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配達の仕事
3つ目の配達先
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「それならそうって言われても……」
「それはそうね、ごめんね閉じ込めちゃって」
「しばらく気が付けないなんてすごいですね」
「まぁね、というかあの中にピンポイントで出てくるから余計警戒したわ」
「そうなんでか、なんかすいません」
「いいのよ、世界が違うからしょうがないわよ、それで望の物は持ってきくれたのかしら?」
自信満々に手のひらを出してくる。
「ちょっと待って下さいね」
サヨが難しい顔をしながら黒い箱を取り出した。
「これでいいですか?」
出てきた物が黒い箱だったのでこれで正解なのか自信がないようだ。
荷物を受け取った女性はしばらく箱を見つめてから満足そうに頷いた。
「はい確認できました、これで大丈夫です」
「それはよかった、それではこれで」
「はい、ありがとうございました」
この世界には長くいるべきではないとなぜか思い早々に撤退を始める、端末を取り出して次の世界に移動を始める、飛ぼうとすると(結界を解除してくだい)とエラーメッセージが表示された。
「あの……、移動できないんで結界?ですかね、解除してもらっていいですか?」
「あぁ、ごめんねすぐ解除するね」
女性は事務的に対応して手を軽く振ると何となく感じた圧迫感がなくなった、端末の画面を確認するとエラーメッセージが消えていたのでこれで世界を移動できそうだ。
「ありがとうござい、それでは今度こそ失礼します」
端末を操作して世界を移動する。
「え、ここどこ?」
森の中だったのが一変して砂と岩しかない荒野と呼べるような所に来た。
「大気の成分が違うから世界は変わったと思う」
サヨもまた周囲に誰もいない状況に困惑していた。
「日本からお届け物です!」
試しに叫んでみたが待てども返事はない。
「どうしよ……」
「誰もいないね」
また歩く事になるのかと落ち込んだが仕事なのでやらなければならない、試しに端末を起動してみるとこの世界での仕事は完了の表示が出ていた。
「あれ、終わり?」
「みたいだね、あこの世界に来るだけで良かったみたい」
「そんな事もあるんだ……」
もって来るものが戦力だったり謎の箱だったりあげく来るだけだったりで謎だらけだ。
「じゃあ次の世界に行きますか」
「そうだね」
「あちょっと待て」
「何?」
「あの岩に向かって1発ドカンと行こう」
「うーんわかった」
サヨも提案に賛成して大型の銃器を取り出して適当に放たれた、実弾系ではなくエネルギー系だったようで地面がガラス質に変異していた、メリジュになっていた時に乱発してした物を思い出した。
自分が撃ったわけではないが、サヨが豪快に発射してくれたおかげで少しスッキリしたのでその気持ちまま次の世界に飛ぶことにした。
「それはそうね、ごめんね閉じ込めちゃって」
「しばらく気が付けないなんてすごいですね」
「まぁね、というかあの中にピンポイントで出てくるから余計警戒したわ」
「そうなんでか、なんかすいません」
「いいのよ、世界が違うからしょうがないわよ、それで望の物は持ってきくれたのかしら?」
自信満々に手のひらを出してくる。
「ちょっと待って下さいね」
サヨが難しい顔をしながら黒い箱を取り出した。
「これでいいですか?」
出てきた物が黒い箱だったのでこれで正解なのか自信がないようだ。
荷物を受け取った女性はしばらく箱を見つめてから満足そうに頷いた。
「はい確認できました、これで大丈夫です」
「それはよかった、それではこれで」
「はい、ありがとうございました」
この世界には長くいるべきではないとなぜか思い早々に撤退を始める、端末を取り出して次の世界に移動を始める、飛ぼうとすると(結界を解除してくだい)とエラーメッセージが表示された。
「あの……、移動できないんで結界?ですかね、解除してもらっていいですか?」
「あぁ、ごめんねすぐ解除するね」
女性は事務的に対応して手を軽く振ると何となく感じた圧迫感がなくなった、端末の画面を確認するとエラーメッセージが消えていたのでこれで世界を移動できそうだ。
「ありがとうござい、それでは今度こそ失礼します」
端末を操作して世界を移動する。
「え、ここどこ?」
森の中だったのが一変して砂と岩しかない荒野と呼べるような所に来た。
「大気の成分が違うから世界は変わったと思う」
サヨもまた周囲に誰もいない状況に困惑していた。
「日本からお届け物です!」
試しに叫んでみたが待てども返事はない。
「どうしよ……」
「誰もいないね」
また歩く事になるのかと落ち込んだが仕事なのでやらなければならない、試しに端末を起動してみるとこの世界での仕事は完了の表示が出ていた。
「あれ、終わり?」
「みたいだね、あこの世界に来るだけで良かったみたい」
「そんな事もあるんだ……」
もって来るものが戦力だったり謎の箱だったりあげく来るだけだったりで謎だらけだ。
「じゃあ次の世界に行きますか」
「そうだね」
「あちょっと待て」
「何?」
「あの岩に向かって1発ドカンと行こう」
「うーんわかった」
サヨも提案に賛成して大型の銃器を取り出して適当に放たれた、実弾系ではなくエネルギー系だったようで地面がガラス質に変異していた、メリジュになっていた時に乱発してした物を思い出した。
自分が撃ったわけではないが、サヨが豪快に発射してくれたおかげで少しスッキリしたのでその気持ちまま次の世界に飛ぶことにした。
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