世界樹の管理人

 北のはずれの小さな村で無難な人生を送るべく準備を重ねていた12歳の少女・ミリアナは、不思議な紳士に仕事の面接を受けるよう誘われる。
 行く先は冒険者の街・マホテア。馬車で一週間の長旅だ。

 顔見知りの商人・ルーベンや、その息子のデレファンやマグリーと一緒の旅は、見るもの全てが珍しく楽しい。
 大きな街での買い物に、美しい聖域や怖いモンスター。人間族とは違う種族との交流や色々な魔法。

 そしてマホテアでミリアナを待っていたのは、枯れかけた巨大な世界樹だった…
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