384 / 425
玩具の世界は無駄に壮大になりがち
3人の限界
しおりを挟む
大会は順調に進み、1回戦は3日に渡って行われた、その間にいろいろなドラマとかがあったようだが、自分達にとっては赤の他人なので誰がどうだとかは知らない、恵美は一喜一憂していたが自分にはよくわからない。
わからないものの、全国からの強豪が集まって試合をしているのでどれも見ごたえがある、こういった試合で自分達に使える戦術があれば取り入れていきたい。
順調に1回戦も終わり、1日開けてから2回戦が始まった。
自分達は1日目の午後なのでそれまでに作戦を立てる、基本は1回戦でやった恵美が突撃して自分が攪乱してサヨが狙撃してカバーする、単純な作戦ではあるが恵美が操作が上手い事でできる作戦ではあるが、それは相手が格下だったからこそできた作戦であって、作戦が周知されていることもあって今度は使え無さそうにない。
なので基本的には手堅い戦法で行くしかないだろう、自分とサヨは実機の方を扱ってばかりだったので恵美やこの大会に出場している人たちのようにゲームの方に精通しているわけではない。
「恵美はどんな作戦で行くんだ?」
「うーん次の相手はゲーセンのランダムマッチングで戦った事がある相手だったから、向こうは防御を固めた戦法が得意だったし、下手に攻撃を仕掛けるよりも狙撃戦にした方がいいかも」
「じゃあサヨと恵美が狙撃装備でいくか」
「はい」
「うん」
ひとまず作戦は決まったので後はしっかりと目の前の戦闘に挑む。
「恵美、行きまーす!」
「行きます」
自分と恵美が元気よく発進していく、と言っても遠距離用の装備をしているので飛び出したりしない。
向こうの編成は出撃時にわかるので、お互いの編成が何となくわかる、やはり防御を固めてその隙に攻撃する戦法のようだ、こちらは装備を変えて出ているがそれも向こうにはお見通しだ。
向こうは元々狙撃にも強い装備なのでまずは固められた防御を崩していかないといけない、攻撃役は1人のはずなのでソレさえ対処していけば勝機は十分にある。
「あ、意外と……」
サヨが敵の防御陣地を観察していると何かに気付いたようで何発か攻撃を繰り出す、その全てが防がれてしまうがサヨは何かを確かめるように攻撃を続けいく。
「恵美、ちょっと強襲してて」
「え、うん」
「あなたはそのまま削りで動かさないように」
「おう」
サヨが何か思いついたようで、自分達に足止めを支持してくる、相手がそこまで動くようなタイプではなかったので足止めじたいは適当に攻撃しておけば足止めは可能だ。
1分ほど足止めを続けるといきなり相手が撃墜されて自分達が勝利した。
「やっぱり2機だとカバーしきれてなかったね」
わからないものの、全国からの強豪が集まって試合をしているのでどれも見ごたえがある、こういった試合で自分達に使える戦術があれば取り入れていきたい。
順調に1回戦も終わり、1日開けてから2回戦が始まった。
自分達は1日目の午後なのでそれまでに作戦を立てる、基本は1回戦でやった恵美が突撃して自分が攪乱してサヨが狙撃してカバーする、単純な作戦ではあるが恵美が操作が上手い事でできる作戦ではあるが、それは相手が格下だったからこそできた作戦であって、作戦が周知されていることもあって今度は使え無さそうにない。
なので基本的には手堅い戦法で行くしかないだろう、自分とサヨは実機の方を扱ってばかりだったので恵美やこの大会に出場している人たちのようにゲームの方に精通しているわけではない。
「恵美はどんな作戦で行くんだ?」
「うーん次の相手はゲーセンのランダムマッチングで戦った事がある相手だったから、向こうは防御を固めた戦法が得意だったし、下手に攻撃を仕掛けるよりも狙撃戦にした方がいいかも」
「じゃあサヨと恵美が狙撃装備でいくか」
「はい」
「うん」
ひとまず作戦は決まったので後はしっかりと目の前の戦闘に挑む。
「恵美、行きまーす!」
「行きます」
自分と恵美が元気よく発進していく、と言っても遠距離用の装備をしているので飛び出したりしない。
向こうの編成は出撃時にわかるので、お互いの編成が何となくわかる、やはり防御を固めてその隙に攻撃する戦法のようだ、こちらは装備を変えて出ているがそれも向こうにはお見通しだ。
向こうは元々狙撃にも強い装備なのでまずは固められた防御を崩していかないといけない、攻撃役は1人のはずなのでソレさえ対処していけば勝機は十分にある。
「あ、意外と……」
サヨが敵の防御陣地を観察していると何かに気付いたようで何発か攻撃を繰り出す、その全てが防がれてしまうがサヨは何かを確かめるように攻撃を続けいく。
「恵美、ちょっと強襲してて」
「え、うん」
「あなたはそのまま削りで動かさないように」
「おう」
サヨが何か思いついたようで、自分達に足止めを支持してくる、相手がそこまで動くようなタイプではなかったので足止めじたいは適当に攻撃しておけば足止めは可能だ。
1分ほど足止めを続けるといきなり相手が撃墜されて自分達が勝利した。
「やっぱり2機だとカバーしきれてなかったね」
0
お気に入りに追加
139
あなたにおすすめの小説
家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね
いくみ
ファンタジー
パトリシアは卒業パーティーで婚約者の王子から婚約破棄を言い渡される。
しかし、これは、本人が待ちに待った結果である。さぁこれからどうやって私の13年を返して貰いましょうか。
覚悟して下さいませ王子様!
転生者嘗めないで下さいね。
追記
すみません短編予定でしたが、長くなりそうなので長編に変更させて頂きます。
モフモフも、追加させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
カクヨム様でも連載を始めました。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
成長チートと全能神
ハーフ
ファンタジー
居眠り運転の車から20人の命を救った主人公,神代弘樹は実は全能神と魂が一緒だった。人々の命を救った彼は全能神の弟の全智神に成長チートをもらって伯爵の3男として転生する。成長チートと努力と知識と加護で最速で進化し無双する。
戦い、商業、政治、全てで彼は無双する!!
____________________________
質問、誤字脱字など感想で教えてくださると嬉しいです。
婚約破棄されたら魔法が解けました
かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」
それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。
「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」
あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。
「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」
死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー!
※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる