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76話「ミズキVSエミナ」
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「エミナさん……一体、何が起こってるのか……」
遠くに見えるマミルトンのコーチを見ながら、ミズキは呟いた。コーチの安全が確保出来るまで、ミズキはエミナと睨み合いをしつつ、エミナに何が起きたのか、エミナを元に戻すことは出来るのかを考えていた。
だが、ミズキは遂にコーチが去る間に、答えを見出すことは出来なかった。どうやったら、いつものエミナさんに戻せるんだ。ミズキはずっと、そう思って思考を巡らせていた。
しかし、戻す方法はおろか、何が起きたのかすら、全く分からない。心の中に広がっているのは、ただ漠然とした不安だけだ。漠然とした不安は見る見るうちに広がり、ミズキの心を蝕んでいく。
「……」
ミズキは意を決して、ゆっくりとエミナさんに近付いていく。一歩、また一歩と、慎重に間合いを詰めていく。敵と対峙するようにだ。
「エミナさん……?」
エミナに手を触れられる距離にまで、後十数歩というところだろうか。ミズキは、この状況をどうしていいか分からないまま、エミナの間近にまで迫っていた。
「エミナさん、どうしたの?」
こうやって話しかけてみても、自分を見せても、エミナは全く反応しない。このまま近寄って……エミナに手を触れられたら、何か変わるだろうか。それでも何も反応しなかったら、どうすればいいのか。
――そんなことを考えているうちに、エミナまであと数歩という距離まで近付いてしまった。エミナからいつ攻撃を受けてもおかしくない距離だ。しかし、エミナは微動だにしない。
あのハエの毒が、どういったものかは分からない。が、最初にエミナがとった行動は、何かの発作だったのかもしれない。しかし、そうだとしても、エミナの状態が異常だということには変わり無い。ここまで近付いても動かないままなのだ。
……触っていいものか。ミズキは、エミナに触れられる距離で立ち止まった。ミズキは迷っている。攻撃してくることがないのなら、エミナをレーヴェハイムまで運んで医者に見せることもできる。しかし、触ることで何かが起きないとも限らない。
「エミナさん?」
声をかけても、相変わらず反応は帰ってこない。誰か、毒に詳しい人が居てくれたら、どうやったらいいか分かるのだが……。
「ああ、そうだ、ミー……」
ミズキがミーナを呼ぼうとした時だ。ミズキは殺気を感じ、咄嗟にエミナの近くから飛び退いた。
「何!? ……ぐっ!?」
肩に激痛が走る。それとともに、虫の這いずるような感覚が、肩から腕を通して、手の甲にまで達した。
「傷つきし闘士に癒しの光を……トリート!」
左肩がぱっくりと切り裂かれている。ミズキは急いで、左肩にトリートを当てた。
「エミナ……さん……」
右肩のバトルドレスは無残に切り裂かれて、血の赤に染まっている。そして、その隙間からは生々しい傷口が露になっている。
前方のエミナは、いつの間にか手にドリルブラストを持っていて、こちらへと走ってきているところだ。
「く……」
エミナのドリルブラストは槍のように鋭く、一突きで致命傷を与えられてしまう恐れがある。それに加えて斬撃の能力もある。斬撃の威力は突きよりは低いもののドリルブラストが得意なエミナが使うと、先ほどのように、バトルドレスを貫いて、肩を容易に切り裂く程の威力を発揮する。接近戦に持ち込まれたら、ミズキは圧倒的に不利だ。
ミズキは踵を返して走り出し、エミナから距離を取ろうとする。
「はぁ……はぁ……」
しかし、差は縮まるばかりだ。無傷なエミナと、脇腹と肩に深い傷のあるミズキでは、どちらが早いかは火を見るように明らかだった。
「く……」
ミズキはエミナから飛び退いた一瞬の間に見ていた。エミナの目には感情が無く、赤く血走っていた。あれは普通の精神状態じゃない。
とにかく、トリートをこれ以上持続していたら、エミナさんに追いつかれてしまう。別の魔法を……。
「風の戦士は疾風のように駆け、嵐のように攻める……シップーアッパー!」
シップ―アッパー。筋力及び走力を同時に上げる魔法だ。シップ―アッパーなら、単純な走力でエミナさんとの距離を開けるし、筋力をアップすることで、傷の痛みも多少和らげることができる。
「はぁ……はぁ……どうすれば……」
これでエミナさんに追いつかれることはなくなる。ミズキは出来る限りの力を使って走りながら、後ろを向いた。
「!?」
後ろに迫っていたのはエミナではなかった。稲妻を纏った光り輝く球、セイントボルトだった。
「あ……うわぁぁ!」
セイントボルトがミズキの脇腹に命中すると、ミズキは体全体に走る痛みに喘いだ。
「うぐ……あぁ……」
悶えている時間は無い。逃げないと。エミナさんに追いつかれたら、ドリルブラストの一撃が待っている。ミズキはそう思って、朦朧とする意識と痛みで感覚の無い体を無理矢理に動かし、走る。
「うぅ……っく……」
足取りがおぼつかない。頭がくらくらする。気持ちでは分かっていても、ミズキは思うように体を動かすことができなかった。
「だ……だめだ……」
エミナの二発目のセイントボルトも、確実にミズキを捉えていた。それはミズキにも分かっているが、走るのがやっとの体で、それをかわすことは難しい。
かといって、シップ―アッパーを解除して戦うのも難しい。エミナはドリルブラストを用いた接近戦にも長けているが、魔法そのものの威力がミズキのそれよりも一回り上なのだ。それでいて動きも俊敏なので、近距離戦だけでなく、遠距離魔法の打ち合いをしても、エミナにミズキが勝てる確率は低いだろう。
「く……」
突破口は一つ。弱者が強者に勝つ方法だ。ミズキは朦朧とする意識をできる限り振り払い、激しく思考を巡らせる。エミナの意表をいかにつくか。ミズキは、エミナの手にセイントボルトの輝きが現れ、発射される一瞬で、その一手を見出さないといけない。
「潤いを以て我が身を等しき存在より守りたまえ……ジェルプロテクション!」
ミズキがジェルプロテクションを使った。魔法に対しての防御力を高めることに特化された水属性の魔法だ。
「うおぉぉぉ!」
ミズキが腹を決めてエミナに向かって走り出した。前にはエミナの手から発射されたセイントボルトが迫っている。
「うわぁぁぁぁ!」
ジェルプロテクションで威力が減衰されているとはいえ、ミズキはエミナのセイントボルトをまともに体に受けることになった。激しい痛みが体中を襲う。心の準備は出来ていたとはいえ、眩暈がするほどの痛みだ。
「うぐぅ……」
ミズキはセイントボルトの衝撃を、足を踏ん張ることによって最小限に抑え、再びエミナに向かって走り始めた。エミナは淡々と、ドリルブラストの詠唱を開始した。
「風よ、その身を鋭き螺旋の形に変え……っ!」
――バキッ!
エミナの淡々とした詠唱が、ミズキによる拳の一撃によって掻き消された。
「き、決まったの!? ……そ、そうか……」
ミズキの意表を突いた攻撃は、あまりに呆気無く決まった。ミズキのパンチは、見事にエミナの頬に届いたのだった。
遠くに見えるマミルトンのコーチを見ながら、ミズキは呟いた。コーチの安全が確保出来るまで、ミズキはエミナと睨み合いをしつつ、エミナに何が起きたのか、エミナを元に戻すことは出来るのかを考えていた。
だが、ミズキは遂にコーチが去る間に、答えを見出すことは出来なかった。どうやったら、いつものエミナさんに戻せるんだ。ミズキはずっと、そう思って思考を巡らせていた。
しかし、戻す方法はおろか、何が起きたのかすら、全く分からない。心の中に広がっているのは、ただ漠然とした不安だけだ。漠然とした不安は見る見るうちに広がり、ミズキの心を蝕んでいく。
「……」
ミズキは意を決して、ゆっくりとエミナさんに近付いていく。一歩、また一歩と、慎重に間合いを詰めていく。敵と対峙するようにだ。
「エミナさん……?」
エミナに手を触れられる距離にまで、後十数歩というところだろうか。ミズキは、この状況をどうしていいか分からないまま、エミナの間近にまで迫っていた。
「エミナさん、どうしたの?」
こうやって話しかけてみても、自分を見せても、エミナは全く反応しない。このまま近寄って……エミナに手を触れられたら、何か変わるだろうか。それでも何も反応しなかったら、どうすればいいのか。
――そんなことを考えているうちに、エミナまであと数歩という距離まで近付いてしまった。エミナからいつ攻撃を受けてもおかしくない距離だ。しかし、エミナは微動だにしない。
あのハエの毒が、どういったものかは分からない。が、最初にエミナがとった行動は、何かの発作だったのかもしれない。しかし、そうだとしても、エミナの状態が異常だということには変わり無い。ここまで近付いても動かないままなのだ。
……触っていいものか。ミズキは、エミナに触れられる距離で立ち止まった。ミズキは迷っている。攻撃してくることがないのなら、エミナをレーヴェハイムまで運んで医者に見せることもできる。しかし、触ることで何かが起きないとも限らない。
「エミナさん?」
声をかけても、相変わらず反応は帰ってこない。誰か、毒に詳しい人が居てくれたら、どうやったらいいか分かるのだが……。
「ああ、そうだ、ミー……」
ミズキがミーナを呼ぼうとした時だ。ミズキは殺気を感じ、咄嗟にエミナの近くから飛び退いた。
「何!? ……ぐっ!?」
肩に激痛が走る。それとともに、虫の這いずるような感覚が、肩から腕を通して、手の甲にまで達した。
「傷つきし闘士に癒しの光を……トリート!」
左肩がぱっくりと切り裂かれている。ミズキは急いで、左肩にトリートを当てた。
「エミナ……さん……」
右肩のバトルドレスは無残に切り裂かれて、血の赤に染まっている。そして、その隙間からは生々しい傷口が露になっている。
前方のエミナは、いつの間にか手にドリルブラストを持っていて、こちらへと走ってきているところだ。
「く……」
エミナのドリルブラストは槍のように鋭く、一突きで致命傷を与えられてしまう恐れがある。それに加えて斬撃の能力もある。斬撃の威力は突きよりは低いもののドリルブラストが得意なエミナが使うと、先ほどのように、バトルドレスを貫いて、肩を容易に切り裂く程の威力を発揮する。接近戦に持ち込まれたら、ミズキは圧倒的に不利だ。
ミズキは踵を返して走り出し、エミナから距離を取ろうとする。
「はぁ……はぁ……」
しかし、差は縮まるばかりだ。無傷なエミナと、脇腹と肩に深い傷のあるミズキでは、どちらが早いかは火を見るように明らかだった。
「く……」
ミズキはエミナから飛び退いた一瞬の間に見ていた。エミナの目には感情が無く、赤く血走っていた。あれは普通の精神状態じゃない。
とにかく、トリートをこれ以上持続していたら、エミナさんに追いつかれてしまう。別の魔法を……。
「風の戦士は疾風のように駆け、嵐のように攻める……シップーアッパー!」
シップ―アッパー。筋力及び走力を同時に上げる魔法だ。シップ―アッパーなら、単純な走力でエミナさんとの距離を開けるし、筋力をアップすることで、傷の痛みも多少和らげることができる。
「はぁ……はぁ……どうすれば……」
これでエミナさんに追いつかれることはなくなる。ミズキは出来る限りの力を使って走りながら、後ろを向いた。
「!?」
後ろに迫っていたのはエミナではなかった。稲妻を纏った光り輝く球、セイントボルトだった。
「あ……うわぁぁ!」
セイントボルトがミズキの脇腹に命中すると、ミズキは体全体に走る痛みに喘いだ。
「うぐ……あぁ……」
悶えている時間は無い。逃げないと。エミナさんに追いつかれたら、ドリルブラストの一撃が待っている。ミズキはそう思って、朦朧とする意識と痛みで感覚の無い体を無理矢理に動かし、走る。
「うぅ……っく……」
足取りがおぼつかない。頭がくらくらする。気持ちでは分かっていても、ミズキは思うように体を動かすことができなかった。
「だ……だめだ……」
エミナの二発目のセイントボルトも、確実にミズキを捉えていた。それはミズキにも分かっているが、走るのがやっとの体で、それをかわすことは難しい。
かといって、シップ―アッパーを解除して戦うのも難しい。エミナはドリルブラストを用いた接近戦にも長けているが、魔法そのものの威力がミズキのそれよりも一回り上なのだ。それでいて動きも俊敏なので、近距離戦だけでなく、遠距離魔法の打ち合いをしても、エミナにミズキが勝てる確率は低いだろう。
「く……」
突破口は一つ。弱者が強者に勝つ方法だ。ミズキは朦朧とする意識をできる限り振り払い、激しく思考を巡らせる。エミナの意表をいかにつくか。ミズキは、エミナの手にセイントボルトの輝きが現れ、発射される一瞬で、その一手を見出さないといけない。
「潤いを以て我が身を等しき存在より守りたまえ……ジェルプロテクション!」
ミズキがジェルプロテクションを使った。魔法に対しての防御力を高めることに特化された水属性の魔法だ。
「うおぉぉぉ!」
ミズキが腹を決めてエミナに向かって走り出した。前にはエミナの手から発射されたセイントボルトが迫っている。
「うわぁぁぁぁ!」
ジェルプロテクションで威力が減衰されているとはいえ、ミズキはエミナのセイントボルトをまともに体に受けることになった。激しい痛みが体中を襲う。心の準備は出来ていたとはいえ、眩暈がするほどの痛みだ。
「うぐぅ……」
ミズキはセイントボルトの衝撃を、足を踏ん張ることによって最小限に抑え、再びエミナに向かって走り始めた。エミナは淡々と、ドリルブラストの詠唱を開始した。
「風よ、その身を鋭き螺旋の形に変え……っ!」
――バキッ!
エミナの淡々とした詠唱が、ミズキによる拳の一撃によって掻き消された。
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