1 / 1
本編
しおりを挟む
長い長い蔦が巻く、緑に埋もれた倒れかけの高層ビル。
元は聳えていた四つが傾き、頂点を合わせて互いを支える。力学的見地からすれば奇跡じみた一例だろう。だが、中はリアルタイムで蠢き蔓延る植物達の群生地で、踏み込んで脱出して何度目かの舌打ちをまた一つ吐く。
地上十階の窓から飛び出し、通り向かいの五階ビル屋上へ。
蔦のビル群が地上に自らの端を伸ばし、あっという間にひび割れたアスファルトを自身で埋め尽くす。それ以上の速度で屋上を跳び駆け、遥か上の四重頂点へ目を細めた。数百メートル離れていてもわかるおっとり豊満姉型雌穴を、自分の雄に屈服させる確実な方法は無いものか?
ひとまず、失敗の報をセントラルに入れよう。
「こちらジャナっ、蔦の女王到達ならずっ」
『セントラル了解。速やかに離脱せよ。それと、いい加減対象無傷での接触は諦める事を勧める』
「却下っ。ビル内に生息する雌共を掌握するには、女王を消耗させずにメス堕ちさせる必要があるっ。何度も言っている事でしょっ?」
『でも、到達できなければ意味が――――ごめんっ、テイラにサポートが要るっ。セントラル、アウトっ』
「ちぃ……っ」
通信の間に五ブロックを離れ、蔦の追撃は止まり退いた。
彼女の規模からすれば十倍以上に拡げられるも、あそこからこちらは『縄張り』が違う。
地上は今、強大な力を持つ女王達が専用の領域を持っている。そこを超えると侵犯となり、大体は小競り合いで済ませるのだが雄狩りとなると話が別。どちらが獲物を所有し貪るかで戦争となり、傘下を含めて血みどろの殺し合いに発展しかねない。
理解し、抑止できるだけの理性が蔦の女王にはある。
だからこそ、彼女を手に入れることが一帯征圧の近道なのに…………っ!
『こちらセントラル。氷虎の女王はテイラを見失った。そちらに向く可能性があるから急ぎ退避を』
「了解。三十八番地下道からセーフハウスFに――――ん?」
『どうかした?』
左腕にほわっと、感じるかどうかギリギリの冷気が産毛をざわつかせた。
咄嗟に身捩り、転げて逃れると氷の槍がコンクリート床に突き刺さる。見れば、大きな雪の結晶を周囲に浮かばせる青肌美女が槍先をこちらへ。冷たそうな柔肌を全身に晒し、対して、尖った巨乳の先と涎だらけの上下唇が雌の冷熱を漂わせている。
確か、氷虎の女王傘下の氷女。
脅威度ランクはB。女王親衛隊クラス。
「氷女だ。丁度むしゃくしゃしてたから持って帰る」
『テイラが怒るんじゃない?』
「アイツの狙いは女王だけでしょっ? 一途すぎる奴が悪いっ!」
踏み込みと突きを瞬で繋げ、襲い来る氷女の槍を壁と柱に刺させて遅らせる。
空を切っていれば、突きと突きの間は更に短い。
きっと脚を穿たれて倒されて、四肢を氷漬けにされて貪り殺されていた筈だ。だから壁伝いに跳び、柱を舐める様に駆け、あちらの攻撃と視界を阻む遮蔽物の盾と使う。そしてエレベーターの扉を背にして止まり、全力の非殺傷脚狙いを跳んで踏んで蹴り落とし至近に。
百七十の女傑の脇を、百五十の身体で抱きしめ押し倒す。
したたか背を打ち付けるも、氷女は意に介さず股を開いた。逃がさないとばかりの脚締めで腰に巻き、局部を擦り付けて勃たせようと試みる。その気はあるがココでは拙く、たっぷり溜めた唾液をディープキスで存分に口移し。
喉を鳴らして無警戒に飲み、冷え冷えの肌がビクンッ!と跳ねる。
頬に朱が差して瞳が熱帯び、四肢の強力が消えて依存させようとする絡まりに。肉食獣の如き飢えと渇きが愛と情の溢れと変わった。頭を撫でて白の長髪をスッと梳いて、起こして立たせて手繋ぎ歩く。
旧世界の性資料で、まるで催眠にでもかかったかのよう。
「名前は?」
「……さ、き……」
「サキ、か。綺麗な響きだね。僕の雌になってくれる?」
「な、なる……な、る…………」
「良い子」
片言で話す彼女を抱き寄せ、柔らかく張りのある巨尻を撫でて舌なめずり。
ウィルスに与えられた彼女の理想は、僕好みの肉付きと雌盛りで実に美味しそう。おそらくコンプレックスだった武人筋肉質ボディが下にあり、強めに抓むと固さが返った。よく見れば腹筋の割れは微かに僅かに主張していて、きっと締まりも捩りも捻りも極上。
良かったね。
もう、男を襲わなくて良いんだよ?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
感染すると若返る。
感染すると美しくなれる。
感染すると性欲が強くなり、男女の出会いと営みが増える。見つかった時は誰もが画期的と歓迎し、様々な形で広められた。美容目的、少子化対策、営利目的その他色々考えられる限りもっともっともっともっと。
官民挙げての大拡散で、当時は『救世主ウィルス』とまで呼ばれたらしい。
ところがある日、世界各地で女性の理性喪失が相次いだ。
幻想・神話生物の身体的特徴が表れ、亜人となって男を襲う。捕らえて咥えてしゃぶって腰振り、出なくなっても精液白濁を膣内に求める。社会は混乱し停滞し崩壊し、『淫獄ウィルス』と忌避していた一握りだけが地下のシェルターへと棲み処を移した。
数世紀の時が流れ、人々はある程度の安定を手に入れる。
だが、地下で出来る事と手に出来る物は限られていた。解決に向けて行われた調査により、地上に栄華の残骸ともいえる大量の物資が溢れているとわかる。何とか手に入れようと努力が続けられるも、支配者たる亜人女性達は熱烈すぎる歓迎で皆同類へと変えてしまう。
完全な手詰まり。
誰もがそう思い、諦めかけて一縷を掴んだ。
地上の調査に向かった男の一人が、亜人女性の番いとして帰還した。彼は彼女に殺されることなく、彼女は彼を愛し求めるも慮る。他との違いに希望が見えて研究が進み、見出した解決策は酷く拙く悲劇的に致命的。
帰還した男は、ウィルスの型を『原種』に戻す体質だった。
突然変異した『淫獄ウィルス』ではなく、『救世主ウィルス』と呼ばれた初めの型へ。それを亜人女性に大量摂取させ、ウィルス比率を変えて理性を取り戻させる。とはいえ『淫獄ウィルス』の駆逐には至らず、改善した亜人女性を地下社会に加えることはできない。
――――なら、地上に住んでもらって、地下との懸け橋になってもらうのはどうか?
誰かが漏らした提案に、誰もが群がり集って進めた。
帰還した男の種で子を増やし、同じ体質の子を更に更に。最初の番いは送り込まれる彼らに戸惑うも、家族として受け入れて二転三転そして現在。地下への入り口『ブリッジ』を城塞『セントラル』で覆って塞ぎ、犯し殺されるか犯し堕とすか二つに一つの性活を送る。
地上は今、僕達『征圧者』と亜人女性達による弱肉強食お見合い場だ。
「サキちゃん? おちんぽ欲しい?」
「んん゛っ、んぃいいいいい゛んんんんん――っ!」
後ろ手に縛って目隠しして、股を開かせて切なそうな膣口をぺちぺちチンポ打ち。
溢れて溢れて滴り垂れる、冷え切った雌汁が冷たくも熱い。
僕が呑ませた『救世主』と、彼女の『淫獄』がせめぎ合ってヤり合っている。その影響は、極大の性欲となって白髪巨乳の女傑を苛んだ。舌を千切らないよう噛ませている猿轡が、とっくにびちゃびちゃで涙と一緒に唾液の飛び散り。
捩って跳ねて暴れて暴れて、おっぱいがたぷんっ!ばるんっ!びくんっ!ぶるんっ!
あぁ、可哀そう。
早く僕のウィルスで全身侵して、僕専用の苗床雌穴にしてあげるねっ。
「ほぉらっ、カウパー付きのさきっぽが入って――――おっとっ!」
「ん゛にぃいいいんっ! んぅ゛んんんんんんっ!」
「あぁ~あ、暴れるから抜けちゃうんだよ? ちゃんと挿れてほしかったら、お股開いて大人しくして、腰震わせて欲しい欲しいって教えてよっ。おチンポ欲しいってっ、精液欲しいってっ、僕のウィルスで感染し直したいってちゃんと教えてっ?」
「んんっ、んんん゛んっつ! ん゛んんっ!」
「そうそう、その調子っ。あっ、でもさっきのカウパーで十分だったかな? 無理にナカ出しザーメンは欲しくないかなっ? かなっ?」
亀頭の先を膣口に触れさせ、最後の一押しはくれてやらない。
欲張りさんは腰だけ前に出し、カリまで咥えて吐き出し咥え。丁度そこまでしかできないよう考えた絶妙距離だ。思い通りの反応が所有欲と加虐を刺激して、心をゾクゾク黒桃マーブルに染め上げる。
耳元に顔を寄せ、そっと小さく染み入る様に。
「子種汁欲しい?」
「んんっ! んんっ!」
「サキちゃんは僕のモノ?」
「んんっ! んんっ!」
「そっか。じゃ、僕の言う事には絶対服従だよ? わかった? わかったら僕が良いっていうまでおちんぽ咥えて、ねっ!」
「――――っ゛つ!」
浮き上がった腰を掴んで体重をかけ、ベッドに諸共どちゅんっ!と落とす。
ぶちんっ!の感触から処女を知り、ぐきゅぅううううっ!と締め搾る吸い上げはツブツブカズノコ。大小異なるひだひだが膣全体を覆って包み、自分の雄肉を掴み逃がさない。その上で膣と腹の動きだけで小刻み扱きをやって見せ、彼女が体現する性知識を味わいながら貪り評価。
きっと官能小説で得た言葉と知識で形状を決め、隠れて買ったオナホールとか淫具玩具で固さ弾力柔らかさを学んでいる。
文明崩壊前から感染している喰いっぱぐれは、世紀をまたいで僕と性器の出会いを果たした。処女を残してくれてありがとう。嫁いでくれてありがとう。存分に食べて存分に突かれて、存分に性処理に使われて存分に赤ちゃん孕まされて産まされろ。
惨め?
違うよね? 嬉しいんだよね?
初めてなのに初対面のショタに膣内射精をせがむ、数百年売れ残ったクソザコまんこなんだから。
「――゛っ、――――っ゛!」
「あはっ! 快感で頭パーなのに、身体は僕のおチンポキュッキュ締めて扱いてるっ! ママになる準備は出来てるっ!? おっぱいからミルク噴いてミルクほらっ!」
「――っ゛つ! ――!」
ぷるんたぷんに張った推定Hカップを下から揉み上げ、先へ先へ強く優しめのマッサージ。
膣内のキュンキュンが奥へと向かって、噴かせたければこっちに寄越せと生意気な哀願を涙と共に。目隠しをずらすと潤んだ瞳が僕を見つめ、興奮を増して左右に捩った。童貞クソザコならあっという間に射精させられ、攻守逆転から逆レイプ死が確定する最高最悪で反撃してくる。
でもね?
僕、君で二十八人目なんだ。
もっと頑張れっ。
「あっ、ちょっと滲んできたっ。じゅるっ、じゅぷるるるるるっ!」
「んぃ゛――――!」
「じゅ――サキちゃんのミルク、冷たくっておいしいよっ! 冷蔵庫要らないし、毎朝僕の熱々コーヒーに注いで冷ましてっ!? 代わりに熱々子種汁をたくさんたくさんごちそうしてあげるっ!」
「ぃんん゛んっ! んんぃん゛――っ!」
「ほぉらっ! おまんこ搾りしてっ!? おちんぽ扱きしてっ!? 旦那を満足させられないおまんこはお嫁さんじゃなくオナホだよっ!? オナホはもう二十五個あるからっ、三つ目の嫁マンコになって感染種付け場送りは回避してよねっ!?」
「――!? ――!?」
「ちゃんと夫婦生活できるのは嫁マンコだけなんだよっ!? あとは縛られて繋がれて脚開かせられてっ、僕のウィルスと赤ちゃんを増やすオナホまんこペットになるのっ! ああっ、でもサキちゃんのペット姿すごく似合うっ! 搾乳機つけてビュービューひえひえミルク噴き出しながらっ、僕の形のウィルス注入バイブに上と下と後ろを犯されて白目になってるのっ! 僕はたまにしかいけないけどっ、二十五人も先輩がいるから寂しくないよっ!?」
「ぃいい゛いいいっ! ん゛ぃいいいいいいいいっ゛つ!」
必死にイヤイヤ言って暴れる雌に、両方の乳首をギュッと掴んで引っ張りながら思いきり子宮突き。
聞き分けのない我儘娘には、残念ながら慈悲をかける余裕はない。
今狙っている蔦の女王を攻略できれば、傘下にいる三千以上の雌達が僕のモノになる。二十八分の一が三千数百分の一の穴となって、上にはどうあっても覆せない嫁まんこが三つ鎮座。愛し合う二人には到底なれず、愛を求め注がれる大勢の一つへとなり下がる。
まぁ、僕はそんな惨めな雌をボテ腹にして、快楽でぶっ壊して膣内射精するのが好きなんだけど。
どんな形でも使ってはあげるから、そこだけは安心してねっ?
「そろそろ一回出すよっ!? 本命前の景気付けまんこでっ、僕のウィルスに感染受精しろっ!」
「ぃぎぃい゛いいいいいいいいいい゛いいいっつ!」
「あっ、ぃぐぅううううっ!」
悲し気で、嬉し気で、愛と哀と悦び混じった悲鳴に弾けるくらいの白濁をぶちまける。
白目剥いた泣き顔を見下ろし、ガクガク震える腰から下と胎から上を抱いて緩突き。
最後の膣内の搾りは、僕もなかなか危なかった。入り口から一番奥までヌルッと入って、奥に当たるほんの数センチをギチュッ!と締め付け。突きの勢いを全部雄雌の合一摩擦に変えられ止められ、先と口がキスしたら最後の搾りを右回しにぐリュっ!
便利な女になりたくない。
やっと見つけた相手と添い遂げたい。
彼女の意思と意志を受け止め、抱え上げて座位にて続きを始めた。ビュクッ!ビュクッ!の残り汁注入をしながら、果てた雌のナカを擦って探る。膣内はいっぱいでも子宮内に余裕があり、お掃除フェラより激しい吸い呑みで子宮口が種汁を干していく。
心は果てて音を上げて、身体はまだまだ僕を受け入れる。
「ふぅぅうぅぅぅ…………良い子良い子。じゃ、もう一回――」
『ノってきたところすまないけど緊急の連絡だよ、ジャナ。コード・レッドライン』
「ぇぇ……あと一時間待ってよ、セントラル……」
唐突に壁兼巨大ディスプレイに映し出された、外見二十代前半、実年齢おおよそ四百歳の黒髪青年を軽く睨む。
明らかに童顔で身長が低く、女の餌に最適な目尻の垂れた大人しい印象。
左右と膝上と背後の両側に、熱い息を荒くする銀毛の狼女達を侍らせている。躾が行き届いて『待て』が出来ている点は素晴らしい。是非見習おうと考えて、届きすぎて悶える姿が僕の理想と少し異なる。
主人の抑止に従いつつ、耐え切れず脱いで擦り付いて愛撫をしてしまう愛欲のケダモノ。
律して律しきれない激愛こそ、僕の嫁の最低条件。依存に片脚突っ込んで、寄りかからず支え合える共倒れ一歩手前こそ最愛だと思う。相手が倒れれば立たせて抱き寄せ、延々延々一緒に歩く。
今の僕の嫁二人も、そんな理由で選んだのだ。
「そっちも待ちきれないみたいじゃない?」
『待たせないといけないくらい緊急なんだよっ。蔦の女王の生態調査が進んで、近く『花を咲かせる』事がわかったんだっ。居城のクインテットビルを覆いつくすほどの千輪万華で、消費する膨大なエネルギー量から直後一日を休眠して過ごすっ。つまり、その日一日は蔦の女王本人からの迎撃が来ないっ』
「ふぅん…………それ、逆を言えば配下が女王の目を盗んで男漁りに勤しめる日だね? 今までの比じゃない本気の狩りに遭うかも……」
『考察班も同じことを言ってるっ。だから、テイラ、アイン、ツビシュ、ロイドの四人に各自嫁達を動員して大攻勢をかけるっ。蔦の女王を落とせれば、アールの嫁に次いで二人目の女王クラスだっ。今後の戦略的展開を考えると、絶対に成功させる必要があるっ』
「あんまりプレッシャーかけないでよ。三人目の嫁まんこに種付け感染失敗したらどうするの? ――――で、開花日はいつ?」
『明日っ』
「早すぎだよっ!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
女王とは、亜人女性達の社会における集合体のトップの事。
理性を失った者達を束ねる存在故、一人の例外もなく強大な力を有する規格外。彼女達の采配でこの世界の勢力図が決まり、力の拮抗で境界線上に紙一重の安全をもたらしている。そして、女王を所有できれば支配エリアは僕達の征圧下に入り、外で昼寝可能な安息域がほんの少しだけ拡がって次への足場に。
しかし、これまでの成功例はたったの一例だけ。
ハープの腕以外に取り柄のない虚弱体質のアールが、翼人の女王を演奏で魅了して嫁にしてしまった。遺伝子変異クラスの腕前は誰もが認めていて、まさかウィルスすら抑え込むとは思っていなかった。もちろん研究と考察も進められて結果も出て、女王達は若干の理性と『雄の好み』を持つことが判明している。
例えウィルスに頭と心を壊されても、女には男を選ぶ権利があるのだと。
誰かが茶化して言った通りに、彼女達は僕達に興味の有る無しを突き付けた。氷虎の女王は鍛え磨がれた細身の男好き。蛇の女王は年端もない成長期前の少年好き。他も色々と狭くて広い嗜好を要求され、それらに合わせて一人一人が担当の女王を一人受け持つ。
僕の相手は、『精通直後くらいの活発少年』が好きな、母性姉性溢れるおっとり超乳巨尻お姉さん『蔦の女王』。
緑色の長いウェーブヘアーを膝まで流し、隙間だらけの蔦ドレスを服代わりにする植物系最強の女。
下見の時に見つかって以降、僕と彼女の追いかけっこは向こうが一方的な鬼役だ。
「で、現状何発ヤったんですか?」
「ヤってないよっ。捕まりかけた時は、蔦で腕を巻かれて次の瞬間折られてたっ。何とか五体満足で挿入まで行かないと、性処理用具にされるのはこっちの方っ」
「彼女は高嶺の花のロマンチストだから、眠り姫の王子様みたいに睡姦種付けしてあげなさい。たしか、グリムの原書はそんな感じよね? 違ったっけ、レイカ?」
「ラプンツェルのような気もするけど、どれもこれも女の弱みに付け込んで犯し孕ませ産ませてる点は一緒。――――にしても、征圧者五人と嫁十三人で戦力足りる? 私の計算だと、蔦の女王麾下の軍勢は三千五百の雑多と五人の側近。特に、側近は彼女が通っていた女学院の生徒会役員だから、多分理性持ちで女王一歩手前の王女クラスの筈」
「ツビシュの奥さん達は理性寄りで頼りになるね。うちのとは大違い」
「「そうしたのはアンタでしょ、ジャナっ? キヒヒヒヒッ!」」
氷虎の女王と蔦の女王の領域境界で、僕達と彼女達は半倒壊のビル内から蔦巻く四つビルを遠くに眺める。
右頬の傷跡と孤高の冷たさを瞳に宿す、軍人然とした独身クール青年テイラ。
小柄な一つ目幼女を膝上に乗せ、左腕の代わりに眼球付き触手五本を生やす無気力少年アイン。
しおりを挟んだ本を片手に、ズレた眼鏡を直すむっつりインテリ少年ツビシュと有翼竜人おかっぱ姉妹レイカ・キッカ。
剃り残しの髭を擦って鳴らす細目中年ロイドは、背後に五人の軍服女性をビシッと並ばせ控えさせる。
そして、外見年齢が一番下の僕は――――爆乳ナマイキ黒肌双子娘に挟まれて半裸乳擦りをされていた。ポニテに結んだ金と銀の髪をプリンプリンの尻と一緒に揺らし、手は二人ともズボン下の半勃ちを甘く撫でる。皮膚から滲む粘液がじっとり濡れて内側に入り、布の上と反対向きにスリッスリッてもう完全に直接愛撫です反則です。
二人の谷間に手を入れ沈め、身体の内側にある核を強めに搾る。
「「あ゛ぅぅううううううんっ!」」
「ジャナの双子嫁は相変わらずですね…………テイラ、アイン、予定通り氷虎側をお願いします。ロイドも所定の位置に」
「了解」
「指揮は任せるよ、ツビシュ。成功したらおじさんが一杯おごってあげよう」
「本当なら貴方の役なんですよ、ロイド? 最古参なのに逃げ回ってっ」
「おじさんは指揮能力低いのよ。君達みたいな遺伝子強化がされてない世代だから」
「それを言うならセントラルはどうなんですか? 直系の貴方が彼に劣るわけがないでしょう? もっと言えば、奥方達への戦場指揮は――――」
「さぁって、仕事に行きましょっかっ!」
「待ってくださいっ! 貴方は常々統率者としての自覚が――――ッ! 全くッ!」
「はいはい、落ち着いてツビシュ。ほら、おっぱい飲む?」
先からミルクが漏れるGカップを胸布から出し、おかっぱの竜人お姉さんがツビシュの身体を抱き上げた。
頭でっかちで世話のかかる弟分は、僕達の見ている前だからか恥ずかしそうに顔を背ける。その仕草に近所の姉属性嫁はからかいの笑みを浮かべ、翼で閉じて二人だけの世界へ。途端に周りを気にしないしゃぶり吸いの水音が鳴って、はみ出す両脚のガクガク震えとぱたぱた愛液。
いやね、これから作戦だよ? 大丈夫?
「ツビシュ? 開花したらすぐ決行だよ? それまでに済む?」
「じゅるっじゅるるるるっじゅっぷんぐ――っ」
「ご安心ください、ジャナ君。入念に行った事前シミュレーションによれば、本作戦における姉さんの役割はツビシュと私の護衛です。そして、その程度であれば、竜の女王でも来ない限り私が並行して行えます。むしろジャナ君の方が大変ですよ? エル嬢とニル嬢の助けがあったとして、クインテットビル最上階の蔦の女王到達成功率は六十一パーセントと不確実です」
「四捨五入すれば百パーセントになるよ。ね、エル、ニル?」
「「きへへへへっ、まっかせてぇ~っ」」
紅潮した僕の嫁達は左右に回り、挟み抱き着いて輪郭を失う。
腕に脚に胴に肩に、黒色のゲルが這って覆った。スライム系亜人の彼女達は、全身を解いて僕の服となりサポートしてくれる。触れ合う時間が長すぎると発情してしまう欠点はあるも、この三心一体なら女王以外に脅威は少ない。
他と同じで懐に飛び込み、上と下の口から僕のウィルスを感染させてやる。
「「ジャナの汗とウィルス美味しいよぉ~っ。おちんぽ汁もおまんこほしぃ~っ」」
「知能指数の低さが鼻につきますが、夫が違うので大目に見ましょう。――――セントラル、こちらÅ分隊。BとCは直に配置につきます。状況はいかがですか?」
『こちらセントラル。濃縮フェロモンとウィルス爆弾を積んだドローンは所定位置に展開済み。観測台は最大望遠で蕾の開花進行を確認中。満開予想はあと三十秒』
「A分隊了解。では、ジャナ君。心の準備は良いですか?」
「おっけーっ。いつでも良いよっ」
「では、通信チャンネルをオープンに。――――各隊、作戦開始まで十、九、八、七、六、五、四、三、二、一、今ッ!」
緑と灰色の巨像が上から真っ青のベールをかぶり、同時に『ポシュッ』と『ヒュルルル……』が打ち上がって紫に弾けた。
ダウナー色調な結婚式と花火に見えて、そこかしこから昇る雄たけびがピンク色に甲高い。空の紫が風に流され、風下にいる亜人女性達にブーケ代わりのプレゼントを贈った。中身は僕から抽出されたフェロモンと興奮剤の混合であり、嗅いだ全員の嗅覚は僕以外の全てを見失う。
しかし、エルとニルに包まれて体臭遮断し、実質透明人間となった僕はこの場でフリー。
全力で踏んで全力で駆けて、眠る花嫁の元へと向かう。
「こちらジャナっ、到達まで七分弱っ! それまでよろしくっ!」
『ん? それって卵にぷちゅっと入るまでかな?』
『エレンカさん、作戦が終わったらロイドさんにお仕置き願います』
『おじさんジョークっ、ジョークだよっ、キッカちゃんっ』
…………緊張感ないなぁ……。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『――フェロモン煙が氷虎の女王側に入ります。フェーズ2に移行してください』
感情抑制のきいたキッカの真面目声が、骨伝導の通信機越しに進展を伝える。
今回の作戦の肝は、『蔦の女王から可能な限り護衛を引きはがす事』と『引きはがした後の安全を可能な限り確保する事』。
そのやり方として、広範囲における一掃鎮圧を僕達は選んだ。フェロモンで興奮した亜人女性達を陽動で誘い、氷虎の女王の軍勢に対してぶつける。防衛に集まった女達もフェロモンに巻いて発情させ、相互に争わせて十分弱ったらウィルス入り爆弾で全員僕のお手付きに。
一体何百人、何千人の相手をしないとならないのだろう?
一人残らず味わい尽くすつもりだが、その前に本命を染め上げないと。横が穿たれた屋上給水塔の中に入って、気配を絶ち隙間から見上げる。太陽は頂点を過ぎて傾きを始め、今は夏だから明るい内に睡姦レイプを楽しめる筈。
夢の中の女王は、明日の朝に目を覚ますとの前情報。
一晩かけて精液ボテに仕上げ、起きてすぐ精液塗れイラマチオから屈服膣奥抉りで頭を飛ばす。そして耳元で絶対服従を囁いて、配下を全員拘束させて一人一人にウィルス種汁膣内放出。苗床オナホを管理する苗床女王嫁に仕立て上げ、先天性ウィルス感染のスペシャルベビーをたくさん出産。
きっときっと、僕のおちんぽに頬擦りしながら腹ボテ授乳と種付け懇願してくれる。
待ち遠しくて仕方ない。
「さぁって……クインテットビル周りに匂いはする?」
「「女王の蜜強すぎっ。あと、花粉が全然ないよっ?」」
『女王は雌だから花粉は出さないのかな? 男が雄花代わりで、精子が花粉の代用なのかも…………ん? なら、あの花は一体何の意味が……?』
「セントラル? 研究と考察は口に出さないで欲しいな? 感染種付け中にしたら、通信機の電源を流石に切るよ?」
後方研究員の野次馬根性が割り込んで、ため息と一緒に苦言で叩く。
好奇心と知識欲の塊で、地上の調査に出て返り討ちに遭って初めての生還者となった彼。蓄積してきた情報と経験は役立つものの、どちらかというとサポートより観察と考察を優先しがち。屈服レイプ中にまで口を出すことがあり、その点において僕を含む全員から非難の目で見られている。
特に今回は、常時集中が必要な女王戦。
直接的に有益な情報以外、耳に入れたくないし入れる余裕はない。
『ごめんごめん』
「まったく……そういえば、蔦の女王の開花情報ってどこから手に入れたの? 他もそうだけど、女王の詳細はほとんどわかってないよね?」
『四百年以上かけて集めた情報を精査しつつ、相関関係を大中小微小間接的と分類してたら見つけたんだ。植物系の女王の領域は、一定の周期で急激な縮小と急拡大を繰り返してる。で、一か月前に薔薇の女王が周期になって開花して、他を調べたらクインテットビルの蔦に蕾がたくさんって感じ』
「あたりを付けたんじゃなく、たまたま見つけてタイミング良かったって事かぁ…………じゃあ、それ以外の事は不明で、後は出たとこ勝負?」
『恥ずかしながら。でも、取れる手と用意できる手段は可能な限り用意した。うちで培養してたジャナのフェロモンとウィルスは、元となる種床を除いて全部投入。メンバーも空いてた全員と、無理を言ってロイドにも出てもらった。だから何としても、女王の雌堕ち屈服をよろしくね?』
「はいはい。じゃ、早速ビルを昇っていくよ。エル、ニル、外壁を駆け上がるからサポートよろしく」
「うんうん、それが一番の正解ね。中はあの煙に当てられた娘達が発情レズセックスの真っ最中。私達もおこぼれが欲しくて直接出てきちゃうくらいには我慢できないの。ねぇ? ハルカが起きたらダルマバイブにして受粉セックスさせてあげるから、その前にこっちの発情おまんこに『どぴゅっどぴゅっ』てしてくれな――――あら?」
頭上から降ってきた自分達以外の声に、タンクから出て一目散にビルを目指す。
チラッと一瞬振り返って、八枚の翼をもつ金髪超乳の全裸大天使が困り顔と首傾げ。どことなく蔦の女王に似た顔立ちとスタイルをしており、白く細く丸み帯びた肌を白金のウェーブカーテンに隠し切れない。特におっとり系美女顔の倍近い乳房は、高身長にバランスを合わせたっぷり膨れて乳首はちょい上。
女王攻略中に何度か見た覚えがある。
先走ろうとする娘達を抑え、女王に最初を譲ろうと動いていた最側近。まさか会話できるほど理性があるとは思わなかった。だが、瞳の中はピンクとブラックが渦を巻き、淫獄ウィルスの重度感染を妖艶に淫靡に湛えて表す。
――――同時に、もう一つ。
僕の『生殖本能』でなく『生存本能』が、緊急サイレンより激しく激しく鳴り響いていた。
「あらぁ~? にげちゃうのぉ~? いけない子ねぇ~っ?」
「エルっ、ニルっ、頂上まで全速力ッ!」
「「はいはいはいはいはーーーーいっ!」」
「みんなぁ~? ハルカは寝てるから、起きるまでは好きにしていいわよぉ~?」
『あぐるるぅぅぅ……きぃいりあああああああああっ!』
跳ぶ先々のビル窓や瓦礫の陰から、鬼気迫る淫臭の塊が涎を垂らして跳び掛かった。
女王の蜜が濃すぎて、彼女達の存在を察知できなかったかっ。でも、それは向こうも同じ事。『屋上から屋上』の移動を『屋上から中層階』に変えて、濁ったガラスをぶち割り入り椅子の残骸を掴んで投げる。
そのまま走ったなら行く方向の、開いた窓から囮が飛び出し。
セックス狂いの頭で急な判別は難しく、何人も何人もがそちらに群がった。足音羽音風切り音が一方向に。二呼吸おいたら入った窓から身体を出し、エルとニルの粘体を屋上へ伸ばして引っ張り上がる。
手すりと端を掴んで跳んで、四階の高さを一気に――ッ!?
「こんにちはっ。おちんぽちょうだいっ?」
「っ!」
出待ちしていた淫乱大天使が、両手を広げてハグ突撃。
避け――――ようとして、むしろチャンスとこちらも突っ込む。唾液を溜めて胴を谷間に挟まれて、腕が締まる前に唇奪って舌吸いディープ。高まり昂った雌は突然の快楽刺激に動きを止め、より確実性を上げる為に右手で腰ベルトの注射器を掴んだ。
僕のウィルスたっぷりの、無針注射を首筋に。
プシュッ!の注入音に次いで、二秒とかからず彼女は堕ちた。呻いて震えて僕を抱いて、喉を鳴らしてもっともっとと飲み飲み貪る。急激なウィルス比率の変化が脳を侵し、取り戻した理性と身体の求めが相反し合ってビクビクビクビク激しい痙攣。
追加十秒の繋がりを舌先に渡して、極大リスクの即堕ちは無傷最良に完遂した。
「ん――はっ、ぁぁぁ…………ぃひっ……!」
「お姉さん、名前は?」
「は、はる、み……っ、ね、ねぇ? おまんこっ、おまんこせつないのぉぉ……っ!」
「ハルミさん。ハルカさんのところに連れて行って、彼女に僕の苗床嫁になるって宣言して? 抱き合っておまんこ重ね合って、漏らしたナカ出し精液を眠り姫まんこに垂らして注いで? 二人で僕の赤ちゃんとウィルスの培養苗床になってくれる?」
「はっ、はひっ! なりっ、なり、ましゅっ! なりましゅ、からっ、おなさけっ、おちんぽっ!」
「何やってるのよハルミっ!? アリス、マナ、レンカ! ハルミごと生バイブを取り押さえてっ!」
「「ジャナっ、また来たっ!」」
至近の警告に空を見上げ、四人の八翼天使が第二派と迫る。
長身スレンダーだけれど巨乳豊尻の青髪クール美女。
赤のツインテールに低身長爆乳のナマイキ系釣り目ぷに穴ロリ。
蔦のバイブでずぼずぼアヘ顔の目隠れボブカットふくらみかけ少女。
淫乱極まる笑顔を浮かべて黒ロングヘア―を乱れさせる陥没超乳ダルマ雌天使。
青花の山脈と化したクインテットビルから、固まって真っ直ぐこちらに降臨してくる。感染してすぐのハルミは戦力にならず、おそらく素の性能差からエル・ニル姉妹も歯は立たない。それに心地良い乳肉に埋まって身動きが取れず、『あっ、やべっ、死んだ』と正直思った。
――――しかし、頭になかった味方がこちらとあちらの間に割り込む。
四つの球体を下部に吊るす、プロペラ四つの小型飛行ドローン。
青髪美女天使が投げた氷槍に貫かれ、凍り付く前に爆ぜて白煙と破片を丸く散らす。時間にしてほんの数秒しか稼げておらず、未だハルミの愛抱きからも逃れられない。ただ、操作者からすれば想定内の事態だったようで、四人の襲撃者は苦悶を浮かべて周囲に落ちた。
倒れ伏して快楽欲求に抗おうとする顔は、ついさっき目の前の淫乱雌天使が見せていたのと同じもの。
『ウィルス注射急いでっ!』
「っ!? エル、ニル、二本ずつお願いっ!」
「「はいはいはいはいはーーーいっ!」」
纏う粘体が注射器を取って、離れた天使達の首筋に一回ずつウィルスを投与する。
とどめを受けて四人は倒れ、バイブ入り天使とダルマ天使が白目剥きの鼻血をタラリ。ヤクギメ絶頂したジャンキーのように刻む呼吸をして、理性と本能の争いの苛烈さを示す。対して、青髪天使とツインテロリ天使はすぐ起き上がり、呆けた顔で僕の元へと四つん這いに歩く。
足跡ならぬ雌跡が、コンクリートの床に飛沫の跡を一本ずつ描いていた。
『ウィルス入りドローンが近くで良かったっ』
「助かったよ、セントラル」
『うんっ。で、この五人が蔦の女王の側近だねっ? 天使型とは珍しいけど、理性寄りで助かったよ。本能寄りだったら、ドローンに積んでた量だと怯ませられるかどうかって程度だったから……』
「追加も入れたから大丈夫だよね? で、残りはビルの中で発情レズ乱交だって話だから、匂いを絶って謁見できれば大丈夫そうかな。――それじゃ、ハルミさん。皆で一緒にハルカさんのところに行きましょう?」
「はひっ! み、みんなっ、イくっ、イくわよっ? イ、イク――ッ!」
「「比率安定まで頑張ってねッ? ひへへへへへへッ!」」
エルとニルが倒れる二人を掴んで包み、傅く二人の腰にも巻いて覆う。
ハルミの羽ばたきで諸共飛んで、ふらつきながらも花山の頂きへ。かなりの高さに下を見る勇気はなく、目的地の上まで来てから見下ろし息呑み。一面の青花園と中央に横たわる蔦ドレスの豊満と、ずっとモノにしたかった凶悪の雌が陽光を浴びて輝くような美しさ。
これから僕は、これらを泡立ちドロドロの白色で汚す。
主にナカから、外は少し。
きっと取り返しのつかない冒涜に違いない。雌の園を内側から、雄の種で染めて侵す。二度とこの幻想芸術は再現できず、黒であり白の一点が雄汁雌汁を混ぜて塗りたくる。
今日までココのタイトルは、『蔦の女王と五大天使の花園』。
今日からココのタイトルは、『苗床女王と淫欲堕天使の受精場』。
人類にとって後者こそ望ましいのは、綺麗事は言わせないという皮肉なのかな?
「あのっ……あの……っ」
「ハルミさんは、ハルカさんにウィルス注入した後に犯してあげる。排卵して待ってて?」
「はひっ、はひぃいいいっ!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ん……あれ? わたし…………ッ!?」
「あひっ、ひぃっ、ひっ、んひぃいいいいいいいっ!」
花のベッドで目を覚ました金髪超乳の雌穴の上で、乳汁噴き出す超乳ダルマ堕天使が今日十度目の絶頂に膣を締めた。
仰向けにうつ伏せに重なって、僕に腰を持たれて翼はピンと。チンポ咥えるクソザコまんこはナカ出し精液をだらしなく漏らし、ドロドロぼたぼた下へと落とす。そして、丁度垂れ先の清純女王純潔まんこが、睡姦レイプ後と見まがうほどに白濁精液で覆われ濡れ濡れ。
ハーフミレニアムを超えた貴腐蜜壺の淫靡と淫美。
ぷぴっ、ぷちゅっと、性欲に正直な身体が美味しそうに子種を吸い吸う。
「れ、れんかっ!? その身体はっ!? いったい何っ!? どういうことっ!?」
「ハルカさんおはよぉ~っ。散々追いかけっこしてた旦那様がお迎えに来ましたよぉ~っ? お注射効いてて良かったけどぉ~っ、もしかして何も覚えてないのぉ~っ?」
「あっ、あなたっ、夢で見てた子っ!? あれはっ、アレは夢じゃなかったのっ!?」
「夢だなんてひどいっなっ!」
「んぐぃひぃいいいいいいいいいっ!」
浅めの子宮口へ捩じる様に抉り込み、亀頭で押して隙間を破る。
弾力のある抵抗を一瞬挟んで、入り込んだ奥が柔らかくぼちゅんっ! カリを一周巻く締め付けと膣内の締めが強弱付けて、小刻み前後の扱きと搾り。たぽたぽ満ちる胎の内へ、追加の一射を欲しいとせがむ。
本命が起きたから我慢はせず、お望み通りに種付け種植えだ。
歪む横はみだしの超乳に比べ、華奢な細身をドプッ!ゴプッ!ビュクッ!の三段撃ち。とっくに受精済み、ウィルス満タンの子宮は妊婦が如く。内から外に圧されて膨れ、腹が持ち上がって中身の充填率を察し撫でる。
――――腹肉から柔らかさが消え、パンパンで張ってカッチカチに固い。
「れん、かっ……?」
「ひっ、ひっ――――かい、ちょ……っ! あ、たしっ、およめっ、さん、に、なれま、し、ぃひぃいいいいいいんっ!」
「レンカさんは嫁じゃなくて苗床オナホだよ? 自分で両手両足失くしちゃって、ちんぽに滅茶苦茶に犯されて物扱いされたかったんでしょ? 翼の色だって髪と一緒の真っ黒にしちゃって…………お友達と一緒に性なる天使になるんじゃなく、性処理天使になって僕の精液注がれたいんだよね?」
「ぃいいいいんっ! そうでしゅっ! わらひっ、わらひおよめさんでおべんじょなのっ! だんなさまのおせいししゃせいされへっ、うぃるすとあかちゃんふやすつごうのいひおべんきでしゅっ! らからぬかないれっ! もっほっ、もっろいっはいおまんほくらひゃいぃいいいいいいっ!」
「順番だからだぁめっ。エル、ニル、抑えといて」
「「はいはいはいはーーいっ!」」
「やらっ、やらぁあああああああっ!」
引き抜かれる種付け棒を膣締めで引き留めて、留めきれず『ぷちゅんっ!』と鳴らし口は閉まった。
あれだけ漏らしていた子種汁をナカに収めて、一滴の一厘すら滲ませない。そんな姿は愛らしく思うも、まだ今日の分を貰っていない正室二人は我慢がならず。夜遊び大好きなスライム双娘は、半分を解いて粘体と触手で膣口に張り付く。
ぐちゃぐちゃにちゃにちゃ、強奪者と精液ボテ堕天使はいやらしい攻防を繰り広げた。
「やっ、やぁあああああっ!」
「「ほらほらほらほらっ! 十回も膣内射精キめられてもう満杯でしょっ!? 私達はまだなんだからちょっと寄越しなさいよっ!」」
「やぁあっ! やら゛ぁああっ! らん゛なさまぁぁああっ! ら゛すけへっ、らすへへぇええ゛ええっ!」
「ハルカさんとハルミさんに種付け終わるまで、ちゃんと耐えられたら助けてあげる。もしダメだったら、目隠しして口塞いで一ヶ月都合の良いオナホ扱いだよ?」
「っ!? らっ、ぁぁあああああっ! おなほっ、おなほっ!? おちんぽっ、おせいしっ! もら、へ――――ッ」
「「あっ」」
拮抗していた開閉が開に偏り、微かな隙間を押し広げて粘体触手がレンカを貫く。
貫通せずとも姦通はし切り、腹の膨らみが満杯の丸から歪な凸凹で神秘的。袋の中に太縄を入れてキュッと締めた感じと言えば良いのか? もしくは、生きた大蛇が胎内に入り、育った胎児を丸のみにしているとでも言えば良いのか?
どちらが最適か、今の僕にはわからない。
わかるのはたった二つで、この堕天使はモノ扱いが妥当だという事と、挿れるのはちんぽだけにしないと長持ちしないという事だ。
性欲発散の捌け口だけど、一線を越えない程度に戒めないと……。
「「あぁぁ……ジャナ?」」
「…………自然に漏らした分だけで勘弁して、介抱してあげて。あと、ハルミさん呼んできて」
「もうきてるわぁ~っ。お、は、よっ、ハルカっ」
「ね、姉さ――――っ!? お、おな――っ!?」
「これ? 良いでしょ? あなたもこれからこうなるのよぉ~? あっ、ちなみに、もう出来てるわぁ~っ」
合計十二回の子宮内膣内射精を胎内に収め、ぷるたぷ超乳を孕みボテ腹に乗せるおっとり系性天使。
背から生える物が翼か蔦か、それ以外に瓜二つの蔦側をうっとり見下す。
訊けば双子だという彼女達だが、僅かで確かな差からハルカが全てを上回ったという。生徒会での役職、テストの成績、生徒達からの信望や教職員達の評判まで。しかし、今この時この場においては女として雌として、そして母として妹の上に姉がいる。
――――何百年積み上げた劣等を、胎に宿る優越で包み潰し挽いて消し去った。
「にんっ、しん……っ!?」
「そうよぉ~? ほんの数時間前だけど、旦那様にたくさん赤ちゃんの種を頂いたの。こうして触れていると、とくんっとくんっていってるのがわかるくらい……」
「いくら何でもそんなに早く成長はしないよ? ――――で、ハルカさんをハルミさんと一緒にシちゃいたいんだ。二人なら初体験……処女喪失は怖くないでしょ?」
「!? や、やめてっ! わたしっ、夢であなたにひどいことをしたのは覚えてるっ! 謝りますし、償いもしますっ! でもっ、初めてはっ、初めてだけは添い遂げる殿方に捧げたいのですっ!」
「ハルカ、安心して? ジャナ君は私の旦那様。あなたとほぼ同じ遺伝子の私が、処女膜破かれてすぐ認めちゃうくらい運命的な殿方なのっ。あなたも身体で分かってるんでしょっ? おまんこに垂らされたおちんぽ汁、子宮に溜まって波打ってるのわからないっ?」
「そんなっ、そんなこと――――ッツ゛!?」
ハルミにすぐ傍らで座られ寝られ、大きなお腹をぶつけられて青ざめるハルカ。
当てられた時の肉と汁の感触が、自分のナカで似た感じにタプンッタプンッ……。
累計五十回分の残りを飲んでいればそうもなり、取り戻した理性と変わり果てた肉体の乖離が大きく激しい。ならばやるべきはたった一つで疑いなく、ヒクつく未通穴に指を一本。小指はするっとぬるっと吸いこまれ、薬指を増やすと本番と誤って締め締めキュッキュッチュッチュッの欲張り。
自意識と異なる無意識の悦びに、小さな悲鳴と赤染まりの頬が可愛らしい。
「ひっ!? やっ、やめ――!」
「だんなさまぁ~っ、上じゃなくお尻の方を掻いてあげてっ? ハルカは前より後ろの方が感度良いのっ」
「やっやだっ、ハルミ、やめさせてっ! 私っ、私はっ、わたしはっ――」
「旦那様ぁっ、やっぱり身の程を教えてあげてくださいっ。この孕ませ穴に直接エンゲージザーメンぶちまけて、オスに媚びるメスの立場をワカラセてあげてっ! んんっ、ぢゅるっ!」
そこかしこで蠢いた蔦の動きに、気付いたハルミは根元に覆い被さって唇で塞いだ。
ミリ単位で同クラスの超重量級が四つ、暴れと抑えに分かれてすぐ下のもう一つが抑えに加担。胴にボテ腹を乗せられ圧され、胸から上は自分の二倍でろくに動けない。次第に不利を悟ってされるがまま揉まれ嬲られ、股に脚を入れられて姉の開きに妹も開く。
一緒にぱくっと膣口開いて、ドロ……ッの滴りが上から下へ。
寸分違わず姉妹を渡り、ひくひくの妹は一筋垂らして全てを内に。言葉を紡ぐ口は嘘ばっかりで、こっちの口は正直者か。もしかして彼女が天使とならなかったのは、嘘のつき過ぎで相応しくなかったからなのか?
未だ熱く猛り反る雄肉を、お仕置きの代わりに宛がいゆっくり。
「――ッ! ――――ッつ!」
「さきっぽ入ってぇ~っ、ココが膜だよっ? 少し突かれただけで悲鳴上げてるのわかるっ? 清らかな身体にバイバイしてっ? 生まれてくる赤ちゃんの為にっ、通りやすく開けてくれる旦那ちんぽにありがとうっていうんだよっ?」
「――ッ゛! ――っ゛!」
「ほぉらっ。ほぉらっ。破れちゃうよっ? 破れちゃうよっ? 破れ――――」
「――――――ッツ゛!」
『ぷちぷちっ、ぴちぷちっ』を四回続け、五回目は止めずに破り奥まで。
処女を奪われ強張る四肢と、仰け反る背筋にぐぢゅぐぢゅ膣内が大歓迎。飲み含んでいた白濁ザーメンだけでなく、滑りを助ける雌の淫液が熱々でたっぷり。しかも膣ひだが長め柔めの弾力強めで、一本一本でチンポ肉にむにっとぐにっとぐにゃり貼り付く。
流石、淫獄ウィルスが女王に選んだだけはある。
作り替えられる前か後か、この雌のナカは精液搾りに特化していた。穴で扱くのではなく、群れに誘い呑んで群がる。抜いて突いてに端から端まで、ぐにっとぞりっを合わせて締め搾り。
名器?
違う。これは淫魔の壺だ。
「あっはっ! ハルミさんと同じひだひだだけどっ、ぐにゅぐにゅ張り付いてスライム娘に近いかなっ!? ナカが最初から波打っててっ、そこから更にぐりゅんっぐりゅんって擦れて搾ってくるっ! あっ、そっかっ、『蔦の女王』だから膣内まで蔦だらけになってるんだっ!?」
「んぶ――ッ! じゅぶるッ――んぶっ!」
「ハハッ! レズの双子雌に種付けするのってやめられないっ! エルとニルもそうなんだよっ!? お互い好きで好きでレズセックスしまくりでっ、一つになりたいくらいだけど二人で楽しみたいって半融合の雌スライムになったんだっ! 僕に捕まって纏めて犯されて孕んで堕ちてっ、並んでお股開いて出産アクメするド変態なんだよっ!?」
「「孕ませレイプした張本人が何か言ってるぅ~っ?」」
「僕は悪くないもんっ! ハルカさんはわかるよねっ!? おちんぽハメられて気持ち良いでしょっ!? 嬉しいでしょっ!? 犯されて種付けされて悲しい苦しい思わなくてっ、幸せ感じて卵巣屈服するお変態でしょっ!? 孕まされてお腹大きくしてっ、ハルミさんと一緒にアヘ顔出産したいって言えっ!」
「じゅる――ぷふっ――んぐっ――ッ!」
まともに呼吸が出来ているのか、怪しくなる頭の動きと逃れようとする顔の振り。
強制的に蕩かされた瞳の中は何を見るのか。僕ではなく、姉でもなく、そこにいない筈の第三者でもない。まさか未だ自分を見失わず耐えようというのか? だとしたらなんて無意味で無駄で素晴らしくはしたないのだろうか?
犯す男を猛らせるのは、拒む女の抵抗と果てた後の無惨な姿。
染められまいと抗った先で、構わず注がれた精液を膣から噴き出す哀れこそ大好物っ。
「往生際が悪いよねっ!? そうだっ、これから毎日膣内射精したら写真撮影しよっ!? 膣口ぱくぱくしながら垂れ流すのかなっ!? 掻き出しても漏らさないで漏れるまでナカ出しかなっ!? 日付入れてアルバムにしてっ、前戯代わりに一緒に見ようよっ!」
「んぶぅ゛っ!? んぐっ、ぢゅぷっ、ぢゅるぶ――ッ!」
「ねぇねぇセントラルっ! ちょっとドローンのカメラで撮って! ラベルは蔦の女王処女まん屈服っ! ココ、ココっ! 結合部に拡大してわかりやすくしてよっ!」
『本人に見せたいならリアルタイム動画が良いよ。はい、ハルカさん。貴女のおまんこは今こんな感じになってますよ?』
「ッツ゛――ッ゛!」
近づいてきたドローンが二機、撮影と放映に分かれてレイプ実況を開始した。
拡大して撮られた太ちんぽと、美味しい美味しい言って頬張る破瓜滲みまんこが近くの壁に。高層ビルの屋上でなければ、この痴態はその他大勢の目に入っていた。いや、もしかしたら既に耳に入っているかもしれないくらい、生々しい恥肉と淫液のまぐわいが大きく大きく鳴って響く。
撮影側のドローンが、そっと指向性マイクを結合部に向けている。
膣奥を突かれる度にずちゅんっ! 突かれる度にぶちゅんっ! 振りをやめた雌顔を覗くと、悲劇のヒロイン風にうるんだ瞳で涙を流す。ここまでされて心境はどうか訊きたくなり、雌嫁天使の頭を掴んで引き上げ言葉に自由を与えた。
酸素を求める荒呼吸の後、ハルカは乾いた笑い声で心のひびを小さく伝える。
「は……はは……っ、ゆめ……っ、これ……ゆめ……よ…………っ」
「夢じゃないよぉ~っ? ハルミさん、ちゃんと教えてあげてっ?」
「あんっ、だんなさまの乱暴者っ。――――ユカリっ、アリスっ、マナっ、こっちに来てお腹を見せてあげてっ」
「んちゅっ……なに? 会長はまだ堕ちてないの?」
「はひっ、はひっ! だんな様のおちんぽ貰えるならっ、マナなんだってしましゅっ!」
「へっへぇ~んっ! ハルカぁ~っ! アンタより先にオンナになったアリス様のまんことボテ腹見せたげるわぁ~っ! ほらほらほらぁ~っ、羨ましいでしょ~っ!? 受精卵と白濁ザーメンで子宮いっぱいよぉ~っ!?」
離れて母乳を吸い合うクールと目隠れとメスガキの三天使が、大きさを前借りした妊婦腹を抱えてハルカの周りへ。
お腹と顔が見やすい様に、少し間を置いて頭を囲む。そこにハルミも起き上がり加わって、親しい四人で現実を突きつけ。更に傍らで果てる蔦を掴み、それぞれ腹に一周巻いて先っぽだけ膣口にクチュッ。
いやらしい雌の笑みを浮かべて息吐き、力を込めてググッと挿入。
丁度良い太さと固さと潤滑油が揃い、同時に思い思いバイブオナニーを開始した。放映中の自分を含め、至近で聞こえる五つの営み。夢のように幻想的に思えてしかし、急に増えた四つの挿入感がピンクの雷を脳髄へ届ける。
歯を食いしばって目を見開き、腰が浮くほど背反り喘ぎ叫び。
「ひぃいいっ!? ぃぎぃいいいいいいいいいいいいいっ!」
「ははっ! なにっ、どうしたのっ!? おまんこに突っ込まれて突っ込まされてっ、急に現実に戻ってきちゃったっ!? 挿れてるのと挿れられてるのどっちが強いっ!? 一対四だから挿れてる方っ!?」
「なぁあああっ!? なにひぃいいっ!? わかんなひっ! わかんああぁぁあああああああ――――っ!」
「しっかりっ、しなさいよっ! このぷにぷにキツまんがアリス様よっ!? ほらっ、先っぽ子宮口で咥えてっ、おまんこうねらせて締めてるのがわたしっ! しっかり感じなさいっ!」
「クゥ……ッ! 先だけで小刻みに出し入れしているのが私よっ? どうっ? 膣口が呑んで吸い付いてっ、とっても良いでしょっ? あっ、ザーメンもれっ、もれちゃう……っ」
「あっはぁあああっ! 蔦ちんぽっ! 蔦ちんぽきもちいひっ! だんなしゃまのおちんぽのつぎにいいでしゅっ! おちんぽよりながくはいってっ、ながくぬけておまんこぜんぶいっひぃいいいいいいッツ!」
「私のはっ、わかるっ、でしょっ? ハルカとっ、大体っ、同じっ、ナカっ、なんだからっ。ひだのっ、ツブツブっ、蔦の表面っ、噛みついっ、て――っ!」
「――゛――ッツ゛!」
快楽の暴力に耐え切れず、食い千切りそうな膣締めを見せてハルカは絶えた。
下敷きになった花弁が舞い、波打った特盛乳の乳輪にひらり。汗で貼り付いてビクンッ!ビクンッ!の痙攣でも離れず、一緒に舐めてしゃぶって音を出来るだけ大きく立てた。もう片方も下乳横乳上乳と丸く強めに揉み回し、刺激を送って半緩みの膣内を無理矢理起こす。
淫獄ウィルスに感染した以上、頭と身体はもはや別物。
徐々に徐々に熱を帯びて、起きている時の六割程度で反応を返した。突けば咥え締め、抜けば搾り扱き、尻側に擦り付ければケツを締める力みと跳ね。何だやっぱり孕み願望の雌穴とわかり、込み上げる勢いを留めて溜めて一気にぶちまけ。
無抵抗の子宮入り口をぶち抜いて、大容量子種袋に思いきり注ぐ。
「ぁ゛っ、でっ、ちゃった……っ」
「ん……っ、蔦も張りがなくなっちゃった……。イきそびれちゃったし……ジャナくぅ~ん? おちんぽ貸してぇ~?」
「だんなしゃまっ! だんなしゃまのおせいしっ、あかちゃんじるっ!」
「あっ、こらマナっ! 抜け駆け禁止っ!」
「ふ……ぅ…………私は少し休むわ。子宮壁に精液ぶつけて起こしてね?」
「「ねぇ、ジャナ? 私達の事を忘れてないよねぇ~?」」
事後の余韻をぶち壊す雌共の囀りを聞き流し、僕は緩く腰を振って竿の残りをハルカに吸わせる。
ウィルスの投与量を考えれば、もう十分で後回しにしても良い。でも、抵抗するならまだしも逃避されては後が厄介。心の底から僕に依存させないと、ふと正気に戻った時に取り返しのつかない暴走をするかも。
さて…………どう調教していったものかな?
「ジャナくぅ~ん? ハルカなら大丈夫よぉ~っ」
「ん…………双子の姉としての勘?」
「うんっ? 気付いてないのっ? ハルカの脚を見てっ?」
「脚?」
雌肉のベッドから体を起こし、膝裏の重みにやっと気づく。
対面し合っているのに、ハルカの右足が僕の右、左足が左の上にあった。
まるで、射精の瞬間に脚を閉じて、締めて逃がさないようにしていたかのよう。きっとまさしくその通りで、だとすれば彼女は僕を求めている。口で態度で拒んで見せても、心と身体はとっくの昔に屈服陥落。
…………沸き上がる種付け欲が竿を張った。
気絶してようが寝ていようが関係なく、追加の二発目を抜かずに開始。股を叩かれ恥肉を揺らし、呻かず喘がない雌穴を仕込む。お前は一生僕のモノで、形式上嫁にするけど所有物と扱って逃さず手放さない。
絶対に。
絶対にっ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
蔦の女王陥落から一週間後。
ジャナと女王の政略結婚式レイプを録画で流し、セントラルと呼ばれる彼は壁掛けディスプレイの先へ視線を送る。悲鳴と拒絶と抵抗を口にしながらも、絶大な力を持つ『蔦』を使わない彼女は手遅れ。細胞レベルで雄と快楽の虜に堕ちて、いずれ染まり切って淫語を自ら多用するようになる。
その様を、ろくに魅力もない肉塊達が侮蔑の目で見た。
『酷い内容ですね。人としての常識を彼らは持っていないのですか?』
「人類社会を取り戻すためには必要な犠牲です。そもそも、救世主ウィルスが拡散していた頃は似た感じだったのでは?」
『その頃を知っている人間は一人もいません。ですが、今の地下社会のような清楚さが大多数だったと確信しています。エージェント達の教育カリキュラムを見直し、改善に努めて頂きたい』
「了解しました。ですが、結果は期待しないでください。彼のような『成功例』は数少ない。殆どの者達は返り討ちに遭い、貪られて犯し殺される日常がこちらなのです。生きている内に清楚を身に着けられるのは、一体何人いることか…………」
歩み寄りの意思を見せて、実情を見ろとセントラルは突き付ける。
そっちはそっち。こっちはこっち。基礎となる環境と状況が違うのだから、同一にするのは到底無理。むしろ理解して放置するくらいの気概を見せろと、瞳だけマジの笑顔で突き付け求めた。
何より、彼の優先順位は地下ではなく地上だ。
数百年前に妻達と共に追い出され、二度と戻れない故郷は最早異世界。命を惜しむ家族はもう既に亡く、冗談を言い合った知人友人もまた同じ。ハッキングして調べた生家は集合住宅と成り果てて、一つとして未練が残っていない。
推し量る気がない彼らは舌打ち、ならばと伝家の宝刀を振りかざして見せる。
『人員の浪費防止はそちらの仕事です。今後しばらく補充は出来ないので、大事に使って頂きたい』
「おや、またですか? 人類の地上復帰には戦力が必要というのに、絞られては遅れが出ますよ?」
『それを何とかするのも貴方の役割です、セントラル。地上で学べないなら地下で学ばせます。最低限の常識を備えるまでの数年ですから、その程度は耐えて保ちなさい』
「仕方ありません。では、その為に必要な処置を考案し、実行します。よろしいでしょうか?」
『確認の必要もなく当然の事でしょう? では、今回の報告会は以上で。何か進展があれば連絡を』
「承知しました。それでは、失礼」
さっさと切りたい欲求を抑え、出来るだけ自然に通信切断のボタンを押す。
やっと終わった解放感に伸びをして、してやったりの笑みを浮かべるセントラル。何に対してかは言質を取った、『特に条件のない』対策実行の許可お墨付き。お上の許しの元で数年間の自由裁量権を得て、真っ先に実行したい手段の相手を通話で呼び出す。
にゅぢゅっ、ぐちゅんっの肉音を響かせ、腹ボテ雌穴を犯す清楚の足りない張本人を。
「ジャナッ、許可が出たよっ!?」
『えっ? 何の話っ?』
「花だよっ、花っ! ツビシュ達の調査報告だと、植物系の女王は自身の子宮だけでなくあの花も生殖器として機能してるっ! 一人孕ませてもイヤイヤ言う強情娘に、手っ取り早く五百人くらい産ませて取り返しつかなくさせちゃおうっ!」
『あっ、そういう事っ? わかったっ! じゃあ、エルとニルにザーメンタンクと受粉役をやってもらうねっ! 早速取り掛かるよっ!』
「よろしくっ!」
今度は名残惜しく通信を切って、頭に浮かぶはとっても明るい未来の展望。
遺伝子操作を受けたといっても、ジャナ達の生物的能力は人間がベース。強化には限度があり、寿命や精力は救世主ウィルスの恩恵が大きい。あれもこれも足らない物ばかりで、次のステップに行くには絶対的に必要なものがあった。
簡単に言えば、優秀な次世代。
具体的に言えば、女王クラスに産ませた子供。
生物ピラミッドの頂点たる女王の遺伝子なら、少なくとも今の僕達を超えることは間違いない。彼ら彼女らを増やして育て、好相性の子達を掛け合わせて更に次へ。最終的には全ての女王に孕ませ産ませ、子の子と子の子と子の子の子ともっともっともっと。
かくして地上は、僕達による楽園に。
地下の連中が出てきてもどうにもできず、清楚に滅びゆく運命を押し付ける。
それこそが、セントラルの望み。
そして、地上と地下を繋ぐ管理者としての計画だ。
「さぁってっ! 大体感覚を掴めたから、今度は百合の女王に行ってみよっ! ――あっ、グラル、元気っ? ちょっとお願いって言うか、攻略中のレズ花に男根ぶち込むプランがあるんだけど――――」
元は聳えていた四つが傾き、頂点を合わせて互いを支える。力学的見地からすれば奇跡じみた一例だろう。だが、中はリアルタイムで蠢き蔓延る植物達の群生地で、踏み込んで脱出して何度目かの舌打ちをまた一つ吐く。
地上十階の窓から飛び出し、通り向かいの五階ビル屋上へ。
蔦のビル群が地上に自らの端を伸ばし、あっという間にひび割れたアスファルトを自身で埋め尽くす。それ以上の速度で屋上を跳び駆け、遥か上の四重頂点へ目を細めた。数百メートル離れていてもわかるおっとり豊満姉型雌穴を、自分の雄に屈服させる確実な方法は無いものか?
ひとまず、失敗の報をセントラルに入れよう。
「こちらジャナっ、蔦の女王到達ならずっ」
『セントラル了解。速やかに離脱せよ。それと、いい加減対象無傷での接触は諦める事を勧める』
「却下っ。ビル内に生息する雌共を掌握するには、女王を消耗させずにメス堕ちさせる必要があるっ。何度も言っている事でしょっ?」
『でも、到達できなければ意味が――――ごめんっ、テイラにサポートが要るっ。セントラル、アウトっ』
「ちぃ……っ」
通信の間に五ブロックを離れ、蔦の追撃は止まり退いた。
彼女の規模からすれば十倍以上に拡げられるも、あそこからこちらは『縄張り』が違う。
地上は今、強大な力を持つ女王達が専用の領域を持っている。そこを超えると侵犯となり、大体は小競り合いで済ませるのだが雄狩りとなると話が別。どちらが獲物を所有し貪るかで戦争となり、傘下を含めて血みどろの殺し合いに発展しかねない。
理解し、抑止できるだけの理性が蔦の女王にはある。
だからこそ、彼女を手に入れることが一帯征圧の近道なのに…………っ!
『こちらセントラル。氷虎の女王はテイラを見失った。そちらに向く可能性があるから急ぎ退避を』
「了解。三十八番地下道からセーフハウスFに――――ん?」
『どうかした?』
左腕にほわっと、感じるかどうかギリギリの冷気が産毛をざわつかせた。
咄嗟に身捩り、転げて逃れると氷の槍がコンクリート床に突き刺さる。見れば、大きな雪の結晶を周囲に浮かばせる青肌美女が槍先をこちらへ。冷たそうな柔肌を全身に晒し、対して、尖った巨乳の先と涎だらけの上下唇が雌の冷熱を漂わせている。
確か、氷虎の女王傘下の氷女。
脅威度ランクはB。女王親衛隊クラス。
「氷女だ。丁度むしゃくしゃしてたから持って帰る」
『テイラが怒るんじゃない?』
「アイツの狙いは女王だけでしょっ? 一途すぎる奴が悪いっ!」
踏み込みと突きを瞬で繋げ、襲い来る氷女の槍を壁と柱に刺させて遅らせる。
空を切っていれば、突きと突きの間は更に短い。
きっと脚を穿たれて倒されて、四肢を氷漬けにされて貪り殺されていた筈だ。だから壁伝いに跳び、柱を舐める様に駆け、あちらの攻撃と視界を阻む遮蔽物の盾と使う。そしてエレベーターの扉を背にして止まり、全力の非殺傷脚狙いを跳んで踏んで蹴り落とし至近に。
百七十の女傑の脇を、百五十の身体で抱きしめ押し倒す。
したたか背を打ち付けるも、氷女は意に介さず股を開いた。逃がさないとばかりの脚締めで腰に巻き、局部を擦り付けて勃たせようと試みる。その気はあるがココでは拙く、たっぷり溜めた唾液をディープキスで存分に口移し。
喉を鳴らして無警戒に飲み、冷え冷えの肌がビクンッ!と跳ねる。
頬に朱が差して瞳が熱帯び、四肢の強力が消えて依存させようとする絡まりに。肉食獣の如き飢えと渇きが愛と情の溢れと変わった。頭を撫でて白の長髪をスッと梳いて、起こして立たせて手繋ぎ歩く。
旧世界の性資料で、まるで催眠にでもかかったかのよう。
「名前は?」
「……さ、き……」
「サキ、か。綺麗な響きだね。僕の雌になってくれる?」
「な、なる……な、る…………」
「良い子」
片言で話す彼女を抱き寄せ、柔らかく張りのある巨尻を撫でて舌なめずり。
ウィルスに与えられた彼女の理想は、僕好みの肉付きと雌盛りで実に美味しそう。おそらくコンプレックスだった武人筋肉質ボディが下にあり、強めに抓むと固さが返った。よく見れば腹筋の割れは微かに僅かに主張していて、きっと締まりも捩りも捻りも極上。
良かったね。
もう、男を襲わなくて良いんだよ?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
感染すると若返る。
感染すると美しくなれる。
感染すると性欲が強くなり、男女の出会いと営みが増える。見つかった時は誰もが画期的と歓迎し、様々な形で広められた。美容目的、少子化対策、営利目的その他色々考えられる限りもっともっともっともっと。
官民挙げての大拡散で、当時は『救世主ウィルス』とまで呼ばれたらしい。
ところがある日、世界各地で女性の理性喪失が相次いだ。
幻想・神話生物の身体的特徴が表れ、亜人となって男を襲う。捕らえて咥えてしゃぶって腰振り、出なくなっても精液白濁を膣内に求める。社会は混乱し停滞し崩壊し、『淫獄ウィルス』と忌避していた一握りだけが地下のシェルターへと棲み処を移した。
数世紀の時が流れ、人々はある程度の安定を手に入れる。
だが、地下で出来る事と手に出来る物は限られていた。解決に向けて行われた調査により、地上に栄華の残骸ともいえる大量の物資が溢れているとわかる。何とか手に入れようと努力が続けられるも、支配者たる亜人女性達は熱烈すぎる歓迎で皆同類へと変えてしまう。
完全な手詰まり。
誰もがそう思い、諦めかけて一縷を掴んだ。
地上の調査に向かった男の一人が、亜人女性の番いとして帰還した。彼は彼女に殺されることなく、彼女は彼を愛し求めるも慮る。他との違いに希望が見えて研究が進み、見出した解決策は酷く拙く悲劇的に致命的。
帰還した男は、ウィルスの型を『原種』に戻す体質だった。
突然変異した『淫獄ウィルス』ではなく、『救世主ウィルス』と呼ばれた初めの型へ。それを亜人女性に大量摂取させ、ウィルス比率を変えて理性を取り戻させる。とはいえ『淫獄ウィルス』の駆逐には至らず、改善した亜人女性を地下社会に加えることはできない。
――――なら、地上に住んでもらって、地下との懸け橋になってもらうのはどうか?
誰かが漏らした提案に、誰もが群がり集って進めた。
帰還した男の種で子を増やし、同じ体質の子を更に更に。最初の番いは送り込まれる彼らに戸惑うも、家族として受け入れて二転三転そして現在。地下への入り口『ブリッジ』を城塞『セントラル』で覆って塞ぎ、犯し殺されるか犯し堕とすか二つに一つの性活を送る。
地上は今、僕達『征圧者』と亜人女性達による弱肉強食お見合い場だ。
「サキちゃん? おちんぽ欲しい?」
「んん゛っ、んぃいいいいい゛んんんんん――っ!」
後ろ手に縛って目隠しして、股を開かせて切なそうな膣口をぺちぺちチンポ打ち。
溢れて溢れて滴り垂れる、冷え切った雌汁が冷たくも熱い。
僕が呑ませた『救世主』と、彼女の『淫獄』がせめぎ合ってヤり合っている。その影響は、極大の性欲となって白髪巨乳の女傑を苛んだ。舌を千切らないよう噛ませている猿轡が、とっくにびちゃびちゃで涙と一緒に唾液の飛び散り。
捩って跳ねて暴れて暴れて、おっぱいがたぷんっ!ばるんっ!びくんっ!ぶるんっ!
あぁ、可哀そう。
早く僕のウィルスで全身侵して、僕専用の苗床雌穴にしてあげるねっ。
「ほぉらっ、カウパー付きのさきっぽが入って――――おっとっ!」
「ん゛にぃいいいんっ! んぅ゛んんんんんんっ!」
「あぁ~あ、暴れるから抜けちゃうんだよ? ちゃんと挿れてほしかったら、お股開いて大人しくして、腰震わせて欲しい欲しいって教えてよっ。おチンポ欲しいってっ、精液欲しいってっ、僕のウィルスで感染し直したいってちゃんと教えてっ?」
「んんっ、んんん゛んっつ! ん゛んんっ!」
「そうそう、その調子っ。あっ、でもさっきのカウパーで十分だったかな? 無理にナカ出しザーメンは欲しくないかなっ? かなっ?」
亀頭の先を膣口に触れさせ、最後の一押しはくれてやらない。
欲張りさんは腰だけ前に出し、カリまで咥えて吐き出し咥え。丁度そこまでしかできないよう考えた絶妙距離だ。思い通りの反応が所有欲と加虐を刺激して、心をゾクゾク黒桃マーブルに染め上げる。
耳元に顔を寄せ、そっと小さく染み入る様に。
「子種汁欲しい?」
「んんっ! んんっ!」
「サキちゃんは僕のモノ?」
「んんっ! んんっ!」
「そっか。じゃ、僕の言う事には絶対服従だよ? わかった? わかったら僕が良いっていうまでおちんぽ咥えて、ねっ!」
「――――っ゛つ!」
浮き上がった腰を掴んで体重をかけ、ベッドに諸共どちゅんっ!と落とす。
ぶちんっ!の感触から処女を知り、ぐきゅぅううううっ!と締め搾る吸い上げはツブツブカズノコ。大小異なるひだひだが膣全体を覆って包み、自分の雄肉を掴み逃がさない。その上で膣と腹の動きだけで小刻み扱きをやって見せ、彼女が体現する性知識を味わいながら貪り評価。
きっと官能小説で得た言葉と知識で形状を決め、隠れて買ったオナホールとか淫具玩具で固さ弾力柔らかさを学んでいる。
文明崩壊前から感染している喰いっぱぐれは、世紀をまたいで僕と性器の出会いを果たした。処女を残してくれてありがとう。嫁いでくれてありがとう。存分に食べて存分に突かれて、存分に性処理に使われて存分に赤ちゃん孕まされて産まされろ。
惨め?
違うよね? 嬉しいんだよね?
初めてなのに初対面のショタに膣内射精をせがむ、数百年売れ残ったクソザコまんこなんだから。
「――゛っ、――――っ゛!」
「あはっ! 快感で頭パーなのに、身体は僕のおチンポキュッキュ締めて扱いてるっ! ママになる準備は出来てるっ!? おっぱいからミルク噴いてミルクほらっ!」
「――っ゛つ! ――!」
ぷるんたぷんに張った推定Hカップを下から揉み上げ、先へ先へ強く優しめのマッサージ。
膣内のキュンキュンが奥へと向かって、噴かせたければこっちに寄越せと生意気な哀願を涙と共に。目隠しをずらすと潤んだ瞳が僕を見つめ、興奮を増して左右に捩った。童貞クソザコならあっという間に射精させられ、攻守逆転から逆レイプ死が確定する最高最悪で反撃してくる。
でもね?
僕、君で二十八人目なんだ。
もっと頑張れっ。
「あっ、ちょっと滲んできたっ。じゅるっ、じゅぷるるるるるっ!」
「んぃ゛――――!」
「じゅ――サキちゃんのミルク、冷たくっておいしいよっ! 冷蔵庫要らないし、毎朝僕の熱々コーヒーに注いで冷ましてっ!? 代わりに熱々子種汁をたくさんたくさんごちそうしてあげるっ!」
「ぃんん゛んっ! んんぃん゛――っ!」
「ほぉらっ! おまんこ搾りしてっ!? おちんぽ扱きしてっ!? 旦那を満足させられないおまんこはお嫁さんじゃなくオナホだよっ!? オナホはもう二十五個あるからっ、三つ目の嫁マンコになって感染種付け場送りは回避してよねっ!?」
「――!? ――!?」
「ちゃんと夫婦生活できるのは嫁マンコだけなんだよっ!? あとは縛られて繋がれて脚開かせられてっ、僕のウィルスと赤ちゃんを増やすオナホまんこペットになるのっ! ああっ、でもサキちゃんのペット姿すごく似合うっ! 搾乳機つけてビュービューひえひえミルク噴き出しながらっ、僕の形のウィルス注入バイブに上と下と後ろを犯されて白目になってるのっ! 僕はたまにしかいけないけどっ、二十五人も先輩がいるから寂しくないよっ!?」
「ぃいい゛いいいっ! ん゛ぃいいいいいいいいっ゛つ!」
必死にイヤイヤ言って暴れる雌に、両方の乳首をギュッと掴んで引っ張りながら思いきり子宮突き。
聞き分けのない我儘娘には、残念ながら慈悲をかける余裕はない。
今狙っている蔦の女王を攻略できれば、傘下にいる三千以上の雌達が僕のモノになる。二十八分の一が三千数百分の一の穴となって、上にはどうあっても覆せない嫁まんこが三つ鎮座。愛し合う二人には到底なれず、愛を求め注がれる大勢の一つへとなり下がる。
まぁ、僕はそんな惨めな雌をボテ腹にして、快楽でぶっ壊して膣内射精するのが好きなんだけど。
どんな形でも使ってはあげるから、そこだけは安心してねっ?
「そろそろ一回出すよっ!? 本命前の景気付けまんこでっ、僕のウィルスに感染受精しろっ!」
「ぃぎぃい゛いいいいいいいいいい゛いいいっつ!」
「あっ、ぃぐぅううううっ!」
悲し気で、嬉し気で、愛と哀と悦び混じった悲鳴に弾けるくらいの白濁をぶちまける。
白目剥いた泣き顔を見下ろし、ガクガク震える腰から下と胎から上を抱いて緩突き。
最後の膣内の搾りは、僕もなかなか危なかった。入り口から一番奥までヌルッと入って、奥に当たるほんの数センチをギチュッ!と締め付け。突きの勢いを全部雄雌の合一摩擦に変えられ止められ、先と口がキスしたら最後の搾りを右回しにぐリュっ!
便利な女になりたくない。
やっと見つけた相手と添い遂げたい。
彼女の意思と意志を受け止め、抱え上げて座位にて続きを始めた。ビュクッ!ビュクッ!の残り汁注入をしながら、果てた雌のナカを擦って探る。膣内はいっぱいでも子宮内に余裕があり、お掃除フェラより激しい吸い呑みで子宮口が種汁を干していく。
心は果てて音を上げて、身体はまだまだ僕を受け入れる。
「ふぅぅうぅぅぅ…………良い子良い子。じゃ、もう一回――」
『ノってきたところすまないけど緊急の連絡だよ、ジャナ。コード・レッドライン』
「ぇぇ……あと一時間待ってよ、セントラル……」
唐突に壁兼巨大ディスプレイに映し出された、外見二十代前半、実年齢おおよそ四百歳の黒髪青年を軽く睨む。
明らかに童顔で身長が低く、女の餌に最適な目尻の垂れた大人しい印象。
左右と膝上と背後の両側に、熱い息を荒くする銀毛の狼女達を侍らせている。躾が行き届いて『待て』が出来ている点は素晴らしい。是非見習おうと考えて、届きすぎて悶える姿が僕の理想と少し異なる。
主人の抑止に従いつつ、耐え切れず脱いで擦り付いて愛撫をしてしまう愛欲のケダモノ。
律して律しきれない激愛こそ、僕の嫁の最低条件。依存に片脚突っ込んで、寄りかからず支え合える共倒れ一歩手前こそ最愛だと思う。相手が倒れれば立たせて抱き寄せ、延々延々一緒に歩く。
今の僕の嫁二人も、そんな理由で選んだのだ。
「そっちも待ちきれないみたいじゃない?」
『待たせないといけないくらい緊急なんだよっ。蔦の女王の生態調査が進んで、近く『花を咲かせる』事がわかったんだっ。居城のクインテットビルを覆いつくすほどの千輪万華で、消費する膨大なエネルギー量から直後一日を休眠して過ごすっ。つまり、その日一日は蔦の女王本人からの迎撃が来ないっ』
「ふぅん…………それ、逆を言えば配下が女王の目を盗んで男漁りに勤しめる日だね? 今までの比じゃない本気の狩りに遭うかも……」
『考察班も同じことを言ってるっ。だから、テイラ、アイン、ツビシュ、ロイドの四人に各自嫁達を動員して大攻勢をかけるっ。蔦の女王を落とせれば、アールの嫁に次いで二人目の女王クラスだっ。今後の戦略的展開を考えると、絶対に成功させる必要があるっ』
「あんまりプレッシャーかけないでよ。三人目の嫁まんこに種付け感染失敗したらどうするの? ――――で、開花日はいつ?」
『明日っ』
「早すぎだよっ!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
女王とは、亜人女性達の社会における集合体のトップの事。
理性を失った者達を束ねる存在故、一人の例外もなく強大な力を有する規格外。彼女達の采配でこの世界の勢力図が決まり、力の拮抗で境界線上に紙一重の安全をもたらしている。そして、女王を所有できれば支配エリアは僕達の征圧下に入り、外で昼寝可能な安息域がほんの少しだけ拡がって次への足場に。
しかし、これまでの成功例はたったの一例だけ。
ハープの腕以外に取り柄のない虚弱体質のアールが、翼人の女王を演奏で魅了して嫁にしてしまった。遺伝子変異クラスの腕前は誰もが認めていて、まさかウィルスすら抑え込むとは思っていなかった。もちろん研究と考察も進められて結果も出て、女王達は若干の理性と『雄の好み』を持つことが判明している。
例えウィルスに頭と心を壊されても、女には男を選ぶ権利があるのだと。
誰かが茶化して言った通りに、彼女達は僕達に興味の有る無しを突き付けた。氷虎の女王は鍛え磨がれた細身の男好き。蛇の女王は年端もない成長期前の少年好き。他も色々と狭くて広い嗜好を要求され、それらに合わせて一人一人が担当の女王を一人受け持つ。
僕の相手は、『精通直後くらいの活発少年』が好きな、母性姉性溢れるおっとり超乳巨尻お姉さん『蔦の女王』。
緑色の長いウェーブヘアーを膝まで流し、隙間だらけの蔦ドレスを服代わりにする植物系最強の女。
下見の時に見つかって以降、僕と彼女の追いかけっこは向こうが一方的な鬼役だ。
「で、現状何発ヤったんですか?」
「ヤってないよっ。捕まりかけた時は、蔦で腕を巻かれて次の瞬間折られてたっ。何とか五体満足で挿入まで行かないと、性処理用具にされるのはこっちの方っ」
「彼女は高嶺の花のロマンチストだから、眠り姫の王子様みたいに睡姦種付けしてあげなさい。たしか、グリムの原書はそんな感じよね? 違ったっけ、レイカ?」
「ラプンツェルのような気もするけど、どれもこれも女の弱みに付け込んで犯し孕ませ産ませてる点は一緒。――――にしても、征圧者五人と嫁十三人で戦力足りる? 私の計算だと、蔦の女王麾下の軍勢は三千五百の雑多と五人の側近。特に、側近は彼女が通っていた女学院の生徒会役員だから、多分理性持ちで女王一歩手前の王女クラスの筈」
「ツビシュの奥さん達は理性寄りで頼りになるね。うちのとは大違い」
「「そうしたのはアンタでしょ、ジャナっ? キヒヒヒヒッ!」」
氷虎の女王と蔦の女王の領域境界で、僕達と彼女達は半倒壊のビル内から蔦巻く四つビルを遠くに眺める。
右頬の傷跡と孤高の冷たさを瞳に宿す、軍人然とした独身クール青年テイラ。
小柄な一つ目幼女を膝上に乗せ、左腕の代わりに眼球付き触手五本を生やす無気力少年アイン。
しおりを挟んだ本を片手に、ズレた眼鏡を直すむっつりインテリ少年ツビシュと有翼竜人おかっぱ姉妹レイカ・キッカ。
剃り残しの髭を擦って鳴らす細目中年ロイドは、背後に五人の軍服女性をビシッと並ばせ控えさせる。
そして、外見年齢が一番下の僕は――――爆乳ナマイキ黒肌双子娘に挟まれて半裸乳擦りをされていた。ポニテに結んだ金と銀の髪をプリンプリンの尻と一緒に揺らし、手は二人ともズボン下の半勃ちを甘く撫でる。皮膚から滲む粘液がじっとり濡れて内側に入り、布の上と反対向きにスリッスリッてもう完全に直接愛撫です反則です。
二人の谷間に手を入れ沈め、身体の内側にある核を強めに搾る。
「「あ゛ぅぅううううううんっ!」」
「ジャナの双子嫁は相変わらずですね…………テイラ、アイン、予定通り氷虎側をお願いします。ロイドも所定の位置に」
「了解」
「指揮は任せるよ、ツビシュ。成功したらおじさんが一杯おごってあげよう」
「本当なら貴方の役なんですよ、ロイド? 最古参なのに逃げ回ってっ」
「おじさんは指揮能力低いのよ。君達みたいな遺伝子強化がされてない世代だから」
「それを言うならセントラルはどうなんですか? 直系の貴方が彼に劣るわけがないでしょう? もっと言えば、奥方達への戦場指揮は――――」
「さぁって、仕事に行きましょっかっ!」
「待ってくださいっ! 貴方は常々統率者としての自覚が――――ッ! 全くッ!」
「はいはい、落ち着いてツビシュ。ほら、おっぱい飲む?」
先からミルクが漏れるGカップを胸布から出し、おかっぱの竜人お姉さんがツビシュの身体を抱き上げた。
頭でっかちで世話のかかる弟分は、僕達の見ている前だからか恥ずかしそうに顔を背ける。その仕草に近所の姉属性嫁はからかいの笑みを浮かべ、翼で閉じて二人だけの世界へ。途端に周りを気にしないしゃぶり吸いの水音が鳴って、はみ出す両脚のガクガク震えとぱたぱた愛液。
いやね、これから作戦だよ? 大丈夫?
「ツビシュ? 開花したらすぐ決行だよ? それまでに済む?」
「じゅるっじゅるるるるっじゅっぷんぐ――っ」
「ご安心ください、ジャナ君。入念に行った事前シミュレーションによれば、本作戦における姉さんの役割はツビシュと私の護衛です。そして、その程度であれば、竜の女王でも来ない限り私が並行して行えます。むしろジャナ君の方が大変ですよ? エル嬢とニル嬢の助けがあったとして、クインテットビル最上階の蔦の女王到達成功率は六十一パーセントと不確実です」
「四捨五入すれば百パーセントになるよ。ね、エル、ニル?」
「「きへへへへっ、まっかせてぇ~っ」」
紅潮した僕の嫁達は左右に回り、挟み抱き着いて輪郭を失う。
腕に脚に胴に肩に、黒色のゲルが這って覆った。スライム系亜人の彼女達は、全身を解いて僕の服となりサポートしてくれる。触れ合う時間が長すぎると発情してしまう欠点はあるも、この三心一体なら女王以外に脅威は少ない。
他と同じで懐に飛び込み、上と下の口から僕のウィルスを感染させてやる。
「「ジャナの汗とウィルス美味しいよぉ~っ。おちんぽ汁もおまんこほしぃ~っ」」
「知能指数の低さが鼻につきますが、夫が違うので大目に見ましょう。――――セントラル、こちらÅ分隊。BとCは直に配置につきます。状況はいかがですか?」
『こちらセントラル。濃縮フェロモンとウィルス爆弾を積んだドローンは所定位置に展開済み。観測台は最大望遠で蕾の開花進行を確認中。満開予想はあと三十秒』
「A分隊了解。では、ジャナ君。心の準備は良いですか?」
「おっけーっ。いつでも良いよっ」
「では、通信チャンネルをオープンに。――――各隊、作戦開始まで十、九、八、七、六、五、四、三、二、一、今ッ!」
緑と灰色の巨像が上から真っ青のベールをかぶり、同時に『ポシュッ』と『ヒュルルル……』が打ち上がって紫に弾けた。
ダウナー色調な結婚式と花火に見えて、そこかしこから昇る雄たけびがピンク色に甲高い。空の紫が風に流され、風下にいる亜人女性達にブーケ代わりのプレゼントを贈った。中身は僕から抽出されたフェロモンと興奮剤の混合であり、嗅いだ全員の嗅覚は僕以外の全てを見失う。
しかし、エルとニルに包まれて体臭遮断し、実質透明人間となった僕はこの場でフリー。
全力で踏んで全力で駆けて、眠る花嫁の元へと向かう。
「こちらジャナっ、到達まで七分弱っ! それまでよろしくっ!」
『ん? それって卵にぷちゅっと入るまでかな?』
『エレンカさん、作戦が終わったらロイドさんにお仕置き願います』
『おじさんジョークっ、ジョークだよっ、キッカちゃんっ』
…………緊張感ないなぁ……。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『――フェロモン煙が氷虎の女王側に入ります。フェーズ2に移行してください』
感情抑制のきいたキッカの真面目声が、骨伝導の通信機越しに進展を伝える。
今回の作戦の肝は、『蔦の女王から可能な限り護衛を引きはがす事』と『引きはがした後の安全を可能な限り確保する事』。
そのやり方として、広範囲における一掃鎮圧を僕達は選んだ。フェロモンで興奮した亜人女性達を陽動で誘い、氷虎の女王の軍勢に対してぶつける。防衛に集まった女達もフェロモンに巻いて発情させ、相互に争わせて十分弱ったらウィルス入り爆弾で全員僕のお手付きに。
一体何百人、何千人の相手をしないとならないのだろう?
一人残らず味わい尽くすつもりだが、その前に本命を染め上げないと。横が穿たれた屋上給水塔の中に入って、気配を絶ち隙間から見上げる。太陽は頂点を過ぎて傾きを始め、今は夏だから明るい内に睡姦レイプを楽しめる筈。
夢の中の女王は、明日の朝に目を覚ますとの前情報。
一晩かけて精液ボテに仕上げ、起きてすぐ精液塗れイラマチオから屈服膣奥抉りで頭を飛ばす。そして耳元で絶対服従を囁いて、配下を全員拘束させて一人一人にウィルス種汁膣内放出。苗床オナホを管理する苗床女王嫁に仕立て上げ、先天性ウィルス感染のスペシャルベビーをたくさん出産。
きっときっと、僕のおちんぽに頬擦りしながら腹ボテ授乳と種付け懇願してくれる。
待ち遠しくて仕方ない。
「さぁって……クインテットビル周りに匂いはする?」
「「女王の蜜強すぎっ。あと、花粉が全然ないよっ?」」
『女王は雌だから花粉は出さないのかな? 男が雄花代わりで、精子が花粉の代用なのかも…………ん? なら、あの花は一体何の意味が……?』
「セントラル? 研究と考察は口に出さないで欲しいな? 感染種付け中にしたら、通信機の電源を流石に切るよ?」
後方研究員の野次馬根性が割り込んで、ため息と一緒に苦言で叩く。
好奇心と知識欲の塊で、地上の調査に出て返り討ちに遭って初めての生還者となった彼。蓄積してきた情報と経験は役立つものの、どちらかというとサポートより観察と考察を優先しがち。屈服レイプ中にまで口を出すことがあり、その点において僕を含む全員から非難の目で見られている。
特に今回は、常時集中が必要な女王戦。
直接的に有益な情報以外、耳に入れたくないし入れる余裕はない。
『ごめんごめん』
「まったく……そういえば、蔦の女王の開花情報ってどこから手に入れたの? 他もそうだけど、女王の詳細はほとんどわかってないよね?」
『四百年以上かけて集めた情報を精査しつつ、相関関係を大中小微小間接的と分類してたら見つけたんだ。植物系の女王の領域は、一定の周期で急激な縮小と急拡大を繰り返してる。で、一か月前に薔薇の女王が周期になって開花して、他を調べたらクインテットビルの蔦に蕾がたくさんって感じ』
「あたりを付けたんじゃなく、たまたま見つけてタイミング良かったって事かぁ…………じゃあ、それ以外の事は不明で、後は出たとこ勝負?」
『恥ずかしながら。でも、取れる手と用意できる手段は可能な限り用意した。うちで培養してたジャナのフェロモンとウィルスは、元となる種床を除いて全部投入。メンバーも空いてた全員と、無理を言ってロイドにも出てもらった。だから何としても、女王の雌堕ち屈服をよろしくね?』
「はいはい。じゃ、早速ビルを昇っていくよ。エル、ニル、外壁を駆け上がるからサポートよろしく」
「うんうん、それが一番の正解ね。中はあの煙に当てられた娘達が発情レズセックスの真っ最中。私達もおこぼれが欲しくて直接出てきちゃうくらいには我慢できないの。ねぇ? ハルカが起きたらダルマバイブにして受粉セックスさせてあげるから、その前にこっちの発情おまんこに『どぴゅっどぴゅっ』てしてくれな――――あら?」
頭上から降ってきた自分達以外の声に、タンクから出て一目散にビルを目指す。
チラッと一瞬振り返って、八枚の翼をもつ金髪超乳の全裸大天使が困り顔と首傾げ。どことなく蔦の女王に似た顔立ちとスタイルをしており、白く細く丸み帯びた肌を白金のウェーブカーテンに隠し切れない。特におっとり系美女顔の倍近い乳房は、高身長にバランスを合わせたっぷり膨れて乳首はちょい上。
女王攻略中に何度か見た覚えがある。
先走ろうとする娘達を抑え、女王に最初を譲ろうと動いていた最側近。まさか会話できるほど理性があるとは思わなかった。だが、瞳の中はピンクとブラックが渦を巻き、淫獄ウィルスの重度感染を妖艶に淫靡に湛えて表す。
――――同時に、もう一つ。
僕の『生殖本能』でなく『生存本能』が、緊急サイレンより激しく激しく鳴り響いていた。
「あらぁ~? にげちゃうのぉ~? いけない子ねぇ~っ?」
「エルっ、ニルっ、頂上まで全速力ッ!」
「「はいはいはいはいはーーーーいっ!」」
「みんなぁ~? ハルカは寝てるから、起きるまでは好きにしていいわよぉ~?」
『あぐるるぅぅぅ……きぃいりあああああああああっ!』
跳ぶ先々のビル窓や瓦礫の陰から、鬼気迫る淫臭の塊が涎を垂らして跳び掛かった。
女王の蜜が濃すぎて、彼女達の存在を察知できなかったかっ。でも、それは向こうも同じ事。『屋上から屋上』の移動を『屋上から中層階』に変えて、濁ったガラスをぶち割り入り椅子の残骸を掴んで投げる。
そのまま走ったなら行く方向の、開いた窓から囮が飛び出し。
セックス狂いの頭で急な判別は難しく、何人も何人もがそちらに群がった。足音羽音風切り音が一方向に。二呼吸おいたら入った窓から身体を出し、エルとニルの粘体を屋上へ伸ばして引っ張り上がる。
手すりと端を掴んで跳んで、四階の高さを一気に――ッ!?
「こんにちはっ。おちんぽちょうだいっ?」
「っ!」
出待ちしていた淫乱大天使が、両手を広げてハグ突撃。
避け――――ようとして、むしろチャンスとこちらも突っ込む。唾液を溜めて胴を谷間に挟まれて、腕が締まる前に唇奪って舌吸いディープ。高まり昂った雌は突然の快楽刺激に動きを止め、より確実性を上げる為に右手で腰ベルトの注射器を掴んだ。
僕のウィルスたっぷりの、無針注射を首筋に。
プシュッ!の注入音に次いで、二秒とかからず彼女は堕ちた。呻いて震えて僕を抱いて、喉を鳴らしてもっともっとと飲み飲み貪る。急激なウィルス比率の変化が脳を侵し、取り戻した理性と身体の求めが相反し合ってビクビクビクビク激しい痙攣。
追加十秒の繋がりを舌先に渡して、極大リスクの即堕ちは無傷最良に完遂した。
「ん――はっ、ぁぁぁ…………ぃひっ……!」
「お姉さん、名前は?」
「は、はる、み……っ、ね、ねぇ? おまんこっ、おまんこせつないのぉぉ……っ!」
「ハルミさん。ハルカさんのところに連れて行って、彼女に僕の苗床嫁になるって宣言して? 抱き合っておまんこ重ね合って、漏らしたナカ出し精液を眠り姫まんこに垂らして注いで? 二人で僕の赤ちゃんとウィルスの培養苗床になってくれる?」
「はっ、はひっ! なりっ、なり、ましゅっ! なりましゅ、からっ、おなさけっ、おちんぽっ!」
「何やってるのよハルミっ!? アリス、マナ、レンカ! ハルミごと生バイブを取り押さえてっ!」
「「ジャナっ、また来たっ!」」
至近の警告に空を見上げ、四人の八翼天使が第二派と迫る。
長身スレンダーだけれど巨乳豊尻の青髪クール美女。
赤のツインテールに低身長爆乳のナマイキ系釣り目ぷに穴ロリ。
蔦のバイブでずぼずぼアヘ顔の目隠れボブカットふくらみかけ少女。
淫乱極まる笑顔を浮かべて黒ロングヘア―を乱れさせる陥没超乳ダルマ雌天使。
青花の山脈と化したクインテットビルから、固まって真っ直ぐこちらに降臨してくる。感染してすぐのハルミは戦力にならず、おそらく素の性能差からエル・ニル姉妹も歯は立たない。それに心地良い乳肉に埋まって身動きが取れず、『あっ、やべっ、死んだ』と正直思った。
――――しかし、頭になかった味方がこちらとあちらの間に割り込む。
四つの球体を下部に吊るす、プロペラ四つの小型飛行ドローン。
青髪美女天使が投げた氷槍に貫かれ、凍り付く前に爆ぜて白煙と破片を丸く散らす。時間にしてほんの数秒しか稼げておらず、未だハルミの愛抱きからも逃れられない。ただ、操作者からすれば想定内の事態だったようで、四人の襲撃者は苦悶を浮かべて周囲に落ちた。
倒れ伏して快楽欲求に抗おうとする顔は、ついさっき目の前の淫乱雌天使が見せていたのと同じもの。
『ウィルス注射急いでっ!』
「っ!? エル、ニル、二本ずつお願いっ!」
「「はいはいはいはいはーーーいっ!」」
纏う粘体が注射器を取って、離れた天使達の首筋に一回ずつウィルスを投与する。
とどめを受けて四人は倒れ、バイブ入り天使とダルマ天使が白目剥きの鼻血をタラリ。ヤクギメ絶頂したジャンキーのように刻む呼吸をして、理性と本能の争いの苛烈さを示す。対して、青髪天使とツインテロリ天使はすぐ起き上がり、呆けた顔で僕の元へと四つん這いに歩く。
足跡ならぬ雌跡が、コンクリートの床に飛沫の跡を一本ずつ描いていた。
『ウィルス入りドローンが近くで良かったっ』
「助かったよ、セントラル」
『うんっ。で、この五人が蔦の女王の側近だねっ? 天使型とは珍しいけど、理性寄りで助かったよ。本能寄りだったら、ドローンに積んでた量だと怯ませられるかどうかって程度だったから……』
「追加も入れたから大丈夫だよね? で、残りはビルの中で発情レズ乱交だって話だから、匂いを絶って謁見できれば大丈夫そうかな。――それじゃ、ハルミさん。皆で一緒にハルカさんのところに行きましょう?」
「はひっ! み、みんなっ、イくっ、イくわよっ? イ、イク――ッ!」
「「比率安定まで頑張ってねッ? ひへへへへへへッ!」」
エルとニルが倒れる二人を掴んで包み、傅く二人の腰にも巻いて覆う。
ハルミの羽ばたきで諸共飛んで、ふらつきながらも花山の頂きへ。かなりの高さに下を見る勇気はなく、目的地の上まで来てから見下ろし息呑み。一面の青花園と中央に横たわる蔦ドレスの豊満と、ずっとモノにしたかった凶悪の雌が陽光を浴びて輝くような美しさ。
これから僕は、これらを泡立ちドロドロの白色で汚す。
主にナカから、外は少し。
きっと取り返しのつかない冒涜に違いない。雌の園を内側から、雄の種で染めて侵す。二度とこの幻想芸術は再現できず、黒であり白の一点が雄汁雌汁を混ぜて塗りたくる。
今日までココのタイトルは、『蔦の女王と五大天使の花園』。
今日からココのタイトルは、『苗床女王と淫欲堕天使の受精場』。
人類にとって後者こそ望ましいのは、綺麗事は言わせないという皮肉なのかな?
「あのっ……あの……っ」
「ハルミさんは、ハルカさんにウィルス注入した後に犯してあげる。排卵して待ってて?」
「はひっ、はひぃいいいっ!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ん……あれ? わたし…………ッ!?」
「あひっ、ひぃっ、ひっ、んひぃいいいいいいいっ!」
花のベッドで目を覚ました金髪超乳の雌穴の上で、乳汁噴き出す超乳ダルマ堕天使が今日十度目の絶頂に膣を締めた。
仰向けにうつ伏せに重なって、僕に腰を持たれて翼はピンと。チンポ咥えるクソザコまんこはナカ出し精液をだらしなく漏らし、ドロドロぼたぼた下へと落とす。そして、丁度垂れ先の清純女王純潔まんこが、睡姦レイプ後と見まがうほどに白濁精液で覆われ濡れ濡れ。
ハーフミレニアムを超えた貴腐蜜壺の淫靡と淫美。
ぷぴっ、ぷちゅっと、性欲に正直な身体が美味しそうに子種を吸い吸う。
「れ、れんかっ!? その身体はっ!? いったい何っ!? どういうことっ!?」
「ハルカさんおはよぉ~っ。散々追いかけっこしてた旦那様がお迎えに来ましたよぉ~っ? お注射効いてて良かったけどぉ~っ、もしかして何も覚えてないのぉ~っ?」
「あっ、あなたっ、夢で見てた子っ!? あれはっ、アレは夢じゃなかったのっ!?」
「夢だなんてひどいっなっ!」
「んぐぃひぃいいいいいいいいいっ!」
浅めの子宮口へ捩じる様に抉り込み、亀頭で押して隙間を破る。
弾力のある抵抗を一瞬挟んで、入り込んだ奥が柔らかくぼちゅんっ! カリを一周巻く締め付けと膣内の締めが強弱付けて、小刻み前後の扱きと搾り。たぽたぽ満ちる胎の内へ、追加の一射を欲しいとせがむ。
本命が起きたから我慢はせず、お望み通りに種付け種植えだ。
歪む横はみだしの超乳に比べ、華奢な細身をドプッ!ゴプッ!ビュクッ!の三段撃ち。とっくに受精済み、ウィルス満タンの子宮は妊婦が如く。内から外に圧されて膨れ、腹が持ち上がって中身の充填率を察し撫でる。
――――腹肉から柔らかさが消え、パンパンで張ってカッチカチに固い。
「れん、かっ……?」
「ひっ、ひっ――――かい、ちょ……っ! あ、たしっ、およめっ、さん、に、なれま、し、ぃひぃいいいいいいんっ!」
「レンカさんは嫁じゃなくて苗床オナホだよ? 自分で両手両足失くしちゃって、ちんぽに滅茶苦茶に犯されて物扱いされたかったんでしょ? 翼の色だって髪と一緒の真っ黒にしちゃって…………お友達と一緒に性なる天使になるんじゃなく、性処理天使になって僕の精液注がれたいんだよね?」
「ぃいいいいんっ! そうでしゅっ! わらひっ、わらひおよめさんでおべんじょなのっ! だんなさまのおせいししゃせいされへっ、うぃるすとあかちゃんふやすつごうのいひおべんきでしゅっ! らからぬかないれっ! もっほっ、もっろいっはいおまんほくらひゃいぃいいいいいいっ!」
「順番だからだぁめっ。エル、ニル、抑えといて」
「「はいはいはいはーーいっ!」」
「やらっ、やらぁあああああああっ!」
引き抜かれる種付け棒を膣締めで引き留めて、留めきれず『ぷちゅんっ!』と鳴らし口は閉まった。
あれだけ漏らしていた子種汁をナカに収めて、一滴の一厘すら滲ませない。そんな姿は愛らしく思うも、まだ今日の分を貰っていない正室二人は我慢がならず。夜遊び大好きなスライム双娘は、半分を解いて粘体と触手で膣口に張り付く。
ぐちゃぐちゃにちゃにちゃ、強奪者と精液ボテ堕天使はいやらしい攻防を繰り広げた。
「やっ、やぁあああああっ!」
「「ほらほらほらほらっ! 十回も膣内射精キめられてもう満杯でしょっ!? 私達はまだなんだからちょっと寄越しなさいよっ!」」
「やぁあっ! やら゛ぁああっ! らん゛なさまぁぁああっ! ら゛すけへっ、らすへへぇええ゛ええっ!」
「ハルカさんとハルミさんに種付け終わるまで、ちゃんと耐えられたら助けてあげる。もしダメだったら、目隠しして口塞いで一ヶ月都合の良いオナホ扱いだよ?」
「っ!? らっ、ぁぁあああああっ! おなほっ、おなほっ!? おちんぽっ、おせいしっ! もら、へ――――ッ」
「「あっ」」
拮抗していた開閉が開に偏り、微かな隙間を押し広げて粘体触手がレンカを貫く。
貫通せずとも姦通はし切り、腹の膨らみが満杯の丸から歪な凸凹で神秘的。袋の中に太縄を入れてキュッと締めた感じと言えば良いのか? もしくは、生きた大蛇が胎内に入り、育った胎児を丸のみにしているとでも言えば良いのか?
どちらが最適か、今の僕にはわからない。
わかるのはたった二つで、この堕天使はモノ扱いが妥当だという事と、挿れるのはちんぽだけにしないと長持ちしないという事だ。
性欲発散の捌け口だけど、一線を越えない程度に戒めないと……。
「「あぁぁ……ジャナ?」」
「…………自然に漏らした分だけで勘弁して、介抱してあげて。あと、ハルミさん呼んできて」
「もうきてるわぁ~っ。お、は、よっ、ハルカっ」
「ね、姉さ――――っ!? お、おな――っ!?」
「これ? 良いでしょ? あなたもこれからこうなるのよぉ~? あっ、ちなみに、もう出来てるわぁ~っ」
合計十二回の子宮内膣内射精を胎内に収め、ぷるたぷ超乳を孕みボテ腹に乗せるおっとり系性天使。
背から生える物が翼か蔦か、それ以外に瓜二つの蔦側をうっとり見下す。
訊けば双子だという彼女達だが、僅かで確かな差からハルカが全てを上回ったという。生徒会での役職、テストの成績、生徒達からの信望や教職員達の評判まで。しかし、今この時この場においては女として雌として、そして母として妹の上に姉がいる。
――――何百年積み上げた劣等を、胎に宿る優越で包み潰し挽いて消し去った。
「にんっ、しん……っ!?」
「そうよぉ~? ほんの数時間前だけど、旦那様にたくさん赤ちゃんの種を頂いたの。こうして触れていると、とくんっとくんっていってるのがわかるくらい……」
「いくら何でもそんなに早く成長はしないよ? ――――で、ハルカさんをハルミさんと一緒にシちゃいたいんだ。二人なら初体験……処女喪失は怖くないでしょ?」
「!? や、やめてっ! わたしっ、夢であなたにひどいことをしたのは覚えてるっ! 謝りますし、償いもしますっ! でもっ、初めてはっ、初めてだけは添い遂げる殿方に捧げたいのですっ!」
「ハルカ、安心して? ジャナ君は私の旦那様。あなたとほぼ同じ遺伝子の私が、処女膜破かれてすぐ認めちゃうくらい運命的な殿方なのっ。あなたも身体で分かってるんでしょっ? おまんこに垂らされたおちんぽ汁、子宮に溜まって波打ってるのわからないっ?」
「そんなっ、そんなこと――――ッツ゛!?」
ハルミにすぐ傍らで座られ寝られ、大きなお腹をぶつけられて青ざめるハルカ。
当てられた時の肉と汁の感触が、自分のナカで似た感じにタプンッタプンッ……。
累計五十回分の残りを飲んでいればそうもなり、取り戻した理性と変わり果てた肉体の乖離が大きく激しい。ならばやるべきはたった一つで疑いなく、ヒクつく未通穴に指を一本。小指はするっとぬるっと吸いこまれ、薬指を増やすと本番と誤って締め締めキュッキュッチュッチュッの欲張り。
自意識と異なる無意識の悦びに、小さな悲鳴と赤染まりの頬が可愛らしい。
「ひっ!? やっ、やめ――!」
「だんなさまぁ~っ、上じゃなくお尻の方を掻いてあげてっ? ハルカは前より後ろの方が感度良いのっ」
「やっやだっ、ハルミ、やめさせてっ! 私っ、私はっ、わたしはっ――」
「旦那様ぁっ、やっぱり身の程を教えてあげてくださいっ。この孕ませ穴に直接エンゲージザーメンぶちまけて、オスに媚びるメスの立場をワカラセてあげてっ! んんっ、ぢゅるっ!」
そこかしこで蠢いた蔦の動きに、気付いたハルミは根元に覆い被さって唇で塞いだ。
ミリ単位で同クラスの超重量級が四つ、暴れと抑えに分かれてすぐ下のもう一つが抑えに加担。胴にボテ腹を乗せられ圧され、胸から上は自分の二倍でろくに動けない。次第に不利を悟ってされるがまま揉まれ嬲られ、股に脚を入れられて姉の開きに妹も開く。
一緒にぱくっと膣口開いて、ドロ……ッの滴りが上から下へ。
寸分違わず姉妹を渡り、ひくひくの妹は一筋垂らして全てを内に。言葉を紡ぐ口は嘘ばっかりで、こっちの口は正直者か。もしかして彼女が天使とならなかったのは、嘘のつき過ぎで相応しくなかったからなのか?
未だ熱く猛り反る雄肉を、お仕置きの代わりに宛がいゆっくり。
「――ッ! ――――ッつ!」
「さきっぽ入ってぇ~っ、ココが膜だよっ? 少し突かれただけで悲鳴上げてるのわかるっ? 清らかな身体にバイバイしてっ? 生まれてくる赤ちゃんの為にっ、通りやすく開けてくれる旦那ちんぽにありがとうっていうんだよっ?」
「――ッ゛! ――っ゛!」
「ほぉらっ。ほぉらっ。破れちゃうよっ? 破れちゃうよっ? 破れ――――」
「――――――ッツ゛!」
『ぷちぷちっ、ぴちぷちっ』を四回続け、五回目は止めずに破り奥まで。
処女を奪われ強張る四肢と、仰け反る背筋にぐぢゅぐぢゅ膣内が大歓迎。飲み含んでいた白濁ザーメンだけでなく、滑りを助ける雌の淫液が熱々でたっぷり。しかも膣ひだが長め柔めの弾力強めで、一本一本でチンポ肉にむにっとぐにっとぐにゃり貼り付く。
流石、淫獄ウィルスが女王に選んだだけはある。
作り替えられる前か後か、この雌のナカは精液搾りに特化していた。穴で扱くのではなく、群れに誘い呑んで群がる。抜いて突いてに端から端まで、ぐにっとぞりっを合わせて締め搾り。
名器?
違う。これは淫魔の壺だ。
「あっはっ! ハルミさんと同じひだひだだけどっ、ぐにゅぐにゅ張り付いてスライム娘に近いかなっ!? ナカが最初から波打っててっ、そこから更にぐりゅんっぐりゅんって擦れて搾ってくるっ! あっ、そっかっ、『蔦の女王』だから膣内まで蔦だらけになってるんだっ!?」
「んぶ――ッ! じゅぶるッ――んぶっ!」
「ハハッ! レズの双子雌に種付けするのってやめられないっ! エルとニルもそうなんだよっ!? お互い好きで好きでレズセックスしまくりでっ、一つになりたいくらいだけど二人で楽しみたいって半融合の雌スライムになったんだっ! 僕に捕まって纏めて犯されて孕んで堕ちてっ、並んでお股開いて出産アクメするド変態なんだよっ!?」
「「孕ませレイプした張本人が何か言ってるぅ~っ?」」
「僕は悪くないもんっ! ハルカさんはわかるよねっ!? おちんぽハメられて気持ち良いでしょっ!? 嬉しいでしょっ!? 犯されて種付けされて悲しい苦しい思わなくてっ、幸せ感じて卵巣屈服するお変態でしょっ!? 孕まされてお腹大きくしてっ、ハルミさんと一緒にアヘ顔出産したいって言えっ!」
「じゅる――ぷふっ――んぐっ――ッ!」
まともに呼吸が出来ているのか、怪しくなる頭の動きと逃れようとする顔の振り。
強制的に蕩かされた瞳の中は何を見るのか。僕ではなく、姉でもなく、そこにいない筈の第三者でもない。まさか未だ自分を見失わず耐えようというのか? だとしたらなんて無意味で無駄で素晴らしくはしたないのだろうか?
犯す男を猛らせるのは、拒む女の抵抗と果てた後の無惨な姿。
染められまいと抗った先で、構わず注がれた精液を膣から噴き出す哀れこそ大好物っ。
「往生際が悪いよねっ!? そうだっ、これから毎日膣内射精したら写真撮影しよっ!? 膣口ぱくぱくしながら垂れ流すのかなっ!? 掻き出しても漏らさないで漏れるまでナカ出しかなっ!? 日付入れてアルバムにしてっ、前戯代わりに一緒に見ようよっ!」
「んぶぅ゛っ!? んぐっ、ぢゅぷっ、ぢゅるぶ――ッ!」
「ねぇねぇセントラルっ! ちょっとドローンのカメラで撮って! ラベルは蔦の女王処女まん屈服っ! ココ、ココっ! 結合部に拡大してわかりやすくしてよっ!」
『本人に見せたいならリアルタイム動画が良いよ。はい、ハルカさん。貴女のおまんこは今こんな感じになってますよ?』
「ッツ゛――ッ゛!」
近づいてきたドローンが二機、撮影と放映に分かれてレイプ実況を開始した。
拡大して撮られた太ちんぽと、美味しい美味しい言って頬張る破瓜滲みまんこが近くの壁に。高層ビルの屋上でなければ、この痴態はその他大勢の目に入っていた。いや、もしかしたら既に耳に入っているかもしれないくらい、生々しい恥肉と淫液のまぐわいが大きく大きく鳴って響く。
撮影側のドローンが、そっと指向性マイクを結合部に向けている。
膣奥を突かれる度にずちゅんっ! 突かれる度にぶちゅんっ! 振りをやめた雌顔を覗くと、悲劇のヒロイン風にうるんだ瞳で涙を流す。ここまでされて心境はどうか訊きたくなり、雌嫁天使の頭を掴んで引き上げ言葉に自由を与えた。
酸素を求める荒呼吸の後、ハルカは乾いた笑い声で心のひびを小さく伝える。
「は……はは……っ、ゆめ……っ、これ……ゆめ……よ…………っ」
「夢じゃないよぉ~っ? ハルミさん、ちゃんと教えてあげてっ?」
「あんっ、だんなさまの乱暴者っ。――――ユカリっ、アリスっ、マナっ、こっちに来てお腹を見せてあげてっ」
「んちゅっ……なに? 会長はまだ堕ちてないの?」
「はひっ、はひっ! だんな様のおちんぽ貰えるならっ、マナなんだってしましゅっ!」
「へっへぇ~んっ! ハルカぁ~っ! アンタより先にオンナになったアリス様のまんことボテ腹見せたげるわぁ~っ! ほらほらほらぁ~っ、羨ましいでしょ~っ!? 受精卵と白濁ザーメンで子宮いっぱいよぉ~っ!?」
離れて母乳を吸い合うクールと目隠れとメスガキの三天使が、大きさを前借りした妊婦腹を抱えてハルカの周りへ。
お腹と顔が見やすい様に、少し間を置いて頭を囲む。そこにハルミも起き上がり加わって、親しい四人で現実を突きつけ。更に傍らで果てる蔦を掴み、それぞれ腹に一周巻いて先っぽだけ膣口にクチュッ。
いやらしい雌の笑みを浮かべて息吐き、力を込めてググッと挿入。
丁度良い太さと固さと潤滑油が揃い、同時に思い思いバイブオナニーを開始した。放映中の自分を含め、至近で聞こえる五つの営み。夢のように幻想的に思えてしかし、急に増えた四つの挿入感がピンクの雷を脳髄へ届ける。
歯を食いしばって目を見開き、腰が浮くほど背反り喘ぎ叫び。
「ひぃいいっ!? ぃぎぃいいいいいいいいいいいいいっ!」
「ははっ! なにっ、どうしたのっ!? おまんこに突っ込まれて突っ込まされてっ、急に現実に戻ってきちゃったっ!? 挿れてるのと挿れられてるのどっちが強いっ!? 一対四だから挿れてる方っ!?」
「なぁあああっ!? なにひぃいいっ!? わかんなひっ! わかんああぁぁあああああああ――――っ!」
「しっかりっ、しなさいよっ! このぷにぷにキツまんがアリス様よっ!? ほらっ、先っぽ子宮口で咥えてっ、おまんこうねらせて締めてるのがわたしっ! しっかり感じなさいっ!」
「クゥ……ッ! 先だけで小刻みに出し入れしているのが私よっ? どうっ? 膣口が呑んで吸い付いてっ、とっても良いでしょっ? あっ、ザーメンもれっ、もれちゃう……っ」
「あっはぁあああっ! 蔦ちんぽっ! 蔦ちんぽきもちいひっ! だんなしゃまのおちんぽのつぎにいいでしゅっ! おちんぽよりながくはいってっ、ながくぬけておまんこぜんぶいっひぃいいいいいいッツ!」
「私のはっ、わかるっ、でしょっ? ハルカとっ、大体っ、同じっ、ナカっ、なんだからっ。ひだのっ、ツブツブっ、蔦の表面っ、噛みついっ、て――っ!」
「――゛――ッツ゛!」
快楽の暴力に耐え切れず、食い千切りそうな膣締めを見せてハルカは絶えた。
下敷きになった花弁が舞い、波打った特盛乳の乳輪にひらり。汗で貼り付いてビクンッ!ビクンッ!の痙攣でも離れず、一緒に舐めてしゃぶって音を出来るだけ大きく立てた。もう片方も下乳横乳上乳と丸く強めに揉み回し、刺激を送って半緩みの膣内を無理矢理起こす。
淫獄ウィルスに感染した以上、頭と身体はもはや別物。
徐々に徐々に熱を帯びて、起きている時の六割程度で反応を返した。突けば咥え締め、抜けば搾り扱き、尻側に擦り付ければケツを締める力みと跳ね。何だやっぱり孕み願望の雌穴とわかり、込み上げる勢いを留めて溜めて一気にぶちまけ。
無抵抗の子宮入り口をぶち抜いて、大容量子種袋に思いきり注ぐ。
「ぁ゛っ、でっ、ちゃった……っ」
「ん……っ、蔦も張りがなくなっちゃった……。イきそびれちゃったし……ジャナくぅ~ん? おちんぽ貸してぇ~?」
「だんなしゃまっ! だんなしゃまのおせいしっ、あかちゃんじるっ!」
「あっ、こらマナっ! 抜け駆け禁止っ!」
「ふ……ぅ…………私は少し休むわ。子宮壁に精液ぶつけて起こしてね?」
「「ねぇ、ジャナ? 私達の事を忘れてないよねぇ~?」」
事後の余韻をぶち壊す雌共の囀りを聞き流し、僕は緩く腰を振って竿の残りをハルカに吸わせる。
ウィルスの投与量を考えれば、もう十分で後回しにしても良い。でも、抵抗するならまだしも逃避されては後が厄介。心の底から僕に依存させないと、ふと正気に戻った時に取り返しのつかない暴走をするかも。
さて…………どう調教していったものかな?
「ジャナくぅ~ん? ハルカなら大丈夫よぉ~っ」
「ん…………双子の姉としての勘?」
「うんっ? 気付いてないのっ? ハルカの脚を見てっ?」
「脚?」
雌肉のベッドから体を起こし、膝裏の重みにやっと気づく。
対面し合っているのに、ハルカの右足が僕の右、左足が左の上にあった。
まるで、射精の瞬間に脚を閉じて、締めて逃がさないようにしていたかのよう。きっとまさしくその通りで、だとすれば彼女は僕を求めている。口で態度で拒んで見せても、心と身体はとっくの昔に屈服陥落。
…………沸き上がる種付け欲が竿を張った。
気絶してようが寝ていようが関係なく、追加の二発目を抜かずに開始。股を叩かれ恥肉を揺らし、呻かず喘がない雌穴を仕込む。お前は一生僕のモノで、形式上嫁にするけど所有物と扱って逃さず手放さない。
絶対に。
絶対にっ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
蔦の女王陥落から一週間後。
ジャナと女王の政略結婚式レイプを録画で流し、セントラルと呼ばれる彼は壁掛けディスプレイの先へ視線を送る。悲鳴と拒絶と抵抗を口にしながらも、絶大な力を持つ『蔦』を使わない彼女は手遅れ。細胞レベルで雄と快楽の虜に堕ちて、いずれ染まり切って淫語を自ら多用するようになる。
その様を、ろくに魅力もない肉塊達が侮蔑の目で見た。
『酷い内容ですね。人としての常識を彼らは持っていないのですか?』
「人類社会を取り戻すためには必要な犠牲です。そもそも、救世主ウィルスが拡散していた頃は似た感じだったのでは?」
『その頃を知っている人間は一人もいません。ですが、今の地下社会のような清楚さが大多数だったと確信しています。エージェント達の教育カリキュラムを見直し、改善に努めて頂きたい』
「了解しました。ですが、結果は期待しないでください。彼のような『成功例』は数少ない。殆どの者達は返り討ちに遭い、貪られて犯し殺される日常がこちらなのです。生きている内に清楚を身に着けられるのは、一体何人いることか…………」
歩み寄りの意思を見せて、実情を見ろとセントラルは突き付ける。
そっちはそっち。こっちはこっち。基礎となる環境と状況が違うのだから、同一にするのは到底無理。むしろ理解して放置するくらいの気概を見せろと、瞳だけマジの笑顔で突き付け求めた。
何より、彼の優先順位は地下ではなく地上だ。
数百年前に妻達と共に追い出され、二度と戻れない故郷は最早異世界。命を惜しむ家族はもう既に亡く、冗談を言い合った知人友人もまた同じ。ハッキングして調べた生家は集合住宅と成り果てて、一つとして未練が残っていない。
推し量る気がない彼らは舌打ち、ならばと伝家の宝刀を振りかざして見せる。
『人員の浪費防止はそちらの仕事です。今後しばらく補充は出来ないので、大事に使って頂きたい』
「おや、またですか? 人類の地上復帰には戦力が必要というのに、絞られては遅れが出ますよ?」
『それを何とかするのも貴方の役割です、セントラル。地上で学べないなら地下で学ばせます。最低限の常識を備えるまでの数年ですから、その程度は耐えて保ちなさい』
「仕方ありません。では、その為に必要な処置を考案し、実行します。よろしいでしょうか?」
『確認の必要もなく当然の事でしょう? では、今回の報告会は以上で。何か進展があれば連絡を』
「承知しました。それでは、失礼」
さっさと切りたい欲求を抑え、出来るだけ自然に通信切断のボタンを押す。
やっと終わった解放感に伸びをして、してやったりの笑みを浮かべるセントラル。何に対してかは言質を取った、『特に条件のない』対策実行の許可お墨付き。お上の許しの元で数年間の自由裁量権を得て、真っ先に実行したい手段の相手を通話で呼び出す。
にゅぢゅっ、ぐちゅんっの肉音を響かせ、腹ボテ雌穴を犯す清楚の足りない張本人を。
「ジャナッ、許可が出たよっ!?」
『えっ? 何の話っ?』
「花だよっ、花っ! ツビシュ達の調査報告だと、植物系の女王は自身の子宮だけでなくあの花も生殖器として機能してるっ! 一人孕ませてもイヤイヤ言う強情娘に、手っ取り早く五百人くらい産ませて取り返しつかなくさせちゃおうっ!」
『あっ、そういう事っ? わかったっ! じゃあ、エルとニルにザーメンタンクと受粉役をやってもらうねっ! 早速取り掛かるよっ!』
「よろしくっ!」
今度は名残惜しく通信を切って、頭に浮かぶはとっても明るい未来の展望。
遺伝子操作を受けたといっても、ジャナ達の生物的能力は人間がベース。強化には限度があり、寿命や精力は救世主ウィルスの恩恵が大きい。あれもこれも足らない物ばかりで、次のステップに行くには絶対的に必要なものがあった。
簡単に言えば、優秀な次世代。
具体的に言えば、女王クラスに産ませた子供。
生物ピラミッドの頂点たる女王の遺伝子なら、少なくとも今の僕達を超えることは間違いない。彼ら彼女らを増やして育て、好相性の子達を掛け合わせて更に次へ。最終的には全ての女王に孕ませ産ませ、子の子と子の子と子の子の子ともっともっともっと。
かくして地上は、僕達による楽園に。
地下の連中が出てきてもどうにもできず、清楚に滅びゆく運命を押し付ける。
それこそが、セントラルの望み。
そして、地上と地下を繋ぐ管理者としての計画だ。
「さぁってっ! 大体感覚を掴めたから、今度は百合の女王に行ってみよっ! ――あっ、グラル、元気っ? ちょっとお願いって言うか、攻略中のレズ花に男根ぶち込むプランがあるんだけど――――」
0
お気に入りに追加
15
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる