2 / 186
1 はじまりの章
『全自動お風呂のお湯入れ機』
しおりを挟む
なんて言うか、あのお風呂のお湯を、
ボタン1つで全自動で入れてくれる装置。
仮に『全自動お風呂のお湯入れ機』とでも言う代物の話。
「お湯張りを開始します。」
「高温指し湯を開始します。」
「もうすぐ、お湯張りを終了します。」
と女性の声でいつもは言う
『全自動お風呂のお湯入れ機』
しかし、その日の夜は違った。
私が夜遅くお湯に浸かって温まっていると、
その『全自動お風呂のお湯入れ機』が、
いつもの女性の声で
「もうすぐ、お別れです。」
と言った。
私は
「えっ?」
と思わず声を出し、そして耳を疑った。
次の日、『全自動お風呂のお湯入れ機』は故障が発覚。
そして、そのまま新品と取り替えられた。
私は
「ごめんね。正確な機種も名前も知らないで。
結構、長い事お世話になっていたのに・・・。」
と取り替えの業者が、取り替えている作業を見ながら、ふと思った。
終
ボタン1つで全自動で入れてくれる装置。
仮に『全自動お風呂のお湯入れ機』とでも言う代物の話。
「お湯張りを開始します。」
「高温指し湯を開始します。」
「もうすぐ、お湯張りを終了します。」
と女性の声でいつもは言う
『全自動お風呂のお湯入れ機』
しかし、その日の夜は違った。
私が夜遅くお湯に浸かって温まっていると、
その『全自動お風呂のお湯入れ機』が、
いつもの女性の声で
「もうすぐ、お別れです。」
と言った。
私は
「えっ?」
と思わず声を出し、そして耳を疑った。
次の日、『全自動お風呂のお湯入れ機』は故障が発覚。
そして、そのまま新品と取り替えられた。
私は
「ごめんね。正確な機種も名前も知らないで。
結構、長い事お世話になっていたのに・・・。」
と取り替えの業者が、取り替えている作業を見ながら、ふと思った。
終
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
“5分”で読めるお仕置きストーリー
ロアケーキ
大衆娯楽
休憩時間に、家事の合間に、そんな“スキマ時間”で読めるお話をイメージしました🌟
基本的に、それぞれが“1話完結”です。
甘いものから厳し目のものまで投稿する予定なので、時間潰しによろしければ🎂
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる