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世界は1枚のカードから始まった
カードゲーム世界の仕組み
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「いったい何を言っているんだ?」
「君とそのデッキからは恐ろしい力を感じるよ、威圧ももはや次元が違うよ」
そりゃあ異世界からきたし…。
「そりゃどうも」
「そうだ、君も僕たちの組織に入らないかな?」
「その組織の目的は?」
「それは言えないかなぁ、まだ関係ない人に話せる内容じゃないよ」
「それじゃ結構です、そんな意味不明の組織には入りません」
「それは残念だ、じゃあそのカードだけでもいただこうかな」
そう言って腕についているタブレットのような物を構える、力ずくじゃないんだな…。
「しょうがない…」
しぶしぶ立ち上がり軽く屈伸したり伸びをしたりし準備をする、相手はやる気になってくれた構え直す。
僕はそこから一気にダッシュした、正直面倒くさいである、この世界のカードゲームが別に好きではないし、いまだにデッキの内容も把握できていない、それにもともと賭け事はあまり好きではない、さっきの勝負もノリで受けてしまったが、今は後悔している、今後はそのような事にならないように気をつけていきたい。
体格差もあり、簡単に逃げ切れた。
適当にネットカフェを見つけそこで一旦落ち着ける。
完全に密室になっており鍵もついている、外からも見えないようになっておりこれで心置きなくカードを広げる事ができる。
「なるほど、サヨらしい」
デッキを広げてみると、
【龍機械娘 サヨ】のカードを中心としたデッキのようで、武装した龍娘やロボットっぽいキャラクターカードで全て初めて見る物で、この世界に来るまえに予習した時は見なかったカード群だ。
ただしキャラクターカード以外であるトリガーカードやスペルカードは汎用性のあるカードは見覚えがあった。
いわゆるオリカと言われるようなカード達である。
ちなみにさっき戦利品として手に入れたデッキの中身を確認してみたが、全て予習した時に見た事があるカードだった。
カードを纏めてタブレットのような物に片づける。
あとはこの世界の情勢を調べる、とりあえずこの世界ではもめごとはほぼ全てカードゲームで決まるらしい、カードの種類についても調べてみたが、日本より倍以上の種類が存在した、強いかどうかは置いておいて…。
あとはこの世界で強いと追われているカードと自分のデッキのカードを比較する。
やはりというかなんというか、明らかに自分のカードの方が強かった。
「これからは勝負をさけていかないとな…」
ついでに二ユースサイトに行ってみると、自分の事が早速載っていた、「史上15枚目のコスト4キャラクター現る」だった、この世界でも高コストのキャラクターはニュースになるほど珍しいらしい。
「君とそのデッキからは恐ろしい力を感じるよ、威圧ももはや次元が違うよ」
そりゃあ異世界からきたし…。
「そりゃどうも」
「そうだ、君も僕たちの組織に入らないかな?」
「その組織の目的は?」
「それは言えないかなぁ、まだ関係ない人に話せる内容じゃないよ」
「それじゃ結構です、そんな意味不明の組織には入りません」
「それは残念だ、じゃあそのカードだけでもいただこうかな」
そう言って腕についているタブレットのような物を構える、力ずくじゃないんだな…。
「しょうがない…」
しぶしぶ立ち上がり軽く屈伸したり伸びをしたりし準備をする、相手はやる気になってくれた構え直す。
僕はそこから一気にダッシュした、正直面倒くさいである、この世界のカードゲームが別に好きではないし、いまだにデッキの内容も把握できていない、それにもともと賭け事はあまり好きではない、さっきの勝負もノリで受けてしまったが、今は後悔している、今後はそのような事にならないように気をつけていきたい。
体格差もあり、簡単に逃げ切れた。
適当にネットカフェを見つけそこで一旦落ち着ける。
完全に密室になっており鍵もついている、外からも見えないようになっておりこれで心置きなくカードを広げる事ができる。
「なるほど、サヨらしい」
デッキを広げてみると、
【龍機械娘 サヨ】のカードを中心としたデッキのようで、武装した龍娘やロボットっぽいキャラクターカードで全て初めて見る物で、この世界に来るまえに予習した時は見なかったカード群だ。
ただしキャラクターカード以外であるトリガーカードやスペルカードは汎用性のあるカードは見覚えがあった。
いわゆるオリカと言われるようなカード達である。
ちなみにさっき戦利品として手に入れたデッキの中身を確認してみたが、全て予習した時に見た事があるカードだった。
カードを纏めてタブレットのような物に片づける。
あとはこの世界の情勢を調べる、とりあえずこの世界ではもめごとはほぼ全てカードゲームで決まるらしい、カードの種類についても調べてみたが、日本より倍以上の種類が存在した、強いかどうかは置いておいて…。
あとはこの世界で強いと追われているカードと自分のデッキのカードを比較する。
やはりというかなんというか、明らかに自分のカードの方が強かった。
「これからは勝負をさけていかないとな…」
ついでに二ユースサイトに行ってみると、自分の事が早速載っていた、「史上15枚目のコスト4キャラクター現る」だった、この世界でも高コストのキャラクターはニュースになるほど珍しいらしい。
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