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「あれ、誰かいる?」
「うん?うわ、人登ってきた…ごめんね、ここ私が先に占拠してるから、下に行ってくれる?」
「わ、私もそこに置いてくれませんか!1階は化け物がたまに入ってくるから危ないし、2階は男子、3階は女子が占拠していて、私はぶられちゃって…」
「こんな状況下じゃ仕方ないよね。ともかく、私もこんな状況で人とか信じられないし、違うとこに…って、あれ?君って確か、調理部の…」
「え?は、はい。そうですけど…」
「もしかして、料理スキル持ってる?」
「ま、まぁ…ステータスみますか?」
彼女にステータスを見せてもらうと、料理の他にも裁縫や整理などの家事系のスキルと回復スキルがあった。
「うーん…」
食料は1人増えるくらいなら問題ない、水も同じように大丈夫。まだここはスライムくらいだからレベル上げもちょっとはできる…自衛手段をちょっとでも持たせたら、私の訓練中に多少なりとも使える、か…
「…この階に上がる条件を付けてもいいなら、上がってきてもいいよ」
「わ、分かりました」
「1つ、食料班になること。と言っても、覚えてもらうのは最低限の自衛と、料理だけだけど。
2つ、私の許可無く他の人を連れてこない。
3つ、定期的に魔物を狩ってもらう。
4つ、私に絶対服従」
「…分かりました、守ります」
「じゃ、上がってきてもいいよ」
「あ、ありがとうございます!」
でも、とりあえず食べ物を探すところからしないといけないね…現状、缶詰だけだといつかは底が尽きるし…
「あ、それと水道近くにスライムって魔物いるけど、それは無害だから居たら積極的に倒してレベル上げもしておいてね。
じゃ、私はちょっとすることあるから」
「は、はい!」
えっと、とりあえず魔力は回復してるから…球の状態で放出…
「うん、できるね。ちゃんとスキルも使えてる。うっ…でもやっぱり放出が続くのはダメだね。必要量以外は留めておかないと…」
「あ、あの…回復スキルを取ったは良いんですけど、魔力がなくて使えないみたいで…1回使う事にMPが3必要らしいんですが…」
「SPは残ってる?」
「は、はい。上限突破?というものと、回復、あと術師の弟子というもの取った後、3ポイントは残ってます」
「なら、そのポイントをMPに1振って…魔力循環と魔力操作を取って」
「えっと…で、出来ました」
「あとは、魔力循環で魔力というのを感知して。その先は魔力を循環するのを上手く出来たら教えてあげる」
「は、はい!」
「うん?うわ、人登ってきた…ごめんね、ここ私が先に占拠してるから、下に行ってくれる?」
「わ、私もそこに置いてくれませんか!1階は化け物がたまに入ってくるから危ないし、2階は男子、3階は女子が占拠していて、私はぶられちゃって…」
「こんな状況下じゃ仕方ないよね。ともかく、私もこんな状況で人とか信じられないし、違うとこに…って、あれ?君って確か、調理部の…」
「え?は、はい。そうですけど…」
「もしかして、料理スキル持ってる?」
「ま、まぁ…ステータスみますか?」
彼女にステータスを見せてもらうと、料理の他にも裁縫や整理などの家事系のスキルと回復スキルがあった。
「うーん…」
食料は1人増えるくらいなら問題ない、水も同じように大丈夫。まだここはスライムくらいだからレベル上げもちょっとはできる…自衛手段をちょっとでも持たせたら、私の訓練中に多少なりとも使える、か…
「…この階に上がる条件を付けてもいいなら、上がってきてもいいよ」
「わ、分かりました」
「1つ、食料班になること。と言っても、覚えてもらうのは最低限の自衛と、料理だけだけど。
2つ、私の許可無く他の人を連れてこない。
3つ、定期的に魔物を狩ってもらう。
4つ、私に絶対服従」
「…分かりました、守ります」
「じゃ、上がってきてもいいよ」
「あ、ありがとうございます!」
でも、とりあえず食べ物を探すところからしないといけないね…現状、缶詰だけだといつかは底が尽きるし…
「あ、それと水道近くにスライムって魔物いるけど、それは無害だから居たら積極的に倒してレベル上げもしておいてね。
じゃ、私はちょっとすることあるから」
「は、はい!」
えっと、とりあえず魔力は回復してるから…球の状態で放出…
「うん、できるね。ちゃんとスキルも使えてる。うっ…でもやっぱり放出が続くのはダメだね。必要量以外は留めておかないと…」
「あ、あの…回復スキルを取ったは良いんですけど、魔力がなくて使えないみたいで…1回使う事にMPが3必要らしいんですが…」
「SPは残ってる?」
「は、はい。上限突破?というものと、回復、あと術師の弟子というもの取った後、3ポイントは残ってます」
「なら、そのポイントをMPに1振って…魔力循環と魔力操作を取って」
「えっと…で、出来ました」
「あとは、魔力循環で魔力というのを感知して。その先は魔力を循環するのを上手く出来たら教えてあげる」
「は、はい!」
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