ダンジョンに住む
廃屋探検とネットの護身グッズ集めが趣味の渡瀬晃は、隣の県のとある廃病院に向かっていた。昔から廃屋探検は趣味だったか、最近、ビデオカメラを購入し廃屋の様子を撮影して動画にアップするようになった。今では再生回数とコメントを見るのが日課になっている。特に最近アップした動画に、幽霊らしきものが映っているという書き込みがあり、口コミで一気に再生回数が跳ね上った。それがうれしくて、今では動画を撮るためにわざわざ県外まで足を運んでいる。また、晃には廃屋探検に関連するもう1つの趣味がある。それはネットで護身グッズを集める事だ。今日も購入した護身グッズを大きなリュックに詰めれるだけ持ち込んできた。それを探検時に時折出しては動画内でグッズの自慢を1人延々と話すのも、ちょっとした人気コーナーの1つになっている。今日も廃屋動画を撮影するため、最近大学の先輩から譲り受けた中古の車を走らせる。しかし、向かった先の廃病院でとんでもない目にあうことになるとは、この時は思いもよらないのであった。
追記:まんがを描き始めました(※小説が常に先行します)
追記:まんがを描き始めました(※小説が常に先行します)
あなたにおすすめの小説
忘却の思い込み追放勇者 ずっと放置され続けたので追放されたと思ったのだけど違うんですか!?
カズサノスケ
ファンタジー
「俺は追放されたのだ……」
その者はそう思い込んでしまった。魔王復活に備えて時の止まる異空間へ修行に出されたまま1000年間も放置されてしまったのだから……。
魔王が勇者に討たれた時、必ず復活して復讐を果たすと言い残した。後に王となった元勇者は自身の息子を復活した魔王との戦いの切り札として育成するべく時の止まった異空間へ修行に向かわせる。その者、初代バルディア国王の第1王子にして次期勇者候補クミン・バルディア16歳。
魔王戦に備えて鍛え続けるクミンだが、復活の兆しがなく100年後も200年後も呼び戻される事はなかった。平和過ぎる悠久の時が流れて500年……、世の人々はもちろんの事、王家の者まで先の時代に起きた魔王との戦いを忘れてしまっていた。それはクミンの存在も忘却の彼方へと追いやられ放置状態となった事を意味する。父親との確執があったクミンは思い込む、「実は俺に王位を継承させない為の追放だったのではないか?」
1000年経った頃。偶然にも発見され呼び戻される事となった。1000年も鍛え続けたお陰で破格の強さを身に着けたのだが、肝心の魔王が復活していないのでそれをぶつける相手もいない。追放されたと思い込んだ卑屈な勇者候補の捻じれた冒険が幕を開ける!
彼を取り戻すためにすべてを捧げ…なくても別に良い気がしてきた闇落ち令嬢は、美食家の悪魔と契約をする
hosiiimo
ファンタジー
女友達とイチャつく幼馴染の姿に鬱憤を募らせ、悪魔召喚を目論むレインは『ある生き物』に説得される。
「そんな召喚(求人)では、イタズラ目的の三下悪魔のカモにされるだけだ。
お前は2人に滅ぼされ、身内も悲惨な目にあってしまう運命なのだ。そういうマンガもある。」
潔く諦めたのだが、うっかりと【暴食業の悪魔】を召喚してしまう…。
こうしてレインは過保護な悪魔にお世話されるオイシイ生活を始めたのであった。
美食家紳士と厨二チョロインによるマィフェアレディなお話。
少女漫画ヒロインの仲間になる予定だった召喚獣などを、おいしく食べて健やかに!!
ふんわり設定。※なろうへの掲載もしています。
王子との婚約を破棄され追放された転生聖女は庶民に“酔いどれ”と笑われている
若年寄
ファンタジー
「お前は王子に相応しくない」
そう告げられて城を追い出された聖女ゲルダは庶民に身を落とす。
国の為に、何より王子の為に命を捨てて働いてきた彼女を庇う者は誰一人いなかった。
誰もが身一つで出て行く彼女を嘲笑う。その中には新たな聖女に抜擢された少女もいた。
しかも彼女はゲルダに代わって王子と婚姻を結んだというではないか。
一応、棲み家となる家を与えられたが、ゲルダはそのまま城下町を出て行ってしまうのだった。
とある街に落ち着いたゲルダはその日から浴びるように酒を呑むようになる。
彼女を過去の聖女と知る者達は“酔いどれ”と呼び、笑うのだった。
だが、ゲルダは屈辱に思うどころか酔いを愉しんですらいたのである。
「いやぁ、城から出されたお陰で誰に気兼ねする事なく酒を呑む事が出来るわい。王子サマサマだ」
実はゲルダには前世の記憶があり、大酒呑みの悪癖は重々承知の上であった。
前世では免許皆伝を許された剣豪にして酒豪だったゲルダは今夜も大酒をかっくらう。
このような日々を過ごしていたが、いつしか身の周りに不審な気配を感じるようになる。
一計を案じて気配の主を捕らえてみれば、なんとそこには見知った顔が……
「今、王子様の御身が危ういのです。何卒ゲルダ様のお力添えを」
自分に成り代わって聖女となった少女の訴えにゲルダは力を貸してやろうと鷹揚に答えたものだ。
王子そして自身を襲う未曾有の危機にゲルダはどう立ち向かうのか。
『花鳥風月』に準えた秘剣が悪を斬る!
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが当たり前になった世界。風間は平凡な会社員として日々を暮らしていたが、ある日見に覚えのないミスを犯し会社をクビになってしまう。その上親友だった男も彼女を奪われ婚約破棄までされてしまった。世の中が嫌になった風間は自暴自棄になり山に向かうがそこで誰からも見捨てられた放置ダンジョンを見つけてしまう。どことなく親近感を覚えた風間はダンジョンで暮らしてみることにするが、そこにはとても可愛らしいモンスターが隠れ住んでいた。ひょんなことでモンスターに懐かれた風間は様々なモンスターと暮らしダンジョン内でのスローライフを満喫していくことになるのだった。
伯爵夫人のお気に入り
つくも茄子
ファンタジー
プライド伯爵令嬢、ユースティティアは僅か二歳で大病を患い入院を余儀なくされた。悲しみにくれる伯爵夫人は、遠縁の少女を娘代わりに可愛がっていた。
数年後、全快した娘が屋敷に戻ってきた時。
喜ぶ伯爵夫人。
伯爵夫人を慕う少女。
静観する伯爵。
三者三様の想いが交差する。
歪な家族の形。
「この家族ごっこはいつまで続けるおつもりですか?お父様」
「お人形遊びはいい加減卒業なさってください、お母様」
「家族?いいえ、貴方は他所の子です」
ユースティティアは、そんな家族の形に呆れていた。
「可愛いあの子は、伯爵夫人のお気に入り」から「伯爵夫人のお気に入り」にタイトルを変更します。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
fateful meeting(フェイトフル ミーティング)~職業【遊び人】になってしまった僕だけど幸せになります!~
星 陽月
ファンタジー
クリスマス・イヴにホームレスのおじさんを助けた小島勇人(こじまゆうと)。
合コンで知り合ったばかりの女子、三多(みた)さん。
彼女は実はサンタクロースだった。
勇人の願いを叶えるために、彼女は勇人を異世界に連れていってしまう。
奥手でぽっちゃり系の勇人の願いは、
「こんな僕を、すべて受け入れてくれる運命の人と出逢いたい!!」
といったものだった。
なぜか、職業「遊び人」となってしまった勇人。
スマホと自分の浅い知識をたよりに異世界で頑張る勇人の前に現れた運命の人は、自分よりも14歳年下の10歳の女の子だった。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。