66 / 427
昔の未来
幸運の持ち主
しおりを挟む
「そういえばサヨはこんな時に転生者を探すにはどうしたらいいと思う?」
「うーん、神様の加護が転生者にしか無いのなら転生者は目立つほど幸運だったり人望があったりなんじゃないかな?」
「幸運や人望かぁ…」
自分にはあるのだろうかと考えるとサヨがいるからきっと幸運なんっだろう、そう思いながらソファに寝転んでいるサヨの頭を軽く撫でる数回で終わらせると「おかわり」と言って自分の腕を引き寄せた猫か何かだろうか。
ここはおとなくし「幸運の人はいませんか?」と聞いて回ればいいのだろうか、ぜったいに何言っているんだコイツと思われるだろう。
パソコンなどで仕様べようとしたが図書館には本の検索しか出来なかったので、渋るサヨを引きずってネカフェを探して歩き回る。
自分がこの世界のどの辺にいるか分からないのでもし大きな都会じゃなかった場合ネカフェが無いかもしれない、そうではない事を祈りながらネカフェを探す。
一時間ほどふらふらと歩いているとネカフェを見つけた、値段も良心的でサヨも含めて長時間いけそうだ。
幸運の人とかで検索するとココから遠くない所に住んでいることが判明した。
時刻を確認すると夕方だったのでこのままネカフェで一泊する食事も悪くなく快適とは言い切れないが何とか一晩を明かすことができた。
翌日になり念入りに情報を集めて転生者と思われる場所へ向かう。
「ここだな」
「ここであってるよ」
2時間かけて徒歩でようやく到着した。
周囲の家と比較してずいぶん立派な家だ、なんだか緊張してしまう。
家の前で立ち往生していると、ドアがゆっくりと開き男性が出てくる。
「もしかして転生者か転移者ですか?」
男性は自分達を見ておそろおそる話しかけてきた。
「そうです、別の世界の日本からこの世界に危機が迫っていると言われて来ました、でも自分達はこの世界にどんな危機があるか分からないのでこの世界の転生者に聞くのが早いと思い訪ねてきました」
「そうなのですかわざわざどうも、ここじゃなんですから中へどうぞ」
男性に促されて家の中に入る。
中もかなり豪華でいかにもお金持ちの家というかんじだ。
「この家を見て違和感が特にないようだから本当にこの世界の人間じゃないみたいだね、この中を作るのに家3軒分はしたからね」
男性はため息をつきどこか遠くをみていた。
「えっとこの世界についてだね…」
男性の説明によるとこの世界は、昔想像されていた未来予想の世界らしい、どおりで見た事があるような物があふれていると思った。
「後この世界の危機については概ね予想通りでサイボーグ軍団だよ、数年前に人類に対して宣戦布告して世界に対し喧嘩を売っているのさ、今のところ防衛軍がなんとか抑えているけど時間の問題だからねー、元を叩こうにもどこが元か分からないし…、まぁでも戦火からまだ遠いところに住んでいるのが救いか…」
男性は再び溜息をつく。
「でも多分敵の中を強行突破していけばあるかもしれないけど、どうかわからないし…」
「サイボーグ軍団の性能がどれほどのものかわからないけどそれで行くしかないか」
サヨはとても嫌そうにしていた。
「うーん、神様の加護が転生者にしか無いのなら転生者は目立つほど幸運だったり人望があったりなんじゃないかな?」
「幸運や人望かぁ…」
自分にはあるのだろうかと考えるとサヨがいるからきっと幸運なんっだろう、そう思いながらソファに寝転んでいるサヨの頭を軽く撫でる数回で終わらせると「おかわり」と言って自分の腕を引き寄せた猫か何かだろうか。
ここはおとなくし「幸運の人はいませんか?」と聞いて回ればいいのだろうか、ぜったいに何言っているんだコイツと思われるだろう。
パソコンなどで仕様べようとしたが図書館には本の検索しか出来なかったので、渋るサヨを引きずってネカフェを探して歩き回る。
自分がこの世界のどの辺にいるか分からないのでもし大きな都会じゃなかった場合ネカフェが無いかもしれない、そうではない事を祈りながらネカフェを探す。
一時間ほどふらふらと歩いているとネカフェを見つけた、値段も良心的でサヨも含めて長時間いけそうだ。
幸運の人とかで検索するとココから遠くない所に住んでいることが判明した。
時刻を確認すると夕方だったのでこのままネカフェで一泊する食事も悪くなく快適とは言い切れないが何とか一晩を明かすことができた。
翌日になり念入りに情報を集めて転生者と思われる場所へ向かう。
「ここだな」
「ここであってるよ」
2時間かけて徒歩でようやく到着した。
周囲の家と比較してずいぶん立派な家だ、なんだか緊張してしまう。
家の前で立ち往生していると、ドアがゆっくりと開き男性が出てくる。
「もしかして転生者か転移者ですか?」
男性は自分達を見ておそろおそる話しかけてきた。
「そうです、別の世界の日本からこの世界に危機が迫っていると言われて来ました、でも自分達はこの世界にどんな危機があるか分からないのでこの世界の転生者に聞くのが早いと思い訪ねてきました」
「そうなのですかわざわざどうも、ここじゃなんですから中へどうぞ」
男性に促されて家の中に入る。
中もかなり豪華でいかにもお金持ちの家というかんじだ。
「この家を見て違和感が特にないようだから本当にこの世界の人間じゃないみたいだね、この中を作るのに家3軒分はしたからね」
男性はため息をつきどこか遠くをみていた。
「えっとこの世界についてだね…」
男性の説明によるとこの世界は、昔想像されていた未来予想の世界らしい、どおりで見た事があるような物があふれていると思った。
「後この世界の危機については概ね予想通りでサイボーグ軍団だよ、数年前に人類に対して宣戦布告して世界に対し喧嘩を売っているのさ、今のところ防衛軍がなんとか抑えているけど時間の問題だからねー、元を叩こうにもどこが元か分からないし…、まぁでも戦火からまだ遠いところに住んでいるのが救いか…」
男性は再び溜息をつく。
「でも多分敵の中を強行突破していけばあるかもしれないけど、どうかわからないし…」
「サイボーグ軍団の性能がどれほどのものかわからないけどそれで行くしかないか」
サヨはとても嫌そうにしていた。
0
お気に入りに追加
140
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

婚約破棄され、平民落ちしましたが、学校追放はまた別問題らしいです
かぜかおる
ファンタジー
とある乙女ゲームのノベライズ版悪役令嬢に転生いたしました。
強制力込みの人生を歩み、冤罪ですが断罪・婚約破棄・勘当・平民落ちのクアドラプルコンボを食らったのが昨日のこと。
これからどうしようかと途方に暮れていた私に話しかけてきたのは、学校で歴史を教えてるおじいちゃん先生!?

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる