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第158.5話 南の最強
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勇者なのに金を取るのか。
散々言われてきた文句だが、俺は逆に問いたい。
死んでも良いから命懸けで戦って、使い物にならなくなったら野垂れ死ぬ。そんな毎日を強制できるほど、お前らの命は上等なのか?
俺は、そうは思わない。
今までに上等と思えた命は、マヌエル山脈の北側で愛に身を焼く大馬鹿野郎くらいだ。
恋人の為に何百年も耐えて耐えて耐え続けている魂の夫婦。アイツ以外の依頼なんて、きっちり適正料金を受け取らないと身も心も入りはしない。
…………確か、最後に会ったのは八十年前か。
この戦争が終わったら、久しぶりに会いに行くのも良いかもしれないな。
「――――クライス殿。先遣隊の野営地まではまだ時間がかかります。お部屋にお戻りください」
「俺の種が欲しいだけだろ? 剣神の尖兵がこんな淫乱だとは知らなかったぜ?」
「我が主神の命です。そうでなければ、誰が貴方の様な金の亡者の相手などしましょうか?」
不機嫌に不機嫌を重ねた顔で、庭に出てきたバスローブ姿の美姫が濡れた金色の髪を梳いて払う。
騎士として、剣士として、女として極上を揃えた雌の誘い。豊かで若々しい肉体は天上の異名すら欲しいままにし、しかし、俺の興味に欠片の端もかかりはしない。
剣の神の尖兵。騎士姫アイネーゼ。
今回の戦争に参加する尖兵では一・二を争う実力者だが、俺から見れば弱者の一人だ。
「雑魚は雑魚同士で乳繰り合ってろ」
「貴方は違うとでも言いたそうですね?」
「神に縋るような奴は、ろくでもないクズしかいないからな。魔王神に喧嘩を売って、生きて帰れたら考えてやるよ」
「傲慢。バシュカル様は何故こんな愚物に抱かれろなどと…………」
自らの主神の指示に異を唱えながら、アイネーゼは屋敷の中へと戻っていった。
俺は口直しに空を見上げ、星の煌めきと夜の広がりを堪能する。
少しばかりぐらぐら揺れて、右へ左へ動くのが些か無粋だ。ただ、我慢していれば勝手に現地に着くのだから、自分自身に言い聞かせてそれまでくらいは我慢しよう。
――――バシュカル剣国が所有する移動要塞オルトークノア。
山脈を跨ぐ程の巨人が使ったと言われる巨大剣を土台に、数万人の兵を収容できる前線拠点が構築されている。アイネーゼが入っていった指揮官用の屋敷の他にも、兵舎、武器庫、食糧庫、獣舎に畑と、小さな領地とほぼ変わらない。
その上、材質不明の魔法金属は魔力を通すと宙に浮き、所有者たるアイネーゼの指示に従って此度の戦地へと向かっている。
到着予定は二日後。
それまでは、このじゃじゃ馬の上が俺の仮宿だ。
「クライス、逆玉のチャンスを見逃すの?」
掌サイズの小妖精が光を纏って飛来し、頭の上に乗って来た。
手に針金の様な細い草を持っていて、ガジガジ齧って汁を溢す。何度注意しても直そうとしない悪癖はいつにも増して汁気が多く、やられ過ぎない内に身体を掴んで肩の上へと移動させた。
その草、妖精の唾液と混ざると精力剤になる奴だろう?
バシュカルに買収でもされたか?
「ミンク、余計なことをするな」
「えぇ~? 雑魚は雑魚なりに扱えば良いって、そう教えてくれたのはクライスじゃん。あんな雌穴、壊れるくらい使って遠慮なしに孕ませちゃえば良いって」
「身体だけ繋がっても虚しいだけだろ? 少なくとも、俺はそう思う」
「あぁ~あぁ~もぅ、二千五百歳にもなってそういう事言う? 魔人のくせに人に寄り過ぎたらつまんないよ? もう半分の魔族の本能を出して行こうよ」
「うるさい、ほっとけ」
産まれて二千三百年の甘言を、持っている草を凍らせて軽く諌める。
俺と同じ氷属性の小妖精にもかかわらず、火属性や地属性を凌ぐ精力旺盛さはため息しか出ない。温暖な南の地に在っては種族的な珍しさから女受けが良く、野宿の度にヤッてるのを聞かされて大分耳が慣れてしまった。
いや、冷めてしまった、か?
どっちでも良いけど。
「はぁ~……傭兵勇者が聞いて呆れるよ。この前の戦場だって、取り分の娘に結局手を出さなかったんでしょ? しかも当面の旅費まで渡してグランフォートに行かせるとか……」
「初潮も来てない子供なんて相手に出来るか。十年もして良い女になって、俺の事を覚えていれば考えてやるよ」
「たまには考えないでヤッて見せてよ。今度の仕事も丁度良いのがいるんでしょ? クロッセンド王国のヴィットリア女王だっけ?」
「逆ハーレム持ちの超淫売って話だ。興味ないな」
「これだよ、もぅ……」
ミンクの呆れ顔を尻目に、俺は夜空との対話に心を戻す。
寄って来る女と手軽な女に興味はない。
あの星々の様に手を伸ばしても届きそうにない、それでも伸ばさずにはいられない輝きが俺の理想だ。ロマンチストと何百回罵られようと、身近に先例があったから幻想だとは思わない。
愛ってのは、何が何でも掴みに行くものだ。
だよな、ドルトマ?
「…………このくらいで良いかな? 頼まれた事だけど、大分キナ臭いよ……?」
急に声を小さく抑え、屋敷に背を向けミンクは話し始めた。
俺も同じに向いて適当に座り、会話と口が読まれないよう視界を切る。
これからするのは、雇い主の前ではしにくい話だ。出来れば聞かれたくないから、少しでも盗み聞きのリスクを減らさないとならない。
周囲の魔力も探り、盗聴や集音の魔術が仕掛けられていない事も確認する。いや、仕掛けられていた形跡はあったが、真っ二つに斬られて機能を停止していた。
多分、外でした時に喘ぎ声を聞かれないよう、アイネーゼが斬っておいたのだろう。
いつも嫌味と文句しか言わない癖に、可愛い所もあるんだな。
「どの件がヤバそうだ?」
「全部。まず、侵攻に参加する神と国が多すぎる件だけど、見聞神が流した噂が原因みたい。『クロッセンドの神喰いと、新参の上位神しなずちが手を組んだ。力と信仰に乏しい神々を虐滅しようとしている』って」
「なに? 依頼の内容はクロッセンド王国の殲滅だった筈だ。上位神が相手なんて聞いてないぞ?」
バシュカルの仲介屋が持ってきた話を思い出し、実際との違いに失望が沸き上がる。
幾ら勇者と言えども、討滅出来るのは精々下位神までだ。
中位神以上は力の総量が異なり、健闘すれども倒せはしない。上位神に至っては存在の次元がそもそも異なり、戦いどころか一太刀繰り出す前に塵にされてしまう。
真実なら、重要情報の秘匿で契約違反と言えよう。
「うん、僕もそう思った。でも情報屋の話だと、しなずち神が直接出てくることは無いって。今、神界では再編戦争をやってて、神同士が直接戦っちゃいけないルールが敷かれてる。こっち側は神喰いの殲滅っていう名目だから神が出れるけど、向こうは神が相手だからダメって事らしいよ?」
「直接は無理でも、尖兵や信仰者がいる筈だ。その辺の情報は?」
「なりたてだから詳しくはわかってない。でも、何人かはいるだろうね。他の上位神を考えると十人くらいは――――?」
「?」
空で生まれた魔力の揺らぎに、俺とミンクは見上げて見つめた。
雲一つない夜空に一……二つの人影。重力に従って自由落下しており、落下軌道を予想するとすぐ近くに落ちてきそうだった。
潜入か?
料金外ではあるが、見過ごすのは危険だ。俺達は急いで物陰に身を隠し、二つの人影が持つ魔力を感じて調べ――――っ!?
「ね、ねぇ? 冗談だよね? ねぇ?」
顔をひきつらせたミンクに、俺は舌打ちで明確に正解を伝える。
勇者として何度も戦い、殺し切れなかった不死の魔王。勇者ソフィアが討伐に行ってから多少大人しくなったと聞いていたのに、何で今更こんな形で相対しなければならないのか。
運命とやらがあるなら呪いたい。
それくらい、最悪の相手だ。
「魔王、レスティ」
一体、何しに来やがった?
散々言われてきた文句だが、俺は逆に問いたい。
死んでも良いから命懸けで戦って、使い物にならなくなったら野垂れ死ぬ。そんな毎日を強制できるほど、お前らの命は上等なのか?
俺は、そうは思わない。
今までに上等と思えた命は、マヌエル山脈の北側で愛に身を焼く大馬鹿野郎くらいだ。
恋人の為に何百年も耐えて耐えて耐え続けている魂の夫婦。アイツ以外の依頼なんて、きっちり適正料金を受け取らないと身も心も入りはしない。
…………確か、最後に会ったのは八十年前か。
この戦争が終わったら、久しぶりに会いに行くのも良いかもしれないな。
「――――クライス殿。先遣隊の野営地まではまだ時間がかかります。お部屋にお戻りください」
「俺の種が欲しいだけだろ? 剣神の尖兵がこんな淫乱だとは知らなかったぜ?」
「我が主神の命です。そうでなければ、誰が貴方の様な金の亡者の相手などしましょうか?」
不機嫌に不機嫌を重ねた顔で、庭に出てきたバスローブ姿の美姫が濡れた金色の髪を梳いて払う。
騎士として、剣士として、女として極上を揃えた雌の誘い。豊かで若々しい肉体は天上の異名すら欲しいままにし、しかし、俺の興味に欠片の端もかかりはしない。
剣の神の尖兵。騎士姫アイネーゼ。
今回の戦争に参加する尖兵では一・二を争う実力者だが、俺から見れば弱者の一人だ。
「雑魚は雑魚同士で乳繰り合ってろ」
「貴方は違うとでも言いたそうですね?」
「神に縋るような奴は、ろくでもないクズしかいないからな。魔王神に喧嘩を売って、生きて帰れたら考えてやるよ」
「傲慢。バシュカル様は何故こんな愚物に抱かれろなどと…………」
自らの主神の指示に異を唱えながら、アイネーゼは屋敷の中へと戻っていった。
俺は口直しに空を見上げ、星の煌めきと夜の広がりを堪能する。
少しばかりぐらぐら揺れて、右へ左へ動くのが些か無粋だ。ただ、我慢していれば勝手に現地に着くのだから、自分自身に言い聞かせてそれまでくらいは我慢しよう。
――――バシュカル剣国が所有する移動要塞オルトークノア。
山脈を跨ぐ程の巨人が使ったと言われる巨大剣を土台に、数万人の兵を収容できる前線拠点が構築されている。アイネーゼが入っていった指揮官用の屋敷の他にも、兵舎、武器庫、食糧庫、獣舎に畑と、小さな領地とほぼ変わらない。
その上、材質不明の魔法金属は魔力を通すと宙に浮き、所有者たるアイネーゼの指示に従って此度の戦地へと向かっている。
到着予定は二日後。
それまでは、このじゃじゃ馬の上が俺の仮宿だ。
「クライス、逆玉のチャンスを見逃すの?」
掌サイズの小妖精が光を纏って飛来し、頭の上に乗って来た。
手に針金の様な細い草を持っていて、ガジガジ齧って汁を溢す。何度注意しても直そうとしない悪癖はいつにも増して汁気が多く、やられ過ぎない内に身体を掴んで肩の上へと移動させた。
その草、妖精の唾液と混ざると精力剤になる奴だろう?
バシュカルに買収でもされたか?
「ミンク、余計なことをするな」
「えぇ~? 雑魚は雑魚なりに扱えば良いって、そう教えてくれたのはクライスじゃん。あんな雌穴、壊れるくらい使って遠慮なしに孕ませちゃえば良いって」
「身体だけ繋がっても虚しいだけだろ? 少なくとも、俺はそう思う」
「あぁ~あぁ~もぅ、二千五百歳にもなってそういう事言う? 魔人のくせに人に寄り過ぎたらつまんないよ? もう半分の魔族の本能を出して行こうよ」
「うるさい、ほっとけ」
産まれて二千三百年の甘言を、持っている草を凍らせて軽く諌める。
俺と同じ氷属性の小妖精にもかかわらず、火属性や地属性を凌ぐ精力旺盛さはため息しか出ない。温暖な南の地に在っては種族的な珍しさから女受けが良く、野宿の度にヤッてるのを聞かされて大分耳が慣れてしまった。
いや、冷めてしまった、か?
どっちでも良いけど。
「はぁ~……傭兵勇者が聞いて呆れるよ。この前の戦場だって、取り分の娘に結局手を出さなかったんでしょ? しかも当面の旅費まで渡してグランフォートに行かせるとか……」
「初潮も来てない子供なんて相手に出来るか。十年もして良い女になって、俺の事を覚えていれば考えてやるよ」
「たまには考えないでヤッて見せてよ。今度の仕事も丁度良いのがいるんでしょ? クロッセンド王国のヴィットリア女王だっけ?」
「逆ハーレム持ちの超淫売って話だ。興味ないな」
「これだよ、もぅ……」
ミンクの呆れ顔を尻目に、俺は夜空との対話に心を戻す。
寄って来る女と手軽な女に興味はない。
あの星々の様に手を伸ばしても届きそうにない、それでも伸ばさずにはいられない輝きが俺の理想だ。ロマンチストと何百回罵られようと、身近に先例があったから幻想だとは思わない。
愛ってのは、何が何でも掴みに行くものだ。
だよな、ドルトマ?
「…………このくらいで良いかな? 頼まれた事だけど、大分キナ臭いよ……?」
急に声を小さく抑え、屋敷に背を向けミンクは話し始めた。
俺も同じに向いて適当に座り、会話と口が読まれないよう視界を切る。
これからするのは、雇い主の前ではしにくい話だ。出来れば聞かれたくないから、少しでも盗み聞きのリスクを減らさないとならない。
周囲の魔力も探り、盗聴や集音の魔術が仕掛けられていない事も確認する。いや、仕掛けられていた形跡はあったが、真っ二つに斬られて機能を停止していた。
多分、外でした時に喘ぎ声を聞かれないよう、アイネーゼが斬っておいたのだろう。
いつも嫌味と文句しか言わない癖に、可愛い所もあるんだな。
「どの件がヤバそうだ?」
「全部。まず、侵攻に参加する神と国が多すぎる件だけど、見聞神が流した噂が原因みたい。『クロッセンドの神喰いと、新参の上位神しなずちが手を組んだ。力と信仰に乏しい神々を虐滅しようとしている』って」
「なに? 依頼の内容はクロッセンド王国の殲滅だった筈だ。上位神が相手なんて聞いてないぞ?」
バシュカルの仲介屋が持ってきた話を思い出し、実際との違いに失望が沸き上がる。
幾ら勇者と言えども、討滅出来るのは精々下位神までだ。
中位神以上は力の総量が異なり、健闘すれども倒せはしない。上位神に至っては存在の次元がそもそも異なり、戦いどころか一太刀繰り出す前に塵にされてしまう。
真実なら、重要情報の秘匿で契約違反と言えよう。
「うん、僕もそう思った。でも情報屋の話だと、しなずち神が直接出てくることは無いって。今、神界では再編戦争をやってて、神同士が直接戦っちゃいけないルールが敷かれてる。こっち側は神喰いの殲滅っていう名目だから神が出れるけど、向こうは神が相手だからダメって事らしいよ?」
「直接は無理でも、尖兵や信仰者がいる筈だ。その辺の情報は?」
「なりたてだから詳しくはわかってない。でも、何人かはいるだろうね。他の上位神を考えると十人くらいは――――?」
「?」
空で生まれた魔力の揺らぎに、俺とミンクは見上げて見つめた。
雲一つない夜空に一……二つの人影。重力に従って自由落下しており、落下軌道を予想するとすぐ近くに落ちてきそうだった。
潜入か?
料金外ではあるが、見過ごすのは危険だ。俺達は急いで物陰に身を隠し、二つの人影が持つ魔力を感じて調べ――――っ!?
「ね、ねぇ? 冗談だよね? ねぇ?」
顔をひきつらせたミンクに、俺は舌打ちで明確に正解を伝える。
勇者として何度も戦い、殺し切れなかった不死の魔王。勇者ソフィアが討伐に行ってから多少大人しくなったと聞いていたのに、何で今更こんな形で相対しなければならないのか。
運命とやらがあるなら呪いたい。
それくらい、最悪の相手だ。
「魔王、レスティ」
一体、何しに来やがった?
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