彼を誰にも知られたくない 

 私は彼に愛を確実に伝えなかった、その後悔ゆえに生きています。

 青春時代に描いたのは、音楽に生きる彼の側にいたいという夢。
でも今私の隣にいるのは、音楽をやめ、遠ざけ、感情を隠す彼だった。


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