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本編

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 『好きに生き、好きに殺し、好きに犯し、好きに振る舞え』。

 そんな訳の分からない言葉が頭に浮かび、俺はベッドの上で目を覚ました。頑丈な作りの石の壁、石の床、石の天井と冷たさしかない。家具もまたテーブルと椅子とベッドくらいしかありはせず、ココはどこかと自分に尋ねる。

 わからない。

 場所や地名どころか、自分の名前すらも。ただ、何故だかこの事実は俺に安息と安心をもたらしていた。自己の存在を確立する土台が無いにもかかわらず、代わりとなる言葉が俺の全てを支えている。

 好きに生きろ。

 好きに殺せ。

 好きに犯せ。

 好きに振る舞え。

 頭を満たす囁きが、脚をベッドから下していた。脇の安っぽい革靴を履き、着ていた麻布の衣服で当面は良いだろう。上、中、下の三箇所に鍵が施された鉄扉に向かい、ドアノブを掴もうとして勝手に鍵が解かれていく。

 そういうシステムなのだ。

 理解した俺は、開け放った先にあった光景に面を喰らった。形を保ちつつも、ボロボロに荒らされた教会の礼拝堂。銃の弾痕がそこかしこにあり、血だまりが幾つもあり、神父が祈りを捧げる壇の下で肌白の裸体が二つ転がる。

 孕ませるなら年頃の金髪娘と、少し生意気さが残る赤髪娘。

 どちらも死んでいるのはすぐわかった。神様に舐めてでも貰いたかったのか、上を向いて左右に分かれる手頃な巨乳。そのやや左胸寄りに、二人とも銃痕があったのだ。念の為に首に手を当てても脈動は無く、だらしなく開かれた股座からは大量の白濁を垂れ流す。

 中古品で、ジャンク品。

 しかし、悪くない。

 おそらくシスターだったろう金髪娘は、俺なら殺さず飼って犯し孕ませた。神の祝福を盾に望まぬ命への愛を強制し、父親たる俺への愛をついでに強いる。昼も夜も壁に床に押し付け貫いて、避妊は精飲以外絶対に許さない。

 近所の手伝い娘と思われる赤髪娘は、活発そうな鍛えから激しい抵抗が予想された。両手を縛って脚も縛め、わざと逃がし捕まえた先で犯し種付ける。娘というには女よりの年頃だ。とっくに初潮は来ているだろうから、金髪娘に正しい性教育をさせるのも良い。

 ――――生きていれば。


「…………使えそうだな」


 死後硬直はまだ見られず、試しに触った腕も脚も胸もマンコも柔らかいまま。

 ひとまず、腹を押して中身を抜き、一体ずつ担いで部屋へと戻る。どうせ数日で処分しないとならないのだから、多少乱暴に床へ転がした。ついでに台所を漁って食料と水を調達し、少し警戒して急いでドアを閉める。

 三つの鍵が作動し、また勝手に施錠された。

 便利な物だと感心し、俺は服を脱いでベッドに放る。もうヤリたくてヤリたくてたまらないムスコがイキって盛って、どっちが先か反らせ選ばせた。傾いた左は横に寝る金髪娘の死体があり、片脚を持ち上げて精液塗れの女淫を晒す。

 前戯なんて必要ない。

 亀頭を宛がい、圧し掛かるように奥まで貫く。すっかり弛緩したユルユルのグチョグチョは60点相当のC級品だが、どうせ使い捨ての死体オナホ。女が感じる場所なんて全く気にせず、自分が気持ち良い左の上側を何度も何度も突き突き擦る。

 生温かく、包むような柔らかさが心地良い。

 これにレイプを拒む女の叫びと、強張る膣の固さと締まりが加われば90点だった。若い雌肉と必死の拒絶は、雄の加虐心を簡単に煽り着火する。何で殺したのかと沸々怒りが込み上げて、青痣浮かぶ乳房に吸い付き噛み付きしっかと痕を付ける。

 瞳孔開いた虚ろな目が、一瞬だけ合った気がした。

 ちょっと興が乗って、顎を掴んで俺の方に向けさせる。魂が残っていれば、犯す俺を見ている筈だ。声を上げたくても上げられないのはどんな気分だ? 犯し殺した連中の粗チンと比べて、今入ってる肉棒は口に合うか?

 合うよなぁ?

 隙間も無くムッチリ包んで、滅茶苦茶に乱暴に扱かれても離そうとしない。形がぴったり合ってるのがわかるだろ? そろそろ出すからしっかり飲めよっ。

 脇下に腕を通して抱き着き抱き締め、とにかく腰を突き上げる。

 大きなストロークではなく、種付けフィニッシュ前の小刻み連打だ。だらしない肉と肌がぶつかる度にパンパン鳴って、浮いた桃尻を波立たせる。膣奥の壁にまで振動が伝わるのか、さっきまでと比べて不規則な刺激がなかなか良い。

 1、2、3、4、5、6、7、8――――っ!


「ぐぅっ!」


 ごぷんっ!の音が耳奥で鳴る。

 奥の奥まで突き入れ圧し入れ、一体何日ぶりなのか大量の精液を注ぎ込んだ。先に注がれ残っていた分を洗い流して満たすくらい、生きた卵子がいれば即受精するくらいの熱々を。

 全力疾走した後の様な、疲労と快楽と虚無感が襲う。

 柔肉に乗って寝て少し休んで、ふと、まだ男の萎えが遠い事に気付く。身体を起こして穴から抜くと、挿れる前より一回り大きな分身が上向いていた。ならやる事は一つしかなく、うつ伏せで倒れる赤髪娘を後ろから抱き起こし胡坐をかく。

 力無く垂れさがる腕と頭。

 少し後ろに背を沿って胸で支え、両足を開かせて持ち上げる。男と女の重なりを合わせ、先っぽを挿れればこっちの物だ。腕を締めて小娘の身体と脚を諸共抱え、やはりオナホの要領で扱き使う。

 金髪娘に比べ、膣内が狭く弾力がある。

 霜降りと赤身の違いが頭に浮かんだ。脂がある分柔らかな肉と、脂が無いから固い肉。そこから叩いて柔らかくしたのが死姦雌肉に相当し、逆に死んでいるからこそこの雌穴は85点に相応しい。

 シリコンより固めで、ゴムより柔らか。

 一応成長途中の小娘だからか、突く度突く度子宮口と先がぶつかる。既に姦通済みらしい緩んだ窄まりが多少気になり、何度も何度も強く強く打って打って完全にぶち抜く。もう命を宿せない雌の胎は性処理の為の精液袋を専任とし、カリ周りをくぽっ、ぐぽっ、じゅぽっと一過性の刺激で射精を促す。

 捨てるのがもったいない。

 死んでなければずっと飼って、犯して呑ませて咥えさせて使い潰す。孕ませたボテ腹を乱暴に貫いて泣き叫ぶ様はきっと可愛らしい。逆流するくらい膣内射精しまくって、溢れた分を掬って飲ませて塗りたくってやりたい。

 悲鳴が聞きたい。

 何で聞けない?

 殺した連中に怒りが向いて、増した血潮に竿がより固く太く。ぐにぐに弾力のある膣ひだがより濃く密に絡まって、『そんな奴等より私を見て』とでも言われているかのよう。顔をこちらに向けると口を開いた無表情が現れ、愛おしくなって口づけ唾液を注ぎ込む。

 マンコの方も出してやるか。

 キスしたまま腕を上下し腰を上下し、雌マンコ全体で種付け男茎を扱き搾る。股座には掻き出された白濁の残りが滲んで付いて、汚いと思う一方上書きできる優越を感じた。使える限り時間の限りで注いで注いで、コレの最期は俺のモノだったと肉質に染みつけ刻み付けよう。

 昇ってくる精子の圧に、抗わずそのまま素直に通す。

 タマと竿の境から始まり、反り返る中程を過ぎ、亀頭の真ん中が切なく渇く。これから出すから渇くのではなく、満ち足りない欲求の本能的な渇き。力の限り腕を締め抱き、俺は目覚めて最初の所有物に証拠と証明を種付け放つ。

 内股を震わる快楽に、腰全体を襲う心地良い虚脱感。

 三度のドクンッとぶびゅるッを脳髄に聞き、上の口を離して息を吐く。実に良い使い心地だった。少し休んだらベッドにうつ伏せで押し付けて使って、死後硬直の進み具合で後は考える。もう片方は傷まない内にどこかに捨てて、こっちは多少傷んでも使える限り最後まで。


『――――膣内射精(死姦)の実績が解放されました』

『――――膣内射精(死姦)二回の実績が解放されました』

『――――初めての実績解放の実績が解放されました』

『――――初めてのオナホ所有の実績が解放されました』

『――――実績解放ポイント四点が付与されます。ポイントの使用についてはテーブル引き出しのヘルプブックをご覧ください』


 …………実績? なんだそりゃ?
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