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ステータスのある世界
更新による仕様変更は勘弁してほしい
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「お帰りなさい」
いつもなら営業スマイルで出迎えてくれるが、今回は複雑そうな顔をしていた。
「何か不味い事をしてしまったのですか?」
「うーん、今回の行動は本来なら褒められる事じゃないんだけど…、相手が相手なのであれが最適ではないですが、正解なんですよねぇ」
「え、倒さない方が良かったのですか?」
「いえ、倒すのが正解です、が本来なら向こうの転生者と協力して倒してほしかったのですが、敵が想定以上の強くてあの場合はしょうがないといいますか…」
さっきの世界に行ったとき近くにいたボロボロの人たちはもう戦えそうになかったのでサヨに全部任せていた、自分もそれとなく援護してみたけどダメージが与えられているか怪しかった。
あの人達を無視して行動していたのが良くなかったようで今後は無理してでも行動を共にしよう、不謹慎な言い方だけど相手が強くて良かった。
「今回はしかたないからお咎めナシだから次の仕事までに十分休んでね、次からは現地の日本人と協力してね」
「はい、それでは失礼します」
反省しつつ退出しようとする。
「あそうだ、技術の人が時間がある時に来てほしいって言ってましたよ」
「わかりました、明日の昼頃に行きます」
「じゃあそう伝えておきますね」
「ありがとうございます、それでは失礼します」
翌日
「すいませーん、橘ですけどー」
大きな機械が動く音や何かを切断する音などが響き大きく叫ばないと誰の耳にも入らないだろう。
「おう待ってたよ」
横から機械油で汚れたつなぎを着た男性が現れた。
「君が橘君だね?」
「はい」
「例の物の作業が終わったから確認と受け取りを頼むは」
男性に案内され以前サヨが作成したロボットが鎮座していた。
コックピットを覗くと中が全く別の物になっていた。
「あーコックピット周りはこちらでかなり手を加えさせてもらった、なんせ形式が全然違うからなぁ、OSもそれに合わせてあるからもう君でも動かせると思う」
「ありがとうございます、サヨも問題なさそう?」
いつの間にかコックピットに乗り込み何かいろいろ弄っていた。
「はい問題ないです、ありがとうございます」
「これが俺たちの仕事さ、また何かあったら持って来いよ」
男性がポケットからメモ帳を取り出す。
「あとコレが今回の対応ソフトな」
「はい、ありがとうございます」
サヨが高速でメモ帳を読みんだ後男性に返却し再びコックピットの中を弄りだす。
「…これで私に最適化は完了しました」
ロボットをサヨのストレージ内に収納し受け取りも完了させる。
「ところでそのロボットに名前は付けないのか?」
「じゃあ…、ロゼンジで」
ちなみに特に意味は無い、ただ何となく浮かんだ単語を言っただけである。
「なかなかいいじゃないか、今後はロゼンジも出番があるといいな」
「できればない方がいいですけどね」
「だな、特に戦闘目的だとな、でもそんな世界にも飛ばされるようになるかもな」
「勘弁してくださいよ」
いつもなら営業スマイルで出迎えてくれるが、今回は複雑そうな顔をしていた。
「何か不味い事をしてしまったのですか?」
「うーん、今回の行動は本来なら褒められる事じゃないんだけど…、相手が相手なのであれが最適ではないですが、正解なんですよねぇ」
「え、倒さない方が良かったのですか?」
「いえ、倒すのが正解です、が本来なら向こうの転生者と協力して倒してほしかったのですが、敵が想定以上の強くてあの場合はしょうがないといいますか…」
さっきの世界に行ったとき近くにいたボロボロの人たちはもう戦えそうになかったのでサヨに全部任せていた、自分もそれとなく援護してみたけどダメージが与えられているか怪しかった。
あの人達を無視して行動していたのが良くなかったようで今後は無理してでも行動を共にしよう、不謹慎な言い方だけど相手が強くて良かった。
「今回はしかたないからお咎めナシだから次の仕事までに十分休んでね、次からは現地の日本人と協力してね」
「はい、それでは失礼します」
反省しつつ退出しようとする。
「あそうだ、技術の人が時間がある時に来てほしいって言ってましたよ」
「わかりました、明日の昼頃に行きます」
「じゃあそう伝えておきますね」
「ありがとうございます、それでは失礼します」
翌日
「すいませーん、橘ですけどー」
大きな機械が動く音や何かを切断する音などが響き大きく叫ばないと誰の耳にも入らないだろう。
「おう待ってたよ」
横から機械油で汚れたつなぎを着た男性が現れた。
「君が橘君だね?」
「はい」
「例の物の作業が終わったから確認と受け取りを頼むは」
男性に案内され以前サヨが作成したロボットが鎮座していた。
コックピットを覗くと中が全く別の物になっていた。
「あーコックピット周りはこちらでかなり手を加えさせてもらった、なんせ形式が全然違うからなぁ、OSもそれに合わせてあるからもう君でも動かせると思う」
「ありがとうございます、サヨも問題なさそう?」
いつの間にかコックピットに乗り込み何かいろいろ弄っていた。
「はい問題ないです、ありがとうございます」
「これが俺たちの仕事さ、また何かあったら持って来いよ」
男性がポケットからメモ帳を取り出す。
「あとコレが今回の対応ソフトな」
「はい、ありがとうございます」
サヨが高速でメモ帳を読みんだ後男性に返却し再びコックピットの中を弄りだす。
「…これで私に最適化は完了しました」
ロボットをサヨのストレージ内に収納し受け取りも完了させる。
「ところでそのロボットに名前は付けないのか?」
「じゃあ…、ロゼンジで」
ちなみに特に意味は無い、ただ何となく浮かんだ単語を言っただけである。
「なかなかいいじゃないか、今後はロゼンジも出番があるといいな」
「できればない方がいいですけどね」
「だな、特に戦闘目的だとな、でもそんな世界にも飛ばされるようになるかもな」
「勘弁してくださいよ」
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