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玩具の世界は無駄に壮大になりがち
迷わず進め
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全員参加というだけあってステージは通常の100倍以上あって終了までだれとも戦闘せずにやり過ごすこともできそうだ。
自分達は積極に戦いにいくようなバトルジャンキー等ではないので向かってくるならなるべく被害を少なくして対処する方針だ。
参加者には見えないようになっているが、観客にはいろんなアングルで見れるようになっている、地元でも有名なチームになると応援団がいるようで、かなり会場内が騒がしくなっており、少し声を張り上げないと会話できないくらいだ。
「作戦はこれからの事を考えて弾薬を節約しつつ、被弾は代えが効く盾などに被弾するようにしよう」
「そうだね、それなら次の練習になるもんね」
「はーい」
こちらだけはあえて実戦を想定して戦闘することで一種の縛りプレイでなっている。
「ココは……森の端かな」
自分が乗り込んでいる機体は中距離攻撃機なので周囲を広く索敵できるようになっている、レーダーを見る限りでは近くに敵はいないようだ。
「確かステルスタイプはいなかったよね?」
「実装はしてないね」
レーダーに映らない程度なのでシステム的には可能だが、奇襲が安易だったり隠れ続ける事により時間切れまで居座ったりする人がいるかもしれないとか、上手い人が一方的に攻撃し続ける展開などが想像できるので実装はしていない、もし実装するとしてももう少し環境が熟成してからだろう。
もちろん自分達の機体は特別性でない普通の物なのでこちらの機体もレーダーに表示される。
「意外と減ってるっぽいね」
ゲームの画面にはどれだけ残っているか表示されていないので正確な数字はわからないが、会場が一喜一憂の歓声が聞こえてくるので戦局が何となくわかってくる。
「……さすがに前に出て戦った方が良いかな?」
「まぁいいんじゃない、ルール的にもこのまま戦わない方が疲労とかないし楽ではあるけど、行きたい?」
「正直行きたい」
「じゃあ行こうか」
「うん!」
恵美が全力でステージの中心に向かって行く、といってもどこで戦いが行われているかわからないのでやみくもに飛び出していっただけではある。
自分とサヨが後ろから周囲を警戒しつつはぐれないようにする、サヨは遠距離戦が得意な機体なので時折スコープを除きながら周囲を警戒しながらついていく。
「試合終了!」
「ええ!!」
恵美がようやく敵を見つけて攻撃しようとした直前で他の場所で敵が倒されたようで、結局誰とも戦闘することなく第1試合は終了した。
自分達は積極に戦いにいくようなバトルジャンキー等ではないので向かってくるならなるべく被害を少なくして対処する方針だ。
参加者には見えないようになっているが、観客にはいろんなアングルで見れるようになっている、地元でも有名なチームになると応援団がいるようで、かなり会場内が騒がしくなっており、少し声を張り上げないと会話できないくらいだ。
「作戦はこれからの事を考えて弾薬を節約しつつ、被弾は代えが効く盾などに被弾するようにしよう」
「そうだね、それなら次の練習になるもんね」
「はーい」
こちらだけはあえて実戦を想定して戦闘することで一種の縛りプレイでなっている。
「ココは……森の端かな」
自分が乗り込んでいる機体は中距離攻撃機なので周囲を広く索敵できるようになっている、レーダーを見る限りでは近くに敵はいないようだ。
「確かステルスタイプはいなかったよね?」
「実装はしてないね」
レーダーに映らない程度なのでシステム的には可能だが、奇襲が安易だったり隠れ続ける事により時間切れまで居座ったりする人がいるかもしれないとか、上手い人が一方的に攻撃し続ける展開などが想像できるので実装はしていない、もし実装するとしてももう少し環境が熟成してからだろう。
もちろん自分達の機体は特別性でない普通の物なのでこちらの機体もレーダーに表示される。
「意外と減ってるっぽいね」
ゲームの画面にはどれだけ残っているか表示されていないので正確な数字はわからないが、会場が一喜一憂の歓声が聞こえてくるので戦局が何となくわかってくる。
「……さすがに前に出て戦った方が良いかな?」
「まぁいいんじゃない、ルール的にもこのまま戦わない方が疲労とかないし楽ではあるけど、行きたい?」
「正直行きたい」
「じゃあ行こうか」
「うん!」
恵美が全力でステージの中心に向かって行く、といってもどこで戦いが行われているかわからないのでやみくもに飛び出していっただけではある。
自分とサヨが後ろから周囲を警戒しつつはぐれないようにする、サヨは遠距離戦が得意な機体なので時折スコープを除きながら周囲を警戒しながらついていく。
「試合終了!」
「ええ!!」
恵美がようやく敵を見つけて攻撃しようとした直前で他の場所で敵が倒されたようで、結局誰とも戦闘することなく第1試合は終了した。
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