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魔法少女は火力重視
試しに変身
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「自分が魔法少女に、ですか?」
「はい、その世界での戦闘は化け物か魔法少女しかいないのでサヨちゃんはまだしも貴方が戦闘をしたら明らかに遺物になりますからね」
「なるほど?」
「ちゃんとサヨちゃんにはその機能が実装済みです」
「え」
サヨの方を向くがサヨは何を当たり前の事をと言っているような顔をしていた。
「試に変身してみましょうか」
「そうですね……」
ぶっつけ本番じゃないのは助かるのだが、これならサヨが前線に出れば良いのではと思ってしまうがそうはいかないのだろう。
「というかどうやって変身するんですか?」
「貴方に支給された端末に変身用のアプリがあるのでそれを起動させて変身システムを起動させて設定された掛け声を発すればすれば変身できますよ」
「いつまに」
「それについては最初から入ってますよ、ロック状態で起動はできませんでしたけど、今回の仕事から起動できるようになったんですよ」
「なるほど、じゃあさっそく」
端末を起動させてアプリ一覧をみるとたしかに可愛らしい少女に絵のアイコンがありこれが魔法少女に変身できるアプリようだ、それを起動すると少し長めのタイトル表示の後にメインメニューが表示された。
メインメニューには大きく表示されている変身待機モードや自分の残り魔力がパーセント表示されていたり変身する以外には使えそうな機能が多そうだ。
さっそく変身待機モードを起動する。
「……変身しないけど?」
「掛け声がいるんですよ、設定からかえられますけど、デフォルトは(マジカルスタート)ですよ」
「はい、マジカルスタート!」
こんなセリフを人前ではとてもじゃないが言えそうにない、絶対に設定で人前でも叫んでもマシな掛け声に設定してやる。
掛け声と共に端末から光が束になって自分を包み込み周囲が見えなくなるかと思うといきなり視界が開けたかと思うと視線が低くなっていた。
「え?!」
発した声が高くなっており手を見てみると細くなっており服装にフリルが沢山ついていたので自分が魔法少女に変身したようだ。
「おぉ、結構カワイイ系というよりも美人系だね、姿は変身しないとわからないからね、ほら」
向こうの端末のカメラモードを起動して自分が変身した姿を見せてくれた、確かになかなかカワイイ感じではある、自分でなければ……。
「……でこれはどうやったら元に戻るんですか?」
「大きくダメージを受けるかアプリで解除コマンドがあるからそれを実行するれば変身の解除ができますよ、逆にそれ以外では解除できないので注意してくださいね」
「わかりました」
いつの間に腰にカワイイポーチが備え付けられておりその中に端末が入っていた、端末を見るとアプリが起動状態だったのでメインメニューから変身解除を選択すると視界が一気に元の高さに戻った、変身解除時には視界がおおわれる事はないようだ、というか端末のバッテリーが大幅に減少していたので変身の連発はできそうにない。
「それじゃあ行ってらっしゃい」
「あ、はい」
「はい、その世界での戦闘は化け物か魔法少女しかいないのでサヨちゃんはまだしも貴方が戦闘をしたら明らかに遺物になりますからね」
「なるほど?」
「ちゃんとサヨちゃんにはその機能が実装済みです」
「え」
サヨの方を向くがサヨは何を当たり前の事をと言っているような顔をしていた。
「試に変身してみましょうか」
「そうですね……」
ぶっつけ本番じゃないのは助かるのだが、これならサヨが前線に出れば良いのではと思ってしまうがそうはいかないのだろう。
「というかどうやって変身するんですか?」
「貴方に支給された端末に変身用のアプリがあるのでそれを起動させて変身システムを起動させて設定された掛け声を発すればすれば変身できますよ」
「いつまに」
「それについては最初から入ってますよ、ロック状態で起動はできませんでしたけど、今回の仕事から起動できるようになったんですよ」
「なるほど、じゃあさっそく」
端末を起動させてアプリ一覧をみるとたしかに可愛らしい少女に絵のアイコンがありこれが魔法少女に変身できるアプリようだ、それを起動すると少し長めのタイトル表示の後にメインメニューが表示された。
メインメニューには大きく表示されている変身待機モードや自分の残り魔力がパーセント表示されていたり変身する以外には使えそうな機能が多そうだ。
さっそく変身待機モードを起動する。
「……変身しないけど?」
「掛け声がいるんですよ、設定からかえられますけど、デフォルトは(マジカルスタート)ですよ」
「はい、マジカルスタート!」
こんなセリフを人前ではとてもじゃないが言えそうにない、絶対に設定で人前でも叫んでもマシな掛け声に設定してやる。
掛け声と共に端末から光が束になって自分を包み込み周囲が見えなくなるかと思うといきなり視界が開けたかと思うと視線が低くなっていた。
「え?!」
発した声が高くなっており手を見てみると細くなっており服装にフリルが沢山ついていたので自分が魔法少女に変身したようだ。
「おぉ、結構カワイイ系というよりも美人系だね、姿は変身しないとわからないからね、ほら」
向こうの端末のカメラモードを起動して自分が変身した姿を見せてくれた、確かになかなかカワイイ感じではある、自分でなければ……。
「……でこれはどうやったら元に戻るんですか?」
「大きくダメージを受けるかアプリで解除コマンドがあるからそれを実行するれば変身の解除ができますよ、逆にそれ以外では解除できないので注意してくださいね」
「わかりました」
いつの間に腰にカワイイポーチが備え付けられておりその中に端末が入っていた、端末を見るとアプリが起動状態だったのでメインメニューから変身解除を選択すると視界が一気に元の高さに戻った、変身解除時には視界がおおわれる事はないようだ、というか端末のバッテリーが大幅に減少していたので変身の連発はできそうにない。
「それじゃあ行ってらっしゃい」
「あ、はい」
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