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悪魔でシスターですから
早くに終わってしまった仕事
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「そんな訳で君と同行できなくなった」
「まぁソレなら仕方ないですね」
トッコウにべったりと右側に張り付いてる天使がいるので流石に自分に構っている暇はないだろう。
「それからコレが2件分の報酬金ね」
差し出された袋の中にはいろんな色の硬貨が入っていた、コレでどれだけ暮らせるか分からないが近くで見ていた子供達がスゲーだの大金持ちだの言っていた。
「これだけあれば適当な宿でも半年暮らせるだろうね」
思ったよりも大金だった、それなりに重かったが懐にしまうフリをして格納しておく。
「それじゃあ私はこれから自由にのびのびとさせてもらいますよ」
「それなんだがね、ちょっと頼みがあるんだ」
「何でしょう?」
「これから僕の庇護下を離れるからあと5つほど何でもいいからギルドで依頼をこなして欲しいんだ、このままでは少し信用情報が不足しているからね、できれば15日以内に達成してくれると助かる」
「信用の為なら仕方ないですね」
「離れても拘束することになってしまって申し訳ない」
「いいですよこちらを思っての事ですもんね」
「理解してくれて助かるよ、それから文字の読み書きに関しても受付でしっかりと対応してくれるからそこも安心してほしい」
「わかりました」
「それじゃあ僕らは行くよ」
スタイにがっつりとくっつかれて歩きにくそうにしながらトッコウは去っていった。
「それじゃあ自分もお世話になりました」
「はい、疲れた事や困った事があったらいつでも来てくださいね、私達はいつでも歓迎しております」
「ありがとうございます、それでは」
教会から離れて早速ギルドに向かう、このままこの世界の救出対象に遭遇しないまま終わってしまうような気がするが、何も会う事がなくても助ける事になる事があるのでそういう世界なのだろう。
じゃあなんでこの状態でいる必要があるかわからないがそういう物だと割り切っておこう。
「すいません」
「はい、あメリジューヌさんですね」
「あ、はい」
「トッコウさんから話は伺ってますよ、なんでも厄介な依頼をこなしてくれるんだとか?」
「え、えぇまぁはい」
もしかして面倒な事を押し付けられたのかな。
「でしたらまず受けて欲しい依頼があるのですが、さっそくで大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「ありがとうございます、でも依頼の内容なのですが、ココから北北西方向のアンデ山の麓にベアーフオーガが住み着きまして、あベアーフオーガってご存知でしょうか?」
「いえ、知らないです」
「では簡単にベアーフオーガの特徴ですが、このモンスターは鋭い爪と丈夫な毛皮が特徴のモンスターになります」
受付が資料取り出して図解とともに説明してくれる、挿絵を見る限りは熊っぽいのでそのつもりで挑もう。
「そして大きさですが、報告によればおおよそ3メートル前後だと言われております」
「かなり大きい個体なんですか?」
「そうですねここまで大きくなる個体はなかなかいないので慎重な立ち回りが求められます、それに長生きしている個体の可能性があるので簡単には倒せない事も予想されます」
「そんな依頼は私に?」
「はい、教会から発行されるランク無効制度が適応されますし、トッコウさんからは「この程度は大丈夫だろう、実力を間近で見ていた僕が保証する」ともおっしゃっておりましたよ」
「じゃ、じゃあコレでいいです」
「はい、ありがとうございます、さっそく処理の方進めていきますね」
「じゃあ早速行ってきます、それで注意事項とかありますか?」
「そうですね、あ今回はできれば遺体をそのままにしないようにお願いしますね」
「わかりました」
「それからコレが地図になります、コレは数が少ないので終わったら返してくださいね」
「はい、それじゃあ行ってきます」
「はい行ってらっしゃい」
依頼を受けて町を出て目的の場所に向かう、人の気配や視線がなくなったのでサヨの翼を広げて飛んで移動する、こうして移動は楽なのでできれば多様したいが人前では使わない方がいいだろう。
「アレっぽいね」
北北西にまっすぐ飛んでいると大きな熊っぽい物が見えたので落下の勢いをつけて真っ二つに切り裂く。
「あっけない、かな」
一撃で倒してしまったので戦闘したとかそんな感じはなかった、ともかくコレをそのままにしておくのはダメなので処分方法も分からないので持ち帰ることにする。
「すいませーん」
「あれ、何か忘れ物……」
ギルドを出てからまだ30分も経過していないのに血だらけで真っ二つなったベアーフオーガを持ってきたので受付を含めたギルドいる人間全員が固まっていた。
「コレの処理ってどうすんですか?」
「と、とにかくこっちに持ってきて下さい」
受付がカウンター横にあるスペースに誘導する、ギルドにいる職員以外の人間は自然と道を開けて誘導する、とにかくその場に持っていくといかつい顔をした女性の人が眉間の皺を更に深くしながら真っ二つになったベアーフオーガを処理していく。
「こんなに綺麗に真っ二つとは、時間的にも一撃で仕留めたようだね」
「そうですね、一振りで終わってしまいました」
「一振りで、ねぇ」
処理を進めている女性が恐るべきスペードで完全に解体していく、自分が1人になった所で話しかけようしていたであろう人たちも完全に引いてしまっている。
「短時間で終わったんだ、まだ体力は余裕があるだろ?」
「ありますけど?」
「じゃあニビア山にいるランドビックラットを5匹ほど腹部のみの傷で倒して持ってきてくれるか?」
「……どこの何?」
「あぁニビア山っていくのは先ほど行った山から南いった川を挟んだ山の事でランドビックラットは言ってしまえば大きな鼠です」
すかさず先ほどの受付の人が解説をいれてくれた、それから慌ててながらイラストも見せてくれた。
「じゃ行ってきます」
消化不良気味だったのでさっそくニビア山に向かう、先ほどいった山から南と言っていたのでこの町からだと西方向に進めば良いのだろう。
そこへも人の気配と視線がなくなってから飛んで向かう。
「ココかなぁ?」
(位置的にはあってると思うよ?)
「じゃあココだ」
パッと見た感じでは20センチを超えるような生き物は見当たらなかった。
「鼠って普段どんな生態をしてるんだ?」
(私の記憶だと隙間とかにいるイメージだけど、あとは雑食性かな、でも討伐対象が同じとは限らないし……)
「だよなぁ……」
自分の常識が通用しないので困っていると低いうなり声と共に巨大な鼠っぽいモンスターがこちらを取り囲んでいた。
「コレじゃね?」
(これっぽいね)
「人もいないし久しぶりに銃使うか【敵を音速で貫く機構をココに】あコレも魔法になっている」
単にいつもの要領で銃を取り出しただけのハズだがなぜか詠唱して銃を取り出した。
(というかこんな銃持ってないよ?)
(私もこんなデザインのは持ってない)
「じゃあメリジューヌのオリジナルってコトかなぁ、まぁいいやなんか持ちやすいし、確か腹部しか攻撃しちゃいけないんだっけ」
悠長にしているとランドビックラットがとびかかって来た。
「お、楽」
とびかかって来たお陰で狙いやすくなった腹部に銃弾を当てて始末する、どうやら弾丸は鉄などの物質ではなく魔力の塊を撃ちだすタイプのようだ。
コレも一撃だ倒せた、そのせいでランドビックラットが警戒してしまったがこちらが何もせずにぼーっとしている今度は3匹同時にとびかかって来て姿勢を低くして2匹が向かってきた。
まずはとびかかってきた3匹を打ち落としから姿勢を低くしていた2匹は回避してから横から蹴り上げて腹部に打ち込む。
「コレで6、と」
6匹で行っても返り討ちになったので分が悪くなったのか残りのランドビックラットは逃げて行った。
「あコレどうやって持って帰ろう……」
(尻尾掴んで纏めるしかないんじゃない?)
「まぁそうなるか……」
倒したランドビックラットを尻尾を纏めて掴み上げる、ある程度の長さがあるので助かる。
「持ってきましたよー」
「も、もう終わって持ってきたのか」
ギルドに戻るとベアーフオーガの解体が丁度終わった所のようだ、なので空いたスペースに持ってきたランドビックラットを置く。
「確かにランドビックラットだ、凄いな全部心臓にピンポイントで一発か……、聞くのは野暮っていうのは分かるがどうやったんだ?」
「こうプスっとやる感じです」
銃がこの世界で認知されているかわからないので針を刺すジェスチャーをする、向こうに伝わっていないようで首をかしげていたが教える気がないのでコレでいい。
「そ、そうか、君にまだ余裕があるのなら更に頼みたいが御覧通りに場所が無くてね明日また来てくれないかな?」
「いいですよ」
「ありがとう、とりあえず報酬の一部だ、残りの額は明日正式に渡すよ」
「わかりました」
とりあえず今日ギルドでできる事は終わったのでまだ太陽は高い位置にあるが宿を探してゆっくりする事にした。
「まぁソレなら仕方ないですね」
トッコウにべったりと右側に張り付いてる天使がいるので流石に自分に構っている暇はないだろう。
「それからコレが2件分の報酬金ね」
差し出された袋の中にはいろんな色の硬貨が入っていた、コレでどれだけ暮らせるか分からないが近くで見ていた子供達がスゲーだの大金持ちだの言っていた。
「これだけあれば適当な宿でも半年暮らせるだろうね」
思ったよりも大金だった、それなりに重かったが懐にしまうフリをして格納しておく。
「それじゃあ私はこれから自由にのびのびとさせてもらいますよ」
「それなんだがね、ちょっと頼みがあるんだ」
「何でしょう?」
「これから僕の庇護下を離れるからあと5つほど何でもいいからギルドで依頼をこなして欲しいんだ、このままでは少し信用情報が不足しているからね、できれば15日以内に達成してくれると助かる」
「信用の為なら仕方ないですね」
「離れても拘束することになってしまって申し訳ない」
「いいですよこちらを思っての事ですもんね」
「理解してくれて助かるよ、それから文字の読み書きに関しても受付でしっかりと対応してくれるからそこも安心してほしい」
「わかりました」
「それじゃあ僕らは行くよ」
スタイにがっつりとくっつかれて歩きにくそうにしながらトッコウは去っていった。
「それじゃあ自分もお世話になりました」
「はい、疲れた事や困った事があったらいつでも来てくださいね、私達はいつでも歓迎しております」
「ありがとうございます、それでは」
教会から離れて早速ギルドに向かう、このままこの世界の救出対象に遭遇しないまま終わってしまうような気がするが、何も会う事がなくても助ける事になる事があるのでそういう世界なのだろう。
じゃあなんでこの状態でいる必要があるかわからないがそういう物だと割り切っておこう。
「すいません」
「はい、あメリジューヌさんですね」
「あ、はい」
「トッコウさんから話は伺ってますよ、なんでも厄介な依頼をこなしてくれるんだとか?」
「え、えぇまぁはい」
もしかして面倒な事を押し付けられたのかな。
「でしたらまず受けて欲しい依頼があるのですが、さっそくで大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「ありがとうございます、でも依頼の内容なのですが、ココから北北西方向のアンデ山の麓にベアーフオーガが住み着きまして、あベアーフオーガってご存知でしょうか?」
「いえ、知らないです」
「では簡単にベアーフオーガの特徴ですが、このモンスターは鋭い爪と丈夫な毛皮が特徴のモンスターになります」
受付が資料取り出して図解とともに説明してくれる、挿絵を見る限りは熊っぽいのでそのつもりで挑もう。
「そして大きさですが、報告によればおおよそ3メートル前後だと言われております」
「かなり大きい個体なんですか?」
「そうですねここまで大きくなる個体はなかなかいないので慎重な立ち回りが求められます、それに長生きしている個体の可能性があるので簡単には倒せない事も予想されます」
「そんな依頼は私に?」
「はい、教会から発行されるランク無効制度が適応されますし、トッコウさんからは「この程度は大丈夫だろう、実力を間近で見ていた僕が保証する」ともおっしゃっておりましたよ」
「じゃ、じゃあコレでいいです」
「はい、ありがとうございます、さっそく処理の方進めていきますね」
「じゃあ早速行ってきます、それで注意事項とかありますか?」
「そうですね、あ今回はできれば遺体をそのままにしないようにお願いしますね」
「わかりました」
「それからコレが地図になります、コレは数が少ないので終わったら返してくださいね」
「はい、それじゃあ行ってきます」
「はい行ってらっしゃい」
依頼を受けて町を出て目的の場所に向かう、人の気配や視線がなくなったのでサヨの翼を広げて飛んで移動する、こうして移動は楽なのでできれば多様したいが人前では使わない方がいいだろう。
「アレっぽいね」
北北西にまっすぐ飛んでいると大きな熊っぽい物が見えたので落下の勢いをつけて真っ二つに切り裂く。
「あっけない、かな」
一撃で倒してしまったので戦闘したとかそんな感じはなかった、ともかくコレをそのままにしておくのはダメなので処分方法も分からないので持ち帰ることにする。
「すいませーん」
「あれ、何か忘れ物……」
ギルドを出てからまだ30分も経過していないのに血だらけで真っ二つなったベアーフオーガを持ってきたので受付を含めたギルドいる人間全員が固まっていた。
「コレの処理ってどうすんですか?」
「と、とにかくこっちに持ってきて下さい」
受付がカウンター横にあるスペースに誘導する、ギルドにいる職員以外の人間は自然と道を開けて誘導する、とにかくその場に持っていくといかつい顔をした女性の人が眉間の皺を更に深くしながら真っ二つになったベアーフオーガを処理していく。
「こんなに綺麗に真っ二つとは、時間的にも一撃で仕留めたようだね」
「そうですね、一振りで終わってしまいました」
「一振りで、ねぇ」
処理を進めている女性が恐るべきスペードで完全に解体していく、自分が1人になった所で話しかけようしていたであろう人たちも完全に引いてしまっている。
「短時間で終わったんだ、まだ体力は余裕があるだろ?」
「ありますけど?」
「じゃあニビア山にいるランドビックラットを5匹ほど腹部のみの傷で倒して持ってきてくれるか?」
「……どこの何?」
「あぁニビア山っていくのは先ほど行った山から南いった川を挟んだ山の事でランドビックラットは言ってしまえば大きな鼠です」
すかさず先ほどの受付の人が解説をいれてくれた、それから慌ててながらイラストも見せてくれた。
「じゃ行ってきます」
消化不良気味だったのでさっそくニビア山に向かう、先ほどいった山から南と言っていたのでこの町からだと西方向に進めば良いのだろう。
そこへも人の気配と視線がなくなってから飛んで向かう。
「ココかなぁ?」
(位置的にはあってると思うよ?)
「じゃあココだ」
パッと見た感じでは20センチを超えるような生き物は見当たらなかった。
「鼠って普段どんな生態をしてるんだ?」
(私の記憶だと隙間とかにいるイメージだけど、あとは雑食性かな、でも討伐対象が同じとは限らないし……)
「だよなぁ……」
自分の常識が通用しないので困っていると低いうなり声と共に巨大な鼠っぽいモンスターがこちらを取り囲んでいた。
「コレじゃね?」
(これっぽいね)
「人もいないし久しぶりに銃使うか【敵を音速で貫く機構をココに】あコレも魔法になっている」
単にいつもの要領で銃を取り出しただけのハズだがなぜか詠唱して銃を取り出した。
(というかこんな銃持ってないよ?)
(私もこんなデザインのは持ってない)
「じゃあメリジューヌのオリジナルってコトかなぁ、まぁいいやなんか持ちやすいし、確か腹部しか攻撃しちゃいけないんだっけ」
悠長にしているとランドビックラットがとびかかって来た。
「お、楽」
とびかかって来たお陰で狙いやすくなった腹部に銃弾を当てて始末する、どうやら弾丸は鉄などの物質ではなく魔力の塊を撃ちだすタイプのようだ。
コレも一撃だ倒せた、そのせいでランドビックラットが警戒してしまったがこちらが何もせずにぼーっとしている今度は3匹同時にとびかかって来て姿勢を低くして2匹が向かってきた。
まずはとびかかってきた3匹を打ち落としから姿勢を低くしていた2匹は回避してから横から蹴り上げて腹部に打ち込む。
「コレで6、と」
6匹で行っても返り討ちになったので分が悪くなったのか残りのランドビックラットは逃げて行った。
「あコレどうやって持って帰ろう……」
(尻尾掴んで纏めるしかないんじゃない?)
「まぁそうなるか……」
倒したランドビックラットを尻尾を纏めて掴み上げる、ある程度の長さがあるので助かる。
「持ってきましたよー」
「も、もう終わって持ってきたのか」
ギルドに戻るとベアーフオーガの解体が丁度終わった所のようだ、なので空いたスペースに持ってきたランドビックラットを置く。
「確かにランドビックラットだ、凄いな全部心臓にピンポイントで一発か……、聞くのは野暮っていうのは分かるがどうやったんだ?」
「こうプスっとやる感じです」
銃がこの世界で認知されているかわからないので針を刺すジェスチャーをする、向こうに伝わっていないようで首をかしげていたが教える気がないのでコレでいい。
「そ、そうか、君にまだ余裕があるのなら更に頼みたいが御覧通りに場所が無くてね明日また来てくれないかな?」
「いいですよ」
「ありがとう、とりあえず報酬の一部だ、残りの額は明日正式に渡すよ」
「わかりました」
とりあえず今日ギルドでできる事は終わったのでまだ太陽は高い位置にあるが宿を探してゆっくりする事にした。
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