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第六話 おやすみなさい
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「リーン、右のいもむしに矢を放て」
「はーい」
前方の左側にいる野犬に対して剣で牽制し注意を向けさせ、右にいる大型犬サイズのでっかい緑色のいもむしに対して矢を放つようにリーンに言う。
いもむしの動きは鈍いので、リーンの弓矢の格好の的だ。
リーンは狙いを定めてバンバン矢を放つ。
その間に俺は盾で野犬の攻撃をいなしながら、剣で斬りつける。
何度か斬りつけると、血まみれになった野犬は力尽きた。
野犬の対応が終わるころには、いもむしはハリネズミのようにリーンの矢が突き刺さって、こちらも絶命していた。
「よーし、よくやった」
俺は、手のひらを上にあげてハイタッチの格好を取る。
しかし、リーンには意味が分からず、不思議な顔をする。
「リーン、俺がこうしたら、右の手の平で軽くパチンと叩くんだ」
「わかった」
そういうと、リーンは俺の手をちょっと遠慮がちにパチンと叩いてきた。
「イェーィ、やったね! ほら」
「……イ、イェーィ? やった!」
リーンはちょっと恥ずかしそうに、呼応する。
と、まあ、何とか徐々にリーンとも打ち解けてきた。
テレッテッテテー
また、あの音が聞こえてきた。
しかし、ちょっといつもと違って、俺の頭上じゃなくリーンの方から聞こえる。
そうすると、リーンの前に文字が浮かんだ。
しかし、その文字は俺が見たことも無い表記だった。
俺はとっさの判断で、リュックからビデオカメラを取り出してリーンの横顔にカメラを置いて文字を撮影することにした。
幸い、文字はカメラの液晶画面にちゃんと映っている。
『EIGOSIWGE1BSEGEIGEHI』
『OSE 6→10
MIS 2→9
II 1→3
MIH 6→10
ISI 4→6
MIU 1→3
NYS 2→4
HSU 3→5』
『IGEOSIGEIMIIDHIGISIE』
『IGEISHHIEIGOEISHAIGE』
以上のことが表示されて、消えた。
どうやら、リーンも戦闘に加わるとレベルが上がるらしい。
また、数値は同じアラビア数字を使っているのでステータスの能力値についてはなんとなくわかる。
しかし、問題はスキルだ。
どうやら、2つのスキルを取得したようだが、それがなんだかわからない。
俺が、ビデオカメラを再生してブツブツ言っていると、リーンが横から覗いてきた。
「うあぁ、あきら、これなんなの? さっきの文字が映ってる」
リーンはご他聞にもれず、わかりやすい反応をしてくれた。
「これはね、ビデオカメラというものだよ。こーして、リーンを撮ると……じゃーん、この中にリーンがいます」
俺はリーンを撮影してから、すぐに再生して液晶画面をリーンに見せてやる。
「あっ、私がいる。どうなっているの? すごいすごい!」
リーンは自分の姿が映っている事が本当にうれしそうな感じだ。
俺はその無邪気な様子を見て、ほっこりとなる。
「それでね、リーンはここになにが書いているかわかるかな?」
「……ごめんなさい。リーンは文字が読めない」
リーンは急にバツが悪そうにうつむいて、泣きそうな顔になる。
「あっ、いいのいいの、しょうがないよ」
俺はあわてて、リーンの背中をさすって安心させる。
俺のあわてた様子を見て、リーンは涙をグッとこらえて、俺の顔を見てニコッと笑う。
彼女なりに、役に立たなかったという思いと、足手まといになりたくないという気持ちとが入り混じっているのだろう。
(とりあえず、文字が読める人が見つかるまでこれは保留だな)
俺は正直なところ、リーンのスキルについて分からないのはいろいろもったいないと感じたが、如何せん読めないのであればどうしようもない。
試しに、ファイアとサンダーの魔法を唱えさせてみたが、何もおこらなかった。
たぶん別のスキルなのだろう。
わからないことをあれこれ悩んでいても時間の無駄なので、俺は先に進むことにした。
その後、俺たちは野犬、いもむし、歩く木(←小さな木に手足があってヒョコヒョコ歩いている)、オオグモと複数回戦った。
その結果、俺はレベルが2つあがり、リーンは3つレベルが上がった。
俺は新しいスキルの三段突きをおぼえ、リーンは更に3つの不明スキルを覚えた。
三段突きは、あらかじめ突くポイントを3つ心の中で決めると、自動的にオレンジ色の点滅点が敵に表示されて、最初の1点が正確にヒットすると後は自動的に残りの点を高速で突いてくれるという、非常に楽ちんなスキルである。
一瞬で突き終わるので、最初の攻撃さえ決まれば、ほぼ相手は回避不能である。
三段突きスキルを覚えてから、戦闘が飛躍的に楽になった。
スキルは能力値のスキル値によって、使用回数に制限があるが、レベルが上がって10回使えるようになったので、連続して繰り出すことが出来る。
また、魔法のように何もしなければ1時間経つと自動的に回数が元に戻る。
ちなみに俺の能力値は、
『HP 16→26
MP 18→21
スキル 3→10
筋力値 5→12
体力値 6→10
素早値 3→5
器用値 7→8
魔力値 8→13』
更に、リーンの能力値は
『OSE 10→11
MIS 9→20
II 3→4
MIH 10→11
ISI 6→8
MIU 3→4
NYS 4→10
HSU 5→15』
正直、リーンの能力値の変化については驚いた。
弓を使っているので、器用値が上がるのはわからなくも無いが、使っていないMPと魔力がどう考えても異常に上昇している。
たぶん、不明なスキルは魔法系のスキルであろう事は間違いないと思われる。
そのため、もったいないと更に強く感じた。
そんなことを考えながら前進して行き、ふと腕時計を見るとこの変な場所に来て丸二日経っていることに気づいた。
もうそんなに時間が過ぎたのかと思い、隣で歩いているリーンを見ると様子がちょっとおかしくなっている。
少しフラフラしながら歩いている。
よく見ると、顔がうつらうつらしている。
そこでようやく俺は、丸2日寝ていなかったことを気づいた。
いろいろなことがあり極度の緊張のために、寝ることを完全に忘れていた。
そこで、俺はちょうど歩いていた通路の横に人が1人入れる大きさの穴があり、中を見ると大きめの空間があったので、ここで休憩をとる事にした。
「リーン、横になって寝ていいよ。俺が見張りをしておくから」
「えっ!? 大丈夫。まだいける」
声をかける前までは左右に少しゆらゆらしていたが、心配な表情で俺が聞いたためか、ほほを軽く叩いて答えてきた。
「いーや、全然大丈夫じゃない。ちゃんと、自分の体の状態を理解することも大切だよ」
俺は諭すようにリーンに言う。
「……わかった」
俺にそう言われたので、リーンはその場で地面に横になる。
しかし、いざ寝ようとすると今度は目が覚めて眠れないのが人というものだ。
リーンは俺の横で、頻繁にごろんごろんと寝返りをしている。
目は閉じているが、起きているのが分かる。
しかし、寝てもらわないと、次に俺が寝れない。
そこで、俺はリーンを呼んで、俺の前で体育座りをさせて、後ろからぎゅっと抱きしめた。
「えっ!?」
リーンは少し体をびくっと硬直させるが、俺はかまわずコートを脱いでリーンの前にかける。
リーンは俺とコートに挟まれて、かなり温かい状態になっている。
最初は俺の腕の中で、早い鼓動を打っていたが、徐々に鼓動が落ちついてきて、最後は体の力が抜け俺にもたれ掛かった状態でスースーと寝息をたて始めた。
かなり強引でいろいろな意味で危ない方法だったが、うまくいった。
完全に脱力して、俺の腕の中で寝ている。
このままの姿勢ではぐっすり寝れないだろうから、コートを地面にひいてリーンをお姫様だっこして持ち上げ、その上にゆっくり乗せる。
かなり疲れていたのか、お姫様抱っこしてもぜんぜん起きる様子は無かった。
俺はリュックからノートパソコンを取り出し、ゲームをしながら時間を潰す事にした。
4時間ほど経って、ごそごそとリーンが動き始めた。
どうやら起きたようだ。
「リーン、どう? ぐっすり眠れた」
「はい、よく眠れた」
「よし、じゃあ、交代だ。リーンが今度は見張りをしてね。ただ、何かちょっとでも異変があればすぐに俺を起こすんだよ。絶対に自分1人で何とかしようとしないこと。約束できる?」
「わかった。約束する」
リーンは、キッと顔を緊張させて真剣な眼差しで俺を見つめ返した。
「よーし、じゃあ、これが鳴るまで見張りをお願いするよ」
俺は、携帯を取り出して4時間後にアラームがなるようにセットして横になった。
リーンは俺の前に座って、前方にある通路に繋がる穴を見つめていた。
俺は先ほどまで眠気がまったくなかったのにもかかわらず、横になったらあっという間に睡魔に襲われた。
流石に、俺も疲れていたようだ。
気づいたら、携帯のアラームが鳴っていた。
リーンは俺が寝たときの姿勢のまま、前を向いて警戒を続けていた。
「おはよう」
俺は、リーンに向かって声をかける。
「なにもなかった?」
「はい、何も無かった」
俺はリーンのリュックの中から食料を取り出して、2人で分けて食べる。
中には、乾パンとチーズが入っていた。
食事を終えると、立ち上がり大きく伸びをする。
「よし、行こうか!」
「はい」
俺達は穴を通って通路に出て、また進むことにした。
「はーい」
前方の左側にいる野犬に対して剣で牽制し注意を向けさせ、右にいる大型犬サイズのでっかい緑色のいもむしに対して矢を放つようにリーンに言う。
いもむしの動きは鈍いので、リーンの弓矢の格好の的だ。
リーンは狙いを定めてバンバン矢を放つ。
その間に俺は盾で野犬の攻撃をいなしながら、剣で斬りつける。
何度か斬りつけると、血まみれになった野犬は力尽きた。
野犬の対応が終わるころには、いもむしはハリネズミのようにリーンの矢が突き刺さって、こちらも絶命していた。
「よーし、よくやった」
俺は、手のひらを上にあげてハイタッチの格好を取る。
しかし、リーンには意味が分からず、不思議な顔をする。
「リーン、俺がこうしたら、右の手の平で軽くパチンと叩くんだ」
「わかった」
そういうと、リーンは俺の手をちょっと遠慮がちにパチンと叩いてきた。
「イェーィ、やったね! ほら」
「……イ、イェーィ? やった!」
リーンはちょっと恥ずかしそうに、呼応する。
と、まあ、何とか徐々にリーンとも打ち解けてきた。
テレッテッテテー
また、あの音が聞こえてきた。
しかし、ちょっといつもと違って、俺の頭上じゃなくリーンの方から聞こえる。
そうすると、リーンの前に文字が浮かんだ。
しかし、その文字は俺が見たことも無い表記だった。
俺はとっさの判断で、リュックからビデオカメラを取り出してリーンの横顔にカメラを置いて文字を撮影することにした。
幸い、文字はカメラの液晶画面にちゃんと映っている。
『EIGOSIWGE1BSEGEIGEHI』
『OSE 6→10
MIS 2→9
II 1→3
MIH 6→10
ISI 4→6
MIU 1→3
NYS 2→4
HSU 3→5』
『IGEOSIGEIMIIDHIGISIE』
『IGEISHHIEIGOEISHAIGE』
以上のことが表示されて、消えた。
どうやら、リーンも戦闘に加わるとレベルが上がるらしい。
また、数値は同じアラビア数字を使っているのでステータスの能力値についてはなんとなくわかる。
しかし、問題はスキルだ。
どうやら、2つのスキルを取得したようだが、それがなんだかわからない。
俺が、ビデオカメラを再生してブツブツ言っていると、リーンが横から覗いてきた。
「うあぁ、あきら、これなんなの? さっきの文字が映ってる」
リーンはご他聞にもれず、わかりやすい反応をしてくれた。
「これはね、ビデオカメラというものだよ。こーして、リーンを撮ると……じゃーん、この中にリーンがいます」
俺はリーンを撮影してから、すぐに再生して液晶画面をリーンに見せてやる。
「あっ、私がいる。どうなっているの? すごいすごい!」
リーンは自分の姿が映っている事が本当にうれしそうな感じだ。
俺はその無邪気な様子を見て、ほっこりとなる。
「それでね、リーンはここになにが書いているかわかるかな?」
「……ごめんなさい。リーンは文字が読めない」
リーンは急にバツが悪そうにうつむいて、泣きそうな顔になる。
「あっ、いいのいいの、しょうがないよ」
俺はあわてて、リーンの背中をさすって安心させる。
俺のあわてた様子を見て、リーンは涙をグッとこらえて、俺の顔を見てニコッと笑う。
彼女なりに、役に立たなかったという思いと、足手まといになりたくないという気持ちとが入り混じっているのだろう。
(とりあえず、文字が読める人が見つかるまでこれは保留だな)
俺は正直なところ、リーンのスキルについて分からないのはいろいろもったいないと感じたが、如何せん読めないのであればどうしようもない。
試しに、ファイアとサンダーの魔法を唱えさせてみたが、何もおこらなかった。
たぶん別のスキルなのだろう。
わからないことをあれこれ悩んでいても時間の無駄なので、俺は先に進むことにした。
その後、俺たちは野犬、いもむし、歩く木(←小さな木に手足があってヒョコヒョコ歩いている)、オオグモと複数回戦った。
その結果、俺はレベルが2つあがり、リーンは3つレベルが上がった。
俺は新しいスキルの三段突きをおぼえ、リーンは更に3つの不明スキルを覚えた。
三段突きは、あらかじめ突くポイントを3つ心の中で決めると、自動的にオレンジ色の点滅点が敵に表示されて、最初の1点が正確にヒットすると後は自動的に残りの点を高速で突いてくれるという、非常に楽ちんなスキルである。
一瞬で突き終わるので、最初の攻撃さえ決まれば、ほぼ相手は回避不能である。
三段突きスキルを覚えてから、戦闘が飛躍的に楽になった。
スキルは能力値のスキル値によって、使用回数に制限があるが、レベルが上がって10回使えるようになったので、連続して繰り出すことが出来る。
また、魔法のように何もしなければ1時間経つと自動的に回数が元に戻る。
ちなみに俺の能力値は、
『HP 16→26
MP 18→21
スキル 3→10
筋力値 5→12
体力値 6→10
素早値 3→5
器用値 7→8
魔力値 8→13』
更に、リーンの能力値は
『OSE 10→11
MIS 9→20
II 3→4
MIH 10→11
ISI 6→8
MIU 3→4
NYS 4→10
HSU 5→15』
正直、リーンの能力値の変化については驚いた。
弓を使っているので、器用値が上がるのはわからなくも無いが、使っていないMPと魔力がどう考えても異常に上昇している。
たぶん、不明なスキルは魔法系のスキルであろう事は間違いないと思われる。
そのため、もったいないと更に強く感じた。
そんなことを考えながら前進して行き、ふと腕時計を見るとこの変な場所に来て丸二日経っていることに気づいた。
もうそんなに時間が過ぎたのかと思い、隣で歩いているリーンを見ると様子がちょっとおかしくなっている。
少しフラフラしながら歩いている。
よく見ると、顔がうつらうつらしている。
そこでようやく俺は、丸2日寝ていなかったことを気づいた。
いろいろなことがあり極度の緊張のために、寝ることを完全に忘れていた。
そこで、俺はちょうど歩いていた通路の横に人が1人入れる大きさの穴があり、中を見ると大きめの空間があったので、ここで休憩をとる事にした。
「リーン、横になって寝ていいよ。俺が見張りをしておくから」
「えっ!? 大丈夫。まだいける」
声をかける前までは左右に少しゆらゆらしていたが、心配な表情で俺が聞いたためか、ほほを軽く叩いて答えてきた。
「いーや、全然大丈夫じゃない。ちゃんと、自分の体の状態を理解することも大切だよ」
俺は諭すようにリーンに言う。
「……わかった」
俺にそう言われたので、リーンはその場で地面に横になる。
しかし、いざ寝ようとすると今度は目が覚めて眠れないのが人というものだ。
リーンは俺の横で、頻繁にごろんごろんと寝返りをしている。
目は閉じているが、起きているのが分かる。
しかし、寝てもらわないと、次に俺が寝れない。
そこで、俺はリーンを呼んで、俺の前で体育座りをさせて、後ろからぎゅっと抱きしめた。
「えっ!?」
リーンは少し体をびくっと硬直させるが、俺はかまわずコートを脱いでリーンの前にかける。
リーンは俺とコートに挟まれて、かなり温かい状態になっている。
最初は俺の腕の中で、早い鼓動を打っていたが、徐々に鼓動が落ちついてきて、最後は体の力が抜け俺にもたれ掛かった状態でスースーと寝息をたて始めた。
かなり強引でいろいろな意味で危ない方法だったが、うまくいった。
完全に脱力して、俺の腕の中で寝ている。
このままの姿勢ではぐっすり寝れないだろうから、コートを地面にひいてリーンをお姫様だっこして持ち上げ、その上にゆっくり乗せる。
かなり疲れていたのか、お姫様抱っこしてもぜんぜん起きる様子は無かった。
俺はリュックからノートパソコンを取り出し、ゲームをしながら時間を潰す事にした。
4時間ほど経って、ごそごそとリーンが動き始めた。
どうやら起きたようだ。
「リーン、どう? ぐっすり眠れた」
「はい、よく眠れた」
「よし、じゃあ、交代だ。リーンが今度は見張りをしてね。ただ、何かちょっとでも異変があればすぐに俺を起こすんだよ。絶対に自分1人で何とかしようとしないこと。約束できる?」
「わかった。約束する」
リーンは、キッと顔を緊張させて真剣な眼差しで俺を見つめ返した。
「よーし、じゃあ、これが鳴るまで見張りをお願いするよ」
俺は、携帯を取り出して4時間後にアラームがなるようにセットして横になった。
リーンは俺の前に座って、前方にある通路に繋がる穴を見つめていた。
俺は先ほどまで眠気がまったくなかったのにもかかわらず、横になったらあっという間に睡魔に襲われた。
流石に、俺も疲れていたようだ。
気づいたら、携帯のアラームが鳴っていた。
リーンは俺が寝たときの姿勢のまま、前を向いて警戒を続けていた。
「おはよう」
俺は、リーンに向かって声をかける。
「なにもなかった?」
「はい、何も無かった」
俺はリーンのリュックの中から食料を取り出して、2人で分けて食べる。
中には、乾パンとチーズが入っていた。
食事を終えると、立ち上がり大きく伸びをする。
「よし、行こうか!」
「はい」
俺達は穴を通って通路に出て、また進むことにした。
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