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最終決戦③
しおりを挟む「ここからは私、月宮・グングニルが相手をします。」
月宮はそう言うと、片手に自身の武器である酷龍丸を具現化させ、更に、
「悪魔の軍団」
そう言い、九人の月宮・グングニルを召喚させた。
「クッ……」
そんな光景を見てれいらの口からはそんな声が漏れた。
「やるしかないんだな」
かんたもそう苦しそうな声を出す。しかし、そんな2人に月宮・グングニルは、
「では、行きます。」
そう言い、本物の月宮・グングニル以外の九人が2人目掛けて飛んでくる。
その光景を見てかんたは、
「俺は本体を倒しに行く、れいらはそれを妨害してくる分身をた倒してくれ!」
そう言い、本体の月宮・グングニル一直線に飛び出した。
しかし当然、
「させませんよ」
と、月宮・グングニルの分身達が、かんたとれいらの前に立ち塞がる。しかし、かんたはその行動を読んでいたかの様に、
「水の奥義 水神の行進ッ!!」
立ち塞がる月宮・グングニルの分身達に水の斬撃を入れた。
その攻撃を受けた月宮・グングニルの分身達は斬られた身体を再生しようとするが、水によって身体がドロドロと溶けていった。
それによって一瞬本体への道が開かれた。そしてその隙をかんたは見逃すはずがなく、自身の能力である機能倍速を使い一気に加速、本体の前まで一気に差を詰めた。
もちろん本体に攻撃を入れられないように後ろから月宮・グングニルの分身達が襲いかかってくる。しかしその分身達は、
「北条流討伐術一式 風神の嘶き!」
れいらの後ろからの斬撃に粉々にされた。
しかし、完全に守りが居なくなった本体の月宮・グングニルは、相変わらずの無表情で一言こう言った。
「じゃあ次は百体いきますね」
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