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8 向き不向き
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「お帰り~」
かなり遅い時間であったにもかかわらず、すぐにドアが開いて、やさしい声で迎え入れられる。
「すみません。阿刀野が一緒じゃなくて…」
「聞いてるよ。さっき、連絡があった」
じゃあ、お帰りっていうのは僕にかけてくれた言葉? こんな風に迎えてもらうのがルーインは何だか面映ゆかった。
「ほらほら、そんなとこに突っ立ってないで、上がってよ」
強引にリビングに連れて行かれたルーインである。
「ワインでいい? 違う酒がよければリクエストしてくれていいけど」
「ワインをもらいます」
というルーインに、グラスに赤ワインを注いでくれる。サイドテーブルには簡単なオードブ ル?
「レイさん、これが夕食ですか?」
詰るような調子が混じっているのにレイが敏感に反応する。
「違うよっ。今日は食べてきたんだ。で、食後の酒をのんびり楽しんでるわけ」
それならいいというルーインの暗黙の了承に、レイは情けなさそうな口調だ。
「リュウみたいなこと言うんだね。そのうち生活態度がなってないって、2人からお小言食らうようになりそうだ」
ルーインは思わず笑みをもらす。正式な場でこの人は、こんな台詞をもらしたりなどしない。自分がどれほど身近に置いてもらえるかを感じて、ちょっとうれしくなった。
「どう、もう足は治ったの?」
「はい。今週は訓練を休ませてもらって、治しました」
「ほんと、軽い怪我でよかったよ」
ごめんねと続きそうな台詞にあわてて、
「レイさん。この間も言いましたが、僕の怪我は阿刀野の責任ではないし、気にしてもらうほどでは…」
レイに言葉の続きを制せられて、しばらくの沈黙の後、ルーインは違う話題を持ち出した。
「阿刀野に、今週は特別にレイさんを貸してやると言われました。言葉に甘えて、阿刀野のように思い切り泣かせてもらおうかなって…」
レイは目を丸くした。
「失礼な言い方ですみません。阿刀野の言葉そのままで…」
「いいよ。それじゃあ俺は明日いっぱい、キミに貸し出されたんだね。ホントは日当、けっこう高いんだけど…」
そんなこと。
リュウがいなければ、レイに相手にしてもらえないことくらいわかっている。一日一緒にいられることが、どれほどの恩恵かということも。
「その代わり、家事は僕がやりますから」
そういう契約なんでというのに、レイがくすっと笑った。
「リュウはなに? また、失敗したの」
軽い言葉と裏腹な心配そうな口調である。
「いえ、そうではなくて」
ザハロフ教官とリュウの確執をごまかそうかと思うが、この人を相手に騙せるわけがない。
「今週からスペシャル・クラスの操縦演習が始まったんです。セントラルから特別に派遣されてきた教官が受け持っているんですが、なかなかキツくて。
阿刀野は初日に『操縦の基礎ができていないやつに、わたしの演習は無理だ』と宣言されて。それでも演習を受けさせてくださいと食いさがったんで、毎日、カプセルに縛り付けられていますよ」
「ふ~ん、そうなんだ。確かにあいつは、操縦に向いていないからね」
レイがあっさり言い放った。
「……! どうしてですか? 阿刀野なら、経験を積めばそれなりの操縦はできるようになると思いますけど」
「それなりの操縦くらいはできないと、話にならない。でも…、リュウは操縦士には向いてない」
「レイさん、それ、自分と比べていませんか。レイさんは操縦士として超一流だから、比べたら阿刀野が可哀想です」
ルーインがムキになる。
「別に俺はリュウを馬鹿にしてるとか、自分より落ちるとか思ってるわけじゃないよ。単に操縦には向かないと言ってるだけだ」
「レイさんは、阿刀野には宇宙軍の操縦士は無理だと思ってるんですか?」
操縦士が宇宙軍の花形だと教えられてきたルーインが言いつのる。
「宇宙軍に必要なのは操縦士だけじゃないだろう? 操縦士にならなくても、リュウなら宇宙軍の士官として十分にやっていけると思う。たいていの人に負けないくらいにね。俺が鍛えたんだから強いだろう?」
「操縦だって、レイさんが鍛えたら…」
「そりゃあ、そこそこにはなるだろうけど、トップレベルは無理だよ。リュウはもっと違うことの方が向いてる。操縦が下手なら、うまいやつと組めばいいんだ。この男と一緒に仕事をしたいと思わせるだけの別のものを持っていればいいんだから、操縦にこだわることなんてない。
俺はランディと一緒に仕事をしてるけどラ、ンディは操縦が下手だよ。恐くてとても乗ってられない。でも、宙航士としての能力や整備の技術にかけては、俺なんか足元にも及ばない」
相づちを求めるようにルーインを見たレイは、「ね、人には向き、不向きがあるんだよ」
と話を締めくくった。
ルーインは小さい頃から操縦士をめざすように仕向けられていた。操縦士としての名声を得た上で、宇宙軍の幹部になるようにと。それが、宇宙軍の出世コースなのだと聞かされてきたのだ。
父は一度でも、自分が操縦士に向いているとか、いないとか考えてくれたことがあるのだろうか。
「ん、どうしたの。黙り込んで」
「いえ。僕は小さい頃から、宇宙軍でトップクラスの操縦士になるようにと言われ続けてたんですが。実際に向いているのかなと」
どう思いますかというルーインが訊ねる。
「俺はキミが操縦してるとこを見たことないからわからないよ。でも、リュウよりは上手そうだね」
それでも、この人とは比べものにならない。
キミも操縦士には向いていないよとあっさり言われそうだ。ルーインの知る誰ともまったく違った風に宇宙船を操るこの天才から見たら、自分はどう見えるだろうか。
「そうだ! ねえ、ルーイン。明日、トレーニングがわりに、ちょっと遠出しようか」
「どこへですか」
「実は…、知り合いに、近くまで来てるから寄ってくれと言われてたんだけど。日曜日だし、ルーインがくるって聞いて断ったんだ」
「ええっ。僕のために断ってくれたんですか」
レイは目の前で手をひらひらさせながらズレたところで、否定する。
「違うよ、仕事じゃない。単に遊びに来ないかって誘われただけなんだ」
自分のためにレイが予定を開けてくれた。その行為にルーインは感激した。レイのあたたかさが心に浸みる。この人が誘ってくれるなら、どこへでも行ってみよう。
「邪魔でなければ、連れて行ってください」
ルーインは勢い込んで返事をした。
「ベルン星系の惑星のひとつだけどキャラって知ってる? 鉱山だけの小さな星だよ」
ルーインは知らなかった。
「遠出って…、宇宙船に乗るんですか」
「ん。小型の宇宙船だけど、俺の船。行きは近道したいから俺が操縦するけど、帰りは操縦席に座らせてあげる」
「いいんですかっ!」
「もちろん。そうでなかったら誘わないよ」
レイの宇宙船に乗せてもらって、すぐ近くで操縦を眺められるだけでもスゴイことなのに、操縦席に座らせてもらえるなんて!
ルーインは考えただけで興奮してきた。
「阿刀野に恨まれそうだ」
ぽつりとつぶやいた一言にレイが律儀に返事を寄こす。
「リュウは何度もクリスタル号に乗ってるよ。それに、操縦席に座るたびにトラブルを起こしてくれるし…」
レイは顔をしかめてみせた。
かなり遅い時間であったにもかかわらず、すぐにドアが開いて、やさしい声で迎え入れられる。
「すみません。阿刀野が一緒じゃなくて…」
「聞いてるよ。さっき、連絡があった」
じゃあ、お帰りっていうのは僕にかけてくれた言葉? こんな風に迎えてもらうのがルーインは何だか面映ゆかった。
「ほらほら、そんなとこに突っ立ってないで、上がってよ」
強引にリビングに連れて行かれたルーインである。
「ワインでいい? 違う酒がよければリクエストしてくれていいけど」
「ワインをもらいます」
というルーインに、グラスに赤ワインを注いでくれる。サイドテーブルには簡単なオードブ ル?
「レイさん、これが夕食ですか?」
詰るような調子が混じっているのにレイが敏感に反応する。
「違うよっ。今日は食べてきたんだ。で、食後の酒をのんびり楽しんでるわけ」
それならいいというルーインの暗黙の了承に、レイは情けなさそうな口調だ。
「リュウみたいなこと言うんだね。そのうち生活態度がなってないって、2人からお小言食らうようになりそうだ」
ルーインは思わず笑みをもらす。正式な場でこの人は、こんな台詞をもらしたりなどしない。自分がどれほど身近に置いてもらえるかを感じて、ちょっとうれしくなった。
「どう、もう足は治ったの?」
「はい。今週は訓練を休ませてもらって、治しました」
「ほんと、軽い怪我でよかったよ」
ごめんねと続きそうな台詞にあわてて、
「レイさん。この間も言いましたが、僕の怪我は阿刀野の責任ではないし、気にしてもらうほどでは…」
レイに言葉の続きを制せられて、しばらくの沈黙の後、ルーインは違う話題を持ち出した。
「阿刀野に、今週は特別にレイさんを貸してやると言われました。言葉に甘えて、阿刀野のように思い切り泣かせてもらおうかなって…」
レイは目を丸くした。
「失礼な言い方ですみません。阿刀野の言葉そのままで…」
「いいよ。それじゃあ俺は明日いっぱい、キミに貸し出されたんだね。ホントは日当、けっこう高いんだけど…」
そんなこと。
リュウがいなければ、レイに相手にしてもらえないことくらいわかっている。一日一緒にいられることが、どれほどの恩恵かということも。
「その代わり、家事は僕がやりますから」
そういう契約なんでというのに、レイがくすっと笑った。
「リュウはなに? また、失敗したの」
軽い言葉と裏腹な心配そうな口調である。
「いえ、そうではなくて」
ザハロフ教官とリュウの確執をごまかそうかと思うが、この人を相手に騙せるわけがない。
「今週からスペシャル・クラスの操縦演習が始まったんです。セントラルから特別に派遣されてきた教官が受け持っているんですが、なかなかキツくて。
阿刀野は初日に『操縦の基礎ができていないやつに、わたしの演習は無理だ』と宣言されて。それでも演習を受けさせてくださいと食いさがったんで、毎日、カプセルに縛り付けられていますよ」
「ふ~ん、そうなんだ。確かにあいつは、操縦に向いていないからね」
レイがあっさり言い放った。
「……! どうしてですか? 阿刀野なら、経験を積めばそれなりの操縦はできるようになると思いますけど」
「それなりの操縦くらいはできないと、話にならない。でも…、リュウは操縦士には向いてない」
「レイさん、それ、自分と比べていませんか。レイさんは操縦士として超一流だから、比べたら阿刀野が可哀想です」
ルーインがムキになる。
「別に俺はリュウを馬鹿にしてるとか、自分より落ちるとか思ってるわけじゃないよ。単に操縦には向かないと言ってるだけだ」
「レイさんは、阿刀野には宇宙軍の操縦士は無理だと思ってるんですか?」
操縦士が宇宙軍の花形だと教えられてきたルーインが言いつのる。
「宇宙軍に必要なのは操縦士だけじゃないだろう? 操縦士にならなくても、リュウなら宇宙軍の士官として十分にやっていけると思う。たいていの人に負けないくらいにね。俺が鍛えたんだから強いだろう?」
「操縦だって、レイさんが鍛えたら…」
「そりゃあ、そこそこにはなるだろうけど、トップレベルは無理だよ。リュウはもっと違うことの方が向いてる。操縦が下手なら、うまいやつと組めばいいんだ。この男と一緒に仕事をしたいと思わせるだけの別のものを持っていればいいんだから、操縦にこだわることなんてない。
俺はランディと一緒に仕事をしてるけどラ、ンディは操縦が下手だよ。恐くてとても乗ってられない。でも、宙航士としての能力や整備の技術にかけては、俺なんか足元にも及ばない」
相づちを求めるようにルーインを見たレイは、「ね、人には向き、不向きがあるんだよ」
と話を締めくくった。
ルーインは小さい頃から操縦士をめざすように仕向けられていた。操縦士としての名声を得た上で、宇宙軍の幹部になるようにと。それが、宇宙軍の出世コースなのだと聞かされてきたのだ。
父は一度でも、自分が操縦士に向いているとか、いないとか考えてくれたことがあるのだろうか。
「ん、どうしたの。黙り込んで」
「いえ。僕は小さい頃から、宇宙軍でトップクラスの操縦士になるようにと言われ続けてたんですが。実際に向いているのかなと」
どう思いますかというルーインが訊ねる。
「俺はキミが操縦してるとこを見たことないからわからないよ。でも、リュウよりは上手そうだね」
それでも、この人とは比べものにならない。
キミも操縦士には向いていないよとあっさり言われそうだ。ルーインの知る誰ともまったく違った風に宇宙船を操るこの天才から見たら、自分はどう見えるだろうか。
「そうだ! ねえ、ルーイン。明日、トレーニングがわりに、ちょっと遠出しようか」
「どこへですか」
「実は…、知り合いに、近くまで来てるから寄ってくれと言われてたんだけど。日曜日だし、ルーインがくるって聞いて断ったんだ」
「ええっ。僕のために断ってくれたんですか」
レイは目の前で手をひらひらさせながらズレたところで、否定する。
「違うよ、仕事じゃない。単に遊びに来ないかって誘われただけなんだ」
自分のためにレイが予定を開けてくれた。その行為にルーインは感激した。レイのあたたかさが心に浸みる。この人が誘ってくれるなら、どこへでも行ってみよう。
「邪魔でなければ、連れて行ってください」
ルーインは勢い込んで返事をした。
「ベルン星系の惑星のひとつだけどキャラって知ってる? 鉱山だけの小さな星だよ」
ルーインは知らなかった。
「遠出って…、宇宙船に乗るんですか」
「ん。小型の宇宙船だけど、俺の船。行きは近道したいから俺が操縦するけど、帰りは操縦席に座らせてあげる」
「いいんですかっ!」
「もちろん。そうでなかったら誘わないよ」
レイの宇宙船に乗せてもらって、すぐ近くで操縦を眺められるだけでもスゴイことなのに、操縦席に座らせてもらえるなんて!
ルーインは考えただけで興奮してきた。
「阿刀野に恨まれそうだ」
ぽつりとつぶやいた一言にレイが律儀に返事を寄こす。
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