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第88話 締まらない。締められない。でも頑張る
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シムカの長い蛇の胴にうつ伏せに跨り、私はラスタビア勇国の重鎮達と会議場で対していた。
場に相応しくない姿勢である事は、重々承知している。
しかし、これには理由があるのだ。
昨日、ガルドーン勇王を空間の隙間に見送った後の事。私はシムナに路地の壁に押し付けられ、引ん剥かれて拘束されて雄の尊厳を散らされた。
そこらの娼婦相手なら大した傷にはなりえないが、彼女の場合は話が別。
眷属として私の血をたっぷり取り込み、鍛え抜かれた元女勇者の身体には対不死属性が付加されている。爪の一筋であっても不死相手に傷を負わせることが出来、肌を押すだけでも相応の損傷を与えられる。
そして、再生には多大な消耗と時間を必要とさせる。
今回のようにいきなり五本を入れられて拡げられ、手首まで突き入れられて乱暴されたらどうなるのか。そんなのは考えるまでもなく明らかであり、ゆるゆるになった不浄の出口に意識を割いて、無様を晒さないよう全身全霊を尽くしている。
逆レイプ魔のアシィナに、後ろの処女を奪われた時よりも酷い。
しばらく下半身に力を入れられそうにない。全力で再構成を進めてはいるものの、完治にはあと三日はかかる。その間に僅かでも力を入れたらもうおしまいで、内側にため込んでいる血液が鉄砲水の如く噴き出すだろう。
チラッと、勇国側の要人達の様子を見回す。
全員が椅子に座り、立っている者は一人もいない。精も根も尽き果てて頬をげっそりやつれさせ、しかし幾分幸せそうな色を表情の中に含ませている。
私はこんなに辛い目に遭っているのに。
何て不公平なんだ。
「――皆。それぞれ大変な中、集まってもらって感謝する。そして、本当にすまない。今回の戦は我々の負けだ。この場の全員が腰を抜かされ、立つ事すらままならない事態に陥らされた。これから終戦の会談を始めるのだが、最悪の事態だけは避けて見せると予め宣言しておく」
「私からも、こんな格好で皆さんの前に立つ事を謝罪致します。立ってないけど。でも、三本だってきついのに四本どころか五本から始めて拳でなんて…………もう、足を着くだけで全部漏らしそうなんです。ゴメンナサイ、ゴメンナサイ……」
冷たい鱗に涙を落とし、私は全身を倒置する。
勝者の威厳も何もない姿に、和やかな笑いとザマァという声が半々に湧いた。だが不思議と嫌な感じはせず、不幸にあった仲間を励ますような雰囲気と声色に心が少しだけ癒される。
まるで、失恋報告したサークル仲間を皆で慰めた時のようだ。
前世のあの頃が懐かしい。
「何と申せばよろしいのか……あぁ…………心中お察し致します」
八つの勲章を左胸に張り付けた小太り青年が、席を立とうとして膝を崩し、椅子の上に尻を打ち付ける。
痛みに腰を擦り、無理をするなと周りが声をかけた。
青年は自らの不甲斐なさに苦笑していた。しかし、悔しさより安らかな和やかさが表に在り、私に対する敵意は微塵もない。
その理由は何なのか。
気にはなったが、今は会談の席だ。確認は後に回すとして、私は何とか上体を起こして彼に向かって頭を下げた。
「お心遣い、感謝致します。デルバノート大臣」
「おや、私の事をご存じで?」
「始末した白狐族族長達の記憶の中にありました。ミサの政治利用を最後まで反対していた邪魔者と。大勢の中にあって義を貫く貴方とは、もっと別の形でお会いしたかった……」
「お気になさらず。むしろ、私は感謝すべきでしょう。私の妻は長く病床に臥せておりましたが、今回の騒動で普通以上の生活を送れるようになりました。私自身も青春の頃に若返り、一個人としては貴方との邂逅を嬉しく思います」
「ありがとう、ございます。――そういえば、ミサとミカとグアレスは今何を?」
この場にいない救済対象が何をしているのか気になり、ふと彼らに問いを向ける。
目を覆い、口を覆い、顔を俯かせ、様々な反応が一人一人から返ってきた。「ああはなりたくないよな」等の言葉も漏れ聞こえ、特にグアレスの置かれている状況を何となく察せられる。
傾国九尾を超える二つの脅威に拘束されたら、そうなるのも無理はない。
あとでそっと様子を見に行って、心と身体を治しておこう。
「皆、和やかな雰囲気はここまでだ。会談を始める。司会を頼むぞ、ヴァテア」
「了解。魔狩人ヴァテア改め、グランフォート皇国第一皇子ヴァテア・G・グランフォートが終戦協議の司会と見届け人を務めさせて頂く。まずは女神軍からの戦勝要求だ。しなずち、さっさと言え」
「雑な扱いに涙が出そう。――私からの要求は一つだけ。『ラスタビア勇国』という国の名を頂戴したい。賠償金や領土、人材、資源なども不要だ。それさえ成れば兵を引き、私は私の棲み処に戻ります」
「国名……?」
当人達からすれば意外な要求に、そこかしこからざわめきが起き、広がった。
戦争には金がかかり、人的物的資源もかかる。勝者は敗者から賠償という形で利分も含めて奪い取るのが常であり、国名だけが要求されるのは歴史上でも異例と言える。
当然、疑いの目を向けられる。
何が目的か。何を見据えているのか。その先を見定めようとする視線が私に集中し――――プスゥ……という締まらない音で真面目な雰囲気がぶち壊された。
私は音源を隠すように手で覆い、顔を真っ赤にしてシムカの肌に押し付ける。
何でこのタイミングでそんな事をするんだと抓って叩き、湧き上がる羞恥を紛らわす。しかし、爆発的に巻き起こった笑いの波を前にすると逃れようのない事実と再認識させられ、もう会談なんて捨てて逃げ戻りたい衝動に強く駆られた。
「もうやだ、帰るぅぅううううっ!」
「しなずち様、もう少しの辛抱です。何でしたら私が栓をして差し上げますから、我慢してください。ハァ、ハァ……」
「嫌っ! そんな太いの入るわけないでしょ!? ヴァテア助けて、犯されるっ!」
「国名を奪われるという事は国の死と同義だ。だが、現実には国民も王家もそのまま存続。ミサ様を取り巻く腐ったしがらみを一切捨てて、皆一緒に再スタートして欲しいってのが本心であり意図だ。そうだよな、しなずち?」
「そうだけど――ダメ、シムカッ! ズボンの裾から入ってこないで、ぞわぞわするっ! え、あ、そこも!? ダメだめ駄目だめらめぇええええァ――――ッツ!」
チカチカ白む意識の中で、何とか会談を続けようと気を保つ。
キツキツに塞がれて漏れ出る心配がなくなり、割と力を込めて大丈夫になった。上半身だけでも起こそうと両腕を着き伸ばし、表情も腕も身体もプルプル震わせて笑顔を作る。
大丈夫、大丈夫だよ。
だから、続けよ?
そんな憐みと哀れみを何層にも塗り固めた目で見ないで。もう何か目覚めそうで凄くヤバイの。
ワタシ、ガンバル。
タスケテ。
「ミサ様の為、という事でしたら受け入れざるを得ませんな。大臣、現状で予想される問題はございますかな?」
「急な改名は混乱を招くので、告知期間として一ヶ月は頂きたいかと。各村や周辺国に知らせを飛ばして、新たな国名も考えなくては……」
「国旗と国章も変える必要があるでしょう。これらは国名との結びつきが強い。そのまま残す事は出来ません」
「国章が刻印された品々の更新も必要です」
「一度影響範囲を整理しなければなりませんな。――――陛下。詳細は近日中に詰めるとして、国名の譲渡には猶予期間を頂きたく思います。しなずち殿も限界が近いようですし、決をお願い致します」
「わかった。それじゃあ、しなずち。少し余裕をもって、二ヶ月後に国名を譲渡する事としたい。その際には公的な式典として各国要人が集まる場で正式に受け渡しを行う。受けてもらえるか?」
妥当で良好な提案に、私は全力で頭を上下した。
もう声を出せるだけの余裕もなく、ヴァテアに身振り手振りで証書の作成をするよう頼む。ほんの数秒でそれは生成され、ひったくるように触手で奪うと内容確認と署名までを一分かけずに行った。
ガルドーン勇王にも急ぐよう目で圧をかけ、下半身から駆け上がる鼓動の蠢きと凶悪な圧迫刺激に耐え続ける。ほんの数分が数日にも数週間にも感じられ、首脳同士の署名が揃った所で私の心は達成感に緩んだ。
その瞬間――――
「よく出来ました。ご褒美です」
「!?」
唐突に始まった前後の蹂躙に、私は今度こそ白の世界に理性を飛ばした。
場に相応しくない姿勢である事は、重々承知している。
しかし、これには理由があるのだ。
昨日、ガルドーン勇王を空間の隙間に見送った後の事。私はシムナに路地の壁に押し付けられ、引ん剥かれて拘束されて雄の尊厳を散らされた。
そこらの娼婦相手なら大した傷にはなりえないが、彼女の場合は話が別。
眷属として私の血をたっぷり取り込み、鍛え抜かれた元女勇者の身体には対不死属性が付加されている。爪の一筋であっても不死相手に傷を負わせることが出来、肌を押すだけでも相応の損傷を与えられる。
そして、再生には多大な消耗と時間を必要とさせる。
今回のようにいきなり五本を入れられて拡げられ、手首まで突き入れられて乱暴されたらどうなるのか。そんなのは考えるまでもなく明らかであり、ゆるゆるになった不浄の出口に意識を割いて、無様を晒さないよう全身全霊を尽くしている。
逆レイプ魔のアシィナに、後ろの処女を奪われた時よりも酷い。
しばらく下半身に力を入れられそうにない。全力で再構成を進めてはいるものの、完治にはあと三日はかかる。その間に僅かでも力を入れたらもうおしまいで、内側にため込んでいる血液が鉄砲水の如く噴き出すだろう。
チラッと、勇国側の要人達の様子を見回す。
全員が椅子に座り、立っている者は一人もいない。精も根も尽き果てて頬をげっそりやつれさせ、しかし幾分幸せそうな色を表情の中に含ませている。
私はこんなに辛い目に遭っているのに。
何て不公平なんだ。
「――皆。それぞれ大変な中、集まってもらって感謝する。そして、本当にすまない。今回の戦は我々の負けだ。この場の全員が腰を抜かされ、立つ事すらままならない事態に陥らされた。これから終戦の会談を始めるのだが、最悪の事態だけは避けて見せると予め宣言しておく」
「私からも、こんな格好で皆さんの前に立つ事を謝罪致します。立ってないけど。でも、三本だってきついのに四本どころか五本から始めて拳でなんて…………もう、足を着くだけで全部漏らしそうなんです。ゴメンナサイ、ゴメンナサイ……」
冷たい鱗に涙を落とし、私は全身を倒置する。
勝者の威厳も何もない姿に、和やかな笑いとザマァという声が半々に湧いた。だが不思議と嫌な感じはせず、不幸にあった仲間を励ますような雰囲気と声色に心が少しだけ癒される。
まるで、失恋報告したサークル仲間を皆で慰めた時のようだ。
前世のあの頃が懐かしい。
「何と申せばよろしいのか……あぁ…………心中お察し致します」
八つの勲章を左胸に張り付けた小太り青年が、席を立とうとして膝を崩し、椅子の上に尻を打ち付ける。
痛みに腰を擦り、無理をするなと周りが声をかけた。
青年は自らの不甲斐なさに苦笑していた。しかし、悔しさより安らかな和やかさが表に在り、私に対する敵意は微塵もない。
その理由は何なのか。
気にはなったが、今は会談の席だ。確認は後に回すとして、私は何とか上体を起こして彼に向かって頭を下げた。
「お心遣い、感謝致します。デルバノート大臣」
「おや、私の事をご存じで?」
「始末した白狐族族長達の記憶の中にありました。ミサの政治利用を最後まで反対していた邪魔者と。大勢の中にあって義を貫く貴方とは、もっと別の形でお会いしたかった……」
「お気になさらず。むしろ、私は感謝すべきでしょう。私の妻は長く病床に臥せておりましたが、今回の騒動で普通以上の生活を送れるようになりました。私自身も青春の頃に若返り、一個人としては貴方との邂逅を嬉しく思います」
「ありがとう、ございます。――そういえば、ミサとミカとグアレスは今何を?」
この場にいない救済対象が何をしているのか気になり、ふと彼らに問いを向ける。
目を覆い、口を覆い、顔を俯かせ、様々な反応が一人一人から返ってきた。「ああはなりたくないよな」等の言葉も漏れ聞こえ、特にグアレスの置かれている状況を何となく察せられる。
傾国九尾を超える二つの脅威に拘束されたら、そうなるのも無理はない。
あとでそっと様子を見に行って、心と身体を治しておこう。
「皆、和やかな雰囲気はここまでだ。会談を始める。司会を頼むぞ、ヴァテア」
「了解。魔狩人ヴァテア改め、グランフォート皇国第一皇子ヴァテア・G・グランフォートが終戦協議の司会と見届け人を務めさせて頂く。まずは女神軍からの戦勝要求だ。しなずち、さっさと言え」
「雑な扱いに涙が出そう。――私からの要求は一つだけ。『ラスタビア勇国』という国の名を頂戴したい。賠償金や領土、人材、資源なども不要だ。それさえ成れば兵を引き、私は私の棲み処に戻ります」
「国名……?」
当人達からすれば意外な要求に、そこかしこからざわめきが起き、広がった。
戦争には金がかかり、人的物的資源もかかる。勝者は敗者から賠償という形で利分も含めて奪い取るのが常であり、国名だけが要求されるのは歴史上でも異例と言える。
当然、疑いの目を向けられる。
何が目的か。何を見据えているのか。その先を見定めようとする視線が私に集中し――――プスゥ……という締まらない音で真面目な雰囲気がぶち壊された。
私は音源を隠すように手で覆い、顔を真っ赤にしてシムカの肌に押し付ける。
何でこのタイミングでそんな事をするんだと抓って叩き、湧き上がる羞恥を紛らわす。しかし、爆発的に巻き起こった笑いの波を前にすると逃れようのない事実と再認識させられ、もう会談なんて捨てて逃げ戻りたい衝動に強く駆られた。
「もうやだ、帰るぅぅううううっ!」
「しなずち様、もう少しの辛抱です。何でしたら私が栓をして差し上げますから、我慢してください。ハァ、ハァ……」
「嫌っ! そんな太いの入るわけないでしょ!? ヴァテア助けて、犯されるっ!」
「国名を奪われるという事は国の死と同義だ。だが、現実には国民も王家もそのまま存続。ミサ様を取り巻く腐ったしがらみを一切捨てて、皆一緒に再スタートして欲しいってのが本心であり意図だ。そうだよな、しなずち?」
「そうだけど――ダメ、シムカッ! ズボンの裾から入ってこないで、ぞわぞわするっ! え、あ、そこも!? ダメだめ駄目だめらめぇええええァ――――ッツ!」
チカチカ白む意識の中で、何とか会談を続けようと気を保つ。
キツキツに塞がれて漏れ出る心配がなくなり、割と力を込めて大丈夫になった。上半身だけでも起こそうと両腕を着き伸ばし、表情も腕も身体もプルプル震わせて笑顔を作る。
大丈夫、大丈夫だよ。
だから、続けよ?
そんな憐みと哀れみを何層にも塗り固めた目で見ないで。もう何か目覚めそうで凄くヤバイの。
ワタシ、ガンバル。
タスケテ。
「ミサ様の為、という事でしたら受け入れざるを得ませんな。大臣、現状で予想される問題はございますかな?」
「急な改名は混乱を招くので、告知期間として一ヶ月は頂きたいかと。各村や周辺国に知らせを飛ばして、新たな国名も考えなくては……」
「国旗と国章も変える必要があるでしょう。これらは国名との結びつきが強い。そのまま残す事は出来ません」
「国章が刻印された品々の更新も必要です」
「一度影響範囲を整理しなければなりませんな。――――陛下。詳細は近日中に詰めるとして、国名の譲渡には猶予期間を頂きたく思います。しなずち殿も限界が近いようですし、決をお願い致します」
「わかった。それじゃあ、しなずち。少し余裕をもって、二ヶ月後に国名を譲渡する事としたい。その際には公的な式典として各国要人が集まる場で正式に受け渡しを行う。受けてもらえるか?」
妥当で良好な提案に、私は全力で頭を上下した。
もう声を出せるだけの余裕もなく、ヴァテアに身振り手振りで証書の作成をするよう頼む。ほんの数秒でそれは生成され、ひったくるように触手で奪うと内容確認と署名までを一分かけずに行った。
ガルドーン勇王にも急ぐよう目で圧をかけ、下半身から駆け上がる鼓動の蠢きと凶悪な圧迫刺激に耐え続ける。ほんの数分が数日にも数週間にも感じられ、首脳同士の署名が揃った所で私の心は達成感に緩んだ。
その瞬間――――
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「!?」
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