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僕らの配信は

あとがき ※非常に長いネタバレを含む。

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もはや自分の中の命題の一つになっている、実況・ライブ配信を小説で読むとは何か―――を、考え始めてから6年が経つ。

その内の2020年10月に、盤さん、群錠さん、冬くんが自分のスマホのメモ帳で誕生してから小説という読み物になるまで、言語化させるのに費やしてきた時間が丸々4年。

ようやく人が読める代物にはなったものの未だに配信を読むという動作には違和感が残る。それも当たり前といえば当たり前のことで、配信は読むものではなく、見るもの。

配信者または配信業に関わる人、あるいは見ている人でさえ、配信は見るものであり、読むとかいう次元ではないと指摘されてしまえば、まったくその通りであるとしか言えない。

最古といえる配信の小説といえば、私の記憶の中においては2010年前後くらいに、ピクシブ(Pixiv)のサイトに某ゲーム配信者の話が投稿されていたこと。いわゆるNMMNである。

NMMNとは、なまもの、と呼び、実在する人物を取り上げた妄想小説または夢小説と言われる。ただしNMMN自体は、何十年も昔からある。

もっと古く言えば、私がNMMNの界隈を知ったのは、学生時代。当時、良く読んでいた著名な漫画家さんがコミックマーケットに同人誌を自費出版で出していることを知り、それも初めて買った同人誌が、リーダー総受けのSM●P本(小説+漫画の抱き合わせ)だったことである。

まったくアイドルにはハマっていなかった当時、いつかは読めるだろうと保管することにしたものの令和6年になった今も、未だ読めていない。アイドルグループはとっくのとうに解散し、昨年に元いた事務所は解体され、実に様々な出来事が通り過ぎてもNMMN本は読めていない。

私の中では、そのぐらい読むには隔たりあるのがNMMNなのだが、ファンの中でも、かなり加熱したファンのコア層で消費されるコンテンツという認識であり、一般的ではないと認知しているからである。

なぜ一般的ではないか、に答えがあるなら、例えば自分自身や家族のことを隣人が勝手に題材にして恋愛小説を書いていたら、恐らく許可できないだけでなく、白い目を向けてしまうと思われる。許諾なく題材になってしまうことは、どうしたって気持ち良いものではない。

しかも某ゲーム配信者のNMMN(夢小説)を投稿サイトで上がっていた当時は、ファンが集まるようなSNS・コミュニティなどの界隈で、一部批判(投稿しないでくれと)する書き込みもみられていた。尚ごく最近ではSNSに直接NMMNのPRが投稿されることもあり、当時(2010年)とは異なるが、またゲーム配信者を取り上げた内容であったため再び一部で批判は起きていた。(この件に関しては呟きの非公開にはなったけれど)

時代は変わっても投稿先が変わっただけで、昔も今もNMMNに対する取扱いは常に注意が必要とみられているのは変わりないのである。

とはいえ、スマホ一台で、誰でも配信者になれる時代の今「配信者」を扱った題材(一次創作によるオリジナルの作品)が世の中的には増えてきたところかもしれない。



「僕らの配信は――」これは私にとって、2作目にあたる配信ベースの作品になる。

2~3年前、1作目となる配信ベースのミステリー小説を書いて、アルファポリスではない別のサイトで投稿を始めたとき半年後にはPVが取れなかったため、一度取り下げて書き直し、再度掲載し直したけれど、2~3か月後にはPVが取れずまた取り下げた。

3回目に書き直し今度は別のサイトへ投稿したが1か月半後には再再度取り下げた。PVが思ったよりも取れなかったためである。ここで普通は諦めるかもしれない。なので中身を設定から作り直し、大幅にストーリーを変えて4回目の書き直しをはかり、最終的に完成した小説をカクヨム主催のカクヨムコンに投稿した。

期間中、得られたのは2500PVだけ。端数は切っていない。きっかり2500PVだった。全エピソードを読んでくれたユーザーは、僅か3~4名(エピソードごとのPVで分かる)。首位の作品はハイファンタジーの復讐もので、期間中100万PVを超えていた。

1作目を書き終えたときに、次なる作品を執筆する気力はなかった。ただ反省点として、恋愛要素や、配信者の話の割には実況内容は1割しか描いていないことが原因かもしれないと思ったが、書き直す気力はまったく起きなくなったため、やむを得ず次に着手することにした。


前回を踏まえて原因を回収し、恋愛ものを書くためだけに特化した作品を投稿にあたり、2作目はアルファポリスでの連載開始した。だが連載を始めて初月から3カ月は250pt前後をうろうろ。当然ホットワードにも入ったことは一度もない。初夏には300ptには入っても、夏には完結を迎えるが、最終的な平均は400pt前後である。

アルファポリスでの首位の作品は、トップで10万ptを超えている。そこの目線でいえば、当然のことながら、ほぼ、ほぼほぼ、おおむね読まれていないに等しい。それが2作目のリアルな結果である。

1作目のことを思えば、2作目のことも連載前にそうなるだろうと想定できていたわけで、この2作目においては、あとで後悔することがないよう、書き直すことを考えないように、私がやってみたいことをすべて執筆することにした。


「僕らの配信は――」という物語は、ミステリーや謎解きの小説ではないけれど、かなり序盤の段階で、物語の核に触れることができる。それは浅沂時生の黒歴史に気付けるか、気づけないかである。

序盤から中盤に掛けて、なんとなく時生自身がタクティカルをプレイする描写が、どこにもないことを不思議に思った人はいるのではないかと思う。これは一重に、浅沂時生がヘイトをもってタクティカルをプレイしているなどというシーンは、ほぼ終盤で明かされるため、描写するわけにはいかない。故に序盤や中盤にかけて、描いてはいけないからである。

物語の核に気付かせないためには、さまざまなことも施した。ゲーム配信者を扱った作品であるので、さまざまなゲームを複数用意した。やさいゲーム、タイデスのオース、異世界かくれんぼ、エルムスター外伝。更には、らふTVが準備していた龍の棲む国など。

そもそも物語の核に気付けるわけがないと指摘が来るかもしれない。しかし、この2作目は当初から、どうせ読まれないことを想定していたため、1ページ目の登場人物ページから物語のネタバレに繋がる伏線を書いておいた。

登場人物ページの中で、こんなワードを記載した「マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ」。

英語で書くと、Multiplayer Online Battle Arenaとなる。頭文字を取って、MOBA、通称モバと呼ぶ。

ゲーム配信またはゲーム業界においては、MOBA系ゲームと言い表すことが多いと思う。代表作といえば「ポケモンユナイト」や「リーグ・オブ・レジェンド(通称LOL:ロル)」などがある。

このうちタイレル・デスゲームのタクティカルは、リーグ・オブ・レジェンドをモデルとしている。

登場人物ページで、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナなるワードを目にした読者の中には、こう思う者もいるかもしれない。

この作品はMOBA系ゲームのプレイヤーまたはLOLプレイヤー/LOL民をモデルにした話にでもなるのだろうかと。実際、タクティカルのモデルはLOLであるので、タイデスのキャラは100体以上、個性的な必殺技も各キャラ異なるといった点、2Dでインゲームによる操作性なる表記をしたため、見る人が見れば、タクティカルは消去法で考えてもLOLだと想像がだいたい付く。

ただし、実際には物語の作中に「マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ」のワードに関しては具体的な説明・解説を行う場面は一度も登場しない。登場がなくても読者が混乱しないように、上手く誘導してLOLやMOVAのことに捕らわれないよう、だからこそ主人公2視点+リアルな配信アーカイブなるさまざまなエピソードを用意して、物語の核に気付かせないように注意を払った。

ただそれでも気付く人はいるかもしれない。
世間のヘイトを、やたら気にするメンタルの弱さがある割には何故、ヘイトの多いゲームで世界ランカーになれたのか?―――そのことを前半に考えられては困るため、読者には物語の進行過程で他のことを常に考えてもらうようにした。

話題には事欠かない「英華」の存在そのものである。最初から殆ど終盤において、大女優の存在は、とにかく目立つ。やたらと目立つ。BL読んでるのに、英華のことを考えなければならない。大女優なんで。存在感抜群で。目障りに思うくらいにはエピソード上で登場回数は多かったかもしれない。

しかし、英華というキャラクター自身の登場は全体の構成上、僅か2回しかない。実際には「プロローグ」と終盤の誉史が離婚の切り出しをした「#181」のエピソードだけしか登場しない。それ以外は、すべて伝聞と回想の登場でしかない。

また「あらすじ」に記載した「女優」のワードで、なぜBLに「女優」なのか、BLなのだから、そこは「男優」でも良かったのではないかと思う人もいるかもしれない。なんなら「五木万次郎」でも良かったのではないかと思う人もいるかもしれない。

同性をパートナーにしなかったのには、明確な理由がある。シンプルに、別れが辛くなる。主に作者が。真面目な話、誉史もしくは時生のどちらかに同性が迫るような話は、実際のところ当初には想定していた。エピソードもいくつか考えていた。結局、どうしたって別れが余計に辛くなるのが目に見えていたためで、全ボツにしたけど。ゆえに同性パートナーネタは本作品には含めないことにした。

綺麗に話をまとめるには後腐れなく関係を断つ。その上で、終盤やっと純粋なBL小説が完成に至るのだが、ここで悲しい現実がある。


★印のある「リアルな配信のアーカイブ」なるエピソードには、一部、文学的な小説とは飛べないエピソードが、いくつかある。

特に、それが顕著にみられるのが「★29:僕の初コメ」である。★29のエピソードは、配信のコメント欄そのものである。「M」は、古参マウントを象徴する王冠マークと揶揄されることを表現するために描いたエピソードである。王冠マークというのは、そもそもTwitch(ツイッチ)配信で実在する『1st(ファースト)バッチ』(10名のユーザーにしか取得できないアイコン)をモデルケースとしている。

★29は、配信者を含めた人々のコメントしかないコンテンツとなるが、一切、地の文がなく、半角英数字を多用し、台詞の連続した羅列しかない。他の★印の付くページにおいても、半角英数字を記載するエピソードはある。

それらの中に、たとえ「everything_night(エブリシングナイト)」と「Kitanakamura(キタナカムラ)」なるユーザー同士が、本作の中で互いに配信内容を配信中に教え合う仲の良いリスナー同士であったり、「眠りのゴロウ」なるリスナーがワイズのストリーマーでありながら「★29」において冬珈琲を擁護するコメントを既に打っていることに、恐らく気づける人も少ないと思う。

登場人物ページの一番最後には「各配信者のリスナーのみなさま」を追記したのだけど、実際にリスナーのコメントを打ち出すにあたり、一人一人のペルソナを立ててキャラクター化を図り、リアリティをもったコメント欄を映し出すためにしたことである。

よって読み切った読者には、それほど感覚的には感じないかもしれないが、登場人物ページに記載した浅沂時生~五木万次郎までのキャラクターは20名、各配信者のリスナーのみなさまのキャラクター像は20~30名ほどを立てたので、トータルで40~50人のキャラクターで展開される物語を読んだことになる。

ラストの「★196~★200」には、これまで各配信でしか登場しないリスナーが、サブスク登録に来ている。

しかし厳格な小説の書き方・ルールに従うなら、本作品は小説ではないと拒絶・糾弾する者もいることだと思う。
文学的な小説とは認められない物語は、大概の小説のコンテストでは受け入れられていない。受賞も見込めず、加えて紙媒体になることもない。物理的に考えて「★29:僕の初コメ」を縦書きの右開きとして印字をしてしまうと、もはや読める代物にはならない。読みにくさは否めないからである。

しかも「★44」と「★45」は、ねまき猫による英語配信であるため、半角英字の英語が頻繁に登場する。2ページに渡り約4千文字を執筆したエピソードであり、このページもまた縦書きで読める代物にはならないだろう。英語の文章で許される範囲はせいぜい紙媒体で一行や二、三行程度。頻繁に英字が出てくる物語というのは、そもそも、あり得ない。

英語配信をワザと置いたのは、将来的な指摘を想定したことを考えたからである。

まず配信者の物語が世の中的に目立ってきた今、SNSの中には「配信者の話は読む気しない」とする主張が、一定層いる。連載前から、この現象はみられ、連載開始以降も新たに、そのような呟きは時にみられる。多分、この先もあると思われる。

オリジナル(一次創作)で執筆していても、作品内容によっては先にも述べたように、NMMNに見えなくもない作品として時にみられるのではないかと思われる。人によっては、そのように感じる作品は目にする前から微妙な気持ちにさせてしまうのかもしれない。

中には、現実的な話とは程遠いお粗末でリアリティのない作品は読みたくないとする主張もあるかもしれない。配信者を描くのは良いけど、男性配信者だけではなく、女性配信者もいる。日本人の配信者もいれば、海外で活動する外国人配信者もいる。

ライバー(動画サイトや配信アプリを通してライブ配信を行う者)を表現する過程で、偏りの見られる作品はまず読まないとする主張もまた読み手の自由である。けれど、男女や国籍を取り入れた話を描いたところで、果たして読まれることはあるのだろうか。


その他、作品内において表現上、漢数字で記載した箇所もあれば、ほとんどの数字に関しては「1、2、3……8・9・0」のように、算用数字を用いて書いている。リスナーのコメントや、主要キャラクターの台詞において感嘆符(!)や疑問符(?)などが連続している場合、半角ではなく敢えて全角で表記した。

これらの表現は万一、人に読まれていた場合を想定したとき、インターネット上で読みやすいように執筆過程で表記を切り替えたからである。

ただ厳格な小説の書き方にこだわる人にとってしてみれば、これらは許容できないだけでなく、本作品は厳密には厳格な小説の書き方に倣っていないため社会的には認められない小説になるのだろう。

半年間、毎日連載してきても厳密には小説とは呼べないものであるならば、最後まで読み切った読者には一体何が残るのだろうか。

読んできたものが小説でないのなら、何を読まされてきたのだろうか。

ここで冒頭一行目に戻る。


実況・ライブ配信を小説で読むとは何か―――を、考え始めてから6年が経つ今、この2作目の作品で45万文字を執筆してきた私が結論として言えることは、配信は読むものではなく、見るものである。

ただし、読んだものが小説ではなく、配信を見たものであるなら、それは多分、配信なのだろう。

SNSで面白かった配信、あるいは配信者について呟いたら良いかもしれない。フォロワーに、どこでその配信は見れるのかと問われるとき「あ、これ小説の感想なんです~」と答えると、非常に微妙な困惑した反応を得られるかもしれない。

しかしながらゲーム配信者の題材を扱う上で、これまでリサーチしてきた範囲においては、SNSの中に溶けるとりわけ偏見やヘイトも未だに多く日々呟かれており、もし配信が面白かったとするポジティブなワードが一つでも多くなるのならば、溶け込むように配信の感想もまた流れていくのも一つのポジティブな終わり方ではないだろうかと思う。

そう今日に私は思い至る。

執筆期間:2023年11月1日~2024年8月3日。


ほわとじゅら



PS
自分の参考資料用として「星の導き」を、フルで作詩した。作詞は自分で書いたが、作曲はAIで作ったURLを、本日付けの近況ボードにリンク先を記載することにする。聞かなくても別に良いものではあるけど、あくまでも作者のお遊びではあるが、実際に歌ができたとき、思いついたネタがある。

チーフディレクターの大鳥聡が社長命令で、マスターテープごと廃棄しろと言われて泣く泣くグッズ一式、資料のすべても廃棄するとき、元同僚である来田誉史が死ぬほど頑張って収録した編集前のテープを廃棄することができず、こっそりCDに焼き、来田誉史宛に贈ったものの、来田自身は困惑し、たまたま新事務所に遊びに来た火口賢人がCDを取り上げたものの、結局2人とも仕事で出かけなくてはならず、一人留守番することになった浅沂時生が特別試合以降、一度も歌を聴いていないためCDをこっそり聞いているシーンを、ラストで描こうかと考えてはいたけれど、結局ボツにした。数多のエンディングを考えていたものの一つではあるけれど、配信者は配信で終えるのが美しい。

いいね、お気に入り登録、エール、しおりの活用、最後まで読んでいただいた方々には改めて特に感謝を。本当に、ありがとうございました。

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みんなの感想(6件)

マリアージュ

遅くなっちゃいましたが、完結おめでとうございます!
配信者題材のBLという珍しさに興味を惹かれて読みはじめたんですが、あまり触れたことのなかった年の差×溺愛の良さに気付かされました……!
よく配信見るんですけど、コメントの口調や荒れ方などの描写がリアルで本当に配信見てるみたいで面白かったです!
時生くんとして出会うのがいつになるのかも気になって読む手が止まりませんでした!
なにより、やっと再会してからの2人のやり取りが甘すぎて、読み終わるのがすごく寂しかったです。
良い作品をありがとうございました!
次回作、よろしければ外伝も気長に待ってます!

ほわとじゅら
2024.09.04 ほわとじゅら

諸々のご感想・お言葉ありがとうございます😭
2025年になると日本の配信界隈は20年という節目になりますが、10年以上前から配信をスタートした場合、今やベテラン・年長者となるので、年の差x溺愛の成立は有りなのではないかと思いました。
ゲーム配信は結構独特なコメが飛ぶこともあり、よく配信を見られる方にリアリティや面白さを感じてもらえて嬉しい限りです!
次回作・外伝じっくり考えてみたいと思います。本当に最後まで配信にお付き合いいただきましてありがとうございました🙏

解除
みのう
2024.08.22 みのう

面白かったです!

ゲーム配信とかユーチューバーとか、現代物ってあまり読まないんですが、全く抵抗なく話にハマっていけました!
ありがとうございました!
2人が出会いそうですれ違うのが、ハラハラしました。
くっ付いた後のイチャラブとかお母さんとの顔合わせとか、もうちょっと読んで見たかったです(^-^)
外伝お願いします!

ほわとじゅら
2024.08.22 ほわとじゅら

ありがとうございます!

ゲーム配信者を題材にしたので様々なゲームを出すにあたり、それがどう小説の読み物になるのか言語化するのに4年掛かりましたが、面白さが伝わって良かったです!
なるほど外伝・・・ボーナスステージ考えてみます^^

解除
サカキ
2024.08.20 サカキ
ネタバレ含む
ほわとじゅら
2024.08.20 ほわとじゅら

はい、本作品は完結です!群錠さんの活動名の由来は、もう少し踏み込んだ具体的な内容まで落とし込んでいたのですが、本作品がどうしても盤さん冬くんの物語であったため、総じてカット致しました😭もう完全に群錠さんのリスナーさんじゃないですか!!最後まで配信にお付き合いいただき改めてありがとうございました🙏

解除

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