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第一部
第二十九話 突破突破突破
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左右に森。真ん中に街道。真っ直ぐ伸びる割れた緑雲の先に、樹高1000mを超える聖樹都ヒュンエルが見える。
彼我距離は、およそ50km。
事故に気をつけて全力で飛ばし、浮遊車の旅2時間が簡易計算の結果。だが周囲に離れて並走し、隙を伺い続ける連中が邪魔だ。照明弾を上げられて位置を知らされ、彼方の樹上からチカチカチカチカ背筋が凍る。
右手で操縦、左手の平を前から左へ。
左にずれた空間に飛び込み、右に出たら元の軌道上に光柱が刺さった。
「あっぶなっ! ユルウェル、反撃できるっ!?」
「私、植物と雷と治癒魔術くらいしか使えなくて…………この距離だと戦略級を撃ち込んでも相殺されます」
「かといってオリハルコンハンドガンを使うと、勝利目標の聖樹都そのものが消し飛ぶっ! 威力高すぎるのも考え物だねっ! レイレイン、砲撃支援よろしくっ!」
「承知しました。ユルウェル様、嫉妬なさらぬようお願いします」
「ッ゛!?」
レイレインは後部座席の天井を手で裂いて、上半身を出したら豊かすぎる谷間に手を入れた。
ずるんっと聞こえてきそうな肉感を見せつけ、銃座付き大口径ライフルを取り出し据え付け。『バシュンッ』の音と共に固定スパイクが天板を貫き、僅かな間の後轟音と大ブレ。軋んだ車体フレームが嫌な悲鳴を上げて、操作盤の利きが一気に悪化する。
…………機械インターフェースがイカレたな。
裏技の準備、しておこう。
「――――オルドラの視界で着弾確認。防御障壁での威力減衰は想定内。狙撃箇所7の内2が区画ごと消滅」
「浮遊車がもうガタガタね。弾種は何を?」
「透過魔術式ミスリル外殻、荷電粒子炸裂弾頭です。AS弾の衝撃波を荷電粒子爆発に置き換えたキワモノとなります。銃身の放熱完了まで残り10秒」
「車体損傷は気にせず撃ちまくって。ユルウェルは周りの雑魚をよろしく。僕は車を何とかする」
「旦那様、機構魔術を?」
「ううん。僕の一族に伝わる秘伝だよ――っと」
操作盤から手を離し、至近の魔力感知を全開で精密に。
車体に通って浮遊させ、推進させる魔力の流れ。軌道修正に速度調整に出力調整と全て把握する。そしたら自分の体内で濃密高速の魔力流を作り、誘導的に発生した魔力場をきめ細かく調節した。
後は精密に浮遊車本来の魔力流と合わせ、操作盤を介さず『間接』魔力操作を可能とする。
「ず、ずいぶん無理矢理で強引ですね……」
「これが黒王の相伝奥義『体外魔力制御』だよ。古くは統魔王が確立した魔法行使技術『統魔』の一部。魔法と科学が合流した際、誘導電流の概念を魔力に当てはめた結果だって」
「……私に教えてよろしいので?」
「修練法を知らないと、1000年修業しても実用レベルにならないからね。で、大事なのは、コレの行使中は転移魔術を使えないってこと。体内の魔力伝導路を全開に回すせいで、魔術式への魔力供給をコントロールできないんだ」
「そして、その為の私とオルドラです。ユルウェル様はごゆるりとしていてください。狙撃を潰し次第、煩わしい追手は処理しますゆえ」
「あらあらあらあらあら? 従者が主人の妻に利いて良い口ではないわね? 私が家柄だけで国境領主となったと思う? 研ぎを怠けてても学者肌を嘗めないでね?」
青筋の数を1本増やして、ユルウェルの両手に魔力が集う。
聞き取れない速度の長文詠唱と方陣展開、魔力操作により強大緻密な魔術式が組みあがる。小さな雷が魔文字のシートとなって重なり、分厚い束を幾つも幾つも。両膝にドサッと片手にドサッと、空いた片手で3枚を抓む。
戦略級雷魔術『雷神の判決文』。
窓の外に投げられた全部有罪が、刹那を置き去りに着弾して轟雷の滝を降らせた。
「旦那様。背もたれに頭と背中をくっつけて、そちらの窓をお開けになって。駄肉痴女メイド。本当に本当に癪だけど、周りは気にせず狙撃に集中なさい」
「承知しました。敵、死角と予想し後方に集中展開」
「雷だけど紙ってこと知らないのかしら?」
今度は上から5枚を直接、撫でるように窓外へポイッ。
本物の紙でもこうなるだろうと、車体後方のエアポケットに巻き込まれて置き去り収束。互いにぶつかって起動し合って、もう雷なのか光なのかわからない閃光で一瞬真っ白。聴覚保護の簡易魔具がなければ鼓膜突破確実だろう、轟音に倒木のミシミシが重なる。
――――バックミラーの小さな景色は、それでも明確な砂埃とクレーター。
怖気しか走らない威力に冷や汗が垂れ、強がるレイレインの『ふんっ』が強く強く残る。
「泥棒猫のくせに、なかなかやりますね」
「いえいえいえ、それほどでもあるかしら? ちなみに、樹王城の親衛隊もこのくらい普通よ? 足手纏いになる前に帰った方がいいんじゃないかしら?」
「貴女には貴女の、私には私の役目があります。放棄する気はありませんので、あしからず」
「強情ねぇ…………泣いて叫んで組み敷かれて、お腹いっぱいにされる様が見たいわ~っ」
「私はサムア様の専用に――――サムア様、オルドラからです。『樹王城にて大きな動き在り。注意されたし』」
「ん……あぁ、アレのことかな?」
正面に樹王城が見える通りに出て、樹上の天辺が変に蠢く。
何かが聖樹都の枝上で動き回り、葉を揺らして中央から外へ。最初に出したのは右の前足、次は左に次いで胴。直後牙を並べた鱗と角の頭をはみ出し、跳躍と共に翼と全身。
雲より絹より真っ白な、40m級のホワイトドラゴン。
首には巨大な枷を嵌められ、柱を垂らして円状舞台というかオープンテラス?
…………目を凝らすと信じられないことに、豪奢な装いの耳長共が呑気にティータイムって馬鹿かあいつら?
「っ! ドラ、ゴンッ!?」
「サムア様、いかがなさいますか?」
「どうしよっかぁ~……」
予想外で想定外の事態に僕は、ドラゴンの心臓がいくらしたかを記憶の中から頑張って探した。
彼我距離は、およそ50km。
事故に気をつけて全力で飛ばし、浮遊車の旅2時間が簡易計算の結果。だが周囲に離れて並走し、隙を伺い続ける連中が邪魔だ。照明弾を上げられて位置を知らされ、彼方の樹上からチカチカチカチカ背筋が凍る。
右手で操縦、左手の平を前から左へ。
左にずれた空間に飛び込み、右に出たら元の軌道上に光柱が刺さった。
「あっぶなっ! ユルウェル、反撃できるっ!?」
「私、植物と雷と治癒魔術くらいしか使えなくて…………この距離だと戦略級を撃ち込んでも相殺されます」
「かといってオリハルコンハンドガンを使うと、勝利目標の聖樹都そのものが消し飛ぶっ! 威力高すぎるのも考え物だねっ! レイレイン、砲撃支援よろしくっ!」
「承知しました。ユルウェル様、嫉妬なさらぬようお願いします」
「ッ゛!?」
レイレインは後部座席の天井を手で裂いて、上半身を出したら豊かすぎる谷間に手を入れた。
ずるんっと聞こえてきそうな肉感を見せつけ、銃座付き大口径ライフルを取り出し据え付け。『バシュンッ』の音と共に固定スパイクが天板を貫き、僅かな間の後轟音と大ブレ。軋んだ車体フレームが嫌な悲鳴を上げて、操作盤の利きが一気に悪化する。
…………機械インターフェースがイカレたな。
裏技の準備、しておこう。
「――――オルドラの視界で着弾確認。防御障壁での威力減衰は想定内。狙撃箇所7の内2が区画ごと消滅」
「浮遊車がもうガタガタね。弾種は何を?」
「透過魔術式ミスリル外殻、荷電粒子炸裂弾頭です。AS弾の衝撃波を荷電粒子爆発に置き換えたキワモノとなります。銃身の放熱完了まで残り10秒」
「車体損傷は気にせず撃ちまくって。ユルウェルは周りの雑魚をよろしく。僕は車を何とかする」
「旦那様、機構魔術を?」
「ううん。僕の一族に伝わる秘伝だよ――っと」
操作盤から手を離し、至近の魔力感知を全開で精密に。
車体に通って浮遊させ、推進させる魔力の流れ。軌道修正に速度調整に出力調整と全て把握する。そしたら自分の体内で濃密高速の魔力流を作り、誘導的に発生した魔力場をきめ細かく調節した。
後は精密に浮遊車本来の魔力流と合わせ、操作盤を介さず『間接』魔力操作を可能とする。
「ず、ずいぶん無理矢理で強引ですね……」
「これが黒王の相伝奥義『体外魔力制御』だよ。古くは統魔王が確立した魔法行使技術『統魔』の一部。魔法と科学が合流した際、誘導電流の概念を魔力に当てはめた結果だって」
「……私に教えてよろしいので?」
「修練法を知らないと、1000年修業しても実用レベルにならないからね。で、大事なのは、コレの行使中は転移魔術を使えないってこと。体内の魔力伝導路を全開に回すせいで、魔術式への魔力供給をコントロールできないんだ」
「そして、その為の私とオルドラです。ユルウェル様はごゆるりとしていてください。狙撃を潰し次第、煩わしい追手は処理しますゆえ」
「あらあらあらあらあら? 従者が主人の妻に利いて良い口ではないわね? 私が家柄だけで国境領主となったと思う? 研ぎを怠けてても学者肌を嘗めないでね?」
青筋の数を1本増やして、ユルウェルの両手に魔力が集う。
聞き取れない速度の長文詠唱と方陣展開、魔力操作により強大緻密な魔術式が組みあがる。小さな雷が魔文字のシートとなって重なり、分厚い束を幾つも幾つも。両膝にドサッと片手にドサッと、空いた片手で3枚を抓む。
戦略級雷魔術『雷神の判決文』。
窓の外に投げられた全部有罪が、刹那を置き去りに着弾して轟雷の滝を降らせた。
「旦那様。背もたれに頭と背中をくっつけて、そちらの窓をお開けになって。駄肉痴女メイド。本当に本当に癪だけど、周りは気にせず狙撃に集中なさい」
「承知しました。敵、死角と予想し後方に集中展開」
「雷だけど紙ってこと知らないのかしら?」
今度は上から5枚を直接、撫でるように窓外へポイッ。
本物の紙でもこうなるだろうと、車体後方のエアポケットに巻き込まれて置き去り収束。互いにぶつかって起動し合って、もう雷なのか光なのかわからない閃光で一瞬真っ白。聴覚保護の簡易魔具がなければ鼓膜突破確実だろう、轟音に倒木のミシミシが重なる。
――――バックミラーの小さな景色は、それでも明確な砂埃とクレーター。
怖気しか走らない威力に冷や汗が垂れ、強がるレイレインの『ふんっ』が強く強く残る。
「泥棒猫のくせに、なかなかやりますね」
「いえいえいえ、それほどでもあるかしら? ちなみに、樹王城の親衛隊もこのくらい普通よ? 足手纏いになる前に帰った方がいいんじゃないかしら?」
「貴女には貴女の、私には私の役目があります。放棄する気はありませんので、あしからず」
「強情ねぇ…………泣いて叫んで組み敷かれて、お腹いっぱいにされる様が見たいわ~っ」
「私はサムア様の専用に――――サムア様、オルドラからです。『樹王城にて大きな動き在り。注意されたし』」
「ん……あぁ、アレのことかな?」
正面に樹王城が見える通りに出て、樹上の天辺が変に蠢く。
何かが聖樹都の枝上で動き回り、葉を揺らして中央から外へ。最初に出したのは右の前足、次は左に次いで胴。直後牙を並べた鱗と角の頭をはみ出し、跳躍と共に翼と全身。
雲より絹より真っ白な、40m級のホワイトドラゴン。
首には巨大な枷を嵌められ、柱を垂らして円状舞台というかオープンテラス?
…………目を凝らすと信じられないことに、豪奢な装いの耳長共が呑気にティータイムって馬鹿かあいつら?
「っ! ドラ、ゴンッ!?」
「サムア様、いかがなさいますか?」
「どうしよっかぁ~……」
予想外で想定外の事態に僕は、ドラゴンの心臓がいくらしたかを記憶の中から頑張って探した。
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