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「この愛は終らせないから」
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「明けましておめでとうございます」
「明けましておめでとうございます」
今、俺と俺の彼女のみゆは2020年になったので、年明けの挨拶をお互いにした。
俺とみゆは高校2年生の時からつきあっていて、今はお互いに大学2年生だから恋人同士になって、3年になる。
つきあいが3年にもなればお互いにだれてきて、倦怠期に入るという恋人同士も多いらしいけど、俺とみゆは全くそんなことはなかった。
だって、俺はみゆに会う度にまだまだ、みゆを好きになるし、みゆも同じように俺に言ってくれるから。
今、俺とみゆは違う大学に通っているけど、それだって本当は同じ大学に行きたいくらいだった。
だけど、お互いに将来、やりたいことは違うから仕方なく別々の大学へ進んだ。
でも、それで高校生の時より会えなくなった分、会えた時の喜びは前より大きく感じるから、いいのかもしれないけど。
そして、今、俺とみゆは初詣に来ていた。
世間一般的に神社とかで年明けを迎えるという人は多いと思うけど、世間的にそんなに有名じゃない俺とみゆが今、来ている神社もそういう人達でいっぱいだった。
それでも、俺はここでこうして俺はみゆと2人でいれることが嬉しかった。
それから少しして、俺はみゆの手を取り、神社の端っこに行った。
そこには人がいなかったから。
「翔矢?」
「な、みゆ、今年の年末も絶対一緒に年越そうな。勿論、その先もずっと……そして、できたら、来世でもその次の人生でもそうしたい」
俺がそう言うとみゆは嬉しそうに笑って、
「それって、私と翔矢の愛はずっと終わらないってことだよね? 翔矢はそう思ってくれてるってことだよね? 凄く嬉しい」
そう言い俺に抱きついてきたので、俺もみゆを抱きしめ返して、
「そうだよ。俺とみゆの愛はずっとずっと終わらないよ。例えどれだけ時が過ぎても」
ちょっと自分でも気障かなと思う言葉を言った。
だけど、俺の腕の中でみゆはとても幸せそうに笑っていたから、俺もみゆを見て笑って、みゆに今年、最初のキスをした。
でも、みゆ、本当に俺達の愛は終わらないし、終わらせないから。
END
「明けましておめでとうございます」
今、俺と俺の彼女のみゆは2020年になったので、年明けの挨拶をお互いにした。
俺とみゆは高校2年生の時からつきあっていて、今はお互いに大学2年生だから恋人同士になって、3年になる。
つきあいが3年にもなればお互いにだれてきて、倦怠期に入るという恋人同士も多いらしいけど、俺とみゆは全くそんなことはなかった。
だって、俺はみゆに会う度にまだまだ、みゆを好きになるし、みゆも同じように俺に言ってくれるから。
今、俺とみゆは違う大学に通っているけど、それだって本当は同じ大学に行きたいくらいだった。
だけど、お互いに将来、やりたいことは違うから仕方なく別々の大学へ進んだ。
でも、それで高校生の時より会えなくなった分、会えた時の喜びは前より大きく感じるから、いいのかもしれないけど。
そして、今、俺とみゆは初詣に来ていた。
世間一般的に神社とかで年明けを迎えるという人は多いと思うけど、世間的にそんなに有名じゃない俺とみゆが今、来ている神社もそういう人達でいっぱいだった。
それでも、俺はここでこうして俺はみゆと2人でいれることが嬉しかった。
それから少しして、俺はみゆの手を取り、神社の端っこに行った。
そこには人がいなかったから。
「翔矢?」
「な、みゆ、今年の年末も絶対一緒に年越そうな。勿論、その先もずっと……そして、できたら、来世でもその次の人生でもそうしたい」
俺がそう言うとみゆは嬉しそうに笑って、
「それって、私と翔矢の愛はずっと終わらないってことだよね? 翔矢はそう思ってくれてるってことだよね? 凄く嬉しい」
そう言い俺に抱きついてきたので、俺もみゆを抱きしめ返して、
「そうだよ。俺とみゆの愛はずっとずっと終わらないよ。例えどれだけ時が過ぎても」
ちょっと自分でも気障かなと思う言葉を言った。
だけど、俺の腕の中でみゆはとても幸せそうに笑っていたから、俺もみゆを見て笑って、みゆに今年、最初のキスをした。
でも、みゆ、本当に俺達の愛は終わらないし、終わらせないから。
END
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