68 / 425
昔の未来
意思を持った人では無い物は人権を得る事ができるか
しおりを挟む
少しづつ休憩しながら進んで行き、いかにも怪しい要塞にたどり着いた。
「ここまで自分は悪ですと宣伝しているのは無いな…」
「あきらかに気持ち悪いね」
「こういうのは外から撃つのに限る」
ゲームじゃないのだからわざわざ向こうの土俵に立つ必要はない。
「砲撃状態で外側から破壊できるかな?」
「弾の残りが少し心もとないけど帰ったら補充すれば良いから大丈夫だよ」
サヨの横に大きな銃が出現しサヨの背中とケーブルで接続させる。
「そんなギミックがあったのか」
「今回はエネルギーが欲しいから直付けしてみたの」
少し恥ずかしそうに背中の接続部分を見せる、思ったよりもしっかりと固定されていた。
「あ、今回目がやられるかもしれないから保護しててね」
サヨの胸元からサングラスを取り出す、そんな所に入るものなのか、ひとまずサングラスを受け取り装着する。
「じゃあ撃ちますね」
「あぁ」
音の無い光線が要塞に命中で徐々に融解していき、要塞を貫通した所で光線が終了した。
「どうだろ、この程度で終わってた拍子抜けするけど…」
いったいサヨは何に対して不安になっているんだろ…。
要塞に空いた大きな穴から次々とサイボーグ軍団と思われるロボットがあふれ出てくる。
「あとはアレらを確個撃破すれば終わりかなぁ」
「さすがに私でもあの数はしんどいかな…」
「まぁあの数はそうだよな」
あふれ出てきたロボットは軽く千を超えるほどで人1人守りながら戦闘をするのはキツイだろう。
自分も少しだが戦闘はできるのでおもちゃの見た目をしている銃を取り出す、前回はサヨの武装を借りたが今回はフル装備の方がいいだろう。
「多少なりとも自衛は出来るし、この辺で隠れているよ」
「なら安心かな…」
近くの岩場に移動する、その間にサヨは光量の多い砲撃で自分が補足されないようにしてくれているようだ。
自分が隠れるのを確認したサヨは翼を広げて飛びだす。
両手に銃を持ち周囲に盾を2枚出現させる、盾からも推進力が出ているのか左右に動きながら撃墜していった、自分もたまに銃で援護する。
暫くして、ロボットを8割ほど破壊したあとよろけながらこちらに帰ってきた。
「どうしたの?」
「魔力と残弾が無くなったぁ」
弱弱しい声で抱き着いてくる、体重を全力でかけてくるので何とか支える。
「残りどうしようか」
ロボットの数が減っているのかこちらに来る様子はなく、こちらを警戒しているようだ。
「ここまで自分は悪ですと宣伝しているのは無いな…」
「あきらかに気持ち悪いね」
「こういうのは外から撃つのに限る」
ゲームじゃないのだからわざわざ向こうの土俵に立つ必要はない。
「砲撃状態で外側から破壊できるかな?」
「弾の残りが少し心もとないけど帰ったら補充すれば良いから大丈夫だよ」
サヨの横に大きな銃が出現しサヨの背中とケーブルで接続させる。
「そんなギミックがあったのか」
「今回はエネルギーが欲しいから直付けしてみたの」
少し恥ずかしそうに背中の接続部分を見せる、思ったよりもしっかりと固定されていた。
「あ、今回目がやられるかもしれないから保護しててね」
サヨの胸元からサングラスを取り出す、そんな所に入るものなのか、ひとまずサングラスを受け取り装着する。
「じゃあ撃ちますね」
「あぁ」
音の無い光線が要塞に命中で徐々に融解していき、要塞を貫通した所で光線が終了した。
「どうだろ、この程度で終わってた拍子抜けするけど…」
いったいサヨは何に対して不安になっているんだろ…。
要塞に空いた大きな穴から次々とサイボーグ軍団と思われるロボットがあふれ出てくる。
「あとはアレらを確個撃破すれば終わりかなぁ」
「さすがに私でもあの数はしんどいかな…」
「まぁあの数はそうだよな」
あふれ出てきたロボットは軽く千を超えるほどで人1人守りながら戦闘をするのはキツイだろう。
自分も少しだが戦闘はできるのでおもちゃの見た目をしている銃を取り出す、前回はサヨの武装を借りたが今回はフル装備の方がいいだろう。
「多少なりとも自衛は出来るし、この辺で隠れているよ」
「なら安心かな…」
近くの岩場に移動する、その間にサヨは光量の多い砲撃で自分が補足されないようにしてくれているようだ。
自分が隠れるのを確認したサヨは翼を広げて飛びだす。
両手に銃を持ち周囲に盾を2枚出現させる、盾からも推進力が出ているのか左右に動きながら撃墜していった、自分もたまに銃で援護する。
暫くして、ロボットを8割ほど破壊したあとよろけながらこちらに帰ってきた。
「どうしたの?」
「魔力と残弾が無くなったぁ」
弱弱しい声で抱き着いてくる、体重を全力でかけてくるので何とか支える。
「残りどうしようか」
ロボットの数が減っているのかこちらに来る様子はなく、こちらを警戒しているようだ。
0
お気に入りに追加
139
あなたにおすすめの小説
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
さよなら、英雄になった旦那様~ただ祈るだけの役立たずの妻のはずでしたが…~
遠雷
恋愛
「フローラ、すまない……。エミリーは戦地でずっと俺を支えてくれたんだ。俺はそんな彼女を愛してしまった......」
戦地から戻り、聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。エリオットの傍らには、可憐な容姿の女性が立っている。
周囲の者達も一様に、エリオットと共に数多の死地を抜け聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを称え、安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラを庇う者はごく僅かだった。
「……わかりました、旦那様」
反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。
その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
神に同情された転生者物語
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業に勤めていた安田悠翔(やすだ はると)は、電車を待っていると後から背中を押されて電車に轢かれて死んでしまう。
すると、神様と名乗った青年にこれまでの人生を同情された異世界に転生してのんびりと過ごしてと言われる。
悠翔は、チート能力をもらって異世界を旅する。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる