42 / 80
第42話「別れのメッセージ」
しおりを挟む
長谷さんは京都には月曜日の夕方までいることになっていて、泊まるところは京都市内のホテルだけど、良かったら、日曜日と月曜日の新幹線に乗るまで、つきあってほしいと言われて、私は長谷さんにつきあい、土曜日から月曜日にかけて、京都の色んな場所へ行った。
でも、私も長谷さんと京都の色んな場所に一緒に行けて、また、色んな話もできて凄く楽しかった。
勿論、雪人さんのことはずっと心配だったけど。
「野中さん、京都に来て、野中さんのおかげもあって、凄く楽しかったよ。」
そして、今、京都駅のホームで、長谷さんが乗る東京行きの新幹線を待っているところだった。
「長谷さん、私も凄く楽しかった。やっぱり、長谷さんといたら居心地もいいし」
私がそう言うと長谷さんはにこっと笑った後、
「私も野中さんといると居心地がいいよ。だから、早くまた、同じ職場で働けたらいいね」
そう言ってくれた。
また、その後すぐに、
「だけど、倉崎さんのことも解決するといいね。私から見ていた限り、倉崎さんは野中さんのこと、本当に好きそうだったから、心変わりしたなんてことはないと思うよ」
とも言ってくれた。
「ありがとう。私、本当に1度、雪人さんに会いに行くよ」
「うん、頑張って」
そして、長谷さんが乗る新幹線が来て、長谷さんは東京へと帰っていった。
長谷さんを見送った後、今日は月曜日で有給休暇を取ったけど、明日からはあたりまえだけど、通常どおり仕事なので、もう今日の夕飯はコンビニのお弁当で済ませようと思い、帰りに家の近くにあるコンビニに寄った。
それからマンションに帰り、お湯を沸かして、お茶を淹れて、お弁当を食べた。
何かこの3日間、ずっと長谷さんと朝食以外はご飯を一緒に食べていたから、やっぱりこうして1人で食べるのは寂しいな。
私がそう思った時、LINEの通知を知らせる着信音が鳴った。
長谷さんが新幹線の中から送ってくれたのかな?
と思いながら、私はスマートフォンの画面をパスワードを押した後、見た。
すると画面には雪人さんからLINEが来たことを知らせるメッセージがあった。
だから、私は慌てて、雪人さんとのLINEのトークの画面を開き、雪人さんからのメッセージを読んだ。
するとそこには、
”君と一緒にいるのはもう疲れた。別れよう。”
と入っていた。
私は雪人さんからのメッセージの内容が信じられなくて、もう1度、読んだ。
だけど、やっぱり、雪人さんからのメッセージは別れようというメッセージで、私はスマートフォンを握りしめて、暫く、呆然としてしまった。
でも、私も長谷さんと京都の色んな場所に一緒に行けて、また、色んな話もできて凄く楽しかった。
勿論、雪人さんのことはずっと心配だったけど。
「野中さん、京都に来て、野中さんのおかげもあって、凄く楽しかったよ。」
そして、今、京都駅のホームで、長谷さんが乗る東京行きの新幹線を待っているところだった。
「長谷さん、私も凄く楽しかった。やっぱり、長谷さんといたら居心地もいいし」
私がそう言うと長谷さんはにこっと笑った後、
「私も野中さんといると居心地がいいよ。だから、早くまた、同じ職場で働けたらいいね」
そう言ってくれた。
また、その後すぐに、
「だけど、倉崎さんのことも解決するといいね。私から見ていた限り、倉崎さんは野中さんのこと、本当に好きそうだったから、心変わりしたなんてことはないと思うよ」
とも言ってくれた。
「ありがとう。私、本当に1度、雪人さんに会いに行くよ」
「うん、頑張って」
そして、長谷さんが乗る新幹線が来て、長谷さんは東京へと帰っていった。
長谷さんを見送った後、今日は月曜日で有給休暇を取ったけど、明日からはあたりまえだけど、通常どおり仕事なので、もう今日の夕飯はコンビニのお弁当で済ませようと思い、帰りに家の近くにあるコンビニに寄った。
それからマンションに帰り、お湯を沸かして、お茶を淹れて、お弁当を食べた。
何かこの3日間、ずっと長谷さんと朝食以外はご飯を一緒に食べていたから、やっぱりこうして1人で食べるのは寂しいな。
私がそう思った時、LINEの通知を知らせる着信音が鳴った。
長谷さんが新幹線の中から送ってくれたのかな?
と思いながら、私はスマートフォンの画面をパスワードを押した後、見た。
すると画面には雪人さんからLINEが来たことを知らせるメッセージがあった。
だから、私は慌てて、雪人さんとのLINEのトークの画面を開き、雪人さんからのメッセージを読んだ。
するとそこには、
”君と一緒にいるのはもう疲れた。別れよう。”
と入っていた。
私は雪人さんからのメッセージの内容が信じられなくて、もう1度、読んだ。
だけど、やっぱり、雪人さんからのメッセージは別れようというメッセージで、私はスマートフォンを握りしめて、暫く、呆然としてしまった。
1
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説

