241 / 426
魔法少女は火力重視
攻撃用意
しおりを挟む
「各員、装備の確認が終わったな、行くぞ」
可愛い号令の後に前の壁を崩すと崩れた壁から光線が無数に降り注いできた。
いきなりの攻撃なので対処できた魔法少女は少ないようで、ほとんどの魔法少女は倒れており、組んでいた隊列は一瞬でくずされた。
「各員、展開し各個に戦闘!」
もう指揮ができる状態ではないのだろう、全員がなるべく距離をとりつつ散り散りになってしまった。
「バラードメイジちゃん、大丈夫?」
「こっちは大丈夫、そっちは無事みたいね」
「はい、先輩が私たちを守ってくれたので……」
「でも先輩が……」
イエローの娘がボロボロになっている魔法少女を背負っていた。
「ごめんだけど君たちを守り切れる自身が無いからできれば下がってほしいな」
「……そうね、私たちじゃ足手まといだし、後はたのみます」
「まかせて」
こうして話している間にも複数の光線がこちらに降り注いでいる、相手がこちらを視認していないようで攻撃がめちゃくちゃでよく見ていないと回避できそうにない。
「戦える物はすぐさま攻撃して敵の注意を引け、戦えぬ物はその隙に動けない物を運んで撤退しろ!」
「了解」
自分を含めて数人が返事が聞こえてきた、まだ戦える魔法少女が数人いるようだ、声が上がった所に光線が集中している、もちろんこちらにもいくつかの光線が向かってきた。
しかしまっすぐな挙動をしているので簡単に回避できる。
「ここだ、私はここにいるぞ!」
声のする方向に光線が来るとわかったのか、大きな声を出して注意を引く、1人で大きな声をだしたせいでバラバラになっていた光線の大声を出した魔法少女に集中してしまった。
「私は無敵だぁ!」
大きく束になった光線を真正面から受け止めて大声を出している、光線が眩しくてどういう状態になっているか分からないが、倒れている魔法少女の救助に専念できそうですでに移動の半分は終わっていた。
「私はココにいる、ゾ!」
救助も終わり戦闘に参加しようとすると、先ほど光線を受け止めていた魔法少女がまだ叫びながら受け止め続けていた。
「行けるのでは?」
大きく声をだすと光線がこっちにくる可能性があるので小さく呟き巨大な銃を出現させてから特殊な弾を装填して、台座を用意ししっかりと固定して狙いを定める、おそらく元凶と思われる存在は先ほど相手をしたグロテスクな怪物とは違い、目の前にあるアレは完全な球体で中で何か蠢いていてまた別の気持ち悪さがある。
周りを見ると他の魔法少女もお互いに距離をとったりして攻撃の用意をしていた。
可愛い号令の後に前の壁を崩すと崩れた壁から光線が無数に降り注いできた。
いきなりの攻撃なので対処できた魔法少女は少ないようで、ほとんどの魔法少女は倒れており、組んでいた隊列は一瞬でくずされた。
「各員、展開し各個に戦闘!」
もう指揮ができる状態ではないのだろう、全員がなるべく距離をとりつつ散り散りになってしまった。
「バラードメイジちゃん、大丈夫?」
「こっちは大丈夫、そっちは無事みたいね」
「はい、先輩が私たちを守ってくれたので……」
「でも先輩が……」
イエローの娘がボロボロになっている魔法少女を背負っていた。
「ごめんだけど君たちを守り切れる自身が無いからできれば下がってほしいな」
「……そうね、私たちじゃ足手まといだし、後はたのみます」
「まかせて」
こうして話している間にも複数の光線がこちらに降り注いでいる、相手がこちらを視認していないようで攻撃がめちゃくちゃでよく見ていないと回避できそうにない。
「戦える物はすぐさま攻撃して敵の注意を引け、戦えぬ物はその隙に動けない物を運んで撤退しろ!」
「了解」
自分を含めて数人が返事が聞こえてきた、まだ戦える魔法少女が数人いるようだ、声が上がった所に光線が集中している、もちろんこちらにもいくつかの光線が向かってきた。
しかしまっすぐな挙動をしているので簡単に回避できる。
「ここだ、私はここにいるぞ!」
声のする方向に光線が来るとわかったのか、大きな声を出して注意を引く、1人で大きな声をだしたせいでバラバラになっていた光線の大声を出した魔法少女に集中してしまった。
「私は無敵だぁ!」
大きく束になった光線を真正面から受け止めて大声を出している、光線が眩しくてどういう状態になっているか分からないが、倒れている魔法少女の救助に専念できそうですでに移動の半分は終わっていた。
「私はココにいる、ゾ!」
救助も終わり戦闘に参加しようとすると、先ほど光線を受け止めていた魔法少女がまだ叫びながら受け止め続けていた。
「行けるのでは?」
大きく声をだすと光線がこっちにくる可能性があるので小さく呟き巨大な銃を出現させてから特殊な弾を装填して、台座を用意ししっかりと固定して狙いを定める、おそらく元凶と思われる存在は先ほど相手をしたグロテスクな怪物とは違い、目の前にあるアレは完全な球体で中で何か蠢いていてまた別の気持ち悪さがある。
周りを見ると他の魔法少女もお互いに距離をとったりして攻撃の用意をしていた。
0
お気に入りに追加
140
あなたにおすすめの小説
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
またね。次ね。今度ね。聞き飽きました。お断りです。
朝山みどり
ファンタジー
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。
婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。
だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。
リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行った。
「なろう」「カクヨム」に投稿しています。
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。
しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。
冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!
わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?
それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる