痴女

村上しんご

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結末

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 いったい何でこんな事になってしまったのだろうか。

 関係を結ぶ度に私たちの立場はいつの間にか逆転し、私はマコトにオモチャにされる様になっていた。
 幼い子を弄ぶ事に喜びを感じていたのに、気が付くと意のままに操られていたのは私の方で、する度に要求されるお小遣いで今では貯金も底を付いている。
 嫌な予感はしていたが性を覚えたマコトは見掛けと違って巧妙で、自分が弄ばれている様に見せておきながら、油断させて私を思い通りに操っていた。

 気が付くと私は彼の従順な僕にされていて、その要求は日を追うごとにどんどん過激になっていった。
 私は今マコトの居る目の前で見ず知らずのオッサンに、御開帳したアソコをペロペロと舐められていた。
 夜の公園の草むらでパンティを脱ぎ、スカートを捲り上げる私は仁王立ちになりながら、ホームレスとしか思えないこの汚らしい男を股座に招き入れていた。

 本当は嫌だと拒否をしてこの場を逃げ出したいが、そんな事をしたらマコトの機嫌を損ねて、もっと酷い事を要求されてしまうだろう。
 こんな事になる前に、彼とは離れるべきだと分かっていたのに、私にはそれが出来なかった。
 何度も関係を繰り返すうちに身体中に染み渡った、彼の抱き心地と愛くるしいその感触を、忘れる事など出来なかった。
 マコトに言われた通りに、草むらで寝ているホームレスに大切な所を見せつけて「ここを舐めて」とお願いし、こんな事をされている私は何てふしだらなのだろうか。

 しかもマコトに見られているせいか、興奮する私の身体はいつも以上に感度が増して、感じ始める私はオッサンの汚らしいハゲ頭を、知らず知らずのうちに撫で回していた。
 ボーボーに生えたオッサンの口髭が、私の陰核を丁度良い感じに刺激して、我慢しているのに気持ちがどんどん良くなっていく。
 オッサンの舌使いも絶妙で、舐められた所から粘膜が止め処なく溢れ出し、その顔にピチャピチャと滴り落ちている。

「オジサン…先生のアソコはどお?」

 そんな私たちをしゃがみながら見ているマコトがそう言うと、オッサンは信じられないといった様子でマコトに目を向けていく。

「えぇっ?…この娘、先生だったの!?…それが本当だったら何だか興奮するなぁ~…良い匂いだし堪らねぇよぉ~…ふぇふぇふぇ…」

 虫歯だらけの汚らしい歯並びを見せながら、不気味に笑い出すオッサンは、荒れた唇で私のアソコにまた吸い付くと、敏感な所をチロチロと優しく舐めていった。
 子供の頃に遊んだ棒崩しでもしてるかの様に、周りから少しずつ少しずつゆっくりと攻めてくるオッサンの舌使いに、私は可笑しな気分になり我慢する事など出来なくなっていた。

「あんっ!…そ…そこは…だ…ダメっ!」

 私は堪え切れずに思わずそう口にすると、ビクビクと身体を痙攣さながら、オッサンの絶妙な舌使いに喘いでいった。
 腰をクネクネと捩りながら必死になって悶えているのに、割れ目の周りをゆっくりと回る舌先は、私の陰毛をサリサリと掻き分けながら、たまにニュルっと中に侵入したりして、居た堪れない思いをジワジワと募らせていく。

「このお姉ちゃん、感じ始めてきやがった…堪んないねぇ~」

 そんな乱暴な言葉遣いとは対照的な、オッサンの丁寧な舌使いに、子宮の奥がジンジンと疼き始めている。
 しかしオッサンから漂ってくる、何日もお風呂に入っていないかの様な体臭が、臭くて臭くて堪らない。
 嫌だ嫌だと思ってるのに巧みな舌技に翻弄されて、気持ちの良さがジワジワと身体を蝕んでいく。
 プクッと膨らんだできた部分を少しだけ舐められて、身体中に電流が流れる様な衝撃が走り出していった。

「ああっ!ダメっ!…もうやめてぇ…」

 私がそう言って股間の頭を押さえながら行為を止めさせ様としてるのに、オッサンは「何言ってんだ…自分で言っておきながら…」と言って構わず愛撫を続けていく。
 ピチャピチャと音を立てながら、陰核の周りをチロチロと舐めていく舌の動きに、次第に意識が遠退き始め、私は立っている事すら覚束無くなっていった。
 切なくて切なくてどうしようもないのに、こんな男にイカされるのが嫌で堪らなくて、私はフラフラになりながらも懸命に意識を保ち続けていた。

 しかしねちっこく攻めてくる舌の動きは、執拗にその部分を気持ち良くさせて、堪え切れなくなった私は快感を受け入れるしか無くなっていった。

「ダメダメダメーっ!イク…イッちゃうーーーーーーーーっ!!!」

 そう叫んで天を仰ぐ私はガニ股に脚を大きく開き、膝をガクガクと震わせて絶頂を迎えていった。
 アソコからプシューっと吹き出すキラキラしたモノが、顔面に吹き掛っているのに、オッサンは気にもせずにプックリと突起した所を未だにチロチロと舐め続けている。
 敏感になったその部分が擽ったくて堪らないのに、私はオッサンの顔を股間に押し付けて、ビクンビクンと身体を痙攣させている。

 次第に力が抜けて崩れる様にその場にペタンとへたり込むと、立ち上がるオッサンは私を四つん這いにさせて、スカートを捲り上げながら突き出させたお尻を丸出しにさせていった。

「さて…そろそろ頂いちゃおうかなぁ~」

 オッサンはそう言ってボロボロに汚れたズボンとパンツを下ろして、プーンと悪臭の漂う不潔なモノを剥き出しにさせていくのに、マコトは何も言わずにそれを眺めている。

「ダメーっ!…それは止めて…挿れるのはイヤっ!」

「そんな事、言ったってこんなになってるのに止められる訳ねぇだろ~?」

 血管の浮き出たカチカチになったモノは、張り裂けんばかりに膨らんで天に向かってけたたましく伸びている。
 どす黒く光り輝いてはいるが汚れているのは明らかで、何かが腐った様な悪臭が私の鼻にまで届いていた。
 そんなモノを挿れてしまったら何かの病気に掛かってしまうと、私は必死になって挿入を拒んでいった。

「口でっ!お口でするからぁ!」

 しかし必死になってお願いしてるのに、私の腰の辺りを強く掴んだオッサンは穴の入り口に、汚れたモノの先端をピタリと宛てがっていった。

「ヤダよ…こっちは何年もご無沙汰で、久々の御馳走に有り付けると思って、アンタのココを気持ち良くさせてやったんだ…口なんかじゃ代わりにならないね…」

「…ヤ…ヤダよぉ…」

 泣きそうな顔で助けを求める様にマコトに目を向けるが、マコトはそれを見ているばかりで何もしようとはしなかった。

「頂きまぁ~~~~す!」

 そしてオッサンの掛け声と共に、太くて硬いモノが穴の中をミリミリと押し広げて、侵入を開始していく。
 生暖かいそれは充分に滴った私の粘膜で、あっという間に奥の方まで、ニュルっと突き刺さっていった。

「ああっ!……ああっ…」

 穴を目一杯に押し広げる久々の大きな性器の感触に、私は声を上げずにはいられなかった。

「うひょ~温けぇ~…キュッと締まっていく…気持ち良いなぁ~」

 オッサンはそう言って私の腰を押さえながら、ゆっくりと腰を左右に動かして穴の中を掻き回していった。
 グチュグチュと音を立てて動き回る硬いモノは、気持ちの良い所をグイグイと刺激して、悶える私に啜り泣く様な声を上げさせていく。
 感じてはイケないと思っているのに、中をニュルニュルと動き回るほんのりと温かい感触に切ない思いが込み上げて、自分の身体が制御できなくなっていく。

 草むらの雑草をギュッと握り締め、猫が背伸びをする様に前のめりに崩れる私は、我を忘れて中に入った大きなモノの感触に喘ぎだしていった。

「す…凄いねぇ~…俺のモノを締め付けて離しゃしねぇ~」

 オッサンはそう言いながら腰を前後に動かして、中に入ったモノの抜き差しをゆっくりと繰り返していった。
 カリ首のハッキリとしたそれは私の中でゴリゴリと引っ掛かり、今まで以上の切ない思いがどんどん込み上げていく。
 まるで凹凸の激しいドリルがグルグルと回っているかのようなその感触に、私の意識は軽く飛び身体が勝手に動き始めていく。

 私はいつの間にかオッサンの動きに合わせて腰を振り、求める様に密着する陰部を激しく擦り付けていた。
 ヌチヌチと音を立てて出たり入ったりを繰り返すモノが、窮屈な私の中で更に大きさを増していてジッとしてなど居られなかった。
 感じない様にと必死に堪えているのに少しでも受け入れてしまうと、ダムが決壊でもする様に快感が怒涛の様に押し寄せてくる。

 こんな汚らしいオッサンに絶頂を迎えさせられるのは嫌なのに、身体がいうことを聴いてくれずに気持ちの良さを求めていく。
 ジワジワと絶頂に向かう私は、込み上げてくる欲望を押さえる事などもう出来なかった。
 オッサンの硬いモノが私の敏感な所を淡々と擦り続けて、込み上がった切ない思いがはち切れんばかりに膨らんでいる。

「良いぞ、良いぞぉー!溜まりに溜まった俺の子種をアンタの中にたっぷり出してやるからなぁ~!」

「やめてぇー!中にださないでぇー!!」

 オッサンのその言葉と共に腰の動きは激しさを増して、私は逃れようと足掻いているのに腰が砕けて逃げ出せない。
 中を滅茶滅茶に掻き回す荒々しい動きと、気持ちの良い所をヌルヌルと刺激している感触に、妙な感情が込み上げて辺りが眩い光に包まれていく。

「イクイクイクっ!イッちゃーーーーーーーーーう!!!」

 絶叫する私は天を見上げながら大きく仰け反っているのに、オッサンは私の腰を強く掴んだまま一心不乱に腰を動かし続けている。

「…お…俺も………で…出るーーーーーーーーーっ!!!!」

 オッサンはそう叫びながら私のお尻に向かって腰を突き上げて、中に大量の熱いモノをビュルビュルと撒き散らしていった。
 お尻を付き出したまま精根尽きて前のめりに崩れる私は、いつまでもビュッビュビュッビュと出続けているそれを、悍ましいとは思いながらも受け止める以外なかった。
 絶頂を迎えさせられた私は久々の貫く様な衝撃に放心し、動くことも出来ずにビクンビクンと身体を痙攣させている。

 オッサンはそんな無様な私を見つめながら回す様に腰を動かして、出続けるそれを満遍なくアソコの中に塗りたくっていった。
 絶頂を迎えた私の身体は敏感になり過ぎて擽ったくて堪らないのに、オッサンは一滴残らず出し切るまでそれを続けていく。
 そして全てを出し尽くしたオッサンは、満足げな顔をして私の中から萎んでいくモノを引き抜くと、情けない私の格好を見つめながらその場でゆっくりと立ち上がっていった。

「先生、良かったぜぇ~またヨロシクたのむわ…」

 オッサンはそう言いながら出したばかりの自分の子種が、ジュプジュプと溢れ出している私の割れ目を可愛がる様に優しく撫でていく。
 まるで溢れ出すモノを塗り付けていく様な指の動きに、アソコはヒクヒクと痙攣を繰り返し、グッタリする私は抵抗する気力も無くオッサンにされるがままになっていた。
 本当はこんな汚いオッサンに、こんな事をされて悔しくて堪らないのに、子種まで植え付けられてしまった後悔で生きる気力すら湧いてこない。

 地べたに這いつくばり涙を流す私は、死んでしまいたいとさえ思う程の絶望を感じながら、屍の様に淀んだ瞳で遥か遠くを見つめていた。
 視界に入るマコトは草むらで捨てられた猫と呑気に戯れていて、犯された私の事などまるで見ては居ない。
 そんな私の傍で一輪の白い花が風にユラユラと揺れていた。







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