痴女

村上しんご

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相性

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トイレの中で純潔を奪った男の子はマコトと言って有名な私立の小学校に通う四年生だった。

初めて見た時から品の良さそうだった彼は、どんなに淫らな事を繰り返しても、自分の欲望を有りのままにする事など決して無かった。
彼との行為の楽しさに心を奪われた私は、ストーカーの様に待ち伏せまでして彼に会い、毎日毎日獣の様に交尾を繰り返しているが、前の男の子とは違ってその関係に嫌気がさすことは無かった。
何度身体を重ねても積極的では無い彼の控えめな性格は、私の好みにピッタリと当てはまっていて、私をどんどん虜にさせている。

ダメだダメだと言いながらもアソコをビンビンにさせて、気持ちの良い事を少しずつ受け入れてしまう彼の様子が可愛くって堪らない。
私は興味を失ってしまうと分かっていながらも、彼が雄の本能を剥き出しにした所が見たくて、行為の内容を次第に大胆にさせていた。
しかしどんなに過激な事をしても、彼は受け身で自分からは何もしてこない。

私はそんな事を繰り返すうちに、どんな意地悪をしてもなすが儘になっている彼の姿に欲情を覚え、いつの間にかイジメる事にゾクゾクとした気持ちの良さまで感じ始めていた。
待ち合わせ場所に到着した私は、人混みの中でポツンと佇む彼の姿を、陰で伺いながら興奮を隠し切れずにニヤニヤとほくそ笑んでいた。
谷間が見えるくらいにお尻を半分まで丸出しにさせた、露出の多いピチピチの半ズボンと、おへそがチラチラと見え隠れする小さなサイズのTシャツを、事前に用意して今日着てくるように言いつけていた。

通り過ぎる人が思わず振り返って、二度見する程の恥ずかしい格好をさせられて、彼は泣き出しそうな顔をしながらも、言い付け通りにその場で私を待ち続けている。
お尻を見られない様にと小さな手で恥部を隠しながら、モジモジとしている彼の恥ずかしそうな姿は、私の本能を掻き立てて高揚感が押さえ切れなくなっていた。
私は今直ぐにでも駆け寄って、もっと恥ずかしい事をさせてみたかったが、感情を押し殺して彼にゆっくりと近付いていった。

「何を恥ずかしがってるの?…恥ずかしがらずにその変な格好を皆に良く見せてあげなさい!」

突然の冷たい言葉に一瞬慌てふためく彼は、近づいてくる私の姿を見付けると、怯える様に身体をブルブルと震わせていく。
しかし直ぐに私の言い付け通りに隠していたお尻から手を離し、顔を真っ赤にしながらも恥ずかしい部分を通行人に見せていく。
恥ずかしくて居ても立っても居られない筈なのに私の言葉に素直に従って、それを受け入れているマコトが意地らしくて堪らない。

「さあ、行くわよ…その恥ずかしい格好をもっと皆に見せてあげましょう…」

私はもっと意地悪がしたくなって、恥じらうマコトを引き連れて、街の中をウロウロと彷徨い始めていった。
人混みの中をそんなはずかい姿で歩く彼は、頬を真っ赤に染めて泣きそうな顔をしながらも、私の言葉に従って懸命に後を付いてくる。

「恥ずかしいょ…」

そんな事を独り言の様に呟きながらも、彼は欲情でもしているのか、何故だかズボンの股間にピョコっとテントを張っている。
道行く人々が好奇の目を向けて行く中で、晒し者にされているというのに、まるでそれを喜んでいるかのような彼の姿に、私の意地悪心が増々燃え上っていく。

「何でアソコを硬くさせてるの?」

「え、えっ!?…分かんないよぉ~…勝手にこうなっちゃったんだもん…」

私の言葉でテントの部分を咄嗟に両手で隠し込む彼は、そう言いながら恥ずかしそうにモジモジと俯いていった。
そんな姿にアソコをムズムズと疼かせる私は、恥じらいを見せている彼の様子に欲情を覚え、股間をビッショリと濡らし続けていた。
不機嫌な様子で彼を睨み付けていながらも、背筋がゾクゾクして内心では喜びが押さえ切れていない。

「それ………今ここでズボンの中から出して見せてごらんなさい…」

「えぇーっ!?…嫌だよぉ…こんな所でそんなの出来ないよぉ…」

「いつも私の前で丸見えにさせてるじゃない……早くしなさい!」

私は興奮で周りの事など何も見えなくなっていた。
私の恫喝でビクッと怯えてズボンのファスナーに手を掛ける彼は、ゆっくりとそれを下ろして渋々中からピョコっとしたモノを取り出していく。
周りの目を気にしながらビクビクと怯えて、大切なモノを恥ずかしそうに突き立てている姿に、私は居ても立っても居られなくなっていった。

「こっちへ来なさい!」

私はそう言って彼の手を掴むと、強引に路地裏の奥に引きずり込んでいった。
そして大通りから少し離れたビルとビルの隙間に彼を引きずり込むと、その場にしゃがみ込んでズボンから飛び出たモノに一心不乱にしゃぶり付いていく。

「あふっ!…あああっ…いきなりそんなぁ~…」

「もう…こんなにさせちゃって…苦しかったでしょ?」

急に私が猫なで声になりながらそう言って、ピョッコリとしたモノをしゃぶり続けると、彼は呼吸を荒げて私の頭を躊躇いがちに撫でていく。
気持ち良さそうに天を見上げるその顔は切なさに溢れていて、こんな所では嫌だと思いながらも気持ちの良さに抗え切れない彼の心情が手に取る様に伝わっている。
私は口に含んだ細長いモノに舌を巻きつけてクルクルと回しながら、丹念にそれをしゃぶり続けていった。

前後に動かされる私の首の動きと共に、チャプチャプという音が誰もいない路地裏に響き渡り、マコトは目を細めながら虚ろな顔付になっていく。
口の中でしゃぶり続けられるモノはピクピクと激しく暴れ回り、ほんのりと温みを増して裏筋の部分から何かが流れ込んでくるかの様に一気に膨らみ始めていく。

「あああっ…イッちゃう…イッちゃう…イッちゃうーーーーーーーーーーーーっ!!!」

マコトの叫び声と同時にピョコっとしたモノの先端から、大量の精液が私の口の中に勢いよくビュルビュルと発射されていった。
私は飛び出してくるそれをチューチューと吸い込みながら、首を前後にゆっくりと動かして、硬くなったモノの先端を丹念に舐め回していった。
私の頭に掛けられていたマコトの小さな手は、その頭を抱きしめるかのようにギュッと引き寄せて、功を労う様にゆっくりと撫で続けている。

まるで慈しんでいるかの様な、愛情の込められたマコトの手の動きに、私の胸がキュンキュンと締め付けられていった。
私は今直ぐにでも一つになりたいと思いながらも、それをグッと堪えて朦朧とするマコトの唇に、体液を出されたばかりの口でキスを繰り返していった。
するとマコトはモジモジとしながらも、それに応えるかのように私に身を任せて、身体中から力を抜いていく。

私は為すがままになっているマコトをギュッと抱き締めて、その小さな唇を一心不乱に貪っていった。
疼きまくる股間が熱くて熱くて居ても立っても居られなくなっていた。
そんな私の胸の内も知らずに、絶頂を迎えて少しさっぱりとした顔をするマコトは、キスを繰り返されながらもボケっと空を見つめている。

「気持ち良かった?」

「えっ?……う…うん…」

私の問いかけにマコトは煮え切らない返答をしているが、その顔はうっとりとしていて何処か上の空な表情を浮かべ続けている。

「じゃあ、何処か………ゆっくりできるトコに行きましょうか?」

私が思わせぶりにそう言ってニッコリと微笑むと、マコトはハッと我に返り、急に顔を真っ赤にしてコクリと頷いていく。
これからそこで何をされようとしているのか分かっている筈なのに、マコトは嫌がる素振りも見せずに何故かモジモジとした様子で躊躇っている。
しかし剥き出しになったアソコを、そそくさとズボンの中に仕舞い込み、小走りで私の後を付いてくるその姿には迷いなど一切見られない。

追いつこうとして私の手を握り締めてくる彼の華奢な手は、私を逃さないとしてるかの様にギュッと強い力が込められていた。






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