41 / 129
ぽっちゃり女勇者と後三人誰だよ…の勇者パーティー(壊滅状態)
誤魔化すのも大変
しおりを挟む
「アルラギアの勇者とやらが、女王様の身体を要求していたのは分かりましたけど、残念ながら俺のお願いは別です。失礼かもしれませんがお子様には興味無いんでね」
「お、お子様!?」
女王様は俺にお子様扱いされたのがショックだったのか、死んだ顔から驚いた顔に変わる。
俺としては大分不服だけど、ロリコン扱いされるよりは女王に失礼な言動をする奴扱いの方がマシだ。
「だから言ったでしょ。勇者様はアルラギアの勇者とは違うって。勇者様が連れている二人を見れば女王ちゃんが好みじゃないって分かったし」
「言われてみれば確かに……」
「あのお二方に比べると女王様は……」
「……お子様」
「もう辞めて! もう辞めてぇ! 早とちりしたわたくしが悪かったからぁ!」
リベッネの言葉で、サンドラさんとメリサさんの二人と自分達の女王をよく見比べた護衛騎士達は納得して女王様をお子様扱いする。
……コイツらも大概失礼だな。
「……それじゃ、勘違いという事が分かって貰えたので俺のお願いを言いましょうか」
「はい! どうぞ! すぐにどうぞ!」
女王様は自分の早とちりをさっさと無かった事にしたいらしく、今すぐフィスフェレム討伐の要求を言ってくれと懇願する。
「では、早速。俺のお願いはオーゼキが持つ女神の剣、女神の藍を俺に託して頂きたいんです。確実に絶対にフィスフェレム討伐をしたいんで」
「……っ、なるほど……」
「勇者様の持つ女神の剣だけじゃ足りない……って事ですか?」
……チッ。
やっぱりこの要求は無茶だったか?
大関の持つ女神の藍を寄越せって要求は。
大分マイルドに言ったつもりだが。
女王様とリベッネの反応はあんまり良くなかった。
逆に女神の藍が無いとフィスフェレム討伐は無理なのか的な事を聞かれちまった。
……それなら話すしか無いか。
俺が持つ女神の剣、女神の黒の効果を。
「足りないというか……俺の持つ女神の剣って単体だと戦闘じゃあんま役に立たないんですよね。相手の攻撃魔法を斬ったり、打ち返したり出来る事以外はただのめちゃくちゃ切れ味の良い剣なだけですし」
「……攻撃魔法すら斬れる剣ってだけで凄そうに聞こえるのはアタシだけかな?」
「十分凄そう……だけど単体だとって何ですか?」
「見せた方が早いかもしれませんね」
俺は女神の紫を取り込んだ本来の俺の女神の剣、女神の黒を鞘から引き抜き、この部屋にいる人間全員へ見せる。
ケントの持っていた女神の紫を取り込んだ状態の女神の黒はサンドラさんとメリサさんにも見せていないからな。
丁度良いから二人にも見せた方が良い。
「黒い女神の剣!? リ、リベッネ!? 女神の剣って虹の七色じゃないの!?」
「言い伝えによれば、赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍色、紫。確かに虹の七色の剣をそれぞれ一本ずつ持った女神に選ばれた勇者が七人現れて、魔王を倒すって話だったはず……ん? よく見ると少しだけ紫が混じっているような……?」
「た、確かに!」
「本当だ! よく見ると少しだけ紫色の部分があるぞ!」
「これは一体……?」
思い出すなあ。
アイドラさんに女神の黒を見せた時もこんな反応だった。
言い伝えでは、女神の剣は虹の七色しか無いはずなのに何故黒!? って言っていたし。
「ね、ねえメリサ? あの紫色の部分って……?」
「間違いないですね。勇者ケントが持っていた女神の紫ですよ。なるほど……奪うと言っていたのはそういう訳ですか」
「え? え? どういうこと?」
サンドラさんからの反応は、何故紫色の部分が? という反応とあの紫色の部分ってもしかして……? という反応だった。
メリサさんは、ケントとサラから俺が全てを奪った現場にいたから、女神の黒が少し紫色が混じっている訳を察したようだ。
というか、女神の黒の能力に気付いたか?
まあいい、女王様達との話を続けよう。
「ああ、女神の黒の存在を知りませんでしたか。それもそうでしょうね。実は俺、八番目の勇者だったんですよ」
「八番目?」
「言い伝えと違う! 女神に選ばれる勇者って七人じゃないの!?」
言い伝えと違うってそりゃそうだろ。
イーリスが間違えさえしなければ、本来この世界に召喚されるのは女神の剣を持った勇者が七人と女神の加護を持った二十一人。
そして、勇者をリーダーにして四人一組の勇者パーティーを七組結成して、魔王軍七幹部を倒して、その後魔王を倒してこの世界を救い、元の世界へと帰っていく。
これが元々イーリスの計画で、この世界に伝わっている言い伝えだろ?
でも、俺という本来この世界に来るべきじゃない人間を召喚させた事で、色々狂ったんだ。
誤魔化すのだって、色々大変なんだぞ? マジでふざけんなよクソ女神が。
八番目の勇者ってのも、イーリスがこの世界での俺の存在意義を見出だす為に無理矢理考えただけだし。
あ、そうだ思い出した。
選んでおいて悪いけど、ケント辺りには期待していないから、八番目として君もこの世界で頑張ってくれないかな?
ってふざけた事をイーリスに言われて頭に来たんだよな。
それでイーリスの力を全部奪ってやろうと考えたんだった。
「お、お子様!?」
女王様は俺にお子様扱いされたのがショックだったのか、死んだ顔から驚いた顔に変わる。
俺としては大分不服だけど、ロリコン扱いされるよりは女王に失礼な言動をする奴扱いの方がマシだ。
「だから言ったでしょ。勇者様はアルラギアの勇者とは違うって。勇者様が連れている二人を見れば女王ちゃんが好みじゃないって分かったし」
「言われてみれば確かに……」
「あのお二方に比べると女王様は……」
「……お子様」
「もう辞めて! もう辞めてぇ! 早とちりしたわたくしが悪かったからぁ!」
リベッネの言葉で、サンドラさんとメリサさんの二人と自分達の女王をよく見比べた護衛騎士達は納得して女王様をお子様扱いする。
……コイツらも大概失礼だな。
「……それじゃ、勘違いという事が分かって貰えたので俺のお願いを言いましょうか」
「はい! どうぞ! すぐにどうぞ!」
女王様は自分の早とちりをさっさと無かった事にしたいらしく、今すぐフィスフェレム討伐の要求を言ってくれと懇願する。
「では、早速。俺のお願いはオーゼキが持つ女神の剣、女神の藍を俺に託して頂きたいんです。確実に絶対にフィスフェレム討伐をしたいんで」
「……っ、なるほど……」
「勇者様の持つ女神の剣だけじゃ足りない……って事ですか?」
……チッ。
やっぱりこの要求は無茶だったか?
大関の持つ女神の藍を寄越せって要求は。
大分マイルドに言ったつもりだが。
女王様とリベッネの反応はあんまり良くなかった。
逆に女神の藍が無いとフィスフェレム討伐は無理なのか的な事を聞かれちまった。
……それなら話すしか無いか。
俺が持つ女神の剣、女神の黒の効果を。
「足りないというか……俺の持つ女神の剣って単体だと戦闘じゃあんま役に立たないんですよね。相手の攻撃魔法を斬ったり、打ち返したり出来る事以外はただのめちゃくちゃ切れ味の良い剣なだけですし」
「……攻撃魔法すら斬れる剣ってだけで凄そうに聞こえるのはアタシだけかな?」
「十分凄そう……だけど単体だとって何ですか?」
「見せた方が早いかもしれませんね」
俺は女神の紫を取り込んだ本来の俺の女神の剣、女神の黒を鞘から引き抜き、この部屋にいる人間全員へ見せる。
ケントの持っていた女神の紫を取り込んだ状態の女神の黒はサンドラさんとメリサさんにも見せていないからな。
丁度良いから二人にも見せた方が良い。
「黒い女神の剣!? リ、リベッネ!? 女神の剣って虹の七色じゃないの!?」
「言い伝えによれば、赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍色、紫。確かに虹の七色の剣をそれぞれ一本ずつ持った女神に選ばれた勇者が七人現れて、魔王を倒すって話だったはず……ん? よく見ると少しだけ紫が混じっているような……?」
「た、確かに!」
「本当だ! よく見ると少しだけ紫色の部分があるぞ!」
「これは一体……?」
思い出すなあ。
アイドラさんに女神の黒を見せた時もこんな反応だった。
言い伝えでは、女神の剣は虹の七色しか無いはずなのに何故黒!? って言っていたし。
「ね、ねえメリサ? あの紫色の部分って……?」
「間違いないですね。勇者ケントが持っていた女神の紫ですよ。なるほど……奪うと言っていたのはそういう訳ですか」
「え? え? どういうこと?」
サンドラさんからの反応は、何故紫色の部分が? という反応とあの紫色の部分ってもしかして……? という反応だった。
メリサさんは、ケントとサラから俺が全てを奪った現場にいたから、女神の黒が少し紫色が混じっている訳を察したようだ。
というか、女神の黒の能力に気付いたか?
まあいい、女王様達との話を続けよう。
「ああ、女神の黒の存在を知りませんでしたか。それもそうでしょうね。実は俺、八番目の勇者だったんですよ」
「八番目?」
「言い伝えと違う! 女神に選ばれる勇者って七人じゃないの!?」
言い伝えと違うってそりゃそうだろ。
イーリスが間違えさえしなければ、本来この世界に召喚されるのは女神の剣を持った勇者が七人と女神の加護を持った二十一人。
そして、勇者をリーダーにして四人一組の勇者パーティーを七組結成して、魔王軍七幹部を倒して、その後魔王を倒してこの世界を救い、元の世界へと帰っていく。
これが元々イーリスの計画で、この世界に伝わっている言い伝えだろ?
でも、俺という本来この世界に来るべきじゃない人間を召喚させた事で、色々狂ったんだ。
誤魔化すのだって、色々大変なんだぞ? マジでふざけんなよクソ女神が。
八番目の勇者ってのも、イーリスがこの世界での俺の存在意義を見出だす為に無理矢理考えただけだし。
あ、そうだ思い出した。
選んでおいて悪いけど、ケント辺りには期待していないから、八番目として君もこの世界で頑張ってくれないかな?
ってふざけた事をイーリスに言われて頭に来たんだよな。
それでイーリスの力を全部奪ってやろうと考えたんだった。
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる