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ゾンビパニックで火力マシマシ
もぬけの都市
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「確かに暗いな……」
他の人達も表情が暗い、とりあえずは目の前がムジーナシティで間違いないようだ。
ムジーナシティを見た感じでは所謂現代風の都市で等間隔で街頭が立っており5階建てのビルや大きな商業施設が立ち並びアーケード街あって今まできた世界よりも現代に近い世界なのかもしれない。
しかし明かりなどは無く、人影もなくがらんとしている。
「ココってそんな寂しい所なのか?」
「イヤ、いつもは人々の営みに溢れているんだ、こんな……人がいないなんて有り得ない……」
ゾンビの襲撃があれば破壊された後や血痕があるものだがそんな物もなく綺麗なままだ。
「とにかく研究施設に行こう、そこなら何か解るでしょう」
「そうだな……」
メリジューヌ以外の全員が気力が抜けた状態で研究施設に向かう、どうやらムジーナシティの中心部にあるようで更に歩く事になり、不思議とメリジューヌまで足取りが重くなる。
「システムは生きてるな」
どうやら研究施設に到着したようでセキュリティを解除して侵入していく、中も特に荒らされた形成がなく清潔な印象しかない。
建物の全体が研究施設になっているようだが、ゾンビに関する研究は地下でやっているようだ、ライフラインは生きているようで明かりがしっかりとついていた。
「ダメかもしれない」
落ち込み気味だったのが更に沈む事態に陥ったようで首が完全に下を向いている。
「何があったんだ?」
「ココから先に進めなくなってる、システムが書き換えれている、クソォ」
「なんとかできないのか?」
「……ダメだ、全部弾かれてしまう」
この世界にパソコンが存在しているが、電気で動いるわけではなく、魔法陣と組み合わせなのでメリジューヌはもとよりサヨでも介入できない所だろう。
「いっそぶっ壊して進むか」
とりあえず考えるのを止めて強行突破すればいいやと思ってしまった。
「……よしやろう」
「えぇ!!!!」
「もう守る物なんてないんだ、やろう、君が提案したんだ、できるんだろう?」
「強度によるがな」
「よしやれ」
「了解」
この世界では銃よりも魔法を使用した方がいいだろう、という事で魔法陣を展開して閉ざされた扉を破壊する。
「そんな能力もあったのか、いや元々はこういった能力で昨夜の光は手加減した結果なのだろう」
「まぁそんな所ですね」
違うのだがとりあえずはそういうことにしておこう。
「流石の威力だな、名前に恥じない能力を持っているな」
「どうも?」
「さぁ行くぞ!」
破壊できた事で多少元気を取り戻したようで大きな声を出してから進み始めた。
他の人達も表情が暗い、とりあえずは目の前がムジーナシティで間違いないようだ。
ムジーナシティを見た感じでは所謂現代風の都市で等間隔で街頭が立っており5階建てのビルや大きな商業施設が立ち並びアーケード街あって今まできた世界よりも現代に近い世界なのかもしれない。
しかし明かりなどは無く、人影もなくがらんとしている。
「ココってそんな寂しい所なのか?」
「イヤ、いつもは人々の営みに溢れているんだ、こんな……人がいないなんて有り得ない……」
ゾンビの襲撃があれば破壊された後や血痕があるものだがそんな物もなく綺麗なままだ。
「とにかく研究施設に行こう、そこなら何か解るでしょう」
「そうだな……」
メリジューヌ以外の全員が気力が抜けた状態で研究施設に向かう、どうやらムジーナシティの中心部にあるようで更に歩く事になり、不思議とメリジューヌまで足取りが重くなる。
「システムは生きてるな」
どうやら研究施設に到着したようでセキュリティを解除して侵入していく、中も特に荒らされた形成がなく清潔な印象しかない。
建物の全体が研究施設になっているようだが、ゾンビに関する研究は地下でやっているようだ、ライフラインは生きているようで明かりがしっかりとついていた。
「ダメかもしれない」
落ち込み気味だったのが更に沈む事態に陥ったようで首が完全に下を向いている。
「何があったんだ?」
「ココから先に進めなくなってる、システムが書き換えれている、クソォ」
「なんとかできないのか?」
「……ダメだ、全部弾かれてしまう」
この世界にパソコンが存在しているが、電気で動いるわけではなく、魔法陣と組み合わせなのでメリジューヌはもとよりサヨでも介入できない所だろう。
「いっそぶっ壊して進むか」
とりあえず考えるのを止めて強行突破すればいいやと思ってしまった。
「……よしやろう」
「えぇ!!!!」
「もう守る物なんてないんだ、やろう、君が提案したんだ、できるんだろう?」
「強度によるがな」
「よしやれ」
「了解」
この世界では銃よりも魔法を使用した方がいいだろう、という事で魔法陣を展開して閉ざされた扉を破壊する。
「そんな能力もあったのか、いや元々はこういった能力で昨夜の光は手加減した結果なのだろう」
「まぁそんな所ですね」
違うのだがとりあえずはそういうことにしておこう。
「流石の威力だな、名前に恥じない能力を持っているな」
「どうも?」
「さぁ行くぞ!」
破壊できた事で多少元気を取り戻したようで大きな声を出してから進み始めた。
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