8 / 9
4吸血 説明できない物語
2 説明できない物語
しおりを挟む
「そのノワールに、私の血が気に入られたってわけだね」
そんなバンパイアに気に入られたということは、この先今回のような事がまたあるということ。
さっきの恐怖を思い出すと、私の体は震えてしまう。
曇る表情の私を、温かいぬくもりが包む。
バンパイアは体温がないものだと思っていたのに、ラルムはいつだって私を温かく包み込んでくれる。
同じバンパイアなのにノワールとは違う。
私は彼が、ラルムがやっぱり好き。
この思いを直ぐにでも伝えたい。
こんなに近くにいるのに、この気持ちを伝えることが怖い。
私は人間でラルムはバンパイア。
ラルムが探しているのはバンパイアのプリンセスという事実は変わらない。
私と過ごす時間が大切と言ってくれた言葉は嬉しかった。
でもそれは、恋とは違うもの。
だから私はこの気持ちを伝えないことを決めた。
ラルムに断られたりなんてしたら、きっと私は辛さで立ち直れなくなるから。
腕の中で安心を感じながら、私は自分の気持ちに蓋をする。
「安心してください。私が結さんにノワールを近づけさせませんから」
「うん。ありがとう」
嬉しい言葉。
私はラルムにとってただの人間ではないのだと感じられる。
それだけで十分で、これ以上望んではいけない。
その夜私は、自分の気持ちに蓋をして眠りについた。
それから夏休みが終わる前日まで何事もなく過ごしていた私は、机に向かって山積みになった宿題を必死に終わらせようと頑張っていた。
本当は、カレンダーを見て慌てた私は夏蓮に電話をしようとしたのだが、夏蓮は今家族と旅行中で、夜にならなければ帰ってこないと言っていたことを思い出し、陽に電話をとも思ったのだが、こんなことを話したら確実に馬鹿にされる。
渋々一人で宿題をやるはめになったわけだが、自業自得だから仕方がない。
今日眠れないことを覚悟して宿題を進め、ようやく終わったのは深夜3時。
確かさっき、私が宿題に集中してるときにラルムは少し出かけてくると言っていたが、まだ戻ってきていないようだ。
詳しい時間は覚えていないが、多分ラルムが出かけて一時間は経つはず。
普段こんな時間に出かけたりしないのに、一体どうしたのだろうかと思っていると、窓の開く音が聞こえ振り返る。
そこにいたのはラルムで、口元に赤い何かがついていることに気づき、私は嫌な予感がした。
「ラルム、口元に……」
「ん? ああ、付いてしまっていたようですね。遅くなってしまい申し訳ありません」
いつもと同じ優しい笑みに声音。
なのに、私の心に黒い何かが渦巻く。
「何してたの?」
「喉が乾いたので少し人の血を、っ!?」
驚くラルム。
私の瞳からは涙が零れ落ちていた。
私の感情はぐちゃぐちゃでわからなくなる。
なんで私は泣いているんだろう。
わからない。
いや、わかっているけど言えないんだ。
なんで私の血じゃなく他の人の血を吸うのか。
私はラルムの特別じゃなかったんじゃないのか。
気持ち全てぶつけたいのに、ぐちゃぐちゃでわからない。
ただ何も言えずに泣き出す私に、ラルムは少し困ったような、悲しむような表情を私に向け「どうかされたのですか?」と心配する。
私は何も答えずただ泣き続け、気づいたときには朝になっていた。
どうやら泣き疲れて眠った私をベッドに寝かせてくれたようだ。
きっとラルムを凄く困らせてしまったに違いない。
気持ちは封じ込めたはずなのに、ラルムが他の人の血を吸ったことを知って、私は特別なんかじゃないんだとわかって辛くなってしまった。
思い出したらまた視界が涙で歪み出したため、これ以上考えないように頭から振り払う。
夏休みも終わり、今日からまた学校。
何とか溜まってた宿題も徹夜して終わらせることもできたし、これでなんの心配もなく学校へ行ける。
取り敢えず制服に着替えようと起き上がったとき、床で眠るラルムの姿が見えた。
ラルムは棺の中でないと眠れないはずなのに、なんでこんなところで寝てるんだろう思っている、ラルムの瞼が動く。
「ん……おはようございます。もう大丈夫ですか?」
目覚めたラルムに、もう大丈夫だよと伝えると、泣いた理由を聞かれたけど、あんなこと話せるはずもなく、ラルムはなぜ床で寝ていたのかと私は話をそらす。
「とても辛そうでしたので」
「なんで……なんで私に優しくするの」
期待してしまう。
ラルムは私のことを恋愛としてなんて見てないのに、自分が特別じゃないんだと知った後、今度は優しくされて。
私の心は乱されてばかり。
つい口にしてしまった言葉をなかったことにして、私は制服に着替えると行ってきますと言い残し家を出た。
教室に着くと、陽、夏蓮と三人で行った海での話や、二人の夏休み中の話を聞いたりしていた。
会話の途中で何度か心ここにあらずのようになって二人に心配されたけど、何でもないふりをする。
こんなこと誰にも話せないし、私自身が納得して受け入れるしかない。
ラルムはバンパイアなんだから、最初から恋愛なんて無理な話。
年だってきっと何百歳も離れてる。
恋愛なんて無理。
そんな理由は沢山あるのに、なんでこの恋が叶う理由は思いつかないのか。
全てが私の恋が叶わないと否定する。
そんなことはわかっているのに、何か1つでも叶う理由はないのか探してしまう。
見つかるはずがないのに。
下校時間、ぼーっとしていた私に声がかけられた。
ハッとして視線を向ければ、陽と夏蓮の姿。
「逢坂さん、悩みがおありでしたら話してください」
「隠してるつもりかよ。直ぐわかるっつの」
心配してくれる二人を前にして、私は今悩んでいることを話した。
勿論相手がバンパイアであることは隠して。
相手は私のことを恋愛としてなんて見てないのに、優しくされて勘違いしてしまうこと。
それを聞きたくても聞くことができないこと。
その話を聞いた二人の応えは同じだった。
「聞きもしないで何落ち込んでんだよ」
「気持ちは言葉にしなければ伝わりませんし、相手のお気持ちも聞かなければわかりませんよ」
そう、そんな簡単なことだった。
人間だから、バンパイアだからと理由をつけて、ただ聞くのが怖かっただけ。
二人の言う通りだ。
私はまだ何も伝えていないし聞いていない。
私は二人にお礼を伝えると、教室を飛び出した。
モヤモヤしていた気持ちが軽くなり、今なら全てを伝えられる。
早く帰ってラルムに全てを話したい。
私の気持ちを全部。
なのに、何故こんなタイミングであいつが現れるのか。
「ノワール……」
「よお、約束通り血を吸いに来てやったぜ」
会いたくない人物。
こいつに捕まればまたあの時のように血を吸われる。
加減を間違えれば、それこそ命がない。
私は必死に帰路を走った。
家に着けばラルムがいる。
私は、ラルムに伝えなくちゃいけないんだ。
そんなバンパイアに気に入られたということは、この先今回のような事がまたあるということ。
さっきの恐怖を思い出すと、私の体は震えてしまう。
曇る表情の私を、温かいぬくもりが包む。
バンパイアは体温がないものだと思っていたのに、ラルムはいつだって私を温かく包み込んでくれる。
同じバンパイアなのにノワールとは違う。
私は彼が、ラルムがやっぱり好き。
この思いを直ぐにでも伝えたい。
こんなに近くにいるのに、この気持ちを伝えることが怖い。
私は人間でラルムはバンパイア。
ラルムが探しているのはバンパイアのプリンセスという事実は変わらない。
私と過ごす時間が大切と言ってくれた言葉は嬉しかった。
でもそれは、恋とは違うもの。
だから私はこの気持ちを伝えないことを決めた。
ラルムに断られたりなんてしたら、きっと私は辛さで立ち直れなくなるから。
腕の中で安心を感じながら、私は自分の気持ちに蓋をする。
「安心してください。私が結さんにノワールを近づけさせませんから」
「うん。ありがとう」
嬉しい言葉。
私はラルムにとってただの人間ではないのだと感じられる。
それだけで十分で、これ以上望んではいけない。
その夜私は、自分の気持ちに蓋をして眠りについた。
それから夏休みが終わる前日まで何事もなく過ごしていた私は、机に向かって山積みになった宿題を必死に終わらせようと頑張っていた。
本当は、カレンダーを見て慌てた私は夏蓮に電話をしようとしたのだが、夏蓮は今家族と旅行中で、夜にならなければ帰ってこないと言っていたことを思い出し、陽に電話をとも思ったのだが、こんなことを話したら確実に馬鹿にされる。
渋々一人で宿題をやるはめになったわけだが、自業自得だから仕方がない。
今日眠れないことを覚悟して宿題を進め、ようやく終わったのは深夜3時。
確かさっき、私が宿題に集中してるときにラルムは少し出かけてくると言っていたが、まだ戻ってきていないようだ。
詳しい時間は覚えていないが、多分ラルムが出かけて一時間は経つはず。
普段こんな時間に出かけたりしないのに、一体どうしたのだろうかと思っていると、窓の開く音が聞こえ振り返る。
そこにいたのはラルムで、口元に赤い何かがついていることに気づき、私は嫌な予感がした。
「ラルム、口元に……」
「ん? ああ、付いてしまっていたようですね。遅くなってしまい申し訳ありません」
いつもと同じ優しい笑みに声音。
なのに、私の心に黒い何かが渦巻く。
「何してたの?」
「喉が乾いたので少し人の血を、っ!?」
驚くラルム。
私の瞳からは涙が零れ落ちていた。
私の感情はぐちゃぐちゃでわからなくなる。
なんで私は泣いているんだろう。
わからない。
いや、わかっているけど言えないんだ。
なんで私の血じゃなく他の人の血を吸うのか。
私はラルムの特別じゃなかったんじゃないのか。
気持ち全てぶつけたいのに、ぐちゃぐちゃでわからない。
ただ何も言えずに泣き出す私に、ラルムは少し困ったような、悲しむような表情を私に向け「どうかされたのですか?」と心配する。
私は何も答えずただ泣き続け、気づいたときには朝になっていた。
どうやら泣き疲れて眠った私をベッドに寝かせてくれたようだ。
きっとラルムを凄く困らせてしまったに違いない。
気持ちは封じ込めたはずなのに、ラルムが他の人の血を吸ったことを知って、私は特別なんかじゃないんだとわかって辛くなってしまった。
思い出したらまた視界が涙で歪み出したため、これ以上考えないように頭から振り払う。
夏休みも終わり、今日からまた学校。
何とか溜まってた宿題も徹夜して終わらせることもできたし、これでなんの心配もなく学校へ行ける。
取り敢えず制服に着替えようと起き上がったとき、床で眠るラルムの姿が見えた。
ラルムは棺の中でないと眠れないはずなのに、なんでこんなところで寝てるんだろう思っている、ラルムの瞼が動く。
「ん……おはようございます。もう大丈夫ですか?」
目覚めたラルムに、もう大丈夫だよと伝えると、泣いた理由を聞かれたけど、あんなこと話せるはずもなく、ラルムはなぜ床で寝ていたのかと私は話をそらす。
「とても辛そうでしたので」
「なんで……なんで私に優しくするの」
期待してしまう。
ラルムは私のことを恋愛としてなんて見てないのに、自分が特別じゃないんだと知った後、今度は優しくされて。
私の心は乱されてばかり。
つい口にしてしまった言葉をなかったことにして、私は制服に着替えると行ってきますと言い残し家を出た。
教室に着くと、陽、夏蓮と三人で行った海での話や、二人の夏休み中の話を聞いたりしていた。
会話の途中で何度か心ここにあらずのようになって二人に心配されたけど、何でもないふりをする。
こんなこと誰にも話せないし、私自身が納得して受け入れるしかない。
ラルムはバンパイアなんだから、最初から恋愛なんて無理な話。
年だってきっと何百歳も離れてる。
恋愛なんて無理。
そんな理由は沢山あるのに、なんでこの恋が叶う理由は思いつかないのか。
全てが私の恋が叶わないと否定する。
そんなことはわかっているのに、何か1つでも叶う理由はないのか探してしまう。
見つかるはずがないのに。
下校時間、ぼーっとしていた私に声がかけられた。
ハッとして視線を向ければ、陽と夏蓮の姿。
「逢坂さん、悩みがおありでしたら話してください」
「隠してるつもりかよ。直ぐわかるっつの」
心配してくれる二人を前にして、私は今悩んでいることを話した。
勿論相手がバンパイアであることは隠して。
相手は私のことを恋愛としてなんて見てないのに、優しくされて勘違いしてしまうこと。
それを聞きたくても聞くことができないこと。
その話を聞いた二人の応えは同じだった。
「聞きもしないで何落ち込んでんだよ」
「気持ちは言葉にしなければ伝わりませんし、相手のお気持ちも聞かなければわかりませんよ」
そう、そんな簡単なことだった。
人間だから、バンパイアだからと理由をつけて、ただ聞くのが怖かっただけ。
二人の言う通りだ。
私はまだ何も伝えていないし聞いていない。
私は二人にお礼を伝えると、教室を飛び出した。
モヤモヤしていた気持ちが軽くなり、今なら全てを伝えられる。
早く帰ってラルムに全てを話したい。
私の気持ちを全部。
なのに、何故こんなタイミングであいつが現れるのか。
「ノワール……」
「よお、約束通り血を吸いに来てやったぜ」
会いたくない人物。
こいつに捕まればまたあの時のように血を吸われる。
加減を間違えれば、それこそ命がない。
私は必死に帰路を走った。
家に着けばラルムがいる。
私は、ラルムに伝えなくちゃいけないんだ。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【完結】月夜の約束
鷹槻れん
恋愛
家出少女パティスと孤独な吸血鬼ブレイズ。
満月の晩、2人はとある約束をした。
NL、全年齢対象です。
エブリスタでも読めます。
※ 表紙絵はあままつ様のフリーアイコンからお借りしたイラストを使わせていただいています。
無断転載など、硬くお断りします。
https://ama-mt.tumblr.com/about
吸血鬼を拾ったら、飼われました ~私の血はどうやら美味しいみたいです~
楪巴 (ゆずりは)
キャラ文芸
自ら灰になろうとしていた吸血鬼・トワを知らず助けてしまった柚姫(ゆずき)。
助けた責任をとって、血を提供しろってどういうこと~!?
さらに謎の美青年・チトセ(9話登場♡)まで現れて柚姫を取り合う事態に……モテ期到来!?
「お前なんかに、柚姫はわたさん!」
「私は、欲しいものは必ず手に入れます」
トワもチトセさんも、ケンカはやめて~っ!!
コミカルあり、シリアスありの吸血鬼×女子高生の物語、ここに開幕――
※ 第5回キャラ文芸大賞にて、奨励賞をいただきました!! たくさんの応援、ありがとうございます✨
※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました♪
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
封印を解いたら、吸血鬼に結婚を迫られました。
白猫
恋愛
幼いある日、薔薇屋敷と呼ばれるお屋敷の、人の寄り付かない開かずの間で、ダイアナは見ず知らずの青年に出会った。
そんなことも忘れた11年後、ふとしたきっかけで再会を果たす。
「ダイアナ? お前、本当にあのダイアナか?」
「そう、だけど」
「好きだ」
「え?」
「タイプだ。結婚してくれ」
見た目のまったく変わらない彼は実は、齢300年の吸血鬼だった。
そしてなぜかいま、求婚されています……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる