「大丈夫だよ。…初めは怖いよね。……でも、安心して、お姉ちゃんもついててあげるから。」
「…うん。」
わたしの手を“ぎゅっと”握り、“安心させよう”としてくれるのがわかる。
少しだけ、心が落ち着いたわたしは、残りのご飯を口に運ぶのだった。
・
お仕置きがあるとわかっているからだろうか。
今日は、1日の時間がとても長く感じた。
“刑の執行”を待つ気分で、授業を受けていると、周り友達が心配してくれているのか、何度か声を掛けられた。
その全てに「大丈夫…。」と答えながら、ついに、下校の時刻となる。
「はぁ…。」
重い足取りで帰り道を歩いていると、家の前に到着する。
「ただいまぁ…。」
家の中へ入り、リビングのドアを開けると、ソファに座った姉と、隣のキッチンにいる母がこちらを振り向いた。
「おかえり、まい。」
「おかえりなさい。…わかってると思うけど、お仕置きをするわよ。とりあえず、手を洗ってきなさい。」
「…はい。」
朝同様、冷たい声で母がそう言い放つ。
わたしは、手を洗う最中に“覚悟”を決めると、キッチンの食卓椅子に座っている母の前へ立つ。
「お母さん…。ま、まいに、…おしおき、お願いします。」
「自分から、お願いできるのは偉いわね。
……今回が初めてで隠さなかったし、今日は“お尻ペンペン30発”よ。…膝の上にきなさい。」
わたしは恐る恐る、母の膝の上に腹ばいになる。
そして、母は片手でズボンとパンツを膝まで下ろすと、わたしの背中を手で抑えた。
「お仕置きだから、痛いわよ。…舌を噛まないよう、歯を食いしばりなさい。」
「…うぅ…。」
バシッ!
「いだいっ!」
「1つ。」
はじめての衝撃が、左側のお尻に響き渡った。
その後に、“じんじん”とする感覚が残り続ける。
パァンッ!
「ああぁっ!」
「2つ。」
次は真ん中に、痛みが広がった。
1発目と重なる部分は、さらに強く、痛みが残っていく。
バヂンっ!
「いっだいっ!」
今度は右側のお尻がぶたれる。
少しずつ、強くなる痛みに、わたしは耐えきれず、“もじもじ”としてしまっていた。
「…グスッ……うぇぇーん。いだいよぉ…。」
ついに決壊した涙が、頰をつたい、床にこぼれ落ちていく。
その様子に、母は一度手を止め、わたしが落ち着くのを見守ってくれているようだった。
「まい。…もう少しがんばろ?」
わたしの手が温もりに包まれる。
気がつくと、ソファに座っていたお姉ちゃんが、わたしの前に来て、手を握ってくれている状態だった。
「お、お姉ちゃん…。」
「お姉ちゃんがここにいるから、安心して。」
「…うん。ありがと…。」
優しく微笑みかけてくれる姉の様子に、わたしは落ちつきを取り戻す。
その様子を確認した母は、わたしのお尻を“ペンペンッ”とし、お仕置きの続行を促した。
・
バヂンッ!
「ん゛っ!」
「25。」
パァンッ!
「あんっ!」
「26。」
バヂンッ!
「いっだいっ!」
「27。」
その後もお仕置きは続いた。
何度か、お尻を抑えてしまうことがあったが、その度に、お姉ちゃんに励まされ、なんとか、ここまで来ることができたのだった。
「まい。残りの3回は強く叩くわよ。しっかり、お姉ちゃんの手を握ってなさい。」
「…グスッ……。はい…。」
バッヂィンッ!
「あ゛んっ!」
「28。」
バッヂィィン!!
「いっだいぃっ!!」
「29。」
「はあっ……はぁ…。」
これまでの“ペンペン”とは比べものにならない痛みが、わたしのお尻を襲う。
わたしは、暴れそうになる身体で、必死にお姉ちゃんの手を握り、次の“痛み”に備えた。
バッヂィィィン!!!
「ぎゃぁぁぁぁっ!!」
「30。…おしまいよ。」
「…うぇぇーんっ!!ごめんなさいぃっ!!」
『お仕置きが終わった。』
そう思った瞬間、わたしは“安心感”と“痛み”から、再度、涙が決壊してしまった。
その様子を見た母は、わたしを抱き上げ、優しく抱きしめてくれる。
「よく頑張ったわね。…ちゃんとお仕置き受けられて偉かったわよ。まい。」
「…グスッ…。…うん。」
母の体温と、優しい香りが、わたしの心を安心させていく。
“はじめての母の温もり”は、しばらくしていなかった“甘える”という行為を許してくれる感じがした。
「…うぅ…、まいだけずるいっ。」
「お姉ちゃんには、お仕置きの度にいつもやってるでしょ?…それとも、今から“ペンペン”する?」
「う…、ママのいじわるっ!」
「冗談よ。…ほら、お姉ちゃんも来なさい。特別だからね。」
「やったぁっ!」
母の抱擁に、姉も加わり、さらに温かさが増していく。
この様子に安心しきってしまったわたしは、“トロトロ”とした意識が閉じていくのを感じた。
・・・
“パチッ”
目がさめると、そこは“見知った”天井だった。
眠たい目をこすりながら、掛け布団を剥がすと、“無事な”パジャマと布団がそこにある。
…どうやら、随分と“懐かしい夢”を見てしまったようだ。
そんな思いを頭の片隅に押しやりながら、わたしは“重い腰”を上げ、母がいるリビングへと向かった。
・
「おはよう…。」
「うぇぇーん。ごめんなさい、ママァ…。」
「まい。お姉ちゃんがおねしょをしたからお仕置きするわ。…下に着ているものをすべて脱ぎなさい。」
こうして、“今のわたし”にとって、いつもの光景が、そこに広がっていた。
わたしは、バレないように、心の中でため息をつきながら、“無事な”ズボンとパンツを脱いで、気をつけの姿勢となった。
「これからおねしょの罰として、ヘアブラシで“お尻百叩き”よ。…そのあと、性器にもお仕置きするから、覚悟しなさい。」
“連日の”お仕置きで、すでに“ズキズキ”している下半身を庇いながら、母の膝の上に腹ばいとなる。
“ピッ”
そして、当たり前のように、お姉ちゃんからスマホを向けられながら、お尻にくる“痛み”を、祈るように待つのだった…。
「完」
母がまだ優しかった頃の話である。
その頃、わたしは“この家の子”になったばかりで、右も左も分からない状況だった。
そんな中、“優しい”母と姉が、わたしと父を温かく迎えてくれたおかげで、少しずつ、不安が消えていったことを覚えている。
なにも母は、はじめからこんなに“厳しい”性格だったわけではない。
…むしろ、あの頃のわたしには“優しいお母さん”という印象だった。
・
数日ほど、この家の子として生活するうち、この家には“ルール”があることを、母から教わった。
それは、『悪いことをしたらお仕置きを受ける』というものである。
…そして、そのルールは、今後、わたしにも適用されるらしい。
わたしは、この家に来る前は、父と二人暮らしをしていて、その父からは一度もお仕置きされたことがなかった。
だから、その“ルール”を聞いてしまったとき、わたしの中に、また不安な気持ちが芽生えてくるのを感じた。
・
この家に引っ越してきてから、そろそろ1週間が経過する。
その間に、“お姉ちゃん”は、粗相をしてしまい、何度か、母からお仕置きを受ける様子を目撃した。
そのお仕置きというのも、いわゆる“お尻ペンペン”で、お尻が真っ赤になるまで、平手のペンペンをされている様子だった。
姉の様子を目撃するたび、わたしは無理矢理“いい子”を演じて、少しでもお仕置きを免れようと必死だった。
…きっと、その日常でストレスが溜まり、“はじめての時”が訪れるきっかけとなったのだと思う。
・
平日の朝。
ようやく見慣れてきた天井が、わたしに1日の始まりを告げた。
学校に遅れないよう、眠たい目をこすりながら身体を起こそうとすると、下半身に異変が起きていることに気づいた。
…恐る恐る、掛け布団をめくると、わたしは一瞬で凍りつくような感覚を覚える。
「う……うそ…。」
目線の先には、少し生暖かい液体が、絞れるほど、パジャマと布団を汚している有様を確認した。
それと同時に、顔をしかめるほどの“特有の臭い”が、部屋中に広がっていくのがわかる。
「……と、とにかく、言わなきゃ………でも…。」
わたしの頭の中には、大泣きでお仕置きを受ける姉の表情と、真っ赤なお尻が、“走馬灯”のように溢れ出してくる。
『か、隠しちゃえば、…バレないかも。』
そんな考えが頭に浮かぶが、すぐ首を振って否定した。
この部屋に充満する臭いで、どうせ、すぐにバレてしまう。
何より“嘘をついた”時のお仕置きは、より一層厳しいものになると、姉の様子を見て学んでいたからだ。
「…グスッ。」
涙目になりながら、“覚悟”を決める。
そして、濡れたせいで重みが増したパジャマを抑えながら、母がいるリビングに向かった。
・
「まい、帰ってきたらお仕置きをするから、今日は早く帰ってきなさい。」
普段は優しい母が、声のトーンを落とし、わたしにそう命じた。
「お、お母さん…。ごめんなさい…。」
「“おはなし”は、お膝の上でたっぷり聞くわ。…とりあえず、ご飯の前にシャワーを浴びて、学校に遅れないようにしなさい。」
「…はい。」
言われた通りにシャワーを浴び、食卓の席に座る。
…だが、今日、お仕置きされることを考えると、中々、食欲が湧かずにいた。
「まい…。大丈夫?」
隣でご飯を食べていたお姉ちゃんが、心配そうにわたしを見つめてくる。
「お姉ちゃん…。怖いよぉ…。」
わたしは、今にも泣きそうな声で、姉に助けを求めた。
「大丈夫だよ。…初めは怖いよね。……でも、安心して、お姉ちゃんもついててあげるから。」
「…うん。」
わたしの手を“ぎゅっと”握り、“安心させよう”としてくれるのがわかる。
少しだけ、心が落ち着いたわたしは、残りのご飯を口に運ぶのだった。
・
お仕置きがあるとわかっているからだろうか。
今日は、1日の時間がとても長く感じた。
“刑の執行”を待つ気分で、授業を受けていると、周り友達が心配してくれているのか、何度か声を掛けられた。
その全てに「大丈夫…。」と答えながら、ついに、下校の時刻となる。
「はぁ…。」
重い足取りで帰り道を歩いていると、家の前に到着する。
「ただいまぁ…。」
家の中へ入り、リビングのドアを開けると、ソファに座った姉と、隣のキッチンにいる母がこちらを振り向いた。
「おかえり、まい。」
「おかえりなさい。…わかってると思うけど、お仕置きをするわよ。とりあえず、手を洗ってきなさい。」
「…はい。」
朝同様、冷たい声で母がそう言い放つ。
わたしは、手を洗う最中に“覚悟”を決めると、キッチンの食卓椅子に座っている母の前へ立つ。
「お母さん…。ま、まいに、…おしおき、お願いします。」
「自分から、お願いできるのは偉いわね。
……今回が初めてで隠さなかったし、今日は“お尻ペンペン30発”よ。…膝の上にきなさい。」
わたしは恐る恐る、母の膝の上に腹ばいになる。
そして、母は片手でズボンとパンツを膝まで下ろすと、わたしの背中を手で抑えた。
「お仕置きだから、痛いわよ。…舌を噛まないよう、歯を食いしばりなさい。」
「…うぅ…。」
バシッ!
「いだいっ!」
「1つ。」
はじめての衝撃が、左側のお尻に響き渡った。
その後に、“じんじん”とする感覚が残り続ける。
パァンッ!
「ああぁっ!」
「2つ。」
次は真ん中に、痛みが広がった。
1発目と重なる部分は、さらに強く、痛みが残っていく。
バヂンっ!
「いっだいっ!」
今度は右側のお尻がぶたれる。
少しずつ、強くなる痛みに、わたしは耐えきれず、“もじもじ”としてしまっていた。
「…グスッ……うぇぇーん。いだいよぉ…。」
ついに決壊した涙が、頰をつたい、床にこぼれ落ちていく。
その様子に、母は一度手を止め、わたしが落ち着くのを見守ってくれているようだった。
「まい。…もう少しがんばろ?」
わたしの手が温もりに包まれる。
気がつくと、ソファに座っていたお姉ちゃんが、わたしの前に来て、手を握ってくれている状態だった。
「お、お姉ちゃん…。」
「お姉ちゃんがここにいるから、安心して。」
「…うん。ありがと…。」
優しく微笑みかけてくれる姉の様子に、わたしは落ちつきを取り戻す。
その様子を確認した母は、わたしのお尻を“ペンペンッ”とし、お仕置きの続行を促した。
・
バヂンッ!
「ん゛っ!」
「25。」
パァンッ!
「あんっ!」
「26。」
バヂンッ!
「いっだいっ!」
「27。」
その後もお仕置きは続いた。
何度か、お尻を抑えてしまうことがあったが、その度に、お姉ちゃんに励まされ、なんとか、ここまで来ることができたのだった。
「まい。残りの3回は強く叩くわよ。しっかり、お姉ちゃんの手を握ってなさい。」
「…グスッ……。はい…。」
バッヂィンッ!
「あ゛んっ!」
「28。」
バッヂィィン!!
「いっだいぃっ!!」
「29。」
「はあっ……はぁ…。」
これまでの“ペンペン”とは比べものにならない痛みが、わたしのお尻を襲う。
わたしは、暴れそうになる身体で、必死にお姉ちゃんの手を握り、次の“痛み”に備えた。
バッヂィィィン!!!
「ぎゃぁぁぁぁっ!!」
「30。…おしまいよ。」
「…うぇぇーんっ!!ごめんなさいぃっ!!」
『お仕置きが終わった。』
そう思った瞬間、わたしは“安心感”と“痛み”から、再度、涙が決壊してしまった。
その様子を見た母は、わたしを抱き上げ、優しく抱きしめてくれる。
「よく頑張ったわね。…ちゃんとお仕置き受けられて偉かったわよ。まい。」
「…グスッ…。…うん。」
母の体温と、優しい香りが、わたしの心を安心させていく。
“はじめての母の温もり”は、しばらくしていなかった“甘える”という行為を許してくれる感じがした。
「…うぅ…、まいだけずるいっ。」
「お姉ちゃんには、お仕置きの度にいつもやってるでしょ?…それとも、今から“ペンペン”する?」
「う…、ママのいじわるっ!」
「冗談よ。…ほら、お姉ちゃんも来なさい。特別だからね。」
「やったぁっ!」
母の抱擁に、姉も加わり、さらに温かさが増していく。
この様子に安心しきってしまったわたしは、“トロトロ”とした意識が閉じていくのを感じた。
・・・
“パチッ”
目がさめると、そこは“見知った”天井だった。
眠たい目をこすりながら、掛け布団を剥がすと、“無事な”パジャマと布団がそこにある。
…どうやら、随分と“懐かしい夢”を見てしまったようだ。
そんな思いを頭の片隅に押しやりながら、わたしは“重い腰”を上げ、母がいるリビングへと向かった。
・
「おはよう…。」
「うぇぇーん。ごめんなさい、ママァ…。」
「まい。お姉ちゃんがおねしょをしたからお仕置きするわ。…下に着ているものをすべて脱ぎなさい。」
こうして、“今のわたし”にとって、いつもの光景が、そこに広がっていた。
わたしは、バレないように、心の中でため息をつきながら、“無事な”ズボンとパンツを脱いで、気をつけの姿勢となった。
「これからおねしょの罰として、ヘアブラシで“お尻百叩き”よ。…そのあと、性器にもお仕置きするから、覚悟しなさい。」
“連日の”お仕置きで、すでに“ズキズキ”している下半身を庇いながら、母の膝の上に腹ばいとなる。
“ピッ”
そして、当たり前のように、お姉ちゃんからスマホを向けられながら、お尻にくる“痛み”を、祈るように待つのだった…。
「完」
10
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる