スパダリホストと溺愛子育て始めます 愛されリーマンの明るい家族計画

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番外編

自作品コラボ小話『出張、英誠大学』

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 とある日、壱成は英誠大学を訪れていた。

 もちろん仕事の関係だが、ついでに若森と昼食を取る約束もしてある。
 都心にある『エデュカシオ』本社から車で三十分。ビル群から抜け出すと、急に空が広くなった。

 立派な正門からキャンパス内に入ると、途端に緑が多くなる。ジーワジーワと気の早いセミが鳴き始める声さえ聞こえてきた。何だか久々にセミの声を聴いたような気がして、壱成はぐるりとあたりを見回した。

「あ、壱成~!」

 ふと、遠くから若森の声が聞こえた。壱成がそちらを振り向くと、若森が白衣の男と連れ立って、こちらへ歩いてくる姿が見えた。壱成は軽く手を振り返したあと、白衣の男に向かって一礼する。

「塔真先生、お世話になっております」
「こちらこそ。暑い中すみませんね」
「いえいえ、この度は弊社の企画を快く引き受けてくださって、ありがとうございます」

 この笑顔も爽やかな長身の男は、英誠大学工学部准教授・塔真泉水である。若くして環境工学の分野で様々な功績を挙げており、この名門大学で准教授の立場を得ている有能な教員だ。

 肩書きだけではなく、顔立ちや体格もかなりのハイスペックさだ。凛々しく整った顔立ち、知的な眼差しには自信が溢れて清々しい。水泳で鍛えた肉体は逞しく、白衣を羽織っていても分かるほどに良い体をしている。
 壱成も同じく水泳部だったはずなのにこの違いは何なのだろうと、初対面の時に首を捻ってしまったものである。

 そんな人物であるが、性格はとても気さくで親しみやすい。柔らかな関西弁も手伝ってか、話をしていて心地のいい相手だ。また年齢が近いと言うこともあり、あっという間に打ち解けることができた。若森を通じて壱成が持ちかけた企画にも快くOKを出してくれた。ありがたいことこの上ない。

「わざわざ迎えにきてくださったんですか? すみません」
「それもあるんやけど、研究室のコーヒーきらしてもうてて……ちょっと買いに出てたんですわ」
「あ、そうでしたか。お気遣いありがとうございます」

 壱成が二年前に発案し、今年も継続が決定した企画だ。それは『夏休み☆こどもオープンキャンパス』というものだ。
『エデュカシオ』が出している小学生・中学生向け通信教育を受講している子どもたちに、大学という場所がどんなところかということを知ってもらうためのイベントである。

 早くから大学と言う場所に親しみを覚えることがあれば、将来の目標を早めに設定できるかもしれない。そうすれば、ただ漠然と与えられた宿題をこなすだけではなく、目的を持って学習に取り組むことができると考えられるからだ。

 賛同してくれる大学も増え、今年は天下の名門大・英誠大学もこのイベントに加わることとなった。今日はその打ち合わせに来たのだ。塔真とともに若森もイベントにて壇上に立つことになっているため、共に打ち合わせの席についてもらっているのである。

「当日の流れについては、以上になります。教務課の方にもお手伝いいただけるとのことでしたので、あとでご挨拶に伺おうと思ってまして」
「ああ、一季く…………やなくて嶋崎と田部ですね。彼らはこういうイベント慣れしてはりますから、きっとお役に立てると思いますよ」
「ありがたいです。先生も子どもに好かれそうですし、きっと楽しいイベントになりますね」
「はは、楽しみですわ」

 一通りの打ち合わせを終え、壱成は資料を片付けながらほっと胸を撫で下ろした。若森と塔真が当日披露する実験内容について話し合う声を聞きながら、研究室の窓から外を眺める。

「ほな、若森くんがこっちの実験メインやな。反応出るまでちょっと時間かかるやろけど、俺がトークで引っ張って……て、ん? どないしたん?」
「あ……あっ、す、すみません。先生の関西弁に、なんか、ボーッとなっちゃって」
「え、何で?」
「いえあの……大丈夫です、なんでもないです」

 紙面を見つめながらぽや~んとしていた若森を、塔真が怪訝な表情で見つめている。壱成はその様子を見てため息をついた。マッサのやつ、困ったことをしてくれたものだ。

 この間の結婚式三次会の後、矢野に連れられて行ったあのラウンジで、若森と矢野は朝までホストたちと飲み明かしたらしいのだ。矢野も若森も、美形ホストたちにちやほやされながら高い酒を浴びるように飲んだ夜がよほど楽しかったらしい。

 矢野に至っては、社内の懇親会にまで『sanctuary』を使っているらしい。
 これまでぎくしゃくとしていた古株経営者たちをホストクラブへと連れていき、そこで皆が腹を割って色々と話をしたらしいのである。そこには例のホストセラピーが介在しているらしいのだが、その内数人のおっさん連中は美形ホストに甘やかされることにハマってしまったらしく、ここのところ、『お忍びのようにふらりと現れる男性客が増えた』と彩人が話していたものだ。

 なんでも、若い女性相手にはプライドを捨てきれず、偉そうな態度を取ってしまうタイプのオッサンも、同性には苦労を語ってみようという気持ちになる者がいるらしい。

 特に『sanctuary』のホストたちは知識量も多く話術にも長けている。始めは息子に苦労を語るような感覚だったのかもしれないが、会話が深まってゆくうちに、彼らは心の鎧を剥がされてゆくのだ。

『タケオ(専務ら)、いいんだよ? 泣きたいときは俺の胸で泣けよ』『肩書きなんてここじゃいらねーだろ? ほら、俺はミツハル(常務取締役)の味方だよ?』などとホストに甘く語り掛けられて、目をキラキラさせながら『……うん♡』と彼らに身を委ねる(変な意味ではなく)ようになっていると……。

 やはりここでも人気なのがナンバー2のイケオジホストと、ナンバー1の忍らしい。若手のホストたちはまだ女性を楽しませることに関する教育しか受けていないため担当にはならない。そのため、上位のナンバー入りホストたちが対応することになっている。

 正直、壱成としては彩人に酔っ払いオヤジの相手をして欲しくないとうい思いがある。セクハラされて欲しくないし、粘着質なオッサンが彩人に惚れたらどうしようという不安もあるからだ。
 しかし彩人はさすがに慣れたもので、これまで以上にがっつりと売り上げを増やしていたりと余裕だ。どんな接客をしているのか見てみたいような見てみたくないような……複雑な思いである。
 実験内容について追加の打ち合わせをしていると、コンコンとドアがノックされた。塔真が「はい、どうぞ」と声をかけると、かちゃりとドアが開いて若い男性職員が顔を覗かせた。

「アッ……一季く……やなくて、嶋崎さん! どないしはったんですか?」
「打ち合わせ中失礼します。『エデュカシオ』の方が来られていると聞いたので、ご挨拶にと思いまして」
「ああ、すみません。こちらから伺おうと思っていたのですが」

 塔真研究室に入ってきたのは、すらりとした体躯の男性職員だった。交換した名刺には、『英誠大学教務課 課長補佐 嶋崎一季』とある。名刺から顔を上げて相手の顔に視線を移すと、にっこり優しげに微笑みかけられられる。男だが『美人』と表現したくなる端正な顔立ちで、なんとなく照れてしまう。

「嶋崎さん、ですね。先ほど、塔真先生からお話伺ってました」
「え? ああ、そうでしたか」
「イベント慣れしてらっしゃるので、大船に乗ったつもりで任せてくださいとのことで」
「へっ、い、いやそんな。あはは~やだなぁ先生ってば、僕はそんな器用なものでは……」
「いえいえいえ! そんなことないやないですか! 去年の学祭でもテキパキしてはってさすがやなぁ~て」
「いえそんな……」

 互いに褒めあったり謙遜しあったりと、何やら良いムードを醸し出し始めた二人である。壱成が目を瞬いていると、若森は慣れた調子で「はい、そのくらいにしといてくださいね~」とパンパンと手を叩く。

 何やら不思議な空気が漂い始めた研究室だが、壱成の仕事はこれで終わりである。
 丁寧に一礼して各々方に礼を言い、壱成は若森と連れ立て塔真研究室を後にした。

 ランチを取るべくカフェテリアへと向かいながら、若森は苦笑しつつこう言った。

「あの二人、付き合ってるんだよ。隠してるつもりみたいだけど、工学部じゃもうバレバレ。有名なんだ」
「へっ!? そ、そーなの!?」
「うん。院生なんかはもう普通に受け入れちゃってるし」
「おお……すげぇな。でも、なんかお似合いだった」
「へへ、いいよねぇ。いいよねぇ……」

 若森の肩が徐々に下がり始めるのを見て、壱成はぎょっとした。まだ昼前とあって、ちょうど到着したカフェテリアにはまだ人は少なく、二人は窓際の席にゆっくりと落ち着くことができた。

「あの……まさか、まさかなんだけど、マッサに本気になってたりしないよな?」
「……う、うーん……それがよく分かんなくて」
「ぐっ……ま、まじでか。そうなのか……」
「あ、でも、あのときはへこんでたから! 優しく慰めてもらったから、ちょっとぐらついてるだけだとは思うんだよ。……うん」
「いやでもほら、俺だって優しく慰めたじゃん! なんでマッサなんだよ!」

 他人に聞かれたら痴話喧嘩かと勘違いされそうな台詞だが、そう言わずにはいられない。
 あの日マッサは、ホストとして若森を慰めたに過ぎない。まさか若森がこうもあっさりマッサに堕ちてしまっているというところに驚きを隠しきれないと同時に、友人が報われなさそうな恋に身を焦がし始めていることに、なにやら責任を感じてしまう壱成だ。

「いやぁ、壱成は壱成だからさ~。ありがとうって思うけど、ときめくとかそんなのは当然なくて」
「……まぁ、そうだろうけど」
「だって僕、あんなかっこいい人出会ったこともないし、なのにあんな優しく理解されちゃったりしたらさぁ……」
「いやあれは、ホストのテクだから! ね!? ほら目を覚ませ!」
「分かってるんだよ。でも……」

 若森はどこからどう見ても恋する乙女の目をしている……壱成にはもはや、かける言葉もない。

「……まあ、聖司がそこまで本気なら……俺はもう、ただ見守ることくらいしかできないけど……」
「う、うん。まぁ、僕もまだほら、のぼせてるだけって感じだし。うん」
「そうだな……」
「良いなぁ壱成は、両思いで」
「へっ……あ、うん……」
「早瀬、優しそうだしなぁ……」
「う、うん……すげぇ優しい、けど」
「不躾なこと聞くけど……エッチとか、するの?」
「へっ!?」

 まさか若森にそんなことを聞かれるとは——! と驚きつつも、こうも真剣な表情で問われてしまうと、はぐらかすことはできないような気がしてしまい……。

 壱成は変な汗をかきながら、こくんと頷いた。

「……する、よ」
「そっか……そうなんだね。早瀬と……壱成か」
「そ、想像すんなよ!!」
「いいじゃん想像くらい。……できるもんなんだなぁ、男同士でも」
「まあ……な」
「気持ちいいもん? 壱成が我慢してたりするの?」
「……ん? ちょっと待てよ、なんで俺が下だって決めつけてんだよ」
「え、だって早瀬だよ? 壱成があの早瀬を抱いてるとは想像しにくいな」
「……」

 若森の言う通りといえば言う通りなのだが、壱成は複雑な思いを抱えつつも、ようやくランチ定食に箸をつけ始めた。さっきからふんわりと薫っていた焼きサバ定食の香ばしい匂いが、空腹を刺激していたのである。

「最初はまぁ、ちょっと苦しかったからうまくいかなかったりしたけど」
「うんうん」
「でも今は……気持ち、いいかな」
「へぇ……そうなんだ。へぇ~……いいなぁ。早瀬、なんかすごく上手そうだし」
「う、うん……そうなんだよな。すげぇんだよあいつ……いろいろ……」

 とろけるような甘いキスも、壱成の肌という肌を愛でるような指先の愛撫も、内側から愛し尽くされるような深い挿入も……壱成の理性をことごとく溶かし尽くす彩人のセックスに、壱成はすっかりどハマりしている。

 ついつい彩人の愛撫を思い出してしまうと、身体の奥がぽっと熱くなる。

 そんな壱成を、若森がニヤニヤしながら見つめている。

「あの壱成がねぇ……幸せそうだなぁ」
「だ、だ、だから! 想像すんなっての!! 早く食えよ、冷めるぞ!」
「あ、うん。いただきま~す」

 しばし黙々と食事に集中していた二人だが、壱成はハッとした。

「ちょ、ちょっと待てよお前。まさかマッサとそう言うことしたいって思ってるってこと?」
「えっ? いや……いや、そんなことないけど。いやでも、実際男同士ってどうなのかなぁって、参考までに……」
「参考ってお前……。ていうかマッサはゲイかどうか分かんねーよ?」
「わ、わかってるよ! だから、そういうんじゃなくって。憧れ? みたいな……」
「そ、そうか……そうか」
「そ、それより。イベント、頑張ろうね!! 大学としても、将来の入学志望者が増えるようにがんばんないとだしね!」
「あ、う、うん。そーだな」

 無理やりのように仕事の話題に持っていく若森に付き合いながら、壱成はやれやれと内心ため息をついた。

 親友に対して壱成が出来ることといえば、陰ながら応援することくらいか——と腹を括りながら。




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『出張、英誠大学』  おしまい
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