社長室の蜜月
ゆる
恋愛
内容紹介:
若き社長・西園寺蓮の秘書に抜擢された相沢結衣は、突然の異動に戸惑いながらも、彼の完璧主義に応えるため懸命に働く日々を送る。冷徹で近寄りがたい蓮のもとで奮闘する中、結衣は彼の意外な一面や、秘められた孤独を知り、次第に特別な絆を築いていく。
一方で、同期の嫉妬や社内の噂、さらには会社を揺るがす陰謀に巻き込まれる結衣。それでも、蓮との信頼関係を深めながら、二人は困難を乗り越えようとする。
仕事のパートナーから始まる二人の関係は、やがて揺るぎない愛情へと発展していく――。オフィスラブならではの緊張感と温かさ、そして心揺さぶるロマンティックな展開が詰まった、大人の純愛ストーリー。

溺愛ダーリンと逆シークレットベビー
葉月とに
恋愛
同棲している婚約者のモラハラに悩む優月は、ある日、通院している病院で大学時代の同級生の頼久と再会する。
立派な社会人となっていた彼に見惚れる優月だったが、彼は一児の父になっていた。しかも優月との子どもを一人で育てるシングルファザー。
優月はモラハラから抜け出すことができるのか、そして子どもっていったいどういうことなのか!?

手を伸ばした先にいるのは誰ですか~愛しくて切なくて…憎らしいほど愛してる~【完結】
まぁ
恋愛
ワイン、ホテルの企画業務など大人の仕事、そして大人に切り離せない恋愛と…
「Ninagawa Queen's Hotel」
若きホテル王 蜷川朱鷺
妹 蜷川美鳥
人気美容家 佐井友理奈
「オークワイナリー」
国内ワイナリー最大手創業者一族 柏木龍之介
血縁関係のない兄妹と、その周辺の何角関係…?
華やかな人々が繰り広げる、フィクションです。
アンコール マリアージュ
葉月 まい
恋愛
理想の恋って、ありますか?
ファーストキスは、どんな場所で?
プロポーズのシチュエーションは?
ウェディングドレスはどんなものを?
誰よりも理想を思い描き、
いつの日かやってくる結婚式を夢見ていたのに、
ある日いきなり全てを奪われてしまい…
そこから始まる恋の行方とは?
そして本当の恋とはいったい?
古風な女の子の、泣き笑いの恋物語が始まります。
━━ʚ♡ɞ━━ʚ♡ɞ━━ʚ♡ɞ━━
恋に恋する純情な真菜は、
会ったばかりの見ず知らずの相手と
結婚式を挙げるはめに…
夢に描いていたファーストキス
人生でたった一度の結婚式
憧れていたウェディングドレス
全ての理想を奪われて、落ち込む真菜に
果たして本当の恋はやってくるのか?
恋とキスは背伸びして
葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員
成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長
年齢差 9歳
身長差 22㎝
役職 雲泥の差
この違い、恋愛には大きな壁?
そして同期の卓の存在
異性の親友は成立する?
数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの
二人の恋の物語
誘惑の延長線上、君を囲う。
桜井 響華
恋愛
私と貴方の間には
"恋"も"愛"も存在しない。
高校の同級生が上司となって
私の前に現れただけの話。
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
Иatural+ 企画開発部部長
日下部 郁弥(30)
×
転職したてのエリアマネージャー
佐藤 琴葉(30)
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
偶然にもバーカウンターで泥酔寸前の
貴方を見つけて…
高校時代の面影がない私は…
弱っていそうな貴方を誘惑した。
:
:
♡o。+..:*
:
「本当は大好きだった……」
───そんな気持ちを隠したままに
欲に溺れ、お互いの隙間を埋める。
【誘惑の延長線上、君を囲う。】
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる