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四十三日目。エルフ族の集落にて
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四十三日目。
今日は狩り組に同行したんだが、見上げるような蛙の動物に食べられかけた。
四つん這いの時点で顔が俺より高いところにあって、横っ腹を殴っても拳が皮膚にめり込むだけでダメージが通っている様には見えなかった。
で、舌を俺に引っ付けて一度宙に浮かせ丸飲みにしようとする蛙。
一旦口にひっかける習性があって助かった。そこで舌が外れたのも大きい。
あの時はがむしゃらだったので脱出した後狩り組に聞いたら、蛙が一震えしたと思ったら土針と木針か蛙の体中から生えてそのいきおいで宙に飛び、落ちてくる間に氷の刃が生えて一回りしたかと思うと頭が落ちたという。
うわぁ……。と、自分でやった事にドン引きしたが狩り組は偶に現れる蛙に手を焼いていたらしく、俺が討伐したことで祝意と謝意を示してきた。
夕餉は鶏のささみっぽいと聞いていた蛙肉のソテー。狩り組は二日連続の宴に突入し、酒も振る舞われた。早熟の赤ワイン。赤ワインと言うより葡萄ジュースだった。
味は鳥風味の豚肉と言ったところか。兎に角油が多く、焼く前にある程度取り除いたのだがそれでも三回捨てるほど油が滲み出てきたのは笑うしかない。
今日は狩り組に同行したんだが、見上げるような蛙の動物に食べられかけた。
四つん這いの時点で顔が俺より高いところにあって、横っ腹を殴っても拳が皮膚にめり込むだけでダメージが通っている様には見えなかった。
で、舌を俺に引っ付けて一度宙に浮かせ丸飲みにしようとする蛙。
一旦口にひっかける習性があって助かった。そこで舌が外れたのも大きい。
あの時はがむしゃらだったので脱出した後狩り組に聞いたら、蛙が一震えしたと思ったら土針と木針か蛙の体中から生えてそのいきおいで宙に飛び、落ちてくる間に氷の刃が生えて一回りしたかと思うと頭が落ちたという。
うわぁ……。と、自分でやった事にドン引きしたが狩り組は偶に現れる蛙に手を焼いていたらしく、俺が討伐したことで祝意と謝意を示してきた。
夕餉は鶏のささみっぽいと聞いていた蛙肉のソテー。狩り組は二日連続の宴に突入し、酒も振る舞われた。早熟の赤ワイン。赤ワインと言うより葡萄ジュースだった。
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