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ヘイトクライム(憎悪犯罪)の親玉 ③
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俺と山田さんは待ち合わせてヴァン共反会の本部に向かった。本部をスマホの地図で確認するとその場所は、キリスト教の教会が建っている場所だった。
「そう言えば、この団体の創設者って、教会の牧師でしたよね、」
「確かそうだった。牧師と弁護士の二人でこの団体を創設したって聞いたよ。」
「なら、この団体の本部が教会なのも納得できますね。」
俺たちは、スマホのナビを使い、目的地に急ぐ。
ヴァン共反会本部は繁華街に近い場所にあったが、教会の周りだけ木々が生い茂り都会のオアシスのような感じだ。教会も古くから建っているらしく荘厳な雰囲気が漂っている。
「ここですね。」
教会に向かう横断歩道で信号待ちをしていると。教会の門のあたりに見覚えのあるジャンパーがウロウロしているのが目に入った。ドクロの描かれた紫色のジャンパー、、、、。
俺は、信号が青に変わるのを待ってその男に駆け寄った。
「こら。敦!こんなところで何やってるんだ!」
最初にあった時と同じように、敦は飛び上がった。
「なんだぁ。一宇か。ビックリしたよ。」
「この子誰?一宇君の知り合い?」
俺に追いついた山田さんが訊ねる。
「ああ、こいつは須田敦。片沼キヨさんって、ヴァンパイアの眷属なんだよ。」
「初めまして。須田敦です。敦って呼んでください。」
「この人は、俺の同僚の山田さん。山田さんって呼べよ。呼び捨ては駄目だ。」
「そうかぁ。同僚の人と来たってことは、ここを取締るための下見に来たんだな。」
敦が、満足げにうなずく。
「違うよ。今日は完全なプライベートだよ。」
「プライベート?プライベートでこんな悪の巣窟に何の用があるってんだよ。」
「本日の集会は、午後2時から行います。どなたでもご参加ください。仙台市東部教会」の張り紙を見つけた俺は、とりあえず2時までどこかで飯でも食べることにした。
敦をこのままにしておいたら何をしでかすかわかったもんじゃない。
「敦。お前、腹減ってないか?」
「減ってるよ、それがどうしたんだよ。」
「この先のファミレスで飯奢ってやるよ。山田さん、2時から集会があるみたいです。それに参加しましょう。それまで、その先のファミレスで飯食いませんか?」
「そうだな。こんなところでウロウロしててもしょうがないし、行くか。」
俺たちは、ファミレスの看板に向かって歩き出す。
「腹が減っちゃ戦は出来ないもんな。」
敦は、まだ何か誤解している様だ。話はファミレスでゆっくりとすればいいだろう。
ファミレスに入った俺たちは各々食べたいものを注文した。
料理が来るまでの間に俺と敦の出会いについて簡単に山田さんに説明する。
「そうか。君もヴァンパイアに助けられて眷属になったのか、」
(君も?そう言えば、山田さんが高木さんの眷属になった経緯って聞いたことがなかったな、、。)
料理が運ばれてくると、敦はものすごい勢いでハンバーグを食べ始めた。
「ところで、敦。今日はあんなとこで何やってたんだ?」
「それなんだよ一宇、聞いてくれよ。ヴァン共反会のやつらがキヨさんに嫌がらせするから、今日はその抗議に来たんだよ、俺。」
敦はご飯粒を口から飛ばしながらまくし立てる。
「嫌がらせってどんな事されたの?」
「色々だよ、変なチラシを近所に配ったり。キヨさん家の塀に落書きしたり。家のポストにゴミ入れたりさ。まったく嫌になるぜ。俺、警察にも相談したんだよ。そしたら警察のやつら、ヴァンパイアと人間のもめごとには介入できませ~んとかぬかしやがって。だから嫌がらせを止めるように直談判に来たって訳よ。」
「それは酷いね。」
「それなのに、キヨさんはほっとけばいいさって。そんなことで気が済むならやらせておけばいいよって、こうだぜ。」
それはキヨさんらしい。
「でも、お前すごい顔してたぞ。あのままあそこに入って行ったら何するかわかんない感じだった。」
「そうかもな。人間腹が減るとイライラするからな。」
それが原因かよ。飯を食わせて本当によかった。
「それで、仕事じゃないなら一宇たちは何しに来たんだ?」
「俺たちは、ヴァン共反会の人たちの意見を聞きに来たんだよ。なんであの人たちが、なんでヴァンパイアとの共存を嫌がるのか知りたくてね。彼らが何を嫌がってるのかが分ればヴァンパイアと人間が仲良くできる糸口が見つかるかもしれないだろ。」
「そんなもんかな。」
敦はまだ納得できていないようだった。
「それは行って見ないとわかんねぇよ。とりあえず敦は帰れ。キヨさんへの嫌がらせは俺が何とかするよ。」
「本当かい?」
「ああ。だから帰れ。」
「嫌だ。俺もなんであいつらがヴァンパイアを嫌うのか気になる。一緒に行くぜ。」
「何言ってんだよ、お前なんか連れてったら何しでかすかわかんないから、いやだよ。」
「頼む一宇。俺、絶対大人しくしてるから。腹もいっぱいだし。トラブルなんか絶対起こさないよ。」
「山田さん。どうします?」
「仕方ない。一緒に行こう。俺たちが入った後で、勝手に入ってこられるより、初めから一緒に行った方が良いと思う、」
「山田さん、一宇、サンキュー。」
成り行き上仕方ない、、、。俺たちは2時になるのを待って3人で教会に向かうことにした。
「そう言えば、この団体の創設者って、教会の牧師でしたよね、」
「確かそうだった。牧師と弁護士の二人でこの団体を創設したって聞いたよ。」
「なら、この団体の本部が教会なのも納得できますね。」
俺たちは、スマホのナビを使い、目的地に急ぐ。
ヴァン共反会本部は繁華街に近い場所にあったが、教会の周りだけ木々が生い茂り都会のオアシスのような感じだ。教会も古くから建っているらしく荘厳な雰囲気が漂っている。
「ここですね。」
教会に向かう横断歩道で信号待ちをしていると。教会の門のあたりに見覚えのあるジャンパーがウロウロしているのが目に入った。ドクロの描かれた紫色のジャンパー、、、、。
俺は、信号が青に変わるのを待ってその男に駆け寄った。
「こら。敦!こんなところで何やってるんだ!」
最初にあった時と同じように、敦は飛び上がった。
「なんだぁ。一宇か。ビックリしたよ。」
「この子誰?一宇君の知り合い?」
俺に追いついた山田さんが訊ねる。
「ああ、こいつは須田敦。片沼キヨさんって、ヴァンパイアの眷属なんだよ。」
「初めまして。須田敦です。敦って呼んでください。」
「この人は、俺の同僚の山田さん。山田さんって呼べよ。呼び捨ては駄目だ。」
「そうかぁ。同僚の人と来たってことは、ここを取締るための下見に来たんだな。」
敦が、満足げにうなずく。
「違うよ。今日は完全なプライベートだよ。」
「プライベート?プライベートでこんな悪の巣窟に何の用があるってんだよ。」
「本日の集会は、午後2時から行います。どなたでもご参加ください。仙台市東部教会」の張り紙を見つけた俺は、とりあえず2時までどこかで飯でも食べることにした。
敦をこのままにしておいたら何をしでかすかわかったもんじゃない。
「敦。お前、腹減ってないか?」
「減ってるよ、それがどうしたんだよ。」
「この先のファミレスで飯奢ってやるよ。山田さん、2時から集会があるみたいです。それに参加しましょう。それまで、その先のファミレスで飯食いませんか?」
「そうだな。こんなところでウロウロしててもしょうがないし、行くか。」
俺たちは、ファミレスの看板に向かって歩き出す。
「腹が減っちゃ戦は出来ないもんな。」
敦は、まだ何か誤解している様だ。話はファミレスでゆっくりとすればいいだろう。
ファミレスに入った俺たちは各々食べたいものを注文した。
料理が来るまでの間に俺と敦の出会いについて簡単に山田さんに説明する。
「そうか。君もヴァンパイアに助けられて眷属になったのか、」
(君も?そう言えば、山田さんが高木さんの眷属になった経緯って聞いたことがなかったな、、。)
料理が運ばれてくると、敦はものすごい勢いでハンバーグを食べ始めた。
「ところで、敦。今日はあんなとこで何やってたんだ?」
「それなんだよ一宇、聞いてくれよ。ヴァン共反会のやつらがキヨさんに嫌がらせするから、今日はその抗議に来たんだよ、俺。」
敦はご飯粒を口から飛ばしながらまくし立てる。
「嫌がらせってどんな事されたの?」
「色々だよ、変なチラシを近所に配ったり。キヨさん家の塀に落書きしたり。家のポストにゴミ入れたりさ。まったく嫌になるぜ。俺、警察にも相談したんだよ。そしたら警察のやつら、ヴァンパイアと人間のもめごとには介入できませ~んとかぬかしやがって。だから嫌がらせを止めるように直談判に来たって訳よ。」
「それは酷いね。」
「それなのに、キヨさんはほっとけばいいさって。そんなことで気が済むならやらせておけばいいよって、こうだぜ。」
それはキヨさんらしい。
「でも、お前すごい顔してたぞ。あのままあそこに入って行ったら何するかわかんない感じだった。」
「そうかもな。人間腹が減るとイライラするからな。」
それが原因かよ。飯を食わせて本当によかった。
「それで、仕事じゃないなら一宇たちは何しに来たんだ?」
「俺たちは、ヴァン共反会の人たちの意見を聞きに来たんだよ。なんであの人たちが、なんでヴァンパイアとの共存を嫌がるのか知りたくてね。彼らが何を嫌がってるのかが分ればヴァンパイアと人間が仲良くできる糸口が見つかるかもしれないだろ。」
「そんなもんかな。」
敦はまだ納得できていないようだった。
「それは行って見ないとわかんねぇよ。とりあえず敦は帰れ。キヨさんへの嫌がらせは俺が何とかするよ。」
「本当かい?」
「ああ。だから帰れ。」
「嫌だ。俺もなんであいつらがヴァンパイアを嫌うのか気になる。一緒に行くぜ。」
「何言ってんだよ、お前なんか連れてったら何しでかすかわかんないから、いやだよ。」
「頼む一宇。俺、絶対大人しくしてるから。腹もいっぱいだし。トラブルなんか絶対起こさないよ。」
「山田さん。どうします?」
「仕方ない。一緒に行こう。俺たちが入った後で、勝手に入ってこられるより、初めから一緒に行った方が良いと思う、」
「山田さん、一宇、サンキュー。」
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