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Ⅱ 新たな仲間と
13話 『科学者』ノワール
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私達はノワールに会いにノブルストンまで来たがぶっちゃけ、ノワールがどこにいるかはわからない。
この街に住んでいるそうなので家を持っているとは思うのだが・・・
一応ハーミットにも聞いてみたのだが彼女も住んでいる家までは知らないとか。
だが、ノワールなら見つかると思う。
ノワールは目立つし、名前を出せばすぐにわかりそうだ。
私達は取り敢えずこの街で一番人が集まる図書館に行ってみる事にした。
─────────────
図書館には沢山の人がいる。
その殆どが学者だ。
故に、並ぶ本も教本や学術書等の難しい本が多い。
小説や絵本もあるが数は圧倒的に少ない。
「すみません、ノワールと言う科学者を知りませんか?」
受付の人に聞いてみた。
「ノワールさんですか?ここ数日は来てないですねぇ。
最後に来たのは5日前でしたかね。
科学系の本を数冊借りて行きましたしまた学術塔に籠っているのではないですか?」
受付の人が言った。
まさかこんな簡単に手懸かりが掴めるとは。
取り敢えず学術塔に向かうか。
「学術塔って何?」
ラナが聞いてきた。
さすがに図書館では静かにしていた様だ。
「簡単に言うと学校かな?学者の為の学校って感じで学者同士が知識を教え合う感じ?」
「ほへー、良くわかんない。」
「あはは、私も名前しか聞いたことなかったな。」
「確かに、名前は有名だよね。ノブルストンの学術塔って。」
エリシアとノノは名前だけは知っている様子だ。
まぁ、結構有名どこだしね。
ノブルストンと言えば学術塔ってイメージも強いし。
私達はそんな雑談をしながら街の中心に聳える高い塔を目指すのだった。
─────────────
「すいません、ノワールはいませんか?」
「ノワール博士ですか?それなら19階、科学研究室第2研究室にいると思いますよ。籠っている様で3日前から見てませんけど。」
学術塔の受付で聞くとあっさりと教えてくれた。
私達は風魔導式昇降機に乗り、19階まで上がる。
そこは沢山の研究室が並ぶアパートの様な感じだった。
廊下にあるのは扉だけ。
各扉に名前のプレートがあるだけの簡素な作りだ。
その中に先程受付の人が言っていた第2研究室があった。
扉の前でノックをする。
しかし、返事は無い。
もう一度、先程より強めにノックをしてみる。
しかし、返事は無い。
寝てるのかな?
「ノワール博士に用事かい?」
すると、隣の部屋から出てきた学者の男性が言った。
「はい。」
「なら勝手に入って構わないよ。彼女はノックにま気付かない程熱中しているからね。
ノックして扉の前で待っているだけ時間の無駄さ。
勝手に入った方が早い。
それに、彼女なら勝手に入られようと邪魔さえしなければ怒らないしね。」
男性は苦笑いでそう言うと別の部屋へと入って行った。
私は扉を開けて中へと入る。
そこはぐちゃぐちゃに散らかった部屋だが散らかっているのは本や資料ばかりでゴミは1つも無かった。
ノワールらしいと言えばノワールらしい。
「ノワールいる?」
「んにゃ?誰かにゃー。ワタシは今忙しいんだけどにゃあ。」
そう言って部屋の奥の方の山がもぞもぞと動くとそこからノワールが出てきた。
もしかして寝てたのかな?
腰までのボサボサの銀髪ロングで幼い顔立ち、身長は132cmだがこれでも私とほぼ変わらない歳だ。
髪と同じ色の猫耳、尻尾がある。彼女は猫人なのだ。
服装はなんと下着姿に白衣を羽織っただけだった。
まぁ、何となく察してはいた。
彼女は服装に無頓着だし、脱ぐのは脱ぐが服を着るのは面倒だと言っていた。
パーティーにいた時も良く下着姿で過ごしていたりしてたし。
「久しぶり。」
「その声はアリスかにゃあ?久し振りだにゃあ。」
ノワールは私の方へ来るとそう言って微笑む。
相変わらずの様だ。
ノワールは思い出したかの様にそこら辺の床の書類の山をがさごそとする。
「そうそう、折角ならゆっくりしていくといいにゃあ。
お茶とか出せないけどこのくらいなら出せるにゃあ。」
そう言って書類の山から出したのはクッションだった。
まぁ、そう言うとこも相変わらずだ。
「はい、ノワールの好きなハチミツたっぷりなパンケーキと甘いコーヒー。」
そう言ってストレージからお皿とコップをノワールに渡す。
「おお!嬉しいにゃあ。研究が忙しくて2日くらい何も食べてなかったからお腹ペコペコにゃあ。」
ノワールはそう言って別の書類の山を漁るとそこからテーブルが出てきた。
まさかテーブルまで山に埋まっているとは。
4人も唖然としているのか声も出ない様子でキョロキョロとしていた。
エリシアは苦笑いだったし。
「糖分が無いと研究は進まないにゃあ。」
ノワールは甘いものが大好きで嬉しそうに口にハチミツをつけながら口一杯にパンケーキを頬張った。
「ほら、ハチミツついてる。」
「んにゃあ。」
ノワールは口回りをペロリと舐めると嬉しそうに微笑んだ。
「そういえば、その子達はアリスのパーティーかにゃ?
タンクのドワーフに魔法剣士のオーガ、ドルイドのティターニア、サキュバスの踊り子かにゃ?」
え、ミーナってサキュバスだったの!?
私も知らないんだけど。
「良く分かりましたね。」
ノノが驚いた様子で言った。
まぁ、自己紹介もしてないしね。
「服装や体格、筋肉の付き方やワタシの部屋を見る視線の動き、そんな所から観察した結果だにゃあ。」
のほほんとしているがこれでもデボーチェリーでは敵の分析をしていたし即座に弱点を見抜いたりするのは得意だと言っていた。
こう見えて見た目以上に凄い人なのだ。
皆は改めて自己紹介をするとノワールは嬉しそうに微笑んだ。
「ワタシはノワール。科学者だにゃあ。元デボーチェリーだにゃ。」
ノワールはそう言ってから私に銀色のブレスレットを手渡した。
「これは?」
「放蕩者の絆輪と名付けたブレスレットだにゃあ。
これを持つもの同士通信が出来る様になるにゃあ。
元デボーチェリーの皆にこれを渡せば何時でも皆で話せるにゃあ。
解散しても心は1つ。それを分かりやすくした物って感じかにゃあ。」
ノワールがそう言って自身の左腕を見せた。
ノワールの腕にもブレスレットが身に付けられていた。
「実はアリスが最後なんだにゃあ。アリスにも手紙と一緒に送ろうと思ってたんだけど、その前に来てくれて良かったにゃあ。」
ノワールが嬉しそうに言った。
ハーミットは既に貰っていてそれで私に言ったのだろう。
「ふふ、ありがとう。」
「アリスは何でもしょいこみ過ぎだにゃあ。
元とは言え仲間なんだからもっと頼ってもいいにゃあ。
それを実現させるのがこのブレスレットにゃあ。
何かあったら、このブレスレットで知らせてにゃあ。
皆、我先にって手伝いに来ると思うにゃ。
それだけアリスには感謝してるんだにゃあ。」
ノワールが言った。
ハーミットにも言われた事だ。
「うん。ありがとね。ありがたく使わせて頂きます。」
私がそう言って早速左手首に付けた。
「アリス、もう行くの?」
「うん。そろそろ行かないと馬車に間に合わないから。」
「そっか、冒険者、頑張ってにゃあ。」
ノワールはそう言って私に抱き着いた。
「うん、ノワールも研究頑張ってね。」
私が言うとノワールは微笑んで手を振った。
「何時でも遊びに来てくれて構わないにゃあ。
ワタシも近いうちに研究が一段落すると思うからそしたらそっちに遊びに行くにゃあ。」
「うん。またね。」
「またにゃあ。」
そう言ってお互いに手を振って別れた。
この街に住んでいるそうなので家を持っているとは思うのだが・・・
一応ハーミットにも聞いてみたのだが彼女も住んでいる家までは知らないとか。
だが、ノワールなら見つかると思う。
ノワールは目立つし、名前を出せばすぐにわかりそうだ。
私達は取り敢えずこの街で一番人が集まる図書館に行ってみる事にした。
─────────────
図書館には沢山の人がいる。
その殆どが学者だ。
故に、並ぶ本も教本や学術書等の難しい本が多い。
小説や絵本もあるが数は圧倒的に少ない。
「すみません、ノワールと言う科学者を知りませんか?」
受付の人に聞いてみた。
「ノワールさんですか?ここ数日は来てないですねぇ。
最後に来たのは5日前でしたかね。
科学系の本を数冊借りて行きましたしまた学術塔に籠っているのではないですか?」
受付の人が言った。
まさかこんな簡単に手懸かりが掴めるとは。
取り敢えず学術塔に向かうか。
「学術塔って何?」
ラナが聞いてきた。
さすがに図書館では静かにしていた様だ。
「簡単に言うと学校かな?学者の為の学校って感じで学者同士が知識を教え合う感じ?」
「ほへー、良くわかんない。」
「あはは、私も名前しか聞いたことなかったな。」
「確かに、名前は有名だよね。ノブルストンの学術塔って。」
エリシアとノノは名前だけは知っている様子だ。
まぁ、結構有名どこだしね。
ノブルストンと言えば学術塔ってイメージも強いし。
私達はそんな雑談をしながら街の中心に聳える高い塔を目指すのだった。
─────────────
「すいません、ノワールはいませんか?」
「ノワール博士ですか?それなら19階、科学研究室第2研究室にいると思いますよ。籠っている様で3日前から見てませんけど。」
学術塔の受付で聞くとあっさりと教えてくれた。
私達は風魔導式昇降機に乗り、19階まで上がる。
そこは沢山の研究室が並ぶアパートの様な感じだった。
廊下にあるのは扉だけ。
各扉に名前のプレートがあるだけの簡素な作りだ。
その中に先程受付の人が言っていた第2研究室があった。
扉の前でノックをする。
しかし、返事は無い。
もう一度、先程より強めにノックをしてみる。
しかし、返事は無い。
寝てるのかな?
「ノワール博士に用事かい?」
すると、隣の部屋から出てきた学者の男性が言った。
「はい。」
「なら勝手に入って構わないよ。彼女はノックにま気付かない程熱中しているからね。
ノックして扉の前で待っているだけ時間の無駄さ。
勝手に入った方が早い。
それに、彼女なら勝手に入られようと邪魔さえしなければ怒らないしね。」
男性は苦笑いでそう言うと別の部屋へと入って行った。
私は扉を開けて中へと入る。
そこはぐちゃぐちゃに散らかった部屋だが散らかっているのは本や資料ばかりでゴミは1つも無かった。
ノワールらしいと言えばノワールらしい。
「ノワールいる?」
「んにゃ?誰かにゃー。ワタシは今忙しいんだけどにゃあ。」
そう言って部屋の奥の方の山がもぞもぞと動くとそこからノワールが出てきた。
もしかして寝てたのかな?
腰までのボサボサの銀髪ロングで幼い顔立ち、身長は132cmだがこれでも私とほぼ変わらない歳だ。
髪と同じ色の猫耳、尻尾がある。彼女は猫人なのだ。
服装はなんと下着姿に白衣を羽織っただけだった。
まぁ、何となく察してはいた。
彼女は服装に無頓着だし、脱ぐのは脱ぐが服を着るのは面倒だと言っていた。
パーティーにいた時も良く下着姿で過ごしていたりしてたし。
「久しぶり。」
「その声はアリスかにゃあ?久し振りだにゃあ。」
ノワールは私の方へ来るとそう言って微笑む。
相変わらずの様だ。
ノワールは思い出したかの様にそこら辺の床の書類の山をがさごそとする。
「そうそう、折角ならゆっくりしていくといいにゃあ。
お茶とか出せないけどこのくらいなら出せるにゃあ。」
そう言って書類の山から出したのはクッションだった。
まぁ、そう言うとこも相変わらずだ。
「はい、ノワールの好きなハチミツたっぷりなパンケーキと甘いコーヒー。」
そう言ってストレージからお皿とコップをノワールに渡す。
「おお!嬉しいにゃあ。研究が忙しくて2日くらい何も食べてなかったからお腹ペコペコにゃあ。」
ノワールはそう言って別の書類の山を漁るとそこからテーブルが出てきた。
まさかテーブルまで山に埋まっているとは。
4人も唖然としているのか声も出ない様子でキョロキョロとしていた。
エリシアは苦笑いだったし。
「糖分が無いと研究は進まないにゃあ。」
ノワールは甘いものが大好きで嬉しそうに口にハチミツをつけながら口一杯にパンケーキを頬張った。
「ほら、ハチミツついてる。」
「んにゃあ。」
ノワールは口回りをペロリと舐めると嬉しそうに微笑んだ。
「そういえば、その子達はアリスのパーティーかにゃ?
タンクのドワーフに魔法剣士のオーガ、ドルイドのティターニア、サキュバスの踊り子かにゃ?」
え、ミーナってサキュバスだったの!?
私も知らないんだけど。
「良く分かりましたね。」
ノノが驚いた様子で言った。
まぁ、自己紹介もしてないしね。
「服装や体格、筋肉の付き方やワタシの部屋を見る視線の動き、そんな所から観察した結果だにゃあ。」
のほほんとしているがこれでもデボーチェリーでは敵の分析をしていたし即座に弱点を見抜いたりするのは得意だと言っていた。
こう見えて見た目以上に凄い人なのだ。
皆は改めて自己紹介をするとノワールは嬉しそうに微笑んだ。
「ワタシはノワール。科学者だにゃあ。元デボーチェリーだにゃ。」
ノワールはそう言ってから私に銀色のブレスレットを手渡した。
「これは?」
「放蕩者の絆輪と名付けたブレスレットだにゃあ。
これを持つもの同士通信が出来る様になるにゃあ。
元デボーチェリーの皆にこれを渡せば何時でも皆で話せるにゃあ。
解散しても心は1つ。それを分かりやすくした物って感じかにゃあ。」
ノワールがそう言って自身の左腕を見せた。
ノワールの腕にもブレスレットが身に付けられていた。
「実はアリスが最後なんだにゃあ。アリスにも手紙と一緒に送ろうと思ってたんだけど、その前に来てくれて良かったにゃあ。」
ノワールが嬉しそうに言った。
ハーミットは既に貰っていてそれで私に言ったのだろう。
「ふふ、ありがとう。」
「アリスは何でもしょいこみ過ぎだにゃあ。
元とは言え仲間なんだからもっと頼ってもいいにゃあ。
それを実現させるのがこのブレスレットにゃあ。
何かあったら、このブレスレットで知らせてにゃあ。
皆、我先にって手伝いに来ると思うにゃ。
それだけアリスには感謝してるんだにゃあ。」
ノワールが言った。
ハーミットにも言われた事だ。
「うん。ありがとね。ありがたく使わせて頂きます。」
私がそう言って早速左手首に付けた。
「アリス、もう行くの?」
「うん。そろそろ行かないと馬車に間に合わないから。」
「そっか、冒険者、頑張ってにゃあ。」
ノワールはそう言って私に抱き着いた。
「うん、ノワールも研究頑張ってね。」
私が言うとノワールは微笑んで手を振った。
「何時でも遊びに来てくれて構わないにゃあ。
ワタシも近いうちに研究が一段落すると思うからそしたらそっちに遊びに行くにゃあ。」
「うん。またね。」
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そう言ってお互いに手を振って別れた。
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