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夢丸のお仕事
〈二〉※
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「さぁて、背中を流してくれるかな? そのあと一緒に湯に浸かろう」
「あ、はぃ……」
ぼくはふらふらと立ち上がり、駿河さまの背中に引っかかっていた浴衣を取り去りました。むきっとたくましい筋肉をお持ちなれど、腰回りは多少無駄なお肉が乗っておいてです。しかし、駿河さまのお肌はとても健康的で、艶やかです。
手ぬぐいで広いお背中を頑張って拭いていたのですが、駿河さまはすぐに「もういいから、湯に入ろう」と言ってぼくの腕を掴まれました。あんまり気持ちよくなかったのかなぁと、ぼくは少し悲しくなりました。
「それは脱がなくていい。そのまま入っておいて」
「はい……」
先にぬるめのお湯に入られて、深々とため息をつかれていた駿河さまは、とろんと酔ったような表情でぼくを手招きされました。ぼくは単衣のまま、そっと足先を湯に浸し、誘われるままに駿河さまの脚の間に腰を下ろします。
駿河さまの逸物は、また硬く大きくなっておいででした。不思議なことに、背中に押し付けられるそれの熱さと逞しさを感じるにつけ、ぼくは妙にそわそわと妙な気分になるのです。
「私にもたれてごらん。……あぁ、なんて頼りない、か細い身体だろう。ご飯をあまり食べられなかったの?」
「は、はい……貧しくて」
「かわいそうに。私をたくさん満足させてくれたら、たぁくさんお金をあげるからね。励むんだよ」
「は、はい! ……ぁ、ぁん」
駿河さまの太い指が、単衣の襟元から忍び込んできました。ぴったりと肌に張り付いた白い単衣はたっぷり水を含んで、ぼくの肌の色が透けています。だから駿河さまの指がぼくの肌の上で蠢いているさまも、濡れた布越しによく見えます。
すぐに駿河さまの指が、ぼくの小さな胸の飾りを見つけ出し、ふに、ふにと指の腹で擽るように動き始めました。
それがあまりにも気持ちよくて、下腹の奥底の方からむずむずと不慣れな感覚が湧いてきてしまいます。ぼくがもぞりと腰を動かすと、駿河さまの逸物がびくんと少し大きくなりました。
「……ぁ、す、るがさま……なにを、なされるのです?」
「背中を流してくれたお礼に、きみのこともきれいにしてあげるよ」
「そ、そんな、おそれおおいっ……あん、あ、っ」
「おやおや。もうこんなにつんつんだ。こっちはどう? ……ほう、両方ともこんなに硬くして」
駿河さまのもう片方の手が、単衣の布の上からぼくの乳首をすりすりともてあそびはじめました。濡れた布が先端を擦る感じがあまりにも気持ちよくて、ぼくは思わず変な声を出してしまいます。
「は、ぁん……するがさまぁ……っん」
「ここ、気持ちいい? どういうふうにされるのが、いい?」
「えと、……あの、ええと」
「上手く言えたら、もっともっときもちよくしてあげるよ」
「ふぁん……! ちくびの、さきっぽ……、きもちいい、です……っ」
「先っぽがいいの? どんな風に?」
「ひやぁっ……!」
駿河さまはぼくの乳首を器用に摘んだり、布の上から引っ掻いたりということを繰り返しておいでです。ぼくが腰をもぞつかせながら「あんあん」言っていると、駿河さまのぬるんとした舌がぼくの耳の穴を舐め始めました。なんということでしょう、お客様に耳の垢をきれいにしていただくなんて、恐れ多いことでございます……!
「あ、はぁん……! みみ、やぁっ……」
「耳もいいの?」
「そんな、とこ、きたない、れすからっ……!」
「そんなことはないよ。すごく美味しい……ほおら、れろれろ。全部舐めてきれいにしてあげる」
「あ、ああ!」
両の乳首を弄ばれ、耳の穴や耳たぶをれろれろとたっぷり舐めくすぐられ、ぼくはすっかり身体が火照ってきてしまいました。ぼくが腰をもぞつかせていると、お湯の中でふわふわと揺れている白い単衣が、だんだん、だんだんめくれあがってしまいます。
するとお湯の中でぷりんと元気に揺れている自分のそれが目に入ってきて、どきどきしてしまいました。だってぼくのそれは、見たこともないくらい大きくなっていて、なんだかとてもいらやしい形に見えたのです。
ぼくのそれがすっかり元気になっているのを、駿河さまもご覧になられたようです。耳をれろれろされながら、駿河さまはくつくつと笑っておいでです。
「もう我慢ができないかな?」
「な、なにが、ですか……?」
「触って欲しい? きみの、おちんぽ」
「そ、んな……おきゃくさま、にそんなこと、させちゃだめぇっ……です」
「ふふ、こっちはね、あとでたっぷり可愛がってあげるから。その前に、おしりのほうをきれいにしておこうか」
「え……?」
「こっちを向いてごらん」
ぼくは誘われるままに駿河さまのほうへ向き直りました。駿河さまは、濡れた単衣がぺったりとくっついたぼくの白い肌を指先でいやらしく撫で回しながら、そっとぼくの腰を抱き寄せます。
「あ、はぃ……」
ぼくはふらふらと立ち上がり、駿河さまの背中に引っかかっていた浴衣を取り去りました。むきっとたくましい筋肉をお持ちなれど、腰回りは多少無駄なお肉が乗っておいてです。しかし、駿河さまのお肌はとても健康的で、艶やかです。
手ぬぐいで広いお背中を頑張って拭いていたのですが、駿河さまはすぐに「もういいから、湯に入ろう」と言ってぼくの腕を掴まれました。あんまり気持ちよくなかったのかなぁと、ぼくは少し悲しくなりました。
「それは脱がなくていい。そのまま入っておいて」
「はい……」
先にぬるめのお湯に入られて、深々とため息をつかれていた駿河さまは、とろんと酔ったような表情でぼくを手招きされました。ぼくは単衣のまま、そっと足先を湯に浸し、誘われるままに駿河さまの脚の間に腰を下ろします。
駿河さまの逸物は、また硬く大きくなっておいででした。不思議なことに、背中に押し付けられるそれの熱さと逞しさを感じるにつけ、ぼくは妙にそわそわと妙な気分になるのです。
「私にもたれてごらん。……あぁ、なんて頼りない、か細い身体だろう。ご飯をあまり食べられなかったの?」
「は、はい……貧しくて」
「かわいそうに。私をたくさん満足させてくれたら、たぁくさんお金をあげるからね。励むんだよ」
「は、はい! ……ぁ、ぁん」
駿河さまの太い指が、単衣の襟元から忍び込んできました。ぴったりと肌に張り付いた白い単衣はたっぷり水を含んで、ぼくの肌の色が透けています。だから駿河さまの指がぼくの肌の上で蠢いているさまも、濡れた布越しによく見えます。
すぐに駿河さまの指が、ぼくの小さな胸の飾りを見つけ出し、ふに、ふにと指の腹で擽るように動き始めました。
それがあまりにも気持ちよくて、下腹の奥底の方からむずむずと不慣れな感覚が湧いてきてしまいます。ぼくがもぞりと腰を動かすと、駿河さまの逸物がびくんと少し大きくなりました。
「……ぁ、す、るがさま……なにを、なされるのです?」
「背中を流してくれたお礼に、きみのこともきれいにしてあげるよ」
「そ、そんな、おそれおおいっ……あん、あ、っ」
「おやおや。もうこんなにつんつんだ。こっちはどう? ……ほう、両方ともこんなに硬くして」
駿河さまのもう片方の手が、単衣の布の上からぼくの乳首をすりすりともてあそびはじめました。濡れた布が先端を擦る感じがあまりにも気持ちよくて、ぼくは思わず変な声を出してしまいます。
「は、ぁん……するがさまぁ……っん」
「ここ、気持ちいい? どういうふうにされるのが、いい?」
「えと、……あの、ええと」
「上手く言えたら、もっともっときもちよくしてあげるよ」
「ふぁん……! ちくびの、さきっぽ……、きもちいい、です……っ」
「先っぽがいいの? どんな風に?」
「ひやぁっ……!」
駿河さまはぼくの乳首を器用に摘んだり、布の上から引っ掻いたりということを繰り返しておいでです。ぼくが腰をもぞつかせながら「あんあん」言っていると、駿河さまのぬるんとした舌がぼくの耳の穴を舐め始めました。なんということでしょう、お客様に耳の垢をきれいにしていただくなんて、恐れ多いことでございます……!
「あ、はぁん……! みみ、やぁっ……」
「耳もいいの?」
「そんな、とこ、きたない、れすからっ……!」
「そんなことはないよ。すごく美味しい……ほおら、れろれろ。全部舐めてきれいにしてあげる」
「あ、ああ!」
両の乳首を弄ばれ、耳の穴や耳たぶをれろれろとたっぷり舐めくすぐられ、ぼくはすっかり身体が火照ってきてしまいました。ぼくが腰をもぞつかせていると、お湯の中でふわふわと揺れている白い単衣が、だんだん、だんだんめくれあがってしまいます。
するとお湯の中でぷりんと元気に揺れている自分のそれが目に入ってきて、どきどきしてしまいました。だってぼくのそれは、見たこともないくらい大きくなっていて、なんだかとてもいらやしい形に見えたのです。
ぼくのそれがすっかり元気になっているのを、駿河さまもご覧になられたようです。耳をれろれろされながら、駿河さまはくつくつと笑っておいでです。
「もう我慢ができないかな?」
「な、なにが、ですか……?」
「触って欲しい? きみの、おちんぽ」
「そ、んな……おきゃくさま、にそんなこと、させちゃだめぇっ……です」
「ふふ、こっちはね、あとでたっぷり可愛がってあげるから。その前に、おしりのほうをきれいにしておこうか」
「え……?」
「こっちを向いてごらん」
ぼくは誘われるままに駿河さまのほうへ向き直りました。駿河さまは、濡れた単衣がぺったりとくっついたぼくの白い肌を指先でいやらしく撫で回しながら、そっとぼくの腰を抱き寄せます。
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