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3人の部下
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「………とりあえずついてきて」
ゴーレム強奪の一件があるので一般の兵士が利用する所は使いづらいだろう、ひとまずはユウキがゴーレムを作った施設に案内しておく、あそこならスペースがあるので何とかできるだろう。
「……………ゴーレムの扱い上手かったよね、ゴーレムがなくてもあんな感じの戦い方なんですか?」
しっかりと後ろをついて来ているので何か適当に話題を振ってみるが……。
「………」
「………」
「………」
何も返事はなかった。
「3人は向こうの国で元々何をしていたんですか?」
「………」
「………」
「………」
「そういえば食べられないモノとかありますか?」
「………」
「………」
「………」
「ええぇい!、命令だ質問に答えろ! お前、名前は?!」
こちらが質問しても全て無視していたのと、疲れと眠気があったのでイライラが堪ってしまい、怒鳴り上げてしまった、ついでに名前を知らなかったので聞いてみる。
「レオナ・ジプシーであります」
短髪の羊の獣人で頭に大きな角が目立つ、どこか気の抜けた顔が特徴だ。
「お前は?!」
「ミルア・ジャージャーであります」
頭から生えた角と耳の特徴から牛の獣人だろう、3人の内で一番落ち着いた印象がある。
「お前は?!」
「メルディ・ラディアンであります」
頭から真っ直ぐに上に伸びる耳からウサギの獣人だろう、普通にしているのだるが何だかやる気が無さそうな顔をしている。
「じゃあレオナ!」
「はい」
「ゴーレムの扱いはこの国で初めてか?」
「はい」
「それ以前は何をやっていた」
「祖国で主に補給部隊を担当しておりました」
「戦闘部隊では無いのか?」
「はい、我々は……、その胸が大きくて……」
確かに3人の胸が大きくがっちりと固定しないと走る事すらキツイだろう。
「……なぜそんな胸を持ちながら兵役を?」
「兵役がいちばん家族を養えるためです」
「家族、ねぇ……」
「はい、我々獣人が食べるためにはそれ以外では選択肢はありません」
「そっちの国はそんなもんか……、でミルシアとどんな約束をしたのさ?」
「我々の家族の輸送とこれからの家族を養える職としてゴーレム部隊の引き抜きであります」
「そうなんだ、で元々の任務は?」
「この国の新兵器を手に入れる事です、成功報酬が魅力的なので参加しましたが、ミルシア様の提案の方が魅力的だったのでこちらに寝返りました」
「私が言うのもなんだが祖国に思いとか無いのか?}
「ありません」
「ミルアとメルディも同じ理由か?」
「はい」
「同じであります」
そう話している内に施設を出て近くのミルシアの家横にあるゴーレムを作っている建物に案内して、中に入れる、中は試作品や実験に使ったゴーレムの残骸が散乱しておりその他の資材は軍の施設に移動されているらしい、その一角に事務スペースがあり、少しの間はそこに寝泊まりしてもらう事になる。
「とりあえずココでしばらく寝泊まりしてもらうよ、設備に関してはいきなりだから何もないけど明日あたりには寝床を作るよ」
「………」
「いいなレオナ、ミルア、メルディ!」
「はい」
「はい」
「はい」
「それではこの建物のみに限定して解散!」
「あー寝よ……」
ミルシアの家の敷地を出ると一気に脱力して重くなった足取りで帰宅した。
ゴーレム強奪の一件があるので一般の兵士が利用する所は使いづらいだろう、ひとまずはユウキがゴーレムを作った施設に案内しておく、あそこならスペースがあるので何とかできるだろう。
「……………ゴーレムの扱い上手かったよね、ゴーレムがなくてもあんな感じの戦い方なんですか?」
しっかりと後ろをついて来ているので何か適当に話題を振ってみるが……。
「………」
「………」
「………」
何も返事はなかった。
「3人は向こうの国で元々何をしていたんですか?」
「………」
「………」
「………」
「そういえば食べられないモノとかありますか?」
「………」
「………」
「………」
「ええぇい!、命令だ質問に答えろ! お前、名前は?!」
こちらが質問しても全て無視していたのと、疲れと眠気があったのでイライラが堪ってしまい、怒鳴り上げてしまった、ついでに名前を知らなかったので聞いてみる。
「レオナ・ジプシーであります」
短髪の羊の獣人で頭に大きな角が目立つ、どこか気の抜けた顔が特徴だ。
「お前は?!」
「ミルア・ジャージャーであります」
頭から生えた角と耳の特徴から牛の獣人だろう、3人の内で一番落ち着いた印象がある。
「お前は?!」
「メルディ・ラディアンであります」
頭から真っ直ぐに上に伸びる耳からウサギの獣人だろう、普通にしているのだるが何だかやる気が無さそうな顔をしている。
「じゃあレオナ!」
「はい」
「ゴーレムの扱いはこの国で初めてか?」
「はい」
「それ以前は何をやっていた」
「祖国で主に補給部隊を担当しておりました」
「戦闘部隊では無いのか?」
「はい、我々は……、その胸が大きくて……」
確かに3人の胸が大きくがっちりと固定しないと走る事すらキツイだろう。
「……なぜそんな胸を持ちながら兵役を?」
「兵役がいちばん家族を養えるためです」
「家族、ねぇ……」
「はい、我々獣人が食べるためにはそれ以外では選択肢はありません」
「そっちの国はそんなもんか……、でミルシアとどんな約束をしたのさ?」
「我々の家族の輸送とこれからの家族を養える職としてゴーレム部隊の引き抜きであります」
「そうなんだ、で元々の任務は?」
「この国の新兵器を手に入れる事です、成功報酬が魅力的なので参加しましたが、ミルシア様の提案の方が魅力的だったのでこちらに寝返りました」
「私が言うのもなんだが祖国に思いとか無いのか?}
「ありません」
「ミルアとメルディも同じ理由か?」
「はい」
「同じであります」
そう話している内に施設を出て近くのミルシアの家横にあるゴーレムを作っている建物に案内して、中に入れる、中は試作品や実験に使ったゴーレムの残骸が散乱しておりその他の資材は軍の施設に移動されているらしい、その一角に事務スペースがあり、少しの間はそこに寝泊まりしてもらう事になる。
「とりあえずココでしばらく寝泊まりしてもらうよ、設備に関してはいきなりだから何もないけど明日あたりには寝床を作るよ」
「………」
「いいなレオナ、ミルア、メルディ!」
「はい」
「はい」
「はい」
「それではこの建物のみに限定して解散!」
「あー寝よ……」
ミルシアの家の敷地を出ると一気に脱力して重くなった足取りで帰宅した。
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