25 / 108
11 別の顔
しおりを挟む
エリザベスは二人のやり取りを少しも見逃すまいと、じっと見つめている。
「エリス。俺は煙じゃない。消えてなくなったりしないよ。瞬きもせずに見つめるのはやめてくれないか、肩が凝る」
「そりゃあ、無理な注文だな。エリスにとっておまえさんは、10年間待ち続けた、消えた煙も同然の男だからな」
レイはちょっと困った顔をした。
「ねえレイ、レイッ?」
ジャケットの袖を引くと、レイはようやく注意をリュウに向けた。
そして、クエスチョンマークでいっぱいのリュウの疑問に応えた。いちおうは。
「ここはね、昔、俺がひいきにしてた店。うまい酒があって、話のできる男がいて…、ひとりになりたい時は、邪魔をせずに飲ませてくれた。
近くにこんな酒場があったらいいのにって、よく考えたもんだ。おまえがいたから、飲みに行く暇なんてなかったけどね」
「……、ごめん。俺が一緒にいてもらいたがったから、こられなかったのか? レイに無理を言ってたのはわかってた。甘えてたってことも…」
レイはリュウの頭をくしゃっとかき回してから、マスターに目を向けた。
「そういうわけなんだ」と言うと、もう一度リュウにやさしく微笑みかけた。
「おまえのせいじゃないよ。俺が昔、無茶やったから、ほとぼりがさめるまでこの辺りに近寄れなかっただけだ。この店にもね。死ぬわけにはいかなかったから」
マスターは二人のやりとりを驚きの目で見ていた。
「レイモンド。おまえさん、いい男になったな。そんなやさしい顔ができるようになるなんて、思ってもみなかったよ」
なあ、とエリザベスに相づちを求める。エリザベスはレイの笑顔を珍しいモノでも見るように見つめていた。
レイはこの店で、いつも飛びきりクールだったのだ。
「リュウを育てるのに苦労したからね。俺も丸くなっただろ。……でも、それだけじゃない。リュウがいてくれたから、俺は生きてこられた。ほんとは、甘えてるのは俺の方かもしれないな」
初めて聞くレイの台詞に、リュウは胸が締めつけられるような気がした。
──そんなことはない。レイがいなければ生きてこられなかったのは俺だ。レイの保護がなければ、一日だって
生きられやしなかった。
俺をスクールにやり、身の守り方を教えてくれた。そして、怯える俺を幼子のように甘えさせてくれた。
その温かい両腕で抱きしめてくれた。時には厳しく叱られたこともあるが、それも心配だったから。
俺は初めて出逢った時から、レイが大好きだ──
「なんか、この二人を見てたら、仲が良くて妬けちゃうわ。あなた、覚悟しなさいよ。わたしからレイモンドを奪ったりしたら許さないから!」
エリザベスの脅しに、へっと思いながら「レイの本名はレイモンドなんだ?」とリュウが確かめるように聞く。
「違うよ。レイモンドは死んだ。俺はおまえの兄で、阿刀野レイだ。エリスの慕ってた男はもういないんだ」
「よくもまあ、あっさりとレイモンドを殺してくれたわね。…じゃあ、わたしは今日から、阿刀野レイに焦がれるってわけ?」
臆面もなくエリザベスが口にする。
「やめてくれないかな。人は変わるんだ。俺はもう、エリスが焦がれてたような男じゃないよ」
残念だけど。レイが変わったのなら、いい方に変わったはずだとリュウは思った。
レイのようなすばらしい男がいたら…、女は放っておかない。
「エリスとは何にもないよ。エリスは子どもだったんだからね。恋愛の対象になんてならなかったよ」
本人を目の前に酷い台詞であった。
「もう、女から告白させといて、そこまで突き放すことないでしょうに。レイ、でいいのよね。今のわたしはおとなの女で、この美貌と抜群のプロポーションで男の目を惹きつけている。しかも連合宇宙軍の士官なのよ。こんなにいい女が、必死にアプローチしているんだから、それ相応の敬意を払ってくれてもいいんじゃない。そっちの士官訓練センターのぼうやも、ね」
