80 / 244
なぞのオブジェ
しおりを挟む
「はいそれではお願いしますね」
依頼主の家を出て、都市の真ん中にある噴水の広場に向かってみる、しかし魔力の節約中だろうか、噴水には水が無かった。
「ここら辺が真ん中かな?」
都市全体はレンガなどで綺麗に舗装されており、簡単には掘り返す事はできそうにない。
「うーん…特にないかな…」
「お母さん、あの噴水のあれ、変じゃない?」
マキナが噴水の真ん中にあるオブジェを指さす。
「え、どこ…あー…確かに」
一見するとただの噴水のオブジェだが、よく見てみると水が出る噴水口らしき物が見当たら無い。
「これ…どこから水出てるんだろ」
すぐ近くに看板がありこれから水が出るオブジェであることには間違いはないようだ。
試しにオブジェのてっぺんに手を乗せて魔力流そうとすると、凄い勢いで魔力を吸い取られた、慌てて手を引っ込めるとオブジェから10秒ほど水が流れてきた。
「魔力があれば水が出てくるのか」
「どういう仕組みなんだろ」
「マキナはこういうの作れる?」
「うー…ん、どうかなぁ、作れなくはないと思うけど、長持ちはしないかな」
「看板の説明によるとコレも空中都市のと同じ位古い物みたい」
「じゃあこれをもっと調べた方が良いかな」
マキナがオブジェに触れるとすぐに手を引っ込めると、しばらく水が勢いよく噴き出してからしばらくすると水が出なくなった。
「え、なにこれ?!」
「どうしたの?」
「魔力すっごい持っていかれる!」
マキナはオブジェに対してすごく警戒心をとる。
「なかなか懐かしい物をみたな」
いきなりユウキの声色が変わる。
「あれ、フィアお母さんどうしたの珍しく出てきて?」
「いやな、昔ここに来た事があった事を思い出しての、あまりに綺麗になっておるからわからんかったがこの石像の性質を見て思い出したわ」
「フィアお母さんここ来たことあったんだ」
「当時はあんまり覚えておらんが少なくともここまで綺麗な場所では無かったのう」
「じゃあここの都市の異常とか解ったりする?」
「うーむ当時の違いなんぞ、綺麗かどうかしかわからんし…む、ここの下に空間があるぞ」
「やっぱり何かあるんだ」
「あぁ、これは忘れもせん魔力じゃな、我が怯まされた攻撃をしたのと同じ魔力を感じるわ、あれは破壊しても構わんのだろ?」
「無闇に破壊しちゃダメだよ」
「あ、お母さんお帰り、どうして?」
「一応文化財なわけだしフィアも昔の事なんだから水に流す」
(うむぅ…)
フィアは納得いかないような返事をする。
「じゃあこの後どうするの?」
「とりあえず城壁を軽く調べて今日は終わり、明日は依頼主と一緒に下水道を調べるよ」
「ええぇ、下水ぃ」
マキナは明らかに嫌そうに答える。
依頼主の家を出て、都市の真ん中にある噴水の広場に向かってみる、しかし魔力の節約中だろうか、噴水には水が無かった。
「ここら辺が真ん中かな?」
都市全体はレンガなどで綺麗に舗装されており、簡単には掘り返す事はできそうにない。
「うーん…特にないかな…」
「お母さん、あの噴水のあれ、変じゃない?」
マキナが噴水の真ん中にあるオブジェを指さす。
「え、どこ…あー…確かに」
一見するとただの噴水のオブジェだが、よく見てみると水が出る噴水口らしき物が見当たら無い。
「これ…どこから水出てるんだろ」
すぐ近くに看板がありこれから水が出るオブジェであることには間違いはないようだ。
試しにオブジェのてっぺんに手を乗せて魔力流そうとすると、凄い勢いで魔力を吸い取られた、慌てて手を引っ込めるとオブジェから10秒ほど水が流れてきた。
「魔力があれば水が出てくるのか」
「どういう仕組みなんだろ」
「マキナはこういうの作れる?」
「うー…ん、どうかなぁ、作れなくはないと思うけど、長持ちはしないかな」
「看板の説明によるとコレも空中都市のと同じ位古い物みたい」
「じゃあこれをもっと調べた方が良いかな」
マキナがオブジェに触れるとすぐに手を引っ込めると、しばらく水が勢いよく噴き出してからしばらくすると水が出なくなった。
「え、なにこれ?!」
「どうしたの?」
「魔力すっごい持っていかれる!」
マキナはオブジェに対してすごく警戒心をとる。
「なかなか懐かしい物をみたな」
いきなりユウキの声色が変わる。
「あれ、フィアお母さんどうしたの珍しく出てきて?」
「いやな、昔ここに来た事があった事を思い出しての、あまりに綺麗になっておるからわからんかったがこの石像の性質を見て思い出したわ」
「フィアお母さんここ来たことあったんだ」
「当時はあんまり覚えておらんが少なくともここまで綺麗な場所では無かったのう」
「じゃあここの都市の異常とか解ったりする?」
「うーむ当時の違いなんぞ、綺麗かどうかしかわからんし…む、ここの下に空間があるぞ」
「やっぱり何かあるんだ」
「あぁ、これは忘れもせん魔力じゃな、我が怯まされた攻撃をしたのと同じ魔力を感じるわ、あれは破壊しても構わんのだろ?」
「無闇に破壊しちゃダメだよ」
「あ、お母さんお帰り、どうして?」
「一応文化財なわけだしフィアも昔の事なんだから水に流す」
(うむぅ…)
フィアは納得いかないような返事をする。
「じゃあこの後どうするの?」
「とりあえず城壁を軽く調べて今日は終わり、明日は依頼主と一緒に下水道を調べるよ」
「ええぇ、下水ぃ」
マキナは明らかに嫌そうに答える。
0
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる