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第九章
1 上官への反抗
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「ふう」
リュウはベッドにバタリと倒れ込んだ。
マットの硬さに、ようやくいつもの生活が戻ってきた気がする。指揮演習のためにこの部屋を後にしたのが、もうずいぶん昔のようだ。たった一週間なのに。
「はあ~っ」
リュウは大きくため息をついて、この一週間のついてなかった出来事を振り返った。
宇宙船にトラブルが起こり、小惑星帯に突入せざるを得なかった。辺境で打つ手がなくなったときにレイと遭遇し、フェンネルに不時着させてもらった。引き続いてセントラルに連れて行かれて調べを受けた…。思えば緊張の連続であった。身も心も休まる暇がなかったのだ。そして、極めつけが、隊員たちの上官への反抗。
上下関係の厳しい宇宙軍にあって、それはちょっとした事件であった。
リュウ自身は士官訓練センターを放り出されることになっても、ひとことも文句を吐くつもりはなかった。部下である隊員たちの命を危険にさらしたのである。責任を問われても当然だと思っていた。
ところが。
リュウがチェイス少佐から与えられた訓告(たかが、訓告だ!)に、ザハロフ教官から与えられた処罰(たかが、ペナルティーだ!)に、ダンカンやエヴァが猛然とくってかかったのである。
隊員たちはキャプテンとしてリュウのとった行動は賞賛されてしかるべきだと信じていたから、黙って叱責を受け入れるのをみていられなかったのだ。
もちろん、上官に食ってかかったからといって、リュウの処遇がよくなるわけではない。逆に監督不行届で責められたほどだ。
そのせいで。せっかく何の咎も受けなかったはずの隊員たちが、セントラルで一週間の謹慎、さらにベルン宇宙軍基地へ戻ってから一カ月もの雑役を言い渡されるはめになった。
「馬鹿なことを!」というのが、リュウの正直な思いであった。隊員たちの心遣いはうれしいが、自分にはそれほど庇ってもらう資格はないと思っていた。
だが、いちばん驚いたのはルーインの言葉であった。
「確かにあいつらは先走りすぎた。僕が手をまわす前に、馬鹿なことをしてくれた」
「なん…っ! やめてくれよ、ルーイン。あんたまでセントラルで問題を起こすつもりだったのか?」
「あいつらに、注意しておいてやればよかった。僕が一緒ならもっとうまくやれたのに…」
真顔で言うルーインが恐い。
「あんたは何をする気だったんだ? 俺は責任を逃れるつもりはなかった。宇宙船を傷つけて、隊員の命を危険にさらしたのは、間違いなく俺だからな。勝手な真似はやめてくれ」
リュウがこんな風に責任感の強いまっすぐな性格だから、隊員たちが替わりに抗議するはめになるんだ、とルーインは心の中で訴える。
リュウはわかっていないが、兵士たちは先頭に立って困難に立ち向かい、誰に責任を転嫁することもなく、何かあったときには楯になってくれる阿刀野のような上官を尊敬するものなのだ。
尊敬する上官を救うためなら…、単細胞のダンカンのような男ならもちろん、上官に反抗するなどという馬鹿げたマネを絶対にしないだろうエヴァのような男までが、敢然と抗議するのである。
リュウのような男だからこそ。隊員たちの抗議の声が大きくなり、セントラルの兵士たちを巻き込み、宇宙軍の上層部を揺るがせる事件となった。
普段、めったなことではルーインに近づかない兄までもが、「阿刀野リュウとはどのような男なのだ」と聞きにきたほどである。
「規律に背くことなど考えたことのない、まっすぐな男です」とルーインは応えた。
――阿刀野はそういう男だ、僕とは違って――
ルーインはセントラルにいる間に、策を弄してでも、阿刀野が宇宙軍になくてはならない人間であることを印象づけようと思っていた。せっかくの機会なのだ。
ルーインはリュウをどうしても宇宙軍に引き入れたいと思っていたのだ。レイもそれを望んでいたし、ルーインはなんとしてでもリュウと共にいたかったから。
ルーインの思惑とは違った形ではあったが、結果的に『阿刀野リュウ』は、上層部にかなりの強印象を与えたのである。
いつもなら、士官たちを引きずりおろすために騒ぎを起こす兵士たちが、上官を支持するという形で起こした騒ぎのせいで。
リュウが兵士たちに、『自分は訓練生であり、まだ宇宙軍に所属していない。どれほど不条理であろうと、士官訓練センターの処遇には従わなければならない身である。それに、今回の件に関しては俺に責任がある。これでも寛大すぎる処遇だと思っている』と明言しなければ、もっと大騒動になったかもしれない。
セントラルにいる間に、リュウは何人もの兵士に早く宇宙軍士官として任務について欲しいと声をかけられていた。
ベルンへと帰途につくために訪れた宙港でも…。
なぜここにいるのかは知らないが、ザハロフ教官と熱心に話をしていたチェイス少佐から、
「この春にはセントラルの士官学校へ来るんだろうな。直々に鍛えてやるから、逃げるなよ!」
と、突き刺すような鋭い眼差しで、低い口調で脅された。
チェイス少佐は特殊部隊の責任者だと聞いたが、士官学校の教官もしているのだろうか。訓告よりこちらの脅しの方が、よほど恐いとリュウは思った。
「チェイス少佐。阿刀野はまだスペシャル・クラスのわたしの課題をクリアしていない。士官学校など先走りすぎだ」
とザハロフ教官。それへ
「アレクセイ! おまえが戻ってこないなら、せめてこいつを士官学校に送り込めよ」
そう言ってチェイス少佐がにやりと笑った。
「えっ?……」
突然のことに何が何やらわからずに、リュウは聞き返した。
「黙れ、ゲイリー!」
ザハロフ教官は眉間に皺を刻み、チェイス少佐を睨み付けた。
「阿刀野、おまえには関係ない。先に『ダイモス』に乗っていろ」
「はい…」
逆らえない響きがあった。返事をしてきびすを返したリュウの背後で、アレクセイがゲイリーに詰め寄った。そして、アレクセイは、セントラルの暗部を担う特殊部隊の責任者を叱りつけたのである。
おまえが戻ってこないなら…、ザハロフ教官って一体なにもの…。
リュウの顔にふっと笑みが浮かんだ。
チェイス少佐がザハロフ教官に叱られてうなだれている。チェイス少佐が敵わないなら、俺たち訓練生がザハロフ教官に逆らえないのは当然だ。
今度の件では、ザハロフ教官に迷惑をかけた。ベルンに戻ったら、以前にも増して厳しくされそうだ。そうでなくても俺は嫌われているのに。
それも、あと1カ月あまり、か。
その間を無事に過ごして、士官訓練センターを卒業すれば二度と会うことはないだろう。 俺はやっぱり、レイと一緒に働きたい! リュウはそんなことを考えていた。
その考えがどれほど楽観的だったか。
劇的に変化してしまう自分の境遇を、この時のリュウはまだ知らない。
リュウはベッドにバタリと倒れ込んだ。
マットの硬さに、ようやくいつもの生活が戻ってきた気がする。指揮演習のためにこの部屋を後にしたのが、もうずいぶん昔のようだ。たった一週間なのに。
「はあ~っ」
リュウは大きくため息をついて、この一週間のついてなかった出来事を振り返った。
宇宙船にトラブルが起こり、小惑星帯に突入せざるを得なかった。辺境で打つ手がなくなったときにレイと遭遇し、フェンネルに不時着させてもらった。引き続いてセントラルに連れて行かれて調べを受けた…。思えば緊張の連続であった。身も心も休まる暇がなかったのだ。そして、極めつけが、隊員たちの上官への反抗。
上下関係の厳しい宇宙軍にあって、それはちょっとした事件であった。
リュウ自身は士官訓練センターを放り出されることになっても、ひとことも文句を吐くつもりはなかった。部下である隊員たちの命を危険にさらしたのである。責任を問われても当然だと思っていた。
ところが。
リュウがチェイス少佐から与えられた訓告(たかが、訓告だ!)に、ザハロフ教官から与えられた処罰(たかが、ペナルティーだ!)に、ダンカンやエヴァが猛然とくってかかったのである。
隊員たちはキャプテンとしてリュウのとった行動は賞賛されてしかるべきだと信じていたから、黙って叱責を受け入れるのをみていられなかったのだ。
もちろん、上官に食ってかかったからといって、リュウの処遇がよくなるわけではない。逆に監督不行届で責められたほどだ。
そのせいで。せっかく何の咎も受けなかったはずの隊員たちが、セントラルで一週間の謹慎、さらにベルン宇宙軍基地へ戻ってから一カ月もの雑役を言い渡されるはめになった。
「馬鹿なことを!」というのが、リュウの正直な思いであった。隊員たちの心遣いはうれしいが、自分にはそれほど庇ってもらう資格はないと思っていた。
だが、いちばん驚いたのはルーインの言葉であった。
「確かにあいつらは先走りすぎた。僕が手をまわす前に、馬鹿なことをしてくれた」
「なん…っ! やめてくれよ、ルーイン。あんたまでセントラルで問題を起こすつもりだったのか?」
「あいつらに、注意しておいてやればよかった。僕が一緒ならもっとうまくやれたのに…」
真顔で言うルーインが恐い。
「あんたは何をする気だったんだ? 俺は責任を逃れるつもりはなかった。宇宙船を傷つけて、隊員の命を危険にさらしたのは、間違いなく俺だからな。勝手な真似はやめてくれ」
リュウがこんな風に責任感の強いまっすぐな性格だから、隊員たちが替わりに抗議するはめになるんだ、とルーインは心の中で訴える。
リュウはわかっていないが、兵士たちは先頭に立って困難に立ち向かい、誰に責任を転嫁することもなく、何かあったときには楯になってくれる阿刀野のような上官を尊敬するものなのだ。
尊敬する上官を救うためなら…、単細胞のダンカンのような男ならもちろん、上官に反抗するなどという馬鹿げたマネを絶対にしないだろうエヴァのような男までが、敢然と抗議するのである。
リュウのような男だからこそ。隊員たちの抗議の声が大きくなり、セントラルの兵士たちを巻き込み、宇宙軍の上層部を揺るがせる事件となった。
普段、めったなことではルーインに近づかない兄までもが、「阿刀野リュウとはどのような男なのだ」と聞きにきたほどである。
「規律に背くことなど考えたことのない、まっすぐな男です」とルーインは応えた。
――阿刀野はそういう男だ、僕とは違って――
ルーインはセントラルにいる間に、策を弄してでも、阿刀野が宇宙軍になくてはならない人間であることを印象づけようと思っていた。せっかくの機会なのだ。
ルーインはリュウをどうしても宇宙軍に引き入れたいと思っていたのだ。レイもそれを望んでいたし、ルーインはなんとしてでもリュウと共にいたかったから。
ルーインの思惑とは違った形ではあったが、結果的に『阿刀野リュウ』は、上層部にかなりの強印象を与えたのである。
いつもなら、士官たちを引きずりおろすために騒ぎを起こす兵士たちが、上官を支持するという形で起こした騒ぎのせいで。
リュウが兵士たちに、『自分は訓練生であり、まだ宇宙軍に所属していない。どれほど不条理であろうと、士官訓練センターの処遇には従わなければならない身である。それに、今回の件に関しては俺に責任がある。これでも寛大すぎる処遇だと思っている』と明言しなければ、もっと大騒動になったかもしれない。
セントラルにいる間に、リュウは何人もの兵士に早く宇宙軍士官として任務について欲しいと声をかけられていた。
ベルンへと帰途につくために訪れた宙港でも…。
なぜここにいるのかは知らないが、ザハロフ教官と熱心に話をしていたチェイス少佐から、
「この春にはセントラルの士官学校へ来るんだろうな。直々に鍛えてやるから、逃げるなよ!」
と、突き刺すような鋭い眼差しで、低い口調で脅された。
チェイス少佐は特殊部隊の責任者だと聞いたが、士官学校の教官もしているのだろうか。訓告よりこちらの脅しの方が、よほど恐いとリュウは思った。
「チェイス少佐。阿刀野はまだスペシャル・クラスのわたしの課題をクリアしていない。士官学校など先走りすぎだ」
とザハロフ教官。それへ
「アレクセイ! おまえが戻ってこないなら、せめてこいつを士官学校に送り込めよ」
そう言ってチェイス少佐がにやりと笑った。
「えっ?……」
突然のことに何が何やらわからずに、リュウは聞き返した。
「黙れ、ゲイリー!」
ザハロフ教官は眉間に皺を刻み、チェイス少佐を睨み付けた。
「阿刀野、おまえには関係ない。先に『ダイモス』に乗っていろ」
「はい…」
逆らえない響きがあった。返事をしてきびすを返したリュウの背後で、アレクセイがゲイリーに詰め寄った。そして、アレクセイは、セントラルの暗部を担う特殊部隊の責任者を叱りつけたのである。
おまえが戻ってこないなら…、ザハロフ教官って一体なにもの…。
リュウの顔にふっと笑みが浮かんだ。
チェイス少佐がザハロフ教官に叱られてうなだれている。チェイス少佐が敵わないなら、俺たち訓練生がザハロフ教官に逆らえないのは当然だ。
今度の件では、ザハロフ教官に迷惑をかけた。ベルンに戻ったら、以前にも増して厳しくされそうだ。そうでなくても俺は嫌われているのに。
それも、あと1カ月あまり、か。
その間を無事に過ごして、士官訓練センターを卒業すれば二度と会うことはないだろう。 俺はやっぱり、レイと一緒に働きたい! リュウはそんなことを考えていた。
その考えがどれほど楽観的だったか。
劇的に変化してしまう自分の境遇を、この時のリュウはまだ知らない。
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