そう言って胸を張ったエリザベスに、レイはくくくっと笑った。
「わかってないね、俺はいい女に不自由してないんだ。わたしはいい女でしょって迫るより、かわいい妹を思い出してって泣き落としの方がまだまし」
「もう、ほんとに! 憎くて殺してやりたいくらいだわ。そんな態度を続けるんなら、連合宇宙軍の牢に閉じ込めてやるから。そうしたら、二度と自由に宇宙を飛び回れやしないわよっ!」
怒りを爆発させたエリザベスをマスターがしぶい顔で諫めた。
「おまえは、ほんとうに子どもだな。そんな脅しでこの男を捕えることができると思うのか? 兄さんがおまえの姿を見たら、嘆くだろうて」
エリザベスが黙り込んだ。痛い言葉だったのだ。
「そうでもないよ、マスター。これだけステキな女性に真っ直ぐ言い寄られたら、男ならクラっときてもおかしくない。ケインだって、見逃すにはもったいないぞって忠告してくれるかもね」
「しかし、おまえさんは落ちんだろう?」
「そう、だね…」
言い切ったレイにマスターは声をひそめる。
「女をなぐさめるなら、最後までなぐさめるもんだ。そんなことだから、宇宙いち冷酷だなどと噂されるんだぞ」
「そうか。俺は女に冷たかったから、いや~なあだ名をもらったってわけだ」
レイはそう言って朗らかに笑った。どうしようもないと思ったのか、エリザベスが譲歩する。
「レイ。黙って消えたりしないなら、暴言の数々は許すわ。時々でいいから、顔を見せてよね」
このひとの気性からすれば、かなりの譲歩であろうその言葉を、レイはあっさり断った。
「いくらほとぼりが冷めたって言っても、無理だよ。ここは遠すぎる」
おまえさん、なにを勘違いしてるんだ、とマスターが反応した。
「ほとぼりが冷めたなんてことはないぞ」
「10年も経ってるのに? もう、時効じゃない」
「いや。誰もおまえさんのことをあきらめちゃいないはずだ」
「どうして断言できるんだい?」
レイが訊き返した。
「いま、組織が分裂しかけているのを知っているか?」
「ああ、噂になってるからね。けど、俺は関係ないよ」
「わかっとる。しかし、そう思わないものもいるようだぞ」
「迷惑な話だね」
「よく言うな。分裂の原因を作ったのは誰だと思ってるんだ」
リュウの顔にはクエスチョンマークが浮かんでいた。
「気にしなくていいよ。俺は何ひとつ関係ないんだから。みんな、それこそ俺を誰かと勘違いしているだけ。ね、マスター。レイモンドは死んだんだって」
「気持ちはわかるが。何しろおまえさんは伝説の男だからな。簡単には忘れてはもらえんぞ」
「伝説だったら、それこそ死んでるじゃない。俺はいま、真面目にコツコツ働いてるんだから。リュウと俺の暮らしを誰にも邪魔させたりしない」
レイの鋭いまなざしが、マスターに突き刺さった。
「そんな目を向けんでほしいな。震え上がるよ。わしは事実を事実として伝えてるだけなんだから…。それはそうと、この間、何年ぶりかでマリオンに会ったぞ」
レイの目がすっと細められた。
「どこで?」
「この店でだよ。いまおまえさんが座ってる隣で、ひとりで飲んでいった。昔を懐かしんでるようだったぞ」
「マリオンか。思い出したくもないね」
「向こうはそうでもないようだったが…」
「やめてくれる? せっかくのティア・ドロップが喉を通らなくなりそうだ」
レイは何杯目かのおかわりを要求しながら、軽くいなした。
でも、そのしかめっ面は、どこか余裕がなさそうに見えた。
リュウは二杯おかわりして…、途中から、レイとマスターの会話についていけなくなった。酔いがまわっているのか、それとも、話の内容がぶっ飛んでいるからなのか…。
レイが連合宇宙軍に追われている?
伝説の男?
組織の分裂?
それに、マリオンって誰だ?
頭がくらくらしてきて、何も考えられなくなって。
「レイ」と呼ぶと気分が悪いのかと尋ねられた。「ううん」と首をふる。眠いだけだ。
「眠い」
と言うと、やさしく頭をなでられ、
「寝ていいよ。ソファ席に移る?」
リュウにはそこから先の記憶がない。
レイとマスターの会話を子守歌替わりに、幸せな眠りの中に落ちていったのだ。
もっとしっかりレイの話を聞いておけば良かった、と。悔やんでも悔やみきれない思いを味わうのを、この時のリュウは少しも知らなかった。
「エリス。俺は煙じゃない。消えてなくなったりしないよ。瞬きもせずに見つめるのはやめてくれないか、肩が凝る」
「そりゃあ、無理な注文だな。エリスにとっておまえさんは、10年間待ち続けた、消えた煙も同然の男だからな」
レイはちょっと困った顔をした。
「ねえレイ、レイッ?」
ジャケットの袖を引くと、レイはようやく注意をリュウに向けた。
そして、クエスチョンマークでいっぱいのリュウの疑問に応えた。いちおうは。
「ここはね、昔、俺がひいきにしてた店。うまい酒があって、話のできる男がいて…、ひとりになりたい時は、邪魔をせずに飲ませてくれた。
近くにこんな酒場があったらいいのにって、よく考えたもんだ。おまえがいたから、飲みに行く暇なんてなかったけどね」
「……、ごめん。俺が一緒にいてもらいたがったから、こられなかったのか? レイに無理を言ってたのはわかってた。甘えてたってことも…」
レイはリュウの頭をくしゃっとかき回してから、マスターに目を向けた。
「そういうわけなんだ」と言うと、もう一度リュウにやさしく微笑みかけた。
「おまえのせいじゃないよ。俺が昔、無茶やったから、ほとぼりがさめるまでこの辺りに近寄れなかっただけだ。この店にもね。死ぬわけにはいかなかったから」
マスターは二人のやりとりを驚きの目で見ていた。
「レイモンド。おまえさん、いい男になったな。そんなやさしい顔ができるようになるなんて、思ってもみなかったよ」
なあ、とエリザベスに相づちを求める。エリザベスはレイの笑顔を珍しいモノでも見るように見つめていた。
レイはこの店で、いつも飛びきりクールだったのだ。
「リュウを育てるのに苦労したからね。俺も丸くなっただろ。……でも、それだけじゃない。リュウがいてくれたから、俺は生きてこられた。ほんとは、甘えてるのは俺の方かもしれないな」
初めて聞くレイの台詞に、リュウは胸が締めつけられるような気がした。
──そんなことはない。レイがいなければ生きてこられなかったのは俺だ。レイの保護がなければ、一日だって
生きられやしなかった。
俺をスクールにやり、身の守り方を教えてくれた。そして、怯える俺を幼子のように甘えさせてくれた。
その温かい両腕で抱きしめてくれた。時には厳しく叱られたこともあるが、それも心配だったから。
俺は初めて出逢った時から、レイが大好きだ──
「なんか、この二人を見てたら、仲が良くて妬けちゃうわ。あなた、覚悟しなさいよ。わたしからレイモンドを奪ったりしたら許さないから!」
エリザベスの脅しに、へっと思いながら「レイの本名はレイモンドなんだ?」とリュウが確かめるように聞く。
「違うよ。レイモンドは死んだ。俺はおまえの兄で、阿刀野レイだ。エリスの慕ってた男はもういないんだ」
「よくもまあ、あっさりとレイモンドを殺してくれたわね。…じゃあ、わたしは今日から、阿刀野レイに焦がれるってわけ?」
臆面もなくエリザベスが口にする。
「やめてくれないかな。人は変わるんだ。俺はもう、エリスが焦がれてたような男じゃないよ」
残念だけど。レイが変わったのなら、いい方に変わったはずだとリュウは思った。
レイのようなすばらしい男がいたら…、女は放っておかない。
「エリスとは何にもないよ。エリスは子どもだったんだからね。恋愛の対象になんてならなかったよ」
本人を目の前に酷い台詞であった。
「もう、女から告白させといて、そこまで突き放すことないでしょうに。レイ、でいいのよね。今のわたしはおとなの女で、この美貌と抜群のプロポーションで男の目を惹きつけている。しかも連合宇宙軍の士官なのよ。こんなにいい女が、必死にアプローチしているんだから、それ相応の敬意を払ってくれてもいいんじゃない。そっちの士官訓練センターのぼうやも、ね」
そう言って胸を張ったエリザベスに、レイはくくくっと笑った。
「わかってないね、俺はいい女に不自由してないんだ。わたしはいい女でしょって迫るより、かわいい妹を思い出してって泣き落としの方がまだまし」
「もう、ほんとに! 憎くて殺してやりたいくらいだわ。そんな態度を続けるんなら、連合宇宙軍の牢に閉じ込めてやるから。そうしたら、二度と自由に宇宙を飛び回れやしないわよっ!」
怒りを爆発させたエリザベスをマスターがしぶい顔で諫めた。
「おまえは、ほんとうに子どもだな。そんな脅しでこの男を捕えることができると思うのか? 兄さんがおまえの姿を見たら、嘆くだろうて」
エリザベスが黙り込んだ。痛い言葉だったのだ。
「そうでもないよ、マスター。これだけステキな女性に真っ直ぐ言い寄られたら、男ならクラっときてもおかしくない。ケインだって、見逃すにはもったいないぞって忠告してくれるかもね」
「しかし、おまえさんは落ちんだろう?」
「そう、だね…」
言い切ったレイにマスターは声をひそめる。
「女をなぐさめるなら、最後までなぐさめるもんだ。そんなことだから、宇宙いち冷酷だなどと噂されるんだぞ」
「そうか。俺は女に冷たかったから、いや~なあだ名をもらったってわけだ」
レイはそう言って朗らかに笑った。どうしようもないと思ったのか、エリザベスが譲歩する。
「レイ。黙って消えたりしないなら、暴言の数々は許すわ。時々でいいから、顔を見せてよね」
このひとの気性からすれば、かなりの譲歩であろうその言葉を、レイはあっさり断った。
「いくらほとぼりが冷めたって言っても、無理だよ。ここは遠すぎる」
おまえさん、なにを勘違いしてるんだ、とマスターが反応した。
「ほとぼりが冷めたなんてことはないぞ」
「10年も経ってるのに? もう、時効じゃない」
「いや。誰もおまえさんのことをあきらめちゃいないはずだ」
「どうして断言できるんだい?」
レイが訊き返した。
「いま、組織が分裂しかけているのを知っているか?」
「ああ、噂になってるからね。けど、俺は関係ないよ」
「わかっとる。しかし、そう思わないものもいるようだぞ」
「迷惑な話だね」
「よく言うな。分裂の原因を作ったのは誰だと思ってるんだ」
リュウの顔にはクエスチョンマークが浮かんでいた。
「気にしなくていいよ。俺は何ひとつ関係ないんだから。みんな、それこそ俺を誰かと勘違いしているだけ。ね、マスター。レイモンドは死んだんだって」
「気持ちはわかるが。何しろおまえさんは伝説の男だからな。簡単には忘れてはもらえんぞ」
「伝説だったら、それこそ死んでるじゃない。俺はいま、真面目にコツコツ働いてるんだから。リュウと俺の暮らしを誰にも邪魔させたりしない」
レイの鋭いまなざしが、マスターに突き刺さった。
「そんな目を向けんでほしいな。震え上がるよ。わしは事実を事実として伝えてるだけなんだから…。それはそうと、この間、何年ぶりかでマリオンに会ったぞ」
レイの目がすっと細められた。
「どこで?」
「この店でだよ。いまおまえさんが座ってる隣で、ひとりで飲んでいった。昔を懐かしんでるようだったぞ」
「マリオンか。思い出したくもないね」
「向こうはそうでもないようだったが…」
「やめてくれる? せっかくのティア・ドロップが喉を通らなくなりそうだ」
レイは何杯目かのおかわりを要求しながら、軽くいなした。
でも、そのしかめっ面は、どこか余裕がなさそうに見えた。
リュウは二杯おかわりして…、途中から、レイとマスターの会話についていけなくなった。酔いがまわっているのか、それとも、話の内容がぶっ飛んでいるからなのか…。
レイが連合宇宙軍に追われている?
伝説の男?
組織の分裂?
それに、マリオンって誰だ?
頭がくらくらしてきて、何も考えられなくなって。
「レイ」と呼ぶと気分が悪いのかと尋ねられた。「ううん」と首をふる。眠いだけだ。
「眠い」
と言うと、やさしく頭をなでられ、
「寝ていいよ。ソファ席に移る?」
リュウにはそこから先の記憶がない。
レイとマスターの会話を子守歌替わりに、幸せな眠りの中に落ちていったのだ。
もっとしっかりレイの話を聞いておけば良かった、と。悔やんでも悔やみきれない思いを味わうのを、この時のリュウは少しも知らなかった。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる