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さいこ

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告白

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 理人は部屋のキーを取り出しドアを開ける
「はい、どうぞ」そう言われて先に部屋へと入った

 …あの日ちょっと緊張した素敵な部屋

 「慶さん、用意しといてもらったから、あっちで煙草吸えるよ」

理人はそう言うと、私の頬にキスをした
私はドレスの上に羽織っていたボレロをソファーに投げてテラスに向かった


 煙草を取り出し火をつける

 今日は理人にちゃんと話さなきゃいけないと思ってここへ来た
 もう、あの日のようなフワフワした気持ちでは無くスッキリとしていた


 「何度見てもいいよねぇ~、ここの景色は」

しばらくすると、いつもの調子で理人がやってくる


 「ねぇ理人…」

私は話を切り出そうとするも

 「慶さん、先にジャグジー入ろ!」

…いや違う、そうじゃないのよ
私は今日は話を聞いて欲しいのよ

 「ほら、シャンパン飲みながらゆっくり話そうよ…」

シャンパンに釣られ仕方なくジャグジーへ向かった



 ドレスの背中のファスナーをゆっくり下ろす理人
胸の膨らみだけで支えられているドレスが、理人の長い指で引っ張られスルッと足元に落ちた

 「…はい、こっちの脚あげて…」

と、下着まで取り上げられてしまった

 裸になった私を満足げに眺めながら理人もジャケットを脱いだ
 それから

 「慶さん、脱がせて」

と言い出す…
私は理人のシャツのボタンを1つずつ外していく
シャツを脱がせるとアートの美しい身体が露になった

 そのままスラックスのボタンも外しファスナーを下ろす
スラックスを脱がせると、ちょっと…目のやり場に困るような状態の、理人のが下着の中に居るのだと分かる

 「…パンツは自分で脱いで」

 「やだ、早くお風呂入りたい~」

…こいつ!
こうなったらさっさと済ませたい…ウエストのゴムに指をかけ、そーっと下ろす
 妙にこっちが恥ずかしいので、できるだけ見ないように足元まで下ろした

やっと、やっとお湯の中へと逃げ込むことが出来た

 「はい、カンパ~イ!」

私のドキドキを返せ!
と言いたくなるくらい涼しい顔をしている理人


 「…それじゃあ慶さんのお話し聞こうか」

私はグラスのお酒を一気に飲んだ


 「私ね…理人のこと好き…」

 「…えっ?」

 「あれから考えてね…」

 「ちょっと待って!!!」

やっと話が出来るかと思いきや言葉を遮られてしまった


 「ちょっと…衝撃に耐える準備が欲しいから、こっち来て…」

と、お湯の中でバックハグする形で私の後ろに隠れる理人

 「…はい…どうぞ……」  

…はいどうぞって!
私だってこんなこと言うの、結構勇気が要るんですけど…



 「理人…今更だけど、ちゃんと私の彼氏になってくれる?」

私をぎゅっとしている理人から返事はない

 「え?…ちょっと…理人?」

私の肩に頭をくっ付けている理人が無言で震えている…


 「…うぅっ」

えっ…泣く程?!!


 「…ちょっと待って、今えっちなこと考えるから…」

どういうことなの?
理人、台無しだよ…


 「ねぇ…ちゃんと私の彼氏になってくれる?」


 「…うん…ドッキリじゃないよね?」





 ※このあと朝までセックスしました♡








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