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番外編「何処にいても、どんなに時が経ったとしても」― side凉一 ―
第9話「卒業旅行へ」
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とうとう俺と綾香は高校を卒業した。
俺にとっての高校生活は色々あったけど、綾香と恋人同士になれて、しかも形だけとはいえ結婚式も挙げることができたから、凄くいい高校生活だったといえる。
勿論、実達と仲良く一緒に過ごせたことも凄く良かったけど。
だから、俺は卒業式の日、少し泣きそうになってしまった。
綾香は泣いていたけど、まあ、俺は男だから、そこはぐっと我慢した。
卒業式が終わり、先生からのお別れの挨拶をもらった後は俺と綾香と実と白野と広瀬で写真を撮った。
その1枚は俺にとっても、他の4人にとっても、これからも凄く思い出深い写真になると思う。
俺達は卒業したら、皆、バラバラになる。
皆、まだ就職はしないけれど、大学は皆、それぞれ違うところに行くし、実と広瀬はそれぞれ、したいことがあるらしく専門学校へと進むことになっている。
だけど、また、絶対、この5人で集まろうな。卒業式の日、そう約束をして、そして、俺と綾香は他の3人と分かれた。
別れ際、もうこの5人で教室で笑い合うことはないんだなと思いながら。
だけど、きっと、楽しかった思い出は皆の中に残るんだろうなと思いながら。
そして、卒業式の次の日から俺と綾香は3泊4日で卒業旅行にいくことになっていたので、無事に2人で卒業旅行へと出発した。
色々、綾香と話し合った結果、俺達は京都と大阪に行くことにした。
京都ではやはり、有名な神社やお寺に行くことにして、大阪ではやっぱり、今、よくテレビで取りあげられているテーマパークに行くことにした。
どちらも人気がある場所だから、宿泊先が心配だったけど、京都はすんなり取れて、大阪の方はテーマパークの近くのホテルに偶然、キャンセルが出て、俺達はそこに滑り込めることになった。
本当はもっとのんびりしたところに行こうかという話もしたんだけど、やっぱり、俺達はまだ高校生で、色々と見たり、遊んだりしたい気持ちが大きかったから、今回は京都と大阪に決めた。
それに綾香とはこれから先もずっと一緒にいるから、いずれそういったのんびりした旅行もできるだろうし。
俺と綾香はまずは京都に向かった。
俺達は東京に住んでいて、新幹線で行くことにしたから少し時間はかかるけど、それも俺にとっては凄くいい時間だった。
朝が早かったせいか綾香は新幹線に乗って、暫くしたら、凄く眠そうにした。
だから、俺は、
「眠いなら、俺にもたれて寝てていいよ」
そう言った。
丁度、俺と綾香は2人席に座っていて、他の人を気にしなくても良かったから。
すると綾香は素直に俺にもたれかかり、
「うん、ありがとう」
そう言い少ししたら眠ってしまった。
そんな綾香を見て、やっぱり、こんな時間も幸せだなと思いながら、俺もいつの間にか綾香と一緒に眠りに落ちてしまった。
俺にとっての高校生活は色々あったけど、綾香と恋人同士になれて、しかも形だけとはいえ結婚式も挙げることができたから、凄くいい高校生活だったといえる。
勿論、実達と仲良く一緒に過ごせたことも凄く良かったけど。
だから、俺は卒業式の日、少し泣きそうになってしまった。
綾香は泣いていたけど、まあ、俺は男だから、そこはぐっと我慢した。
卒業式が終わり、先生からのお別れの挨拶をもらった後は俺と綾香と実と白野と広瀬で写真を撮った。
その1枚は俺にとっても、他の4人にとっても、これからも凄く思い出深い写真になると思う。
俺達は卒業したら、皆、バラバラになる。
皆、まだ就職はしないけれど、大学は皆、それぞれ違うところに行くし、実と広瀬はそれぞれ、したいことがあるらしく専門学校へと進むことになっている。
だけど、また、絶対、この5人で集まろうな。卒業式の日、そう約束をして、そして、俺と綾香は他の3人と分かれた。
別れ際、もうこの5人で教室で笑い合うことはないんだなと思いながら。
だけど、きっと、楽しかった思い出は皆の中に残るんだろうなと思いながら。
そして、卒業式の次の日から俺と綾香は3泊4日で卒業旅行にいくことになっていたので、無事に2人で卒業旅行へと出発した。
色々、綾香と話し合った結果、俺達は京都と大阪に行くことにした。
京都ではやはり、有名な神社やお寺に行くことにして、大阪ではやっぱり、今、よくテレビで取りあげられているテーマパークに行くことにした。
どちらも人気がある場所だから、宿泊先が心配だったけど、京都はすんなり取れて、大阪の方はテーマパークの近くのホテルに偶然、キャンセルが出て、俺達はそこに滑り込めることになった。
本当はもっとのんびりしたところに行こうかという話もしたんだけど、やっぱり、俺達はまだ高校生で、色々と見たり、遊んだりしたい気持ちが大きかったから、今回は京都と大阪に決めた。
それに綾香とはこれから先もずっと一緒にいるから、いずれそういったのんびりした旅行もできるだろうし。
俺と綾香はまずは京都に向かった。
俺達は東京に住んでいて、新幹線で行くことにしたから少し時間はかかるけど、それも俺にとっては凄くいい時間だった。
朝が早かったせいか綾香は新幹線に乗って、暫くしたら、凄く眠そうにした。
だから、俺は、
「眠いなら、俺にもたれて寝てていいよ」
そう言った。
丁度、俺と綾香は2人席に座っていて、他の人を気にしなくても良かったから。
すると綾香は素直に俺にもたれかかり、
「うん、ありがとう」
そう言い少ししたら眠ってしまった。
そんな綾香を見て、やっぱり、こんな時間も幸せだなと思いながら、俺もいつの間にか綾香と一緒に眠りに落ちてしまった。
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