6 / 430
第六話 シャルロッタ・インテリペリ 一〇歳 〇五
しおりを挟む「さて、これでよし……と」
「こうしてみるとシャルは本当にお姫様なのですね……」
ユルと一緒にわたくしの部屋に戻ると、服をちゃんとネグリジェへと着替えて魔法で汚れを浄化した後、ベッドに腰掛けて目の前で尻尾を振っているユルに向き直る。
ちなみに他の人に見つかるとまずいということで、ユルがわたくしの影の中に潜み、門番には薬草が見つかったことにして街へと戻ると次元移動を駆使して自分の部屋へと戻ってきた。
ユルは着替え終わったわたくしの格好や、部屋を見て感心したように呟く……まあ、あんな魔法ぶっ放したり、檻を素手で破壊する少女がお姫様だとか普通思わないよな。
「まあねえ……普段はあんなことしな……たまにしかいたしませんわよ」
いつもあんな調子でやっていると思われると貴族令嬢としてまずいかなと思って言い直したけど、よく考えたら目の前にいるのは幻獣だし取り繕う必要もなかったかと心の中で軽く舌打ちをする。
そりゃそうだろうなという目でユルはわたくしを見ているが、よく考えると朝起きたら幻獣が部屋にいるシチュエーションってある意味両親発狂ものではないか、という気もしてくる。
この幻獣を家族に紹介するのは少し後の方がいい気もするけど……まずは彼のことなどを聞いておく方が良いだろう。
「そういえば……何故あのような場所で捕まっていらしたの?」
「我は独り立ちをしたばかりでして、旅をしておりました……ご存じかもしれませんが我々ガルムはこの見た目ですので、魔獣として狩られることも多くあります」
話によると、ガルムは狼の性質を色濃く受け継いでいるらしく、誕生してからある程度成長するまでは幻獣が集う異世界、これは幻獣界と呼ばれるらしいが、そこで育てられある程度の年になると一頭でこの世界を放浪するようになる。
ユルも今年に入り放浪の旅に出たのだという……この放浪は長ければ数百年に及び、運よく生き延びていったガルムは、再び異世界へと戻る。
その行動に知識を得る以外の目的はあまり意味はない……らしい、幻獣界へと戻ったガルムは得られた知識を次の世代へと繋ぎ、再びその子孫たちが放浪して知識をつなぐ、という行動をとるのだとか。
「知識を繋ぐための輪廻ってことかしらね……でもそれがサイクルとして回っているのであれば、まあそれは必要なことなのでしょう」
「シャルは時折よくわからない言葉を口にしますね……まあ我はそのためにこの世界を放浪しておりましたが、運悪くあの山賊どもに捉えられまして……」
「肉に釣られる幻獣ってちょっと面白いですわ」
「……不覚です……いつもなら分かったものですが、あの森の奥にある匂いに気を取られていました」
「匂い?」
「死の匂いです……おそらくですが高位の不死者があそこに存在しています」
その言葉にわたくしの表情がほんの少しだけ固まる……あの森は街から多少離れているが、不死者が徘徊しているなどという報告は、我がインテリペリ辺境伯家には入っていないはずだ。
お兄様が魔物の討伐隊を組織して巡回しているが、それに気が付かれていない不死者がうろついている、というのは少し気分が悪い。
基本的に不死者というのは……ナメクジみたいにジメジメしたところに住んでるそれっぽい存在ではあるからな、あまり衛生的にもよろしくないのは確かだ。
「……倒すか」
「そ、そんな簡単に……不死者と言ってもおそらく不死の王とか、始祖吸血鬼クラスの強敵かと思いますが……」
「その程度ならゴミカスナメクジレベルなんで大丈夫ですわよ」
わたくしの返答にユルは唖然としたように口を半開きにしているが……まあ、わたくしが元々異世界の勇者であると分かれば納得はするだろうとは思うけど、そもそも異世界という概念が妖精界や幻獣界で止まっているこの世界の人に、全く違う文化、文明が存在している世界があると説明しても理解されるのか? という疑問は多少湧く。
それでも何かしらの説明は必要なのだと自分に言い聞かせて、わたくしはユルに説明を始める……。
「笑わないで欲しいのだけど……実は……」
「ふーむ……興味深いですな、元々勇者として邪悪な魔王を倒したが、相打ちになって死んで……今の姿のまま記憶がある……しかも女神を知っていると……」
ユルはわたくしのある程度端折った説明を聞いて納得したように頷く……流石に三回目の人生だとは言えず、前世つまり勇者ラインとして生きていた頃の話だけをした。
魔王との戦い、勇者としての覚醒、強大な魔力を得ていること……この体に転生しても能力は遜色なく扱えること、などなど……ユルは興味深そうな顔で黙ってわたくしの話を聞いていた。
次第に眠くなってきてわたくしはあくびをしながらユルを見るが、彼はまるでおとぎ話を聞いている子供のように目を輝かせている。
「……笑いませんの? これを話したら普通の殿方であれば頭おかしいやつって思う気が致しますが……」
「シャルの体から放出されている魔力を見れば、嘘ではないことはわかります。それだけの魔力を持っているものは古き時代に生きた幻獣の古老たちだけでしょうね」
ユルは笑顔を浮かべて前足を軽く振る……悪く言えば人間臭い仕草だが、これは彼がまだ若いというのもあるのかもしれない。
幻獣の古老がどれほどの強さかはわからないが、いつかは見てみたいものだと思う……前世の勇者時代に幻獣であるヒドラと戦ったことがあるけど、それほど強くはなかったんだよな。
若い個体だったのかもしれないけど、まあ毒が厄介だったくらいで、危なげなく倒せた気がする。
「まあ、そんな感じなんで割と魔物とかの対処にはそれほど抵抗感がないわ、ついでに言えば特に使命などは女神からもらっていないし、自由にやらせてもらうつもり」
「……承知しました、それでシャル。我からお願い事があります」
「何かしら?」
「主従の契約を結んでいただきたい、もちろん我が従う側にて」
少し間を置いてからユルがそう言い出したのを聞いて、うーん……と思わず唸ってしまう。主従を誓約するための契約、これは主に魔法によって行うのだが、魔法契約というのは時には命の危険すらある非常に危険なものだ。
幻獣であるユルにも効果を発揮するだろうが……人間であるわたくしと主従契約を結ぶというのはその寿命の差を考えると馬鹿げたものなのだ。
わたくしが寿命もしくは事故で死んだ場合、ユルは主従契約に囚われてこの世界に縛り付けられてしまう……それは幻獣としてはかなり致命的なものだと思うのだが。
「……ユルの方が長生きするわ、それにも拘らずわたくしと主従契約を結ぶ、その意味はわかってらっしゃる?」
「お優しいですな、やはり見た目以上に豊富で深い知識をお持ちだ、だからこそ貴女を守る盾として我が身を差し出す……種族の誇りと言える」
「……まあ、見た目の年齢ではないことはさっきの話で説明したしね……後悔はしないのね?」
わたくしの言葉にユルは黙って頷く……うーん、言い出したら聞かない性格のようだし、なんか尻尾振りまくっている。
少し悩んだけど、今は色々考えてもどうしようもない気がするしなあ……それと体は割と疲れているようで反応が鈍く、少し眠くもなってきている。
気持ちよく魔法をぶっ放して暴れ回ったせいかもな、勇者としての能力をフルで使い切ることはできるが、反動でめちゃくちゃ眠くなる時がある。
「……眠い、ごめんもう限界かも……」
成長しきって仕舞えば問題ないのだろうけど……一応一〇歳のわたくしには負荷が高すぎるのかもしれないな。
わたくしがあくびを隠しきれなくなって、そのままベッドへと倒れ込むとユルは黙ってわたくしの横に座るとまるで子犬を温めるようにわたくしを包んで丸くなる。
暖かさとフワフワの毛皮に包まれ、わたくしの意識が次第に遠ざかっていく……。
「続きは明日に致しましょう、我が主人よ……今はおやすみください」
「こうしてみるとシャルは本当にお姫様なのですね……」
ユルと一緒にわたくしの部屋に戻ると、服をちゃんとネグリジェへと着替えて魔法で汚れを浄化した後、ベッドに腰掛けて目の前で尻尾を振っているユルに向き直る。
ちなみに他の人に見つかるとまずいということで、ユルがわたくしの影の中に潜み、門番には薬草が見つかったことにして街へと戻ると次元移動を駆使して自分の部屋へと戻ってきた。
ユルは着替え終わったわたくしの格好や、部屋を見て感心したように呟く……まあ、あんな魔法ぶっ放したり、檻を素手で破壊する少女がお姫様だとか普通思わないよな。
「まあねえ……普段はあんなことしな……たまにしかいたしませんわよ」
いつもあんな調子でやっていると思われると貴族令嬢としてまずいかなと思って言い直したけど、よく考えたら目の前にいるのは幻獣だし取り繕う必要もなかったかと心の中で軽く舌打ちをする。
そりゃそうだろうなという目でユルはわたくしを見ているが、よく考えると朝起きたら幻獣が部屋にいるシチュエーションってある意味両親発狂ものではないか、という気もしてくる。
この幻獣を家族に紹介するのは少し後の方がいい気もするけど……まずは彼のことなどを聞いておく方が良いだろう。
「そういえば……何故あのような場所で捕まっていらしたの?」
「我は独り立ちをしたばかりでして、旅をしておりました……ご存じかもしれませんが我々ガルムはこの見た目ですので、魔獣として狩られることも多くあります」
話によると、ガルムは狼の性質を色濃く受け継いでいるらしく、誕生してからある程度成長するまでは幻獣が集う異世界、これは幻獣界と呼ばれるらしいが、そこで育てられある程度の年になると一頭でこの世界を放浪するようになる。
ユルも今年に入り放浪の旅に出たのだという……この放浪は長ければ数百年に及び、運よく生き延びていったガルムは、再び異世界へと戻る。
その行動に知識を得る以外の目的はあまり意味はない……らしい、幻獣界へと戻ったガルムは得られた知識を次の世代へと繋ぎ、再びその子孫たちが放浪して知識をつなぐ、という行動をとるのだとか。
「知識を繋ぐための輪廻ってことかしらね……でもそれがサイクルとして回っているのであれば、まあそれは必要なことなのでしょう」
「シャルは時折よくわからない言葉を口にしますね……まあ我はそのためにこの世界を放浪しておりましたが、運悪くあの山賊どもに捉えられまして……」
「肉に釣られる幻獣ってちょっと面白いですわ」
「……不覚です……いつもなら分かったものですが、あの森の奥にある匂いに気を取られていました」
「匂い?」
「死の匂いです……おそらくですが高位の不死者があそこに存在しています」
その言葉にわたくしの表情がほんの少しだけ固まる……あの森は街から多少離れているが、不死者が徘徊しているなどという報告は、我がインテリペリ辺境伯家には入っていないはずだ。
お兄様が魔物の討伐隊を組織して巡回しているが、それに気が付かれていない不死者がうろついている、というのは少し気分が悪い。
基本的に不死者というのは……ナメクジみたいにジメジメしたところに住んでるそれっぽい存在ではあるからな、あまり衛生的にもよろしくないのは確かだ。
「……倒すか」
「そ、そんな簡単に……不死者と言ってもおそらく不死の王とか、始祖吸血鬼クラスの強敵かと思いますが……」
「その程度ならゴミカスナメクジレベルなんで大丈夫ですわよ」
わたくしの返答にユルは唖然としたように口を半開きにしているが……まあ、わたくしが元々異世界の勇者であると分かれば納得はするだろうとは思うけど、そもそも異世界という概念が妖精界や幻獣界で止まっているこの世界の人に、全く違う文化、文明が存在している世界があると説明しても理解されるのか? という疑問は多少湧く。
それでも何かしらの説明は必要なのだと自分に言い聞かせて、わたくしはユルに説明を始める……。
「笑わないで欲しいのだけど……実は……」
「ふーむ……興味深いですな、元々勇者として邪悪な魔王を倒したが、相打ちになって死んで……今の姿のまま記憶がある……しかも女神を知っていると……」
ユルはわたくしのある程度端折った説明を聞いて納得したように頷く……流石に三回目の人生だとは言えず、前世つまり勇者ラインとして生きていた頃の話だけをした。
魔王との戦い、勇者としての覚醒、強大な魔力を得ていること……この体に転生しても能力は遜色なく扱えること、などなど……ユルは興味深そうな顔で黙ってわたくしの話を聞いていた。
次第に眠くなってきてわたくしはあくびをしながらユルを見るが、彼はまるでおとぎ話を聞いている子供のように目を輝かせている。
「……笑いませんの? これを話したら普通の殿方であれば頭おかしいやつって思う気が致しますが……」
「シャルの体から放出されている魔力を見れば、嘘ではないことはわかります。それだけの魔力を持っているものは古き時代に生きた幻獣の古老たちだけでしょうね」
ユルは笑顔を浮かべて前足を軽く振る……悪く言えば人間臭い仕草だが、これは彼がまだ若いというのもあるのかもしれない。
幻獣の古老がどれほどの強さかはわからないが、いつかは見てみたいものだと思う……前世の勇者時代に幻獣であるヒドラと戦ったことがあるけど、それほど強くはなかったんだよな。
若い個体だったのかもしれないけど、まあ毒が厄介だったくらいで、危なげなく倒せた気がする。
「まあ、そんな感じなんで割と魔物とかの対処にはそれほど抵抗感がないわ、ついでに言えば特に使命などは女神からもらっていないし、自由にやらせてもらうつもり」
「……承知しました、それでシャル。我からお願い事があります」
「何かしら?」
「主従の契約を結んでいただきたい、もちろん我が従う側にて」
少し間を置いてからユルがそう言い出したのを聞いて、うーん……と思わず唸ってしまう。主従を誓約するための契約、これは主に魔法によって行うのだが、魔法契約というのは時には命の危険すらある非常に危険なものだ。
幻獣であるユルにも効果を発揮するだろうが……人間であるわたくしと主従契約を結ぶというのはその寿命の差を考えると馬鹿げたものなのだ。
わたくしが寿命もしくは事故で死んだ場合、ユルは主従契約に囚われてこの世界に縛り付けられてしまう……それは幻獣としてはかなり致命的なものだと思うのだが。
「……ユルの方が長生きするわ、それにも拘らずわたくしと主従契約を結ぶ、その意味はわかってらっしゃる?」
「お優しいですな、やはり見た目以上に豊富で深い知識をお持ちだ、だからこそ貴女を守る盾として我が身を差し出す……種族の誇りと言える」
「……まあ、見た目の年齢ではないことはさっきの話で説明したしね……後悔はしないのね?」
わたくしの言葉にユルは黙って頷く……うーん、言い出したら聞かない性格のようだし、なんか尻尾振りまくっている。
少し悩んだけど、今は色々考えてもどうしようもない気がするしなあ……それと体は割と疲れているようで反応が鈍く、少し眠くもなってきている。
気持ちよく魔法をぶっ放して暴れ回ったせいかもな、勇者としての能力をフルで使い切ることはできるが、反動でめちゃくちゃ眠くなる時がある。
「……眠い、ごめんもう限界かも……」
成長しきって仕舞えば問題ないのだろうけど……一応一〇歳のわたくしには負荷が高すぎるのかもしれないな。
わたくしがあくびを隠しきれなくなって、そのままベッドへと倒れ込むとユルは黙ってわたくしの横に座るとまるで子犬を温めるようにわたくしを包んで丸くなる。
暖かさとフワフワの毛皮に包まれ、わたくしの意識が次第に遠ざかっていく……。
「続きは明日に致しましょう、我が主人よ……今はおやすみください」
51
お気に入りに追加
851
あなたにおすすめの小説

